JPH03186145A - 空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空気調和機のとくに吹出し構造に関するもの
である。

従来の技術 最近、天井埋込みタイプの空気調和機等は、部屋の形状
に合わせて、２方向吹出、３方向吹出、４方向吹出と多
方向吹出となり使用者側に選択の余地を与えるようにな
シつつある（実開昭６６−１７１８４号公報）。

以下図面を参照しながら、上述した従来の空気調和機の
風向変更装置の一例について説明する。

第３図は、従来の風向変更装置を含む空気調和機の斜視
図、第４図は第３図のｖ　−ｖ’線における垂直断面図
、第５図は第４図のＶＩ−Ｖｌ’線における水平断面図
である。

第３図〜第６図において、１はキャビネット、２は吹出
口で、キャビネット１の下面外周の４個所に位置する。

３は単一の吸込口で、キャビネット１の下面中央部に位
置する。４は遠心式ファンで、キャビネット１の中心に
内蔵される。５は熱交換器で、円形状を威し遠心式ファ
ン４の外周を取シ巻いて置かれる。６は風路で、熱交換
器６の下流で吹出口２に至る１での空間である。７は吹
出ルーバで、長辺方向でキャビネット１に枢支される。

以上のように構成された風向装置について、以下その動
作について説明する。

１す、遠心式ファン４が運転されると、吸込口３より空
気が吸込１れ熱交換？Ｊ？ｉ６へと吹出される。

熱交換器６を通った空気は風路６を通過、吹出口２へと
導かれる。その中で吹出ルーバ７によ＃）風向を調整さ
れて、外部へと吹出されてゆ〈。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成では、吹出口が４個所
に分散されているために、吹出口の１個当り風量が減り
、風速も小さい。とくに弱風運転では暖房時吹出気流の
床面への到達距離が短かくなってし１っていた。すなわ
ち、被空調室において暖房時、空調機を通過した空調空
気（温風）は非空調空気よシ比重が重いため被空調室の
−Ｅ周部へ滞留する傾向にあり、床面１で温度がとどき
にくいものである。従って全体風量を上げて、風速ｔｌ
：、けしば、ファンノイズのアップ、ファンモータのト
ル、クアップを伴い省資源、省エネルギ低騒音に反する
ものとなる。また、４方向吹出時に風速を上げようと吹
出口を小さくした基台、２方向吹出時（このとき他の２
方向を封止する。）に総吹出口面積が小さくなりすぎ、
多大な圧損を生じ、全体風量の低下、騒音の増大へつな
がる欠ｄがあった。

以上、暖房時において床面への到達距離が不足し、温度
分術の不均一が生じ、快適空間を得られないという問題
点があった。

本発明は、上記問題点に鑑み、４方向吹出時でも、２方
向吹出時でも、床面への到達距離を伸ばすことができ、
かつ省資源、省エネルギー、低騒音に反ぜす、快適な空
調空間を実現できる風向変更装置を得ることを目的とす
る。

課題を解決するための手段 」二足問題点を解決するために本発明は、空気吐出風路
に、この風路の風路面積を可変するための開閉ルーバー
をもうけ、風量が大のときは前記風路面積が大で、風量
が少のときは、風路面積が小となるよう開閉ルーバーの
調整を行うようにし、この開閉ルーバーを、前記空気調
和機の送風用電動機が強、すなわち風量が大のときは開
とし、送風用電動機が弱のとき、すなわち風量が少のと
きは閉となるよう構成し風量可変・風速一定を可能にし
たものである。

作　　用 本発明は上記した構成によって、送風用電動機が弱の時
には、空気吐出風路に設けた開閉ルーバーを閉にし、空
気吐出風路面積の一部を閉鎖するため、残シの開放部分
の風速が大きくなって、床面への到達距離を伸ばすこと
ができる。

なお、この際、開放部分の吹出ルーバ一部分は回動自在
であシ風向調整可能である。

実施例 以下本発明の一実施例の空気調和機について、図面を参
照しながら説明する。

第１図は、風向変更装置を含む空気調和機の斜視図、第
２図は、第１図のＡ−Ａ線における垂直断面図である。

第１図及び第２図において、１はキャビネット、２は吹
出口でキャビネット１の下面外周の４ケ所に位置する。

３は単一の吸込口でキャビネット１の下面中央部に位置
する。４は遠心式ファンでキャビネット１の中心に内蔵
されている。５は熱交換器で、円形状を威し遠心式ファ
ン４の外周を取シ巻いて置かれている。６は風路で熱交
換器５の下流で吹出口２に至る１での空間である。

７は吹出ルーバーで長辺方向でキャビネット１に枢支さ
れている。

８は遠心式ファン４を回す送風機用電動機、９は風路６
の面積を調整する開閉ル−バーで、１０は風量によって
開閉ルーバーを制御する制御箱である。

以上のように構成された空気調和機の動作について説明
する。

被空調室の空気は空気吸込口３より遠心式ファン４を経
て、熱交換器５を通過する。この時、暖房時は、この部
分で加熱され温風となυ風路６を通シ２の吹出口から被
空調室へ吐出され被空調室は暖房される。

暖房運転時、送風機用電動機８が強の時、すなわち風量
が大のときは、風路内に設けである９の開閉ルーバーは
、９ａで示すが如く「開」の状態となる。そして送風機
用電動機８か弱に切シ変わると、すなわち風足が少にな
ると風路内に設けである開閉ルーパー９は９ｂで示すが
如く「閉」の状態となるため、風路６の圧力が高められ
、吹出風速が増し暖房的吹出気流の到達距離が伸び床面
１で届くことになる。

以上のように本実施例によれば、風量が少なくなると開
閉ルーパーが「閉」となるため風の吐出風速は「開」時
に比べ早くなシ、従って風速到達距離は伸び床面１で温
風が届くことになシ被空調室の上下における湯度差が縮
小され快適空調空間を得ることが出きる風路弯更装置を
提供するものである。

発明の効果 以上のように本発明は、空気吐出風路に、この風路の風
路面積を可変にするための開閉ルーパーを設け、Ｋ量が
大のときは、前記風路面積が大で風ｉが少のときは、風
路面積が小となるよう開閉／レーバーで調整を行うよう
にし、この開閉ルーバーを空気調和機の送風用電動機が
強、すなわち風量が大のとき開とし前記送風用電動機が
弱のときは、すなわち風量が少のときは閉となるように
することにより、風速調整が可能とな９、吹出口の圧損
増加も騒音の増加もともに生ぜず、ファンのノイズアッ
プや、ファンモーターのトルクアップの必要もなく、省
資源、省エネルギーに反することなくして、暖房時の吹
出気流を床面に到達でき、温度分布の均一な快適空間を
実現することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における空気調和機の斜視図
、第２図は第１図におけるＡ−Ａ線における垂直断面図
、第３図は従来の空気調和機の斜視図、第４図は第３図
のＶ　−Ｖ／線における垂直断面図、第５図は第４図の
Ｖｌ　−Ｖｌ’線における水平断面図である。 ６・・−・・・風路、８・・・・・・送風機用電動機、
９・・・・・・開閉／レーバー、１０・・・・・・制御
箱。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 風量調節が可能な空気調和機において、空気吐出風路に
   、この風路の風路面積を可変にするための開閉ルーバー
   をもうけ、風量が大のとき前記風路面積が大で、風量が
   少のとき風路面積が、小となるよう開閉ルーバーで調整
   を行うとともにこの開閉ルーバーを前記空気調和機の送
   風用電動機が強、すなわち風量が大のときは開とし、送
   風用電動機が弱のとき、すなわち風量が少のときは閉と
   なるよう構成したことを特徴とした空気調和機。