JPS6325434A - レンジフ−ド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は厨房の油煙を排気するレンジフードに関するも
のである。

従来の技術 従来よりこの種のレンジフードは、調理時に発生する油
煙を確実に捕集して、周囲の壁面等を汚さないように構
成したものが要望されていた。

このようなことから従来のレンジフードは、たとえば第
３図に示すように構成されていた。すなわち、水平側枠
体３２と垂直側枠体３３により、内部が中空でほぼ逆り
字状に形成した本体３１を、ガスレンジ３７土方の吊戸
棚３８の下面と換気口３９を設けた背壁４０に当接させ
て、吊戸棚３８または背壁４０に固定し、前記垂直側枠
体３３の後面に設けた排気口４１を換気口３９に合致さ
せ、換気口３９に室内空気を排出する送風機３４を設け
ていた。そして垂直側枠体３３の下部にガスレンジ３７
に対向するように下部吸気口３５が、また水平側枠体３
２の下面に上部吸気口３６が設けられていた。なお、図
中、４２は換気口３９からの雨水の侵入を阻止するだめ
に背壁４０の外壁面に設けられたウェザ−カバーである
。

上記構成において、調理時に送風機３４を運転すると、
発生した油煙は、矢印Ｐで示すようにガスレンジ３７に
近い下部吸気口３６から大半が吸込まれて排気口４１を
通って換気口３９から室外に排出される。そして矢印Ｑ
で示すように下部吸気口３６に吸込１れずに上方に漏れ
て上昇した油煙は、上部吸気口３６から吸込まれて同様
に換気３へ一／ 口３９から室外に排出され、このようにして、油煙はほ
とんど漏らさずに捕集して排気されていた。

（たとえば、特開昭５９−４４５３９号公報）発明が解
決しようとする問題点 ところで、このような従来の構成では、垂直側枠体３３
の後面の排気口４１を換気口３９に合致させてこの位置
に送風機３４を設置しているため、背壁４０に換気口３
９を設けなければならないが、建物の構造によっては、
その部分に鉄骨等があって換気口３９を設けることがで
きず、レンジフードを取付けることができないという問
題があった。

また、ガスレンジ３７の近傍に下部吸気口３６が設けら
れているため、火炎を吸引して吸込んでし寸うという危
険性があった。さらに、本体３１の下部、すなわち調理
する者の近くに下部吸気口３６を設けているため、送風
・機３４の運転音が大きく耳ざわりに聞えるという問題
もあった。また、送風機３４が背壁４０に取り付けられ
ているため、清掃性が悪いという問題もあった。

本発明はこのような問題点を解決するもので、取付場所
が限定されず、また安全性の高い、さらに運転音の静か
な清掃性のすぐれたレンジフードを提供することを目的
とするものである。

問題点を解決するだめの手段 この問題点を解決するだめに本発明は、水平側枠体と垂
直側枠体により、内部が中空でほぼ逆り字状に形成した
本体と、前記水平側枠体の下面に設けた本体吸気口と、
前記垂直側枠体の前面を開閉する前面カバーと、前記本
体の垂直側枠体内に収納される送風機とからなり、前記
送風機を前面カバーに取り付けてなるレンジフードを構
成したものである。

作　　用 この構成により、送風機は本体内に設けられているので
、本体と室外とをダクト配管で連通ずることによって背
壁、側壁等都合のよい箇所に換気口を設けることができ
、しだがって、レンジフードは場所を限定されることな
く取付けることができ、壕だ本体の」二部に本体吸気口
を設けているので、ガスレンジからの火炎を吸引して吸
込むことがなくなり、さらに送風機の運転音は、まず垂
直側枠体の後面に当たり、その後垂直側枠体の空間から
水平側枠体部の空間を通って迂回し、本体吸気口から室
内にかなり減衰して伝播することとなる。また、送風機
は前面カバーに取り付けられているので、取りはずしが
容易に行なえることとなる。

実施例 以下本発明の一実施例を第１図および第２図にもとすき
説明する。すなわち水平側枠体２と垂直側枠体３により
、内部が中空でほぼ逆り字状に形成した本体１の内部に
送風機４を有しており、この送風機４は前記本体の垂直
側枠体３の前面を開閉する前面カバー１８に吸込口５が
垂直側枠体３の後面に対向するように取り付けてあり、
この前面カバー１８は、ちょうつがいなどの金具（図示
せず）で開閉が容易におこなえ、あるいは簡単に取りは
ずせるようになっている。また吐出口６は前記水平側枠
体２の上面部に設けた本体排気ロアに合致するように接
続用ダクト１９で連結されて６、．７ おり、この接続用ダクト１９は、清掃時前面カバー１８
とともに送風機４を容易に取りはずせるように、中間部
で容易に取りはずしが可能なようになっている（図示せ
ず）。本体排気ロアの上部には、この本体排気ロアと、
背壁１４に設けた換気口１６を連通ずるダクト１１を接
続するアダプタ１０が設けられており、また換気口１６
の屋外側には雨水の室内への侵入を阻止するウェザ−カ
バー１６が設けられている。そして水平側枠体２の下面
に本体吸気口８を設け、この本体吸気口８には油煙中の
油塵を捕集して本体１内部の汚れを少なくするためのフ
ィルタ９を配設している。なお、図中、１２は垂直側枠
体２の前端部に設けて、調理時に手元を明るく照らす照
明器である。

上記構成において、調理時に送風機４を運転すると、ガ
スレンジ１７より発生し上昇していく油煙は本体吸気口
８より吸込まれることとなるが、後方に拡散する油煙は
垂直側枠体に沿って上昇し本体吸気口８に吸込まれ、ま
た前方に拡散する油煙も、本体吸気口８が本体１の前部
に設けられて７　ヘー。

いるの、でほとんど漏らさずに吸込み、このようにして
効率よく捕集されることとなる。捕集された油煙は本体
排気ロアからダクト１１を通って室外に排出される。そ
して、このとき送風機４の運転音は、吸込口５が垂直側
枠体３の後面に対向しているため、まずこの後面に当た
り、その後垂直側枠体３の空間から水平側枠体２の空間
を通って迂回し、本体１の上部に設けた本体吸気口８を
通って室内側に伝播していくので、かなり減衰して低減
されることとなる。また、調理中に何らかの原つぎにこ
のレンジフードの取付方法を以下に説明する。まず本体
１をガスレンジ１７の上方の吊戸棚１３の下面あるいは
背壁１４に固定し、つぎに背壁１４に設けた換気口１６
と本体排気ロアをアダプタ１ｏを介して連通し、最後に
換気口１６をおおってウェザ−カバー１６を背壁１４の
室外面に固定して完了する。このようにして取付けられ
るので、換気口１６は都合のよい箇所に設けて、本体１
との連通はダクト配管によればよい。

さらに、清掃時において、送風機４は前面カバー１８と
ともに本体１から取りはずすことができるので、清掃が
行ないやすい場所に自由に移動でき、清掃性が向上する
こととなる。

以上のように本実施例によれば、レンジフードは取付場
所に限定されずに取付けることができ、そして運転時に
おいては、火炎を吸引することなく安全に、また静かな
音で運転され、かつ清掃性もすぐれることとなる。

なお、実施例では本体排気ロアを水平側枠体２の上面に
設けているが、背面、側面にも設け、工事性、厨房の配
置等によって選択して使用してもよい。

発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように本発明によれば
、レンジフードを取付場所に限定されることなく取付け
ることができ、また本体吸気口を本体の上部に設けてい
るのでガスレンジからの火炎を吸引して吸込む危険がな
くなり安全性が向上９へ−ジ し、さらに運転音は、まず垂直側枠体の後面に当たり、
その後垂直側枠体の空間から水平側枠体の空間を通って
迂回し、本体の上部の本体吸気口から室内に伝播するの
で、減衰して静かな音となり、かつ送風機は前面カバー
とともに本体から取りはずせるので清掃性が向上すると
いう゛効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるレンジフードを示す断
面図、第２図は同レンジフードの設置状態を示す側面図
、第３図は従来のレンジフードの設置状態を示す断面図
である。 １・・・・・・本体、２・・・・・・水平側枠体、３・
・・・・・垂直側枠体、４・・・・・・送風機、５・・
・・・・吸込口、８・・・・・・本体吸気口、１８・・
・・・・前面カバー。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名＋−
本俸 ４−ｉ胤磯 第２図 １さ開昭６３−２５４３４　（４） 第３図 ４２　　　　　　＼　３Ｂ す０

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　水平側枠体と垂直側枠体により、内部が中空でほぼ逆
   Ｌ字状に形成した本体と、前記水平側枠体の下面に設け
   た本体吸込口と、前記垂直側枠体の前面を開閉する前面
   カバーと、前記本体の垂直側枠体内に収納される送風機
   とからなり、前記送風機を前面カバーに取り付けてなる
   レンジフード。