JPS63253072A - 置換ヒダントイン化合物 - Google Patents

置換ヒダントイン化合物

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JPS63253072A
JPS63253072A JP63039324A JP3932488A JPS63253072A JP S63253072 A JPS63253072 A JP S63253072A JP 63039324 A JP63039324 A JP 63039324A JP 3932488 A JP3932488 A JP 3932488A JP S63253072 A JPS63253072 A JP S63253072A
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formula
group
hydantoin
compound
alkyl
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JP63039324A
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アラン ダンカン ロバートソン
マイクル ジェラード ケリィ
ポール ネイル ウオリス
ヒーサー ギレス
ポール レフ
レイモンド ジェームス ステップニィ
ゴナプシュニー シンガラム
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Wellcome Foundation Ltd
Original Assignee
Wellcome Foundation Ltd
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D233/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings
    • C07D233/54Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D233/66Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D233/72Two oxygen atoms, e.g. hydantoin
    • C07D233/80Two oxygen atoms, e.g. hydantoin with hetero atoms or acyl radicals directly attached to ring nitrogen atoms
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  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ヒダン  ン 涜1L 本発BAは、療法剤としての使用に適し、プロステノイ
ドレセプタープローブとして有用な新規1筺換ヒダント
イン籾導体に関する。本明細誉に記載の化合物が、天然
プロスタグランジンのそれと関連する化学的、薬埋字的
特性を有することは、各珈生物学的製剤中のプロスタグ
ランジンD2(PGD2)の生理学的効果にこれらが拮
抗しうる能力があることで実証されている。
英国特IFF第1595694号、英国特許第1595
695号、英国特許第1605407号および欧州特I
?4F第0126849号明細誉に、天然プロスタグラ
ンジンのそれと関連する楽理字的特注をもつある橿のヒ
ダントイン誘導体が記載されている。しかし、こnら特
許明細書に記載されたヒダントイン誘導体のうち、他の
プロスタノイドレセプター型と比較して特別な一群のプ
ロスタティクリンレセプターに対する特異的選択性を有
するものは皆無である。
本発明者等は、下記式(1)に示した新規一群のヒダン
トイン紡導体をここに発見したが、これら誘導体はPG
D2DP−レセプター(1,Kennedy等、Pro
staglandins、 24 、667 (198
2)の命名法〕の選択的拮抗物質で、PGD2のDP−
レセプター媒介効果の遮断が示される病気および病的状
態の治療に役立つ医学的予防訃よび治療性を有し、また
診断上の応用に使えるPGD2レセプターに特異的なグ
ロスタノイドレセプタープローデを提供するといつため
る種の非医学的用途ももつ。
従って、本発明の第一の方向は、式(D〔式中、 2は05〜12直@または分校アルキル、C3〜コ22
アルケニルまたはアルキニル、C6またはCooアリー
ル、C6またはCIOアリール−Cコル12アルキル(
いずれの場合もこのアリール基はフェニル、C)−4ア
ルキル、C)〜4アルコキシ、ニトロ、およびハロから
独立して選ばれる1個以上の基によシ任意に置換される
)、またはC4〜Bシクロアルキル−C□−22アルキ
ルであシ、 zlは式−CH2−X−XニーX2(式中、X tri
 −(CH2)2− オよびシスおよびトランス−CH
−(:’H−から選ばれXIは共有結合、または1から
6炭素原子を有する直鎖または分枝アルキレン鎖である
が、そのメチレン基の一つをオキサ(−0−)またはチ
ア(−8−)によp任意に置き換えることがあシ、そし
てこれにオキサまたはチア基がカルボキシルまたは−C
H−CH−基と隣接しないようにこれらの基の間に少な
くとも1個の炭素原子が存在することを条件とし、Xに
はカルボキシル基、C1−4アルキルエステル、または
アミド基である)を有する基でりシ、zl U −NH
−CH2−R> !び−N−CH−R(式中、Rは−C
o−Yおよび−CH(Yl)−Y (yはC3〜Bアル
キル、C3〜8アルケニル、フェニル−01〜4アルキ
ルおよびフェニル(このフェニル基は両方の場合とも、
自〜、フルキル、cl−4アルコキシ、ニトロ、ハロお
よびトリハロメチルから独立して選ばれる1個以上の基
によシ任意に置換される)、04〜F3シクロアルキル
、および面素、硫黄および窒素から選ばれる少なくとも
1個のへテロ原子を含む1貝または六員複素環基から選
ばれる基であシ yLは水素、ヒドロキシ、C1−4ア
ルコキシおよび02〜5アシルオキシから選ばれる基で
ある)から選ばれる基である)から選ばれる基である〕
で表わされる化合物ならびにその塩類および溶媒和物を
提供することである。
更に本発明は、本発明化合物の生体前駆物質あるいは「
ブロードラッグ」、即ち生体内で式(1)の化合物、ま
たはその塩またFi溶媒和物に変換される化合物全包含
する。
特に断らない限シ、以後式(I)の化合物に関する引用
は、式(1)の化合物そのもの、ならびにその塩類およ
び溶媒和物を指すものとする。このような塩および溶媒
和物をヒトまたは動物の身体に投与しようとする場合(
後で詳く述べる)、これらは製薬上容認されるものであ
る。更にまた、式(1)中および本明細誓全体を通じて
、アルキル基またはアルキル含有基、例えばアシルのア
ルキル部分は、特に断らない限シ、なるべく直鎖または
分枝鎖で、1から4炭素原子を含むのがよい。
「ハロ」は特にクロロ、ブロモまたはヨードを意味する
。Yが前述した冗員または六員複素環基である場合、こ
の基の猿は飽和または不飽和、例えばピリジル、チェニ
ル、テトラヒドロピラニル、またはテトラヒドロフリル
のいずれでもよい。Yかアルアルキル基である場合、こ
れはフェナルキル基、例えばベンシルでよい。上記塩類
はXlがカルボキシル基である式(1)の化合物から形
成される。医薬品用として特に貴重な塩類は生理学上容
認し9る陽イオン、例えばアンモニウム、あるいはアル
カリ雀属、例えばナトリウムまたはカリウム、アルカリ
土類金属、例えばカルシウムまたはマグネシウム、また
は有機塩基、特にトリ(ヒドロキシメチル)アミノメタ
ンまたはエタノールアミンといったアミンの陽イオンを
有する塩である。生理学上容認できない陽イオンを有す
る塩類も、対応する式(I)の化合物あるいはその生理
学上容認しうる塩または溶媒和物を単離または精製する
ために有用な中間体として本発明の範囲内に包含される
。特に断らない限シ、本明細書中の式(1)および他の
式はそこに表わされたあらゆる立体異性体を包含する。
特に、これらの式は−N−CH−基のところでsynお
よびanti立体配置をもつ幾何異性体、ならびにシア
ステレオ異性体および何個の鏡像異性体およびこれら形
のラセミ混合物を包含する。
式(1)の特に適当な化合物には、これらの有利な薬理
性その他の特性によって、下記化合物:2がフェニルま
たはフェニル−C1〜3アルキル(このフェニル基ハフ
ェニル、アルキル、およびアルコキシから独立して遍は
れる1個以上の基によシ任急に置換される)であシ、 zlが−CH2−X−Xl−X” [式中、X u −
(C’H2)2− 、Xlは2から4炭素原子のアルキ
レン鎖、Xlはカルボキシル基またはcl−4アルキル
エステルでアル]であル、 zlが−NH−CH2−Rj?よび−w−cH−R(式
中、Rは式−CH(Yl)−Y C式中、ylはヒドロ
キシ、Yは7エ二ル、C3〜8アルキルまたは04−8
シクロアルキル、とシわけシクロヘキシルである)を有
する基である〕から選ばれる基である 化合物ならびにその塩類および溶媒和物が包含される。
特に適尚な化合物は、その塩および溶媒和物を含めて、
3−ベンジル−5−(6−カルボキシヘキシル)−1−
(2−シクロヘキシル−2−ヒドロキシエチルアミノ)
ヒダントインおよび3−(p−ビフェニル)−5−(6
−カルボキシヘキシル)i−(2−シクロヘキシル−2
−ヒドロキシエチルアミノ)ヒダントインおよびこれら
のエチリデンアミノ類縁体、6−ベンゾルー5−(6−
カルボキシヘキシル)−1−(2−シクロヘキシル−2
−ヒドロキシエチリデンアミノ)ヒダントインおよび6
−(p−ビフェニル)−5−(6−カルざキシヘキシル
)−1−(2−シクロヘキシル−2−ヒドロキシエチリ
デンアミツノヒダントインである。これらのうち、6−
ベンジル−5−(6−カルボキシヘキシル)−1−(2
−シクロヘキシル−2−ヒドロキシエチルアミノ)ヒダ
ントインはその粟埋宇的性寅が著しく勝れているのでと
シわけ好ましい。
前述したように、式(i)の化合物は天然プロスタグラ
ンジンのそれと関連した化学的および薬理学的特性をも
つ。更に詳しく言えば、本発明化合物¥’i PGD2
の生理学的効果の若干に拮抗するので、PGD2が生産
過多となる病気または病的状態の治療または予防l/c
特に有用である。例えば、マスト細胞機能不全が関与す
る疾患あるいは病的状態をもつ個人の示す症候群の若干
は、マスト細胞の脱顆粒によp遊離することが知られた
化合物、PGD2の生産過多と一致する。従って、本発
明化合物が特に役立つ疾患または病的状態には、マスト
細胞機能不全が関与するもの、例えば全身性マスト細胞
症および全身性マスト細胞活性化障害、じんま疹および
アレルギー性鼻炎が含まれる。
全身性マスト細胞症は、組織マスト細胞の異常増殖およ
びPGD2およびその代謝産物の血漿中および尿中礎度
が極端に高い病気である。患者は顔面紅潮、ひどい頭痛
、失神、頻拍、そして時には正常人にPGD2注入した
ときの効果を思い起こさせるような生命をおびやかす低
血圧症状に一時的におそわれる。
熱および寒冷によQ誘発されるしんま疹は皮ノイマスト
細胞説順粒と関連し、痒み、紅斑、および浮腫を伴なう
。直接作用か他の媒介物置の効果を強化するかのいずれ
かによりマスト細胞脱顆粒によって媒介される皮膚反応
にPGD2が関与することがおる。アレルギー性鼻炎を
もつ患者も抗原による挑戦後にヒスタミ/とPGD2を
鼻分泌物中に放出する。この状態と関連する鼻詰まシは
PGD。
媒介血管緊張低下の結果である。
従って、本発明の第二の方向は、ヒトまたは動物の片体
の治療法または予防、とシわけPGD 2のDP−レセ
プター媒介幼釆の遮断が指示される疾患りるいは病的状
態、例えばPOD 2の生産過多が関係する症状、例え
ば全身性マスト細胞症、および全身性マスト細胞活性化
障害、じんま疹、およびアレルぞ一性鼻炎の治療または
予防に使用される式(、I)の化合物を提供することで
ある。
また、武(1)の化合’lktは、他のプロスタノイド
レセプター型以上にPGD2レセプターに対して特異的
なプロスタノイドレセプタープローデヲ提供することも
本明細省中に示しである。本発明化合物がPGD2レセ
プター金選択的に速断するこの能力により、診断の目的
に使用する薬理学的検定に特別な4り用件が見出されて
いる。例えば、本発明化合物はPGD2レセプターの特
異的遮断が要求されるPGD2以外のプロスタグランジ
ン擬似体についての研究に有利に使用できる。
従って、本発明の第三の方向は、PGD2レセプターに
対して脣異的lプロスメノイドレセプタープローデとし
て使用できる式(I)の化合物を提供することである。
望む治療効果t−達成するために必要とさnる式(1)
の化合物の量は幾つかの因子、例えば選ばれた特定の化
合物、意図する疾患または病状、投与法、および被治療
者によシ左右されることは当然である。一般に、1日量
は体重1キログラム当シ0.01 ll19から500
雫の範囲内にあると期待できる。例えは、静脈内投与量
は0.01号から100rn9/kgの範囲内にあシ、
そしてこれは71.0μgから100μg / kg 
/分の注入として投与するのが便利である。この目的に
適した注射液は、例えば1.0μgから1.0雫/dを
含み9る。
単位投与製剤は、投与法により10μgから500mf
Iの活性化合物を含むことができ、1日当シー回以上に
分割して投与してもよいし、あるいは多重投与してもよ
い。このよりに、注射用アンプルは、例えばo、1zn
9から101vの活性化合物を含むことができ、経口投
与できる製剤、例えば錠剤またμカシェ剤、は例えば1
■から5001119、典型的には1001から100
雫を含み、吸入用被tよ、例えば−吸入当シ10μgか
ら500μgを含みうる。
POD2レセ7″メーを特異的に遮断するために、診断
上の応用に必要とされる式(1)の化合物の量は、言う
までもなく特定の応用面および用した特定の化合物の注
實に左右される。典型的には、1nuから1μMの濃度
をもつ化合物の水溶液が用いられる。
上記の用坩は式(1)の化合物そのものに基づいている
ので、塩や溶媒和物を使用する場合には、その用普は対
応する陰イオンまたは非溶媒和化合物を指すものと解釈
すべきである。
本発明の第四の方向は、活性成分として少なくとも1極
の式(1)の化合物および(または)その薬理学上容認
しりる塩または溶媒和物を、少なくとも1櫨の装薬担体
または賦形剤と共に含有してなる医薬品製剤を提供する
ことである。これらの医薬品製剤は、PGD、のDP−
レセノター媒介効果の遮断が指示される前記挾思あるい
は病状のいずれかの治療または予防に使用できる。担体
は製剤中の他の成分と融和するという意味で「容認しう
る」ものでなければならず、また被治療者に対して有害
であってはならないことは言うまでもない。
担体は固体でも液体でもよく、そしてなるべくは式(I
)の化合物を用いて単位投与製剤、例えば錠剤として処
方するのがよく、この錠剤f10.05%から95重量
チの活性成分を含みつる。本発明製剤中に、他の薬理活
性物質、例えばヒスタミン拮抗物賞、例えばアクリバス
チプまたはトリゾロリジンも存在しうる。式<X>の化
合物は本発明製剤中に、化合物そのものとして、あるい
はその製薬上容認しうる塩または溶媒和物として添加で
きる。
製剤をM*するKは、本質的には製剤成分の混合という
技術からなる公知の製薬技術のいずれかによる。
本発明製剤は、経口、口内(例えば舌下)、非経口(例
えば、皮下、筋肉内、または静脈内)、めるいは直腸経
路によ)、局所適用によシ、あるいは4/口吸入によシ
、投与に適した製剤を包含する。ある特定の場合に、最
適の投与法は治療する症状の性質と軽重、また用いた活
性化合物の性質によシ左右される。
経口投与に適する製剤は、個々の単位として、例えばカ
プセル、カシェ剤、トローチ、ま九は錠剤として、各々
が予定量の活性化合物を含むように提供することができ
、散剤または顆粒として、水性または非水性液体中の血
液また#:を懸濁液として、水中油型乳濁系として、ま
たは油中水型乳濁系として提供できる。このような製剤
は調剤法のいずれかによ)調製できるが、これらのどの
方法も活性成分t−11i1以上の適当な成分からなる
担体と一緒にする工程を含んでいる。一般に、製剤は活
性成分子t液体または微粉砕固体担体、またはその両方
と−@に均密に混合し、次に必要に応じ、この生成物を
投薬の希望に沿って形づくることによシ製造できる。例
えば、錠剤をつくるなら、活性成分の粉末または顆粒を
任意に1櫨以上の付構成分と共に圧縮または成形する。
圧縮錠剤は、自由流動形、例え酸粉末または顆粒の状態
にある活性成分を、結合剤、@滑剤、不活性希釈剤、ま
たは界面活性/分散剤(類)と任意に混合し、適当な機
械で圧縮することによシつくられる。成形錠剤は不活性
液体希釈剤で湿らせた粉末状活性成分を適当な機械で成
形する仁とに:、1つくられる。
口内(例えば、舌下)投与に適した製剤の例として、フ
レーバ添加ベース、例えばショ糖およびアラビアガムま
たはトラガカントガム中に活性成分を含めたトローチ剤
、ならびにゼラチンおよびグリセリンまたはシ:imお
よびアラビアガムのような不活性ベース中に活性成分を
含むトローチが挙げられる。
非経口投与に適した製剤は、活性成分の無菌水性製剤か
らなるのが便利であシ、そしてこの製剤は意図する受薬
者の血液と等張であるのがよい。
これら製剤は静脈内投与するのがよいが、皮下注射また
は筋肉内注射による投与も可能である。このよりな製剤
は活性成分を水と混合し、その生成物を減面しそして血
液と等張にすることにより便利にi、14製できる。
直腸投与に適した製剤は単位用′Ik座剤層剤て提供す
るのがよい。これらは層剤ペースを形成する1攬以上の
通常の固体担体、例えばカカオ脂、と活性成分を混合し
、得られた混合物を成形することくよシ調展できる。
皮膚への局所適用に適当な製剤は軟賞、クリーム、ロー
ション、ペースト、rル、スプレー、アエロゾル、また
は油の形式をとるのがよい。このような製剤に使用でき
る担体の例として、ペトロラタム、2ノリン、ポリエチ
レングリコール、アルコール類、pよびこれらの組合わ
せが挙げられる。活性成分は一般に組成物の0.1チか
ら15%w/w 、例えば0.5%から2%の濃度で存
在する。
鼻/口吸入に適した製剤には患者の肺の中に送り込むこ
とのできる活性成分含有粒子からなる組成物が包含され
る。このような組成物は、粉末吸入装置あるいは自動推
進粉末分与容器から投与される乾燥粉末、例えば密封容
器に入れた自動推進アエロゾル組成物の形をとるのが都
合よい。なるべく、粉末は、少なくとも98ム量チが0
゜5μmよシ大きい直径をもち、そして数で少なくとも
95チが7μm:Jic滴の直径をもつ粒子からなるの
がよい。粒子の少なくとも95重量%が1μmよp大き
い直径をもち、そして粒子数で少なくとも90%が6μ
m未満の直径をもつことが最も望ましい。乾燥粉末の形
にある組成物は固体微粉希釈剤、例えば糖、を含有する
のがよく、そして例えばゼラチンの突き破れるカプセル
に入れて提供するのが便利である。
本発明に係る自動推進組成物は粉末を分与する組成物ま
たは懸濁系の小滴の形で活性成分を分与する組成物のい
ずれの場合もあ夛うる。自動推進型の粉末分与組成物は
典型的には、大気圧で18℃以下の沸点をもつ液体推進
剤を含む。一般に、この推進剤は組成物の50%から9
9.9%w/wを占めるが、一方活注成分は組成物の0
.1%から20%η情、例えば約2饅w/’vを構成し
うる。
このような組成物に2ける担体は、他の構成成分、とり
わけ液体非イオンまたは固体陰イオン界面活性剤、るる
いは固体布釈剤(なるべくは、活性成分を含む粒子と同
程度の粒径をもつのがよい)または両方を含有しうる。
界面活性剤は組成物の0.01チから20%η〜までt
−構成レクるが、なるべくは1%ψ以下が好ましい。
活性成分が溶液中にある自動推進組成物は、活性成分、
推進剤お↓び共溶媒、および好ましくは酸化防止剤安定
剤からなる。共溶媒は組成物の5優から40チW/Wを
占めるが、なるべくは20%η夕未満がよい。
本発明組成物はまたネプライデーまたは噴霧器で使用す
るための、活性成分の水性アルコール溶液または希アル
コール溶液の形をとることができ、そしてこれらを任意
に滅菌することができるが、′この場合M液の小さい液
滴からなる微細な霧をつくるため加速空気流が使用され
る。このような製剤は通常フレーバ剤、例えばサッカリ
ンナトリウム、および揮発注油を含有する。このような
製剤中に緩衝剤および界面活性剤もヒドロキシ安息否酸
メチルといった防腐剤と共に含めることができる。
鼻内投与に適した他の製剤の例として、20μmから5
00μmc/)H,径をもつ粗粒が挙げられ、このもの
は鼻で吸り仕方で、即ち鼻の近くに保持した粉末容器か
ら鼻道を経て迅速に吸入することによ勺投与される。
上記成分に加えて、本発8A製剤は1種以上の追加成分
、例えば希釈剤、緩衝剤、フレーバ付与剤、結合剤、界
面活性剤、シックナー、剃滑剤、防腐剤(酸化防止剤を
含めて)、乳化剤などを含むことができる。他の治療成
分として1棟以上の下記成分、即ち抗生物′X(例えば
、抗菌剤)、抗真菌、抗ウィルス剤、および抗ヒスタミ
ン剤(とシわけ末梢作用性抗ヒスタミン剤)がある。し
かし、このような他の薬剤(類)も存在する場合、式(
1)の化合物またはその生理学上容認し9る塩または溶
媒和物および他の薬剤(類)は、前述したような医薬品
製剤として必ずしも存在する必要はなく単に組合わせと
しであるいは均密な混合物であシさえす八ばよい、即ち
H薬上容認しうる担体は存在する必要がない。
従って、本発明の第五の方向は、PGD2のDP −レ
セプター媒介幼果の遮断が指示される疾患または病状の
治療または予防に使用される薬剤の製造に式(,1)の
化合物を用いることである。
式(1)の化合物は通常の仕方で製造でき、本発明によ
れば、例えば後述する方法によシ製造できる。
従って、本発明の第六の方向は、本発明者等により提供
される弐(I)の化合物の製造法であシ、本性は (イ) zlが−N−CH−R(式中、Rは前に定義し
た通りである)であるヒダントインの製造に対しては、
式(…)の化合物を式(夏)の化合物 (1[) (式中、Z、ZLおよびRは前に定義した通シである)
と、例えば塩基および適当なg媒、例えばメタノールの
存在下に反応させ、 (ロ) zlが−N=CH−R(式中、Rは前に定義し
た通シである)であるヒダントインを製造するには、式
(II) (式中、zlは前に定義した通シであシ、Gはカルボキ
シまたはその誘導体、例えばアミド誘導体、例えばカル
バモイルまたはそのエステル、と)わけそのc、−4ア
ルキルエステルであり、またGはシアノ基のこともあり
、Mは脱離基、例えばハロ、なるべくはブロモである)
で表わされる化合物を式(V) ZHNCONHN−CHR(V) (式中、Rおよび2は上で定義した通シである)の化合
物と極性溶媒、例えばエタノール中で塩基存在下に反応
させ、 (ハ) zlが−N−CH−R(式中、Rは上で定義し
た通シである)であるヒダントインを製造するには、式
(Vl) (式中、GS Z、zlおよびzlは上で定義した通シ
である)を有する化合物を酸またに塩基の存在下に、あ
るいは不活性溶媒中で加熱することによシ壊化し、 に) zlが−N−CH−R(式中、Rは上で定義した
通シである)であるヒダントインを製造するには、式(
■) (式中、Rは上で定義した通シである)の化合物をメチ
ルマグネシウムカーボネートで処理し、続いて塩基存在
下、式(VI) M−Zl        (■) (式中、Mおよびzlは上で定義した通シである)の化
合物と非プロトン性醇媒、例えばTHF ’!たけエー
テル中で反応させ、 (ホ)式aX)の化合物を式(X) (IX) (zlおよびzlは上で定義した通シであシ、Lは適当
な脱離基、例えば)・口(例えば、臭素)またはヒドロ
キシであ[、z3は上で2に対して定義した通シであ夛
(C6またはe1aアリール以外)あるいは別のイミノ
保護基、例えばベンジリデンアミノ(−w−〇H−ph
 )である〕の化合物と、塩基存在下に反応させ、そし
てLがヒドロキシのとき、トリフェニルホスフィンおよ
びジエチルアゾジカルボキシレート(Mitsunob
u、 TetrahedronLetters (、1
972) 1279 )の存在下に反応させ、その後続
いて、必要に応じ次の任意の変換:1)式(1)のヒダ
ントインをつくシそしてそれがエステルである場合、前
記エステルを対応する酸またはその塩または溶媒和物ア
ミドに変換し、I)式(1)のヒダントインをつく)そ
れが峡である場合、前記酸を対応するエステルまたはそ
の塩または溶媒和物に変換し、 III)  Zが水素である式(1)のヒダントインを
つくる場合、前記ヒダントインを2がアルキルである対
応するヒダントインに変換し、 Iv)  Rが−CH(Yl)Y (式中ylはアシル
オキシ基であシ、Yは前に定義した通シである)である
式(I)のヒダントインをつくる場合、前記ヒダントイ
ンをYlがヒトnキシ基である式(1)の対応するヒダ
ントインにflilL、 v)Rが−Go−Yである式(I)のヒダントインをつ
くる場合、前記ヒダントインをRが−CH(OH)−Y
である対応ヒダントインに変換し、あるいはvl)  
Z”が−N−CH−Rである式(1)のヒダントインを
つくる場合、前記ヒダントインをz2が−NH−CH2
−R(式中、Ri上で定義した通シである)である対応
ヒダントインに変換する、を行なう。
方法U)の反応は適当な溶媒、例えばメタノール中で行
なうのが便利である。
方法C口)の反応は適当な塩基、例えばアルカリ金属ア
ルコキシド、例えばナトリウムエトキシドの存在下で、
また任意にエタノールのような適当な溶媒の存在下に加
熱することによシ行なうのが便利である。
方法C→において、カルボキレル酵導体は、例えばアミ
ドまたはエステル、特にアルキルエステルである。環化
は酸性条件下で行なうか、または加熱するだけで行なう
ことができる。この反応は溶媒無しで行なうことも、ま
たは不活性溶媒を用いることも可能でろシ、後者の例と
してガソリンのような炭化水軍が挙げられる。別法とし
て、Gがフルコキシカルポニルでるる場合、環化は適当
な塩基、例えばナトリウムエトキシドといったアルコキ
シドの存在下に行な5ことができる。
方法に)においては、式(vl)の化合物を、ジメチル
ホルムアミドのよつな適当な溶媒中で用いることができ
る。
方法(ホ)に訃いて、Lをハロから選ぶ場合、式(IX
)の化合物は、例えば不活性溶媒、例えばジメチルスル
ホキシド中で式(IX)の化合物と水素化ナトリウムと
の反応によシ金属化するのがよい。Lがとドロキシ基で
ある場合、従って式([)の化合物がアルコールである
場合、方法(ロ)はこのような置換反応に対する公知の
条件、例えばトリフェニルホスフィンおよびジエチルア
ゾジカルボキシレートのような他の試薬の存在する条件
を用いることができる。
もし上記の一般法において、適当な化合物が混合異性体
形で存在する場合に式(1)の化合物のジアステレオ異
性体のいずれか一方または両方を態別に単離したいなら
ば、異性体の分離は通常の方法で、fll、!tば烏性
能液体クロマトグラフィーによるか分別結晶化によって
行なりのが便利である。
式(II)の化合物は式(XI) : (式中、2およびzlは前に定義した通シであシ、ph
はフェニルを表わす)の化合物を適当な条件下で水素化
することによりつくられる。このような水素化はパラジ
ウム/炭触媒の存在下高圧で行なうのが便利である。必
要に応じ、反応を加熱しなから実施できる。
式(II)の化合?Iは式(Xll) (式中、Gは前に足載した通りである)の化合物とイン
シアネート化合物Z−1’Jco (式中、2は前に定
義した過少である)との反応によってもつ〈少うる。こ
の反応は浴媒焦しでも進行しうるが、不活性溶媒を用い
る方が望ましい。溶媒は、なるべく極性のあるもの、例
えば水または水とアセトンとの混合物、ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキシド、またri低級アルカノ
ール、例えばエタノール、または炭化水素溶媒、エーテ
ル、またはハl112デン化炭化水素溶媒、例えばクロ
ロホルムである。例えばもし溶媒を用いないならば、必
要に応じ反応体を加熱することによって反応を促進させ
ることができる。
インシアネートを使用する代シに、式(X)の化合物を
適当な尿素誘導体と反応させることができる。溶媒は絶
対に必要ではないが、必要に応じ不活性溶媒、例えば上
dd谷媒の一つを使用できる。
この反応はなるべく高屈、例えば1000か6125℃
で行なうのがよいが、150’Oまでの温度は使用でき
る。
式(J)の化合物は前〈定義し丸穴(IY)の化合物と
式(虐) zascoNnN−cHph     (XI)(式中
、2は前に定義した通)であシ、phはフェニルヲ戎わ
す)の化合物との反応によりっくられる。
式(V) j?よび式(XI)の化合物は、例えば適当
なアルデヒドとセミカルバジドとを、必要に応じ穏やか
に酸性の条件下で反応させることにょシっくシうる。
式(1v)の化合物ばSchwankおよびPapa 
ニよりJ、 Amer、 Chem、 Soc、 (1
948) 70 、6626に記述された方法と同様に
して便利につくることができる。
式(XII)の化合物は以前に定義した式(IV)の化
合物を過剰の抱水ヒrラジンと適当な条件下、エタノー
ルのよりな適当な溶媒中で反応させることにより間装で
きる。
式(1)の化合物は、例えばTi ffany等、J、
Amer。
Chem、 Soc、 (1957)じ、1682にょ
シ、あるいfl Royals DよびRobinso
n、 J、 Amer、 Chem。
Soc、(1956)78.4161にょシ記述さ扛た
方法と同僚にして調製できる0 式(Vl)の化合物は式(XIV) (式中、0% Zl>よびz2は前に定義した通シであ
る)の化合物とインシアネート化合物Z−NCO(式中
、2は前に定義し走通)である)との反応によυっくら
nる。この反応は式(■)の化合物から式(II)の化
合物への変換に対して前述したものと同様の方法と条件
下で行なうことができる。合成の際、式(’II)の化
合物は反応混合物から単離する必要はなく、記載の条件
下で式<1)の化合物Vこ直接変換できる。
式(Xff)の化合物は、前に定義した式(Xff)の
化合物を前に定義した式(1)の化合物と、方法G()
に対して記述したそれと同様の反応条件下で反応させる
ことによりつくるのが便利である。
式(畢の化合物は式(XV) の化合物を前に定義した式(1)の化合物と常法によシ
反応させると得られる。
式<XV) (D化合物raD、 Jack、 J、 
Pharm、 Pharma−col、(1959)1
08Tにょシ記述された方法例従い、そして必要に応じ
、常法にょシ壊の6−位ヲアルキル化することにょシっ
くる。
式(VM)または(X)の化合物は、例えばり、g、A
mes等、J、 Chem、 sOc、(1950)、
174頁に記載の方法と同様にしてつくることができる
。式(JX)の化合物は欧ガイ特許第CJ126849
号明細簀記載の方法によシっくられる。
上記任意の変換(1)における反応は、例えば塩基性条
件下、例えば水酸化ナトリウム存在下の加水分解によシ
行なりのが有利でおる。同様な加水分解は任意変換(+
ii)でも使用でき、この場合にはY17シルオキシ基
がy!ヒドロキシ基に変換される。
任意の変! (II) において、反応は硫酸のような
適当な酸の存在下、適当なアルコール、例えばエタノー
ルでの処理によシ有利に行なわれる。
(1)または(1)のいずれかの変換の後、その酸を水
のような適当な解媒中適当な無機または有機塩基で処理
し、続いてメタノール沈殿、蒸発、または凍結乾燥とい
った単離を行なうことに↓勺適尚なカルボキシレート塩
をつくることができる。
変換(lii)において、反応は適当な塩基、例えば水
酸化ナトリウムの存在下、適当なアルキル化剤、例えば
ハロゲン化アルキル、例えばヨウ化アルキルを用いる処
理によシ行なうのが有利である。
変換(IV)において、脱アシルは常法によシ、例えば
水酸化ナトリウムでの処理によシ実行できる。
変換(V)は塩基性条件下で水素化ホウ素ナトリウムと
いった試薬を用いる通常の還元によシ行ないうる。
任意の変換(vDにおいて、反応は適当な還元剤、例え
ばアルカリ金h4(例えば、ナトリウムまたはリチウム
)のポロハイドライドまたはシアノボロハイドライドを
用いて行なうことができる。この反応は適当な条件下で
進行するが、この条件はシアノボロハイドライドの場合
、酸、例えば酢酸の存在を必要とすることがある。
一般に、上記反応および変換は、同体な化合物の製造に
対して公知の技術を用いて常法によシ行ないうる。
式(II) 、(V) 、(VI) 、(Vll) 、
(X) 、(XD 、(XI) オよび(XV)の中間
化合物は本発明の方向を更に広げるものである。
上記化学手段のすべてにおいて、反応体の選択#′i基
買に存在する官能基によシある程度決まるであろうし、
また必要に応じ、作用が適消に選択的である反応体を用
いねばならないことは、轟然のことながら明白であろう
下記の例によp本発明を説明する。これらの例には、代
表的製造相互関係と構造をチャートIに示した各種化合
物を引用することにする。
例  1 D) A) ナトリウム(4−61) fj:エタノール(10Qm
/)に溶かすことによジナトリウムエトキシドの浴液を
調製した。このナトリウムエトキシ「溶液(50ml)
とエタノール(20R/)の中にベンズアルデヒドセミ
カルバゾン(t6.3g)を懸濁以この懸濁液を15分
還流した。ジエチル2−ブロモノナンジオエート(16
g)を加え、混合物を60分間還流した。ナトリウムエ
トキシド耐液(25プ)を加え、混合物を5分間還流し
た後、ブロモジエステル(8g)を添加し、60分間還
流した。次に、残シのナトリウムエトキシド層液(25
rnl)およびブロモジエステル(8g)を加え、混合
物を1時間!15mした。エタノールの大部分t−真空
で蒸発させ、残留物を希塩酸およびエーテルと振った。
未変化のベンズアルデヒドセミカルバゾン(5,4g)
を濾別し、エーテル溶液を水洗し、乾燥しくMg504
)、蒸発させた。半固体の残留物を多電のエーテルで処
理して1−ペンゾリデンアミノ−5−(6−ニトキシカ
ルポニルヘキシル)ヒダントイン(13,01)を得、
これをシクロヘキサンから結晶化させて無色針状晶、融
点92〜94℃を得た。
上記ベンジリデンアミノ化合物(5,89)をエタノー
ル(100Ht)溶液とし、これ′に10チパラジウム
/炭触媒の存在下10気圧50℃で1時間水素化した。
触媒を濾別し、溶媒を蒸発させるとアミノ化合物(4,
51)が残った。この化合物を酢酸エチル/石油エーテ
ル(S点60〜80℃)から結晶化させ無色針状晶、融
点80〜82℃を得た。
(ハ) 1−(2−アセトキシ−2−シクロヘキシル1
−アミノ−5−(6−エトキシカルボニルヘキシル)ヒ
ダントイン(3,Og)$−よび2−アセトキシ−2−
シクロヘキシルアセトアルデヒド(Ross等、J、M
ed、Chem、(1979)22゜412 ) (2
,24g)のメタノール(20m)中の溶液を1時間還
流した。メタノールを蒸発させ、残留物をエーテルに溶
かし、エーテル溶液を1N塩酸、次に水で洗浄し、乾燥
した。エーテル蒸発後に残る油を、m離削としてクロロ
ホルムとメタノールの混合物(40:1)を用いるシリ
カカラム上のクロマトグラフィーによシ精製し無色の油
(4,9g)を得た。この油はt、ic、(シリカ:ジ
クロロメタン−メタノール−酢酸(95:4:1)上で
二つのスポット、RrO,46とRr O,50を示し
た。h、p、lc、(シリカ:ジクロロメタン−メタノ
ール−酢酸(98,5: 1.0 : 0.5 ) ”
lによシ一部(1,’5g)を分離し、1−(2−アセ
トキシ−2−シクロヘキシル−エチリデンアミノ)−5
−(6−エトキシカルボニルヘキシル)ヒダントインの
個々のシアステレオマ−を無色粘稠な油、Rfo、50
(625rj19)とRfO,46(850m9)とし
て得た。
(化合物D) 5−(6−ニトキシカルポニルヘキシル)−1−(2−
7セトキシー2−シクロヘキシルエチリデンアミノ)ヒ
ダントイン(868119)、ベンシルアルコール(1
60m9)おヨヒトリフェニルホスフイン(560■)
のテトラヒドロフラン中の溶液を、窒素雰囲気下15°
Cでジエチルアゾゾカルポキシレート(0,34m)で
処理した。20時間かきまぜた後、溶媒を真空で除き、
混合物をカラムクロマトグラフィー(シリカゾル)によ
シ精製した。クロロホルムで溶離し、6−ベンジル−5
−(6−:r−トキシカルポニルヘキシル)−i−(2
−アセトキシ−2−シクロヘキシルエチリデンアミノ)
ヒダントイン(800■)を得た。
”Hnmr (CDCj3 /δ):6−ベンジル−5
−(S−エトキシカルボニルヘキシル)−1−(2−7
セトキシー2−シクロヘキシルエチリデンアミノ)ヒダ
ントイン8−2 (I H,N−cm )、 7−3 
(5H。
ph)ps・1(1H・ CH(OAc ))、4.7
(2H。
Cf(2Ph )、2−05 (3H,COCH3)。
例  2 酢酸(1プ)を含むエタノール(514)中6−ベンジ
ル−5−(6−エトキシカルボニルヘキシル)−1−(
2−アセトキシ−2−シクロヘキシルエチリデンアミノ
)ヒダントイン(49011W)の溶液を水素化シアノ
ホウ素ナトリウム(721n9)で15℃で処理した。
20時間後、溶媒を真空で除去し、水(2Qm)を加え
、生成物をクロロホルム(20m)中に抽出した。抽出
液を硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し、濃縮した。
カラムクロマトグラフィー(シリカrル:ゾエチルエー
テル/石油エーテル1:1)によJ3−ベンジル−5−
(<5−エトキシカルボニルヘキシル)−112−7セ
トキシー6−シクロヘキシルエテルアミノ)ヒダントイ
ン(440W)を得た。LHnmr(CDCz3/δ)
: 7.3 (5H,ph )、4.8(l H,CH
(OAす) 、4−6 (2H−CH2Pb ) 、4
5(i H,NH) 、4−1 (2H,C02Et)
 、3.4〜2.9(2H,w−cH2)。
3−ベンジル−5−(6−エトキシカルボニルヘキシル
)−1−(2−アセトキシ−2−シクロヘキシルエチル
アミノ)ヒダントイン(440”&)ノエタノール(2
01M)中の溶液を水酸化ナトリウム(0−2N、5m
j)の滴加によシ処理した。
10℃で20時間かきまぜ後、溶液を真空で嬢縮し、水
(20d)を加え、混合物を塩酸(0,2N)で酸性に
した。生成物をジエチルエーテル(20m)中に抽出し
た。硫酸マグネシウム上で乾燥後、濾過し、真空でS縮
すると、6−ベンジル−5−(6−カルボキシヘキシル
)−1−(2−ヒドロキシ−2−シクロヘキシルエチル
アミノ)ヒダントイン(450ダ)が得られた。
”Hnmr(CDCj3/δ)ニア、3 (5H,ph
 )、4.6 (2H。
CH2Ph)、4.0 (I H,CHN )、5.4
 (I H,CH(OH)) 、3.0と2.8(各1
H、NH−CH2)。
例  4 例1、例2および例6の合併した手順と同様にして、上
記化合物をつくった。
lHnmr(CDCz3 /δ) : 7.5 (9H
,m、  Ph−Ph )、4−7 (2H,s 、 
 CH2Ph )、4.0 (I H,t 、 CHt
J)。
例  5 3−(シクロヘキシルメチル)−5−(6−カルボキシ
ヘキシル)l−(2−ヒドロキシ−2−例1、f12お
よび例6の合わせた手順と同様にして、上記化&物を・
りぐった。
1Hnmr (CDCj3/δ):4.0(I H,t
@  CHN)、5.5 (2H,m、  cy2M 
)。
例  6 ローペンチルー5−(6−カルボキシヘキシル)チルア
ミノ)ヒダントイン 例1、例2および例3の合わせた手順と同様にして、上
記化合物をつくつ九。
lHnmr (CDCj3/δ) : 6−0 (3H
,brs、交換性H)、4.0 (I H,t、  C
HN) 、54 (3H−m−CH2N、(1/2)C
旦2NH)、0−9 (3H,t 、  CH3)。
例  7 例1、例2訃よび例6の合わせた手ノ屓と同様にして、
上記化合物をつくった。
”Hnmr (CDCt3/δ) : 6−0〜5.0
 (3H,m、 CH。
””’U) 、41 ’(5H+ In e  CH2
NとCHN)、3.3(IHe m、  OC’H)、
2.9 (2He m、  CH2NH)、2.3(2
H,t、  c月2co2)。
例  8 例1、例2および例5の合わせた手順と同様にして、J
:配化合物をつくった。
”Hnmr (CDC73/ δ ;) 二 4.5 
 (2H,m、   CH2N)、4.0(I H,t
、  CHN)。
生物学的活性 例6から例6までの化合物によるPGD2および5−(
6−カル・ボキシヘキシル)−1−(3−シクロヘキシ
ル−6−ヒトロキシゾロビル)ヒダントイン(公知のP
OD、類縁体、以後は「化合物A」と呼ぶ)の効果の拮
抗作用をヒトの洗浄血小板ンよび家兎9J1#脈で調べ
た。
1、 洗浄したヒト血小板 Vargixs等[: Prostaglandins
 (i 982 ) 23 m929〕の方法の変法に
よシ洗渉血小板浮遊液を調装した。次に、この浮遊液を
4℃で2時間貯蔵し、使用前にCa ++S1μM1イ
ンドメタシン5 mcg/l、オヨびフィブリノpy’
ン400 mcg/mlを添加した。浮遊液0.5一部
分を3 Q Q BD−8Payton二重チャンネル
Mm計中で67℃に保ち金属棒で90CI(g1転/分
でかきまぜながら凝集反応を測定し、oouxa ss
 272ペン記録計で記録した。
PGD2および化合物Aによる血小板凝集の抑制は次の
ようにして調べた。プロスタグランジンレセプター作動
物質を、ADP (5k 10″″5 y )添加に先
立ち、血小板浮遊液中で6分間インキュベーションした
。ADP 特発凝集反応の再現性をこの実験中ずつと時
々チェックした。作動薬の2分前に拮抗物質を加えた。
反応は標準ADP誘発凝集の抑制パーセントとして表示
した。
PGD2および化合物人に応答した血管平滑筋弛緩をア
イソメトリックスの力の変化として測定した。家兎頚静
脈の単版壌MをKr e bs緩備液中につるし、02
95%/co25%で通気し、67℃に保ちつつ、イン
ドメタシン1μg/ゴおよび安定トロンボキサンレセプ
ター拮Km買B M 13177(Patseheke
等、Biomed、 Bioehem、 Acta (
i984)43.5321)30μMで処理した。実験
は対曲巌デデインに従った。
最初、頚靜脈墳節に0.75 、!i’の力をかけ、次
に60分間安定化させ、この時間中に標品を6回洗浄し
た。その後ヒスタミン(10’−’M)を加えて正常な
緊張状態をつくシ出した。安定した収縮の成立後、プロ
スタグランジンレセプター作働物質を用いて弛緩/一度
効果曲線を得た。応答はヒスタミン誘発力の弛緩パーセ
ントとして表示した。
次に、標品をよく洗浄し、再び安定化させた。次に、拮
抗動員をヒスタミン(10−’M)による収縮に先立ち
60分間インキユベートシ、プロスタグランジン作動物
質濃度効果曲線の第二の測定を行なった。
データ解析 拮抗物質親和性(1)KB)の測定は5child分析
により行なった。
結果 表1に示した結果は例6から例6までの化合物がすべて
ヒト血小板上のPOD、レセプターにおいて拮抗物置と
してふる!:うことを実証している。
特に、本発明に係る特に適当な化合物、例6の化合物は
、ヒトの洗浄血小板検定においてPGD2および化合物
Aの簡単な競争的拮抗物質としてふるまう。PGD2 
′J?よび化合物Aに対する抗凝集A度効果fIliI
庫のシフトは単位5chedプ寵ツトスロープpよびp
uB9.26と一致する。PGD、および化合物人によ
る血小板凝集抑制および家兎頚静脈におけるPGD2と
化合物Aの弛緩効果の抑制は同様な効力で拮抗された。
例6の化合物はそれ故にDP−レセプター拮抗物質とし
て分類できる。
DP以外のプロスタグランシンレセプターにおける化合
物の作用は、DPレセプメー親和力に対して要求される
濃度よjDloooXまで大きい濃度で観魁されなかっ
た。
3      9.26 4     10.0 58.5 68.5

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式、( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、 ZはC_5_〜_1_2直鎖または分枝アルキル、C_
    3_〜_1_2アルケニルまたはアルキニル、C_6ま
    たはC_1_0アリール、C_6またはC_1_0アリ
    ール−C_1_〜_1_2アルキル(いずれの場合もア
    リール基は、フエニル、C_1_〜_4アルキル、C_
    1_〜_4アルコキシ、ニトロ、およびハロから独立し
    て選ばれる1個以上の基により任意に置換される)、ま
    たはC_4_〜_8シクロアルキル−C_1_〜_1_
    2アルキルであり、 Z^1は式−CH_2−X−X^1−X^2(式中、X
    は−(CH_2)_2−およびシスおよびトランス−C
    H=CH−から選ばれ、X^1は共有結合、または1か
    ら6炭素原子を有する直鎖または分枝アルキレン鎖であ
    るが、そのメチレン基の一つを任意にオキサ(−O−)
    またはチア(−S−)により置き換えることがあり、そ
    してこれはオキサまたはチア基がカルボキシルまたは−
    CH=CH−基と隣接しないようにこれら基の間に少な
    くとも1個の炭素原子が存在することを条件とし、X^
    2はカルボキシル基、C_1_〜_4アルキルエステル
    、またはアミド基である)を有する基であり、Z^2は
    −NH−CH_2および−N=CH−R(式中、Rは−
    CO−Yおよび−CH(Y^1)−Y(YはC_3_〜
    _8アルキル、C_3_〜_8アルケニル、フエニル−
    C_1_〜_4アルキルおよびフエニル(このフエニル
    基は両方の場合とも、C_1_〜_4アルキル、C_1
    _〜_4アルコキシ、ニトロ、ハロおよびトリハロメチ
    ルから独立して選ばれる1個以上の基により任意に置換
    される)、C_4_〜_8シクロアルキル、および酸素
    、硫黄および窒素から選ばれる少なくとも1個のヘテロ
    原子を含む五員または六員複素環基から選ばれる基であ
    り、Y^1は水素、ヒドロキシ、C_1_〜_4アルコ
    キシおよびC_2_〜_5アシルオキシから選ばれる基
    である)から選ばれる基である)から選ばれる基である
    〕で表わされる化合物ならびにその塩および溶媒和物。
  2. (2)Zはフエニルまたはフエニル−C_1_〜_3ア
    ルキル(このフエニル基はフエニル、アルキルおよびア
    ルコキシから独立して選ばれる1個以上の基により任意
    に置換される)であり、 Z^1は−CH_2−X−X^1−X^2〔Xは−(C
    H_2)_2−であり、X^1は2から4炭素原子のア
    ルキレン鎖であり、X^2はカルボキシル基またはC_
    1_〜_4アルキルエステルである〕であり、 Z^2は−NH−CH_2−Rおよび−N=CH−R〔
    式中、Rは式−CH(Y^1)−Y(式中、Y^1はヒ
    ドロキシであり)Yはフエニル、C_3_〜_8アルキ
    ル、またはC_4_〜_8シクロアルキル、特にシクロ
    ヘキシルである)の基である〕から選ばれる基である、
    特許請求の範囲第1項記載の式( I )で表わされる化
    合物ならびにその塩および溶媒和物。
  3. (3)化合物は 3−ベンジル−5−(6−カルボキシヘキシル)−1−
    (2−シクロヘキシル−2−ヒドロキシエチルアミノ)
    ヒダントイン、 3−(p−ビフエニル)−5−(6−カルボキシヘキシ
    ル)−1−(2−シクロヘキシル−2−ヒドロキシエチ
    ルアミノ)ヒダントイン、 3−ベンジル−5−(6−カルボキシヘキシル)−1−
    (2−シクロヘキシル−2−ヒドロキシエチリデンアミ
    ノ)ヒダントイン、および 3−(p−ビフエニル)−5−(6−カルボキシヘキシ
    ル)−1−(2−シクロヘキシル−2−ヒドロキシエチ
    リデンアミノ)ヒダントイン から選ばれる、特許請求の範囲第1項記載の式( I )
    で表わされる化合物ならびにその塩および溶媒和物。
  4. (4)ヒトの医療に使用するための、特許請求の範囲1
    項から第6項のいずれか1項に記載の式( I )で表わ
    される化合物あるいはその製薬上容認しうる塩または溶
    媒和物。
  5. (5)PGD_2のDPレセプター媒介効果の遮断が示
    される臨床的症状の予防または治療に使用するための、
    特許請求の範囲第1項から第6項のいずれか1項に記載
    の式( I )の化合物またはその製薬上容認しうる塩ま
    たは溶媒和物。
  6. (6)PQD_2の生産過多と関連した臨床的症状の予
    防または治療に使用するための、特許請求の範囲第1項
    から第3項のいずれか1項に記載の式( I )で表わさ
    れる化合物またはその製薬上容認しうる塩または溶媒和
    物。
  7. (7)マスト細胞機能不全を含む臨床的症状の予防また
    は治療に使用するための、特許請求の範囲第1項から第
    3項のいずれか1項に記載の式( I )で表わされる化
    合物あるいはその製薬上容認しうる塩または溶媒和物。
  8. (8)臨床的症状は、全身性マスト細胞症または全身性
    マスト細胞活性化不調、じんま疹、またはアレルギー性
    鼻炎である、特許請求の範囲第5項から第7項のいずれ
    か1項に記載の式( I )で表わされる化合物。
  9. (9)PGD_2レセプターに特異的なプロスタノイド
    レセプタープローブとして使用するための、特許請求の
    範囲第1項から第6項のいずれか1項に記載の式( I
    )で表わされる化合物あるいはその製薬上容認しうる塩
    または溶媒和物。
  10. (10)PGD_2のDP−レセプター媒介効果の遮断
    が示される臨床的症状の予防または治療のための療法剤
    の製造における、特許請求の範囲第1項から第3項のい
    ずれか1項に記載の式( I )で表わされる化合物ある
    いはその製薬上容認しうる塩または溶媒和物の使用法。
  11. (11)PGD_2の生産過多と関連した臨床的症状の
    予防または治療のための療法剤の製造における、特許請
    求の範囲第1項から第3項のいずれか1項に記載の式(
    I )で表わされる化合物あるいはその製薬上容認しう
    る塩または溶媒和物の使用法。
  12. (12)マスト細胞機能不全を含む臨床的症状の予防ま
    たは治療のための療法剤の製造における、特許請求の範
    囲第1項から第3項のいずれか1項に記載の式( I )
    で表わされる化合物あるいはその製薬上容認しうる塩ま
    たは溶媒和物の使用法。
  13. (13)臨床的症状は全身性マスト細胞症または全身性
    マスト細胞活性化不調、じんま疹、またはアレルギー性
    鼻炎である、特許請求の範囲第10項から第12項のい
    ずれか1項に記載の式( I )で表わされる化合物の使
    用法。
  14. (14)PGD_2レセプターに特異的なプロスタノイ
    ドレセプタープローブとして適する試薬の製造における
    、特許請求の範囲第1項から第3項のいずれか1項に記
    載の式( I )の化合物あるいはその製薬上容認しうる
    塩または溶媒和物の使用法。
  15. (15)特許請求の範囲第1項から第3項のいずれか1
    項に記載の式( I )で表わされる化合物あるいはその
    製薬上容認しうる塩または溶媒和物、1種以上の製薬上
    容認しうる担体および(または)賦形剤、および任意に
    1種以上の他の治療用成分からなる医薬品製剤。
  16. (16)特許請求の範囲第1項から第3項のいずれか1
    項に記載の式( I )で表わされる化合物、あるいはそ
    の製薬上容認しうる塩または溶媒和物の製造法において
    、 (イ)Z^2が−N=CH−R(式中、Rは上で定義し
    た通りである)であるヒダントインを製造するには、式
    (II)の化合物を式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(II)R−HCO(
    III) (式中、Z、Z^1およびRは上で定義した通りである
    )の化合物と、例えば塩基およびメタノールのような適
    当な溶媒の存在下に反応させ、 (ロ)Z^2が−N=CH−R(式中、Rは上で定義し
    た通りである)であるヒダントインを製造するには、式
    (IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、Z^1は上で定義した通りであり、Gはカルボ
    キシまたはその誘導体、例えばアミド誘導体、例えばカ
    ルバモイル、またはそのエステル、とりわけそのC_1
    _〜_4アルキルエステル、であり、あるいはGはシア
    ノであり、Mは脱離基、例えばハロ、なるべくはブロモ
    である)を有する化合物を、式(V)ZHNCONHN
    =CHR(V) (式中、RおよびZは上で定義した通りである)を有す
    る化合物と、塩基存在下、エタノールのような極性溶媒
    中で反応させ、 (ハ)Z^2が−N=CH−R(式中、Rは上で定義し
    た通りである)であるヒダントインを製造するには、式
    (VI) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) (式中、G、Z、Z^1およびZ^2は上で定義した通
    りである)を有する化合物を、例えば酸または塩基の存
    在下に、あるいは不活性溶媒中で加熱することにより環
    化し、 (ニ)Z^2が−N=CH−R(式中、Rは上で定義し
    た通りである)であるヒダントインを製造するには、式
    (VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) (式中、Rは上で定義した通りである)を有する化合物
    を、炭酸メチルマグネシウムで処理し、続いて塩基存在
    下に式(VIII) M−Z^1(VIII) (式中、MおよびZ^1は上で定義した通りである)を
    有する化合物と非プロトン性溶媒、例えばTHFまたは
    エーテル中で反応させ、 (ホ)式(IX)の化合物を式(X) ▲数式、化学式、表等があります▼(IX) Z^3−L(X) 〔式中、Z^1およびZ^2は上で定義した通りであり
    、Lは適当な脱離基、例えばハロ(例えば、臭素)また
    はヒドロキシであり、Z^3は上でZに対して定義した
    通りであり(C_6またはC_1_0アリール以外)、
    あるいはイミノ保護基、例えばベンジリデンアミノ(−
    N=CH−Ph)である〕の化合物と塩基存在下、そし
    てLがヒドロキシであるときは、トリフエニルホスフイ
    ンおよびジエチルアゾジカルボキシレートの存在下に反
    応させ、その後、必要に応じ、下記の任意変換の一つ以
    上を望む順序で行なう: i)エステルである式(I)のヒダントインをつくる場
    合に、前記エステルを対応する酸または塩またはその溶
    媒和物に変換し、 ii)酸である式( I )のヒダントインをつくる場合
    に、前記酸を対応するエステルまたは塩またはその溶媒
    和物に変換し、 iii)Zが水素である式( I )のヒダントインをつ
    くる場合に、前記ヒダントインをZがアルキルである対
    応ヒダントインに変換し、 iv)Rが−CH(Y^1)Y(式中、Y^1はアシル
    オキシ基であり、Yは上で定義した通りである)である
    式( I )のヒダントインをつくる場合に、前記ヒダン
    トインをY^1がヒドロキシ基である式( I )の対応
    ヒダントインに変換し、 v)Rが−CO−Yである式( I )のヒダントインを
    つくる場合に、前記ヒダントインをRが−CH(OH)
    −Yである対応ヒダントインに変換し、または vi)Z^2が−N=CH−Rである式( I )のヒダ
    ントインをつくる場合に、前記ヒダントインをZ^2が
    −NH−CH_2−R(式中、Rは上で定義した通りで
    ある)である対応ヒダントインに変換する、 ことからなる上記方法。
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