JPS63254345A

JPS63254345A - 風向変更装置

Info

Publication number: JPS63254345A
Application number: JP9029587A
Authority: JP
Inventors: Seiichi Sakurai; 桜井　成一
Original assignee: Matsushita Refrigeration Co
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1987-04-13
Filing date: 1987-04-13
Publication date: 1988-10-21
Anticipated expiration: 2012-03-12
Also published as: JP2589691B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は主として空気調和機における風向変更装置に関
するものである。

従来の技術最近、天井埋込みタイプの空気調和機等は、部屋の形状
に合わせて、２方向吹出、３方向吹出、４方向吹出と多
方向吹出となシ使用者側に選択の余地を与えるようにな
シつつある。

以下図面を参照しながら、上述した従来の空気調和機の
風向変更装置の一例について説明する。

第４図は、従来の風向変更装置を含む空気調和機の斜視
図、第５図は第４図のｖ−ｖ’線における垂直断面図、
第６図は第５図のＭ　−ｖｔ’ｓにおける水平断面図で
ある。

第４図〜第６図において、１はキャビネット、２は吹出
口で、キャビネット１の下面外周の４個所に位置する。

３は単一の吸込口で、キャビネット１の下面中央部に位
置する。４は遠心式ファンで、キャビネット１の中心に
内蔵される。６は熱又換器で、円形状を成し遠心式ファ
ン４の外周を取り巻いて置かれる。６は風路で、熱交換
器５の下流で吹出口２に至るま−での空間である。７は
吹出ルーバで、長辺方向でキャビネット１に枢支される
。

以上のように信成された風向装置について、以下その動
作について説明する。

まず、遠心式７１ン４が運転されると、吸込口３より空
気が吸込まれ熱又換器６へと吹出される。

熱交換器５を通った空気は風路６を通過、吹出口２へと
導かれる。その中で吹出ルーバ７によシ風向を調整され
て、外部へと吹出されてゆく。

発明が解決しようとする問題点しかしながら、上記のような構成では、吹出口が４個所
に分散されているために、吹出口の１個当シ風量が減り
、風速も小さめ０そのため、暖房時吹出気流床面への到
達距離か短かくなってしまっていた。なお、全体風量を
上げて、風速を上げれば、ファンサイズのアップ、ファ
ンモータのトルクアップを伴い省資源、省エネルギー、
低騒音知反するものとなる。また、４方向吹出時に風速
を上げようと吹出口を小さくした場合、２方向吹出時（
このとき他の２方向を封止する。）に総吹出口面積が、
小さくなりすぎ、多大な圧損を生じ、全体風量の低下、
騒音の増大へつながる欠点があった。

以上、暖房時において床面への到達距離が不足し、温度
分布の不均一が生じ、快適空間を得られないという問題
点かあった。

本発明は、上記問題点に鑑み、４方向吹出時でも、２方
向吹出時でも、床面への到達距離を伸ばすことができ、
かつ省資源、省エネルギー、低騒音に反せず、快適な空
調空間を実現できる風向変更装置を得ることを目的とす
る。

問題点を解決するための手段上記問題点を解決するために本発明の風向変更装置は吹
出ルーバが長辺方向に回動軸を有し、かつその回動軸を
境に２分して折れるようにし、片側を風路壁面に近接で
きる構造としたものである。

作　　用本発明は上記した構成によって、４方向吹出時には、吹
出ルーバの片側を切シ、風路壁面に近接させ、吹出口面
積の一部を閉鎖するため、残シの開放部分の風速が大き
くなって、床面への到達距離を伸ばすことができる。な
お、この際、開放部分の吹出ルーバ部分は回動自在であ
シ、風向調整可能である。

次に、２方向吹出時には、従来の吹出ルーバのような１
枚板の状態に戻して用いる。

これによシ、１個当シの吹出面積が、４方向時の約倍に
なシ、圧損を減らせ、騒音増加も防ぐことができる。

実施例以下本発明の一実施例の送風装置について、図面を参照
しながら説明する。

第１図は風向変更装置の吹出ルーバ部の斜視図、第２図
は風向変更装置の４方向吹出時を示す垂直断面図、第３
図は風向変更装置の２方向吹出時を示す垂直断面図であ
る。第１図〜第３図において、８はキャビネット、９は
吹出口で、キャビネット８の下面外周の４個所に位置す
る。１ｏは熱交換器で、円形状を成し、遠心式ファン（
図示せず）の外周を取シ巻いて置かれる。１１は風路で
、熱交換器１ｏの下流で吹出口９に至るまでの空間であ
る。１２は吹出ルーバで、吹出ルーバ下部１２ａと吹出
ルーバ上部１２ｂを有する。吹出ルーバ下部１２ａは上
端部に長辺方向の回動軸１３を有しキャビネット８に枢
支される。

ルーバ上部１２ｂは、下端部が上記回動軸１３側に枢支
され、吹出ルーバ下部１２ａの回動とは独立自在に回動
でき、かつ長辺他端は風路１１の熱交換器１ｏ側の壁面
と密着できる。１４はルーバ固定用突起で凹型の弾性体
で、風路１１の熱交換器１ｏ側の壁面にあシ、吹出ルー
バ上部１２ｂを倒したときに挟持する。

以上のように構成された風向変更装置について、以下第
１図〜第３図を用いてその動作を説明すムまず、４方向
吹出時から説明すると、第２図のごとく吹出ルーバ上部
１２ｂは、風路１１の熱交換器１０側の壁面に密着する
まで手で倒され、ルーバ固定用突起１４によシ挾持され
ている。このとき、遠心式ファン（図示せず）よシ吹出
された空気は、熱交換器１ｏを通シ、風路１１を通過、
吹出口９よ勺吹出されが、吹出ルーバ上部１２ｂが吹出
口９の一部を閉鎖しているため、風路１１内の圧力が高
められ、吹出風速が増し、暖房時吹出気流の到達距離が
伸び床面へ届く。また、吹出ルーバ下部１２ａは、吹出
ルーバ上部１２ｂが固定されていても、回動自在なため
、風向調整が可能である。

次に、２方向吹出時の説明を行なう。第３図のごとく吹
出ルーバ上部１２ｂを手で、ルーバ固定用突起１４から
解放し、吹出ルーバ下部１２ａと一直線状になるように
回動させる。４方向吹出口９のうち不必要な２方向の吹
出口９を封止し、残）の吹出口９を以って、２方向吹出
とするか、ファンが一定運転しているため風路１１内の
圧力が高まシ吹出口９からの吹出風速は前記４方向吹出
時と同程度の風速となシ、暖房時吹出気流の到達距離が
伸び、床面へ十分届くようになる。このときの全体風量
は４方向吹出時と＃ｌぼ同等でかつ騒音の増大もない。

以上のように本実施例によれば、吹出ルーバか回動軸に
て２つに折れ、かつ片側の部分を風路壁面に密着固定で
きる構造によシ、４方向時の風量分散時にも風速を上げ
ることができ、暖房時の吹出気流の床面への到達距離を
伸ばせると同時に、２方向吹出時には、吹出ルーバを元
へ戻し一体形とすることによシ、全体風量を確保し、騒
音の増大なく床面への到達距離を伸ばせるため、温度分
布の均一な快適空調空間を得る風向変更装置を提供でき
る。

発明の効果以上のように本発明は、複数の吹出口と、前記吹出口の
上流側に接続される風格と、前記吹出口内にて長辺方向
に枢支される回動軸を有し、かつ前記回動軸を境に２分
して折曲自在で片側が前記風路壁面と近接できるように
した吹出ルーバとすることによシ、多方向吹出時の風速
調整が可能となシ、吹出口の圧損増加も、騒音の増加も
ともに生ぜず、ファンのサイズアップやファンモータの
トルクアップの必要もなく、省資源、省エネルギーに反
することなくして暖房時の吹出気流を床面に到達でき、
温度分布の均一な快適空間を実現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における風向変更装置の吹出
ルーバ部の斜視図、第２図は上記風向変更装置の４方向
吹出時を示す縦断面図、第３図は同じく２方向吹出時を
示す縦断面図、第４図は従来の風向変更装置を含む空気
調和機の斜視図、第６図は第４図のｖ−ｖ’線における
水平断面図、第６図は第６図のｗ　−■’線における垂
直ｍ面図である。９・・・・・・吹出口、１１・・・・・・風路、１２・
・・・・・吹出ルーバ。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名ｉ１
図ｑ−−一吹出口１２　図　　　　　　　　　　　　１１−　　風路／２
−−一吹出ルー）ぐ

Claims

【特許請求の範囲】

複数の吹出口と、前記吹出口の上流側に接続される風路
と、前記吹出口内に長辺方向の回動軸にて枢支された吹
出ルーバ下部と、同じく上記回動軸に枢支された吹出ル
ーバ上部から成る吹出ルーバとを備え、前記吹出ルーバ
上部の反枢支側端部を前記風路壁面に近接できるように
した風向変更装置。