JPS63254231A - ボ−ルクラツチ - Google Patents

ボ−ルクラツチ

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JPS63254231A
JPS63254231A JP8877287A JP8877287A JPS63254231A JP S63254231 A JPS63254231 A JP S63254231A JP 8877287 A JP8877287 A JP 8877287A JP 8877287 A JP8877287 A JP 8877287A JP S63254231 A JPS63254231 A JP S63254231A
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JP
Japan
Prior art keywords
ball
torque
ball holding
holding holes
holding hole
Prior art date
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Granted
Application number
JP8877287A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0250332B2 (ja
Inventor
Isamu Nakano
勇 中野
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Tsubakimoto Emerson Co
Original Assignee
Tsubakimoto Emerson Co
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Publication date
Application filed by Tsubakimoto Emerson Co filed Critical Tsubakimoto Emerson Co
Priority to JP8877287A priority Critical patent/JPS63254231A/ja
Publication of JPS63254231A publication Critical patent/JPS63254231A/ja
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  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ボールクラッチに関し、特に、従動部に過負
荷が加わり、トルク伝達が行われなくなるときのトルク
、即ち、トリップトルクを駆動部の回転方向によって異
ならしめたボールクラッチに関する。
従来の技術 i・ルク伝達機構の駆動部と従動部との間に設けて、負
荷トルクが所定値以上になったとき、駆動トルクを逃が
し、駆動側及び従動側の機構の損傷を防止する安全装置
の一種としてボールクラッチがある。
その構成は、少なくとも一方が有底のボール保持穴を有
する、相対向するハブの鍔部とドリブンプレートの間に
ボールを押圧介在せしめてトルクを伝達し、過負荷時に
は前記ボール保持穴からボールが押圧力に抗して脱出す
るようにしてなるものである。
ところが、前記複数のボール保持穴は1つの円上に形成
されているので、いわゆるトリップトルクは、トルク伝
達機構の駆動部の正逆回転方向について、同一であった
発明が解決しようとする問題点 ところが、このような従来のボールクラッチを、回転方
向によって異なるトリップトルクを必要とするトルク伝
達機構に使用するとき(例えば、水門ゲートの開閉のよ
うな場合)は、そのトルク伝達機構の伝達経路を2つに
分け、各伝達経路に異なるトリップトルクを設定したポ
ールクラッチを使用しなければならなかった。
そのため、従来のボールクラッチは、前記のような用途
においては次のような問題があった。
(1)トルク伝達経路が2つになるため構造が複雑にな
る。
(2)  駆動部の回転方向が変わる度に、回転力の伝
達経路を切換える操作上のわずられしさがある。
(3)生産コストが高くなる。
(4)  スペースを多く必要とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、少なくとも一方が有底のポール保持穴を有す
る、相対向するハブの鍔部とドリブンプレートの間にボ
ールを押圧介在せしめてトルクを伝達し、過負荷時には
前記ボール保持穴からボールが押圧力に抗して脱出する
ようにしたボールクラッチにおいて、前記ボール保持穴
は異なる直径の同心円上に複数配置され、同じ円上のボ
ール保持穴は同じ方向に、異なる円上のボール保持穴は
異なる方向に、夫々ポールの逃げ部を有する構成により
前記問題点を解決した。
作      用 本発明は、以上の構成であり、ハブを例えば正回転する
と、ボール保持穴に押圧係合しているボールを介してド
リブンプレートがハブと一体の状態で回転する。
ハブの回転中、ドリブンプレートに過負荷が加わると、
ハブの回転方向と反対方向(逆転方向)側にボール逃げ
部を形成したボール保持穴に係合しているボールは、該
ボール逃げ部を案内として該ボール保持穴から脱出する
。一方、直径の異なる他の円上に形成したボール保持穴
に係合しているボールは該ボール保持穴から直接平面部
に脱出する。この結果、駆動トルクを逃がすことができ
る。
ハブが逆転し、ドリブンプレートに過負荷が加わったと
きも同様の現象が生じるが、逃げ部を介するボールの脱
出と、直接平面部への脱出は、2つの同心円について前
述の正転の場合とは逆の関係になっている。
ところが、ボールがボール保持穴から脱出する際、\ボ
ール逃げ部を案内として脱出する方より、ボール保持穴
から直接平面部に脱出する方が、脱出抵抗力が大きい。
従って、ボール保持穴から直接脱出する抵抗力がトリッ
プトルクを定めることになる。しかも、ボール保持穴か
ら直接脱出するボールは、回転方向によって異なる円上
にあるため、前記脱出抵抗力と、ボール保持穴の配設円
の半径との積からなる最大駆動伝達トルクが回転方向に
よって異なる。即ち、回転方向によってトリップトルク
が異なる。
実  施  例 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
回転軸Aには、キーAaにより共動回転するハブ11が
嵌挿しである。
ハブ11は鍔部11aと、円筒部11bとで構成されて
いる。
鍔部11aの円筒部11b側の側面11C上には、前記
回転軸Aの軸心を中心とした半j:515 r a 。
rbの2つの同心円Sa、Sb上の夫々に、等間隔で複
数の第1のボール保持穴12と、第2のボール保持穴1
3とが形成しである。なお、本実施例でボール保持穴は
各3個であるが、これに限定されるものではないことは
当然である。
第1及び第2のボール保持穴12.13は第3図に示す
ように円錐状の窪み形状をしている。その各ボール保持
穴12.13には、ボール保持穴12.13に向って下
り勾配の溝状の第1及び第2のボール逃げ部14.15
が夫々連設しである。
第1のボール逃げ部14は、円Saの上を第1のボール
保持穴12の反時計方向く第2図矢印X方向)側に、第
2のボール逃げ部15は、円sb上を第2のボール保持
穴13の時計方向(矢印Y方向)側に、夫々形成しであ
る(第3図参照)。
前記ハブ11の円筒部11bには、ドリブンプレート1
6、プレッシャープレート17、複数枚の皿バネ18が
順に嵌挿され、最後にトルク調整ナツト19が円筒部1
1bのネジ部lidに締め込まれる。
ドリブンプレート16ば、円筒部11b上に設けた軸受
20に嵌合しているとともに、止め輪21によって円筒
部材11b上を移動しないように位置規制がなされてい
る。さらに、前記第1及び第2のボール保持穴12.1
3に対向した位置には、該穴に係合する第1及び第2の
ボール22゜23を保持する第1及び第2のボール保持
貫通穴24.25が形成しである。
プレッシャープレート17は、前記ボール保持貫通穴2
4.25から突出しているボール22゜23を、前記ボ
ール保持穴12.13に皿バネ18により押圧するもの
で、その押圧力の調整は、トルク調整ナツト19の位置
を変えて行う。
トルク調整ナツト19の位置決めは、該ナツト19に設
けた小ネジ26の先端にある弾性体27を円筒部11b
のネジ部]、 1 dに押しつけて行われる。
以上の構成において、次に動作説明を行う。
回転軸A(ハブ11)を駆動側、ドリブンプレート16
を従動側として説明する。
回転軸Aが第1図の右側から見て反時計方向に回転(正
転)すると、キーAaを介してハブ11が第2図の矢印
X方向に回転する。
すると、各ボール保持穴12.13に係合している各ボ
ール22.23は各ボール保持貫通穴24125を介し
てドリブンプレート16をハブ11と一体に同一方向に
回転させる。
ドリブンプレート16に所定の負荷トルクが加わると、
第2のボール23は第2のボール逃げ部15に逃げるよ
うにして乗り上がり、第2のボール保持穴13から脱出
する。一方、第1のボール22ば第1のボール逃げ部1
4と反対側に乗り上って第1のボール保持穴12から鍔
部]、 1 aの平面部11cに直接脱出する。
この結果、各ボール保持穴12.13から皿バネ18に
抗して脱出した各ボール22.23は、ハブ11の平面
部11Cに乗り上ってハブ11を空転させるので駆動ト
ルクを逃がすことができる。
その際、第2のボール23ば第2のボール逃げ部15を
通って脱出するため、脱出抵抗を殆んど生じない。しか
し、第1のボール22は第1のポケット穴12から直接
脱出するため、大きな脱出抵抗が生じる。従って、第1
のボール22の脱出抵抗力と、円Saの半径raとの積
がほぼ最大駆動伝達トルクとなる。
次に、回転輸入が時計方向に逆回転し、ハブ11が第2
図の矢印Y方向に回転中、所定以上の負荷が加わると、
前記反時計方向の回転時とは逆に、第1のボール22は
第1のボール逃げ部14を通って第1のボール保持穴1
2から脱出するとともに、第2のボール23は第2のボ
ール逃げ部15と反対側に乗り上って第2のボール保持
穴13から直接脱出する。従って、この場合は、第2の
ボール23の脱出抵抗力と、円sbの半径rbとの積が
ほぼ最大駆動伝達トルクとなる。
ここで、駆動軸Aの反時計方向、及び時計方向の回転時
の最大駆動伝達l−ルクを比較すると、どちらの場合も
ボールの脱出抵抗力が同一であるとすれば、半径が大き
い円sb上にあるボール、即ち、第2のボール23が第
2のボール保持穴13から脱出するときの方が、最大駆
動伝達トルクが大きいことになる。即ち、駆動軸A(ハ
ブ11)が時計方向に回転するときの方が逆の場合より
トリップトルクが大きいことになる。
従って、以上の実施例によると駆動軸への回転方向によ
って、最大駆動伝達トルク、すなわちトリップトルクが
異なることになる。
なお、以上の説明では、回転軸A(ハブ11)を駆動側
、ドリブンプレート16を従動側として説明したが、ド
リブンプレート16を駆動側、回転軸A(ハブ11)を
従動側としても良い。但し、その場合には、ドリブンプ
レート16が第1図の右側から見て反時計方向に回転す
るときの方が時計方向に回転するときよりトリップトル
クが大きい。
また、本発明は、以上の実施例に限定されるものではな
く、要は回転軸A(ハブ11)の回転方向によって、ト
リップトルクを異ならしめる構造であれば良い。
例えば、以上の実施例のボール逃げ部14.15は、ボ
ール保持穴12.13に向けて下り勾配の溝形状になっ
ているが、第3図中想像線で示すように、平坦な溝状の
ボール逃げ部3oであっても良い。
また、ボール22.23はプレッシャープレート17に
よって、ボール保持穴12.13に押圧されているが、
ボール保持貫通穴24.25を有底穴とし、その底部で
ボール22.23を押圧することもある。即ち、ドリブ
ンプレート16で直接押圧しても良い。但し、この場合
は、ドリブンプレート16が軸方向に移動可能でなけれ
ばならない。
更に、ドリブンプレートでボールを押圧する場合、ボー
ル保持穴とボール逃げ部をドリブンプレートに形成して
も良い。
また、ボール保持穴の形状は、円錐形でなく、半球状の
場合もある。
発明の効果 以上のように、本発明のボールクラッチは、回転方向に
よってトリップトルクを異ならしめたので、回転方向に
よって異なるトリップトルクを必要とするトルク伝達機
構の伝達経路を1つにでき、その構造が簡素化、且つ小
型化され、生産コストが安くなる。更に、従来のような
伝達経路を切換える操作も不要となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例で、第1図は軸方向断面図、第2
図はハブの右側面図、第3図は第2のボール保持穴の(
円周方向)拡大断面図である。 Sa、Sb・・・同心円 11・・・ハブ 11a・・・鍔部 12.13・・・(有底)ボール保持穴14.15.3
0・・・ボール逃げ部 16・・・ドリブンプレート 22.23・・・ボール

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 少なくとも一方が有底のボール保持穴を有する、相対向
    するハブの鍔部とドリブンプレートの間にボールを押圧
    介在せしめてトルクを伝達し、過負荷時には前記ボール
    保持穴からボールが押圧力に抗して脱出するようにした
    ボールクラッチにおいて、 前記ボール保持穴は異なる直径の同心円上に複数配置さ
    れ、同じ円上のボール保持穴は同じ方向に、異なる円上
    のボール保持穴は異なる方向に、夫々ボールの逃げ部を
    有することを特徴とする、ボールクラッチ。
JP8877287A 1987-04-13 1987-04-13 ボ−ルクラツチ Granted JPS63254231A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8877287A JPS63254231A (ja) 1987-04-13 1987-04-13 ボ−ルクラツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8877287A JPS63254231A (ja) 1987-04-13 1987-04-13 ボ−ルクラツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63254231A true JPS63254231A (ja) 1988-10-20
JPH0250332B2 JPH0250332B2 (ja) 1990-11-02

Family

ID=13952143

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JP8877287A Granted JPS63254231A (ja) 1987-04-13 1987-04-13 ボ−ルクラツチ

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JP (1) JPS63254231A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009133365A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Shimadzu Corp 駆動力伝達装置
JP2010025220A (ja) * 2008-07-18 2010-02-04 Kitz Corp トルクリミッタとこれを搭載したバルブ用アクチュエータ
WO2017065091A1 (ja) * 2015-10-13 2017-04-20 Thk株式会社 トルク伝達可能なリニアブッシュ
JP2019110882A (ja) * 2017-12-26 2019-07-11 株式会社クボタ 作業機

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JP2019110882A (ja) * 2017-12-26 2019-07-11 株式会社クボタ 作業機

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Publication number Publication date
JPH0250332B2 (ja) 1990-11-02

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