JPS6190160A - 印画紙切断方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は連続し、た印画紙を画像毎に切断するための印
画紙切断方法に関する。

〔従来の技術及び解決すべき問題点〕

ネガフィルムから連続した印画紙へ画像を焼付け、焼付
後に現像、切断する焼付手段にあっては、現像後の切断
時に切断位置を表示するためにカットマークを付けてい
る。このカットマークは印画紙への画像焼付と同期して
現像処理工程の前で行われ、一般的には画像間へ微小な
円孔をパンチにより打ち込み、この円孔を現像処理後に
センサーで検出しながら切断している。

ところがカットマーク打ち込み用のパンチは、高速の焼
付処理に応じて高速で作動させる必要があり、摩擦熱に
よって温度上昇し、切断性能が低下する不具合がある。

このため作動速度が限定されることになり、ひいては焼
付装置の焼付速度を制限する原因となる。

本発明は上記事実を考慮し、カットマーク打ち込み用の
パンチを無くし、高速でカットマークを表示することが
できる印画紙切断方法を得ることが目的である。

〔発明の概要及び作用〕

本発明に係る印画紙切断方法では、連続印画紙の裏面へ
画像間に対応した位置にドツト印字によるカットマーク
表示を行うようになっている。このカットマーク表示は
画像部分に対応した裏面の位置にドツト印字される客先
番号、焼付補正情報等の情報表示よりも強い圧力あるい
は高い密度で表示して、センサーにより確実にこれを検
出することができるようにしている。

従って本発明では、ドツト印字による高速のカットマー
ク表示が可能で、高速の焼付作業に対応したカットマー
ク表示速度を得ることができる。

〔発明の実施例〕

第１図には本発明が適用された焼付装置が示されている
。

連続印画紙１０はロール部１０Ａから引き出され、焼付
部１２．現像部１４．切断部１６を経て切断印画紙１０
Ｂとされ、収容箱１８へ蓄積されるようになっている。

焼付部１２ではロール部１０Ａから引き出された連続印
画紙１０が水平状態で現像部１４へ矢印Ａ方向に案内さ
れており、この水平部へ光学手段２０によりネガフィル
ム２２の画像が焼付られる配置である。

焼付部１２の後流には現像部１４との間に印字装置が配
置されている。この印字装置２４は複数個のマトリック
ス状ドツトワイヤ２６とこのドツトワイヤの駆動装置２
８及びドツトワイヤ２６と連続印画紙ｌＯとの間に配置
される転写用リボン３０を有した一般的な構成であり、
高速印字が可能である。

駆動装置２８は焼付部１２で焼付られた画像の裏面中央
へ第２図に示される如く、情ｔす表示３２をドツト印字
する。この情報表示３２は客先番号。

焼付部１２における焼付補正情報等が含まれている。

従ってこの駆動装置２８は焼付部１２で焼付ら。

れる画像に対応して作動されるようになっており、焼付
部１２で焼付られた画像がこの印字装置２４へ移動した
時点で印字される。

またこの印字装置２４では第２図に示される如くカット
マーク３４をドツト印字するようになっている。このカ
ットマーク３４は情報表示３２の場合と同様に駆動装置
２８を作動させることによ。

り行われるが、このカットマーク３４は細幅の棒状とさ
れている。またこのカットマーク３４は情報表示３２よ
りも強い圧力でドツト印字されるようになっており、こ
れによって切断部１６におけるセンサー３６で容易に検
出できるようになっている。一方情報表示３２は印字圧
力が弱く、現像部１４における現像時の現像感度減少を
防止している。カットマーク３４の印字圧力が強くても
このカットマーク３４部分は画像と画像の間でここには
画像が対応していないので問題がない。そして、カット
マークは処理後でも明瞭であるのでカットエラーがない
。

現像部Ｉ４は処理槽３７内へ複数個のを掛ローラ３８を
有し、処理液４０内へ順次浸漬されて現像処理が行われ
る。

切断部１６では現像部１４から引き出された連続印画紙
１０が水平方向に送られており、切断機４２で画像毎に
切断され、切Ｗｒ後の切断印画紙１０Ｂがシュート４４
上を落下して収納箱１８内へと蓄積される。

切１！Ｊ’ｒｍ４２の上流に配置されるセンサー３６は
連続印画紙ｌＯのカットマーク３４を検出し、切断４ｆ
Ｉ１４２を駆動するようになっており、切断機４２でこ
のカットマーク３４の付近を数ｍｍ幅で２回切断し、連
続印画紙１０を切断印画紙１０Ｂに切断するとともに、
カットマーク３４が付された部分を細幅に切り取って除
去する。

次に本実施例の作用を説明する。

ロール部１０Ａから引き出された連続印画紙１０は焼付
部１２でネガフィルム２２の画像が露光された後に印字
装置２４へと至る。この印字装置２４では駆動装置２８
の駆動によって焼付部１２で露光された画像の情報表示
３２がドツト印字される。このドツト印字は比較的弱い
圧力でなされているので、次の現像部１４で当該部分に
対応する画像の現像感度が減少することはない。

またこの印字装置２４では、焼付部１２で露光された画
像の間に対応して連続印画紙１０の裏面へカットマーク
３４をドツト印字する。このカットマーク３４は情報表
示３２よりも強い圧力で印字される。

印字後の連続印画紙１０は現像部１４へと至り、現像処
理が行われる。

現像部１４から切断部１６へ至った連続印画紙１０は、
センサー３６でカットマーク３４が読み取られる。この
読み取りはカットマーク３４が強い圧力で印字されてい
ることにより容易に行われる。

センサー３６におけるカットマーク３４の読み取りによ
って切断機４２が駆動され読み取られたカットマーク３
４付近が細幅に渡って切断されるとともに、連続印画紙
１０が各画像毎に切断されて切断印画紙１０Ｂとなり収
納箱１８へ収容される。上記実施例は、カットマーク表
示を強い圧力でドツト印字しているが、高い密度でドツ
ト印字してもよい。高い密度のドツト印字にしても処理
後は明確である。

〔発明の効果〕

以上説明した如く本発明にかかる印画紙切断方法では、
画像間に対応した連続印画紙の裏面へ情報表示よりも強
い圧力あるいは高い密度でドツト印字によるカットマー
ク表示を行い、このカットマーク表示を検出して印画紙
を切断するので、カットマーク表示を高速で印字するこ
とが可能となる優れた効果を存する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る印画紙切断方法の実施例を示す焼
付装置の概略図、第２図は情報表示及びカットマークが
印字された状態を示す印画紙の裏面図である。 １０・・・連続印画紙 １０Ａ・・・ロール部 １０Ｂ・・・切断印画紙 １２・・・焼付部 １４・・・現像部 １６・・・切断部 ２４・・・印字装置 ２６・・・ドツトワイヤ ２８・・・駆動装置 ３０・・・リボン ３２・・・情報表示 ３４・・・カットマーク ３６・・・センサー ４２・・・切断機

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）連続印画紙の裏面へ画像部分に対応した位置にド
   ット印字により情報表示を行うとともに、画像間に対応
   した連続印画紙の裏面位置へ前記情報表示よりも強い圧
   力あるいは高い密度でドット印字によりカットマーク表
   示を行い、このカットマーク表示を検出して印画紙を切
   断することを特徴とした印画紙切断方法。