JPS63253344A - 印画紙の処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は長尺状印画紙へ順次画像を焼付け、現像後に画
像毎に切断する場合の印画紙切断方法に関する。

［背景技術］ 長尺状印画紙へネガフィルム上の画像を焼付け、これを
現像して写真プリントとする場合には、画像を複数個焼
付けた後に、所定の複数画像駒長さ毎に、−例として異
なる顧客からの依頼毎に印画紙を一次切断して現像装置
へと送り、現像後に各画像駒毎に二次切断するようにな
っている。これによって各顧客のプリントを他の顧客の
プリントと区別してネガフィルムとの対応を容易にして
いる。

ところが印画紙は所定間隔で画像がプリントされるので
、所定の複数画像駒の一次切断部においても、切断端面
からすぐ近くに最初の画像駒が焼付けられることになる
。この切断端面ば、焼付後の現像時に現像液が印画紙内
へ入り込むことになり、先頭の画像駒部分が悪影響を受
けることがある。

本発明は上記事実を考慮し、所定の複数画像駒の一次切
断部から画像駒部分への現像液滲込みの生じない写真プ
リントを得る印画紙切断方法を提供することを目的とし
ている。

［発明の概要及び作用］ 本発明では°、長尺状印画紙へ順次画像を焼付け、所定
の複数画像駒長さ部で一次切断して現像装置へと送り込
み、現像後に各画像駒間で二次切断する印画紙切断方法
であって、前記−次切断部では切断先端部と焼付部との
間に先導部を設け。

この先導部を現像後に画像駒から切除することを特徴と
している・ このため本発明では、所定の複数画像駒の一次切断部で
は切断端面から先導部を有しており、この先導部が現像
時において現像液の滲込みによった膨潤を生じても、こ
の先導部が現像後に画像駒から切除され、出来上った写
真プリントには現像液の滲込みによる膨潤のない高品質
なプリントが出来る。

［発明の実施例］ 第２図には本発明が適用された写真焼付現像装置１０が
示されている。この写真焼付現像装ａｔＯでは焼付装置
１２と現像装置１４とが一体的に連結された構成であり
、焼付装置１２ではマガジン１６へ収容されたロール状
印画紙１８の外周から引き出された印画紙２０が焼付部
２２で焼付作業が行なわれた後にリザーバ部２４を経て
現像装置１４へと送られるようになっている。

現像装置１４では現像浴２６、漂白定着浴２８、水洗浴
３０が設けられ、現像後の印画紙２０が乾燥部３２で乾
燥された後にカッタ３４で画像毎に切断され取出部３６
へと送り出されるよう、になっている。

焼付部２２の下部には光源４０が設けられ、ネガキャリ
ア４２に収容されるネガフィルムの画像を光学手段４４
を介して印画紙２０の乳剤面へと焼付けることができる
ようになっている。

第３図に詳細に示される如く、焼付部２２では送りロー
ラ４８が図示しないモータの駆動力を受けて回転し、印
画紙２０をマスク５２へと送り出すようになっている。

マスク５２の後流には送りベルト５４が案内ローラ５６
，５８へ巻掛けられ、この送りベルト５４の中間部に送
りローラ６２が押圧され、送りベルト５４との間に焼付
後の印画紙２０を挟持し、リザーバ部２４へ向けて送り
出すことができるようになっている。

この送りベルト５４とリザーバ部２４との間にはカッタ
６４が設けられて必要時に印画紙２０を切断するように
なっている。このカッタ６４は印画紙２０を１オーダー
（複数枚の焼付画像駒が含まれる）分を、他のオーダー
分との境界で切断する一次切断を行い、乾燥部３２の後
のカッタ３４は印画紙２０を各画像駒毎に切断する二次
切断を行なうようになっている。

なおマスク５２部分にはドツトプリンタ６６が取り付け
られ、印画紙２０上ヘカツ）−Ｆ−り６８（第１図参照
）をドツト表示できるようになっている。このドツトプ
リンタ６６に代えて、印画紙２０の一部へ小孔を形成す
るパンチ等を設けても良い、このカットマーク６８を検
出してカッタ３４を作動させ二次切断を行なわせるため
のセンサがカッタ３４付近に設けられている。

次に木実流側の作動を説明する。

マガジン１６内のロール状印画紙１８は送りローラ４８
．５０の駆動力によって焼付部２２へと送り出され、第
１図（Ａ）に示される如く、先端不整部２０Ａはカッタ
６４で切り落とされる。

ここで印画紙２０は送りローラ４８，５０の逆転により
若干量だけ戻されて先端部付近に画像７０が焼付けられ
る。この画像７０が焼付けられる部分の前に切断端面７
２から長さＬの先導部７４（斜線で示される）が設けら
れる。

この先導部７４は画像が焼付けられることがなく、この
先導部７４と先端の画像７０との間にドツトプリンタ６
６でカットマーク６８が付与される。その後は各画像間
にそれぞれカットマーク６８が付与される。

焼付後は切断端面７２を先頭にして現像装置ｆ４内で現
像処理が行なわれるが、切断端面７２からは現像装置１
４内の現像液が滲込むことになる。しかしこの先導部７
４は長さＬの余裕を持っているのでこの滲込んだ現像液
が画像７０部分へ至ることはない。

現像後の印画紙２０がカッタ３４へ至るとカットマーク
６８部分で各画像毎に切断が行なわれて写真プリントが
出来上がるが、先導部７４は先端の画像７０と分離され
るので、現像液が滲込んだ部分を含んだ写真プリントが
生ずることはない。

第１図（Ｂ）は−回分の画像焼付けが終了した時点で、
すなわち一般的には１オーダーの焼付が終了した時点で
印画紙２０を切断するが、この切断部に先導部７４が設
けられる状態が示されている。この場合にも前回の焼付
依頼の最終画像駒７０Ａと次回の焼付依頼の先頭画像駒
７０Ｂとの間にカットマーク６８が各々付与され、これ
らのカットマーク６８間に先導部７４が形成・される。

従って前回の焼付依頼の最終画像駒の末尾部分がカッタ
６４によって一次切断され切断端面７２となり、現像後
に先導部７４はカッタ３４において二次切断されて先頭
画像駒７０Ｂと接離される。

なお上記各実施例において、切断端面７２部分で一次切
断を行なうためにカットマーク６８以外に、これと異る
部分にオーダーマーク７６（第１図（Ａ）、（Ｂ）参照
）を付与する手段を設け、このオーダーマーク７６をセ
ンサで検出してカッタ６４により一次切断するようにし
てもよい。

［発明の効果］ 以上説明した如く本発明は、長尺状印画紙へ順次画像を
焼付け、所定の複数画像駒長さ部で一次切断して現像装
置へと送り込み、現像後に各画像駒間で二次切断する印
画紙切断方法であって、前記−火勢断部では切断先端部
と焼付部との間に先導部を設け、この先導部を現像後に
画像駒から切除することを特徴としているので、出来上
った写真プリントに現像液の滲込みをなくすことができ
る優れた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に用いる印画紙の焼付状態を示す平面図
、第２図は本発明が適用される写真焼付現像装置の縦断
面図、第３図は焼付部の拡大図である。 、１０−・・写真焼付現像装置。 １２φ・・焼付装置。 １４１１・や現像装置。 ２０φ・・印画紙、 ２２・・・焼付部、 ３４・１カツタ。 ６４１・カッタ。 ６６・番・ドツトプリンタ、 ６８・φ争カットマーク。 ７２・・φ切断端面、 ７４・・台先導部、 ７６・１オーダーマーク。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）長尺状印画紙へ順次画像を焼付け、所定の複数画
   像駒長さ部で一次切断して現像装置へと送り込み、現像
   後に各画像駒間で二次切断する印画紙切断方法であって
   、前記一次切断部では切断先端部と焼付駒との間に先導
   部を設け、この先導部を現像後に画像駒から切除するこ
   とを特徴とした印画紙切断方法。