JPS63251880A

JPS63251880A - 機械式カウンタの計数値簡易表示器

Info

Publication number: JPS63251880A
Application number: JP8584987A
Authority: JP
Inventors: Sadayuki Kitaoka; 北岡　貞之; Yoshiharu Manabe; 真鍋　吉晴
Original assignee: RAIN SEIKI KK; Ricoh Co Ltd
Current assignee: RAIN SEIKI KK; Ricoh Co Ltd
Priority date: 1987-04-09
Filing date: 1987-04-09
Publication date: 1988-10-19
Also published as: JPH0464116B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】＋１１産業上の利用分野本発明は電流パルス又は空気パルス或いは撮画的パルス
等により、１パルス毎に歩進して加算又は減算する電磁
式又は空気式カウンタ等の機械式カウンタに於て、計数
値を簡易に表示できるようにすると共に構造の大型化を
回避できるようにした計数値簡易表示器に関するもので
ある。

（２）従来の技術従来のこの種の一般的な機械式カウンタは１パルス毎に
１数字ずつ加算又は減算して表示窓に数字車列のそれぞ
れの数字を表出するものであるから、計数管理者はその
数桁の数字を逐−読み取って設定のカウント数に到達し
たかを判別するのが普通であるが、この種のカウンタの
数字は小さく遠くから看取するのは極めて困難であり、
特に多くの作業の進行状況を集中管理する場合、多くの
カウンタを逐−読み取らなければならないから、その読
取作業の煩わしさだけでなく往々にして読取ミスを生じ
るなど計数管理面に使用上の難点を有する場合があった
。

そのために、第９図及び第１０図に示す如く、機械式カ
ウンタの数字車列１６の最上桁数字車１７に表示環１８
を一体的に延設し、該表示環１８の表示窓１９を表示パ
ネル２０に開穿して機械式カウンタがカウント動作して
予め設定したカウント数字の第１桁である最上桁の数字
位置まで回動すると、その数字位置に対応する表示環１
８の所定の着色を施した部分２１が表示パネル２０の表
示窓１９に回動表示するものであり、その着色部分２１
の表示の有無により設定計数値に到達したか否かを判別
することができるようにした手段が実開昭６１−５５７
５９号によって既に提案されているが、この手段によれ
ば最上桁数字車１７に表示環１８を一体的に並設構成す
るものであるから、上記一般的な機械式カウンタに比し
て表示環１８の構成機構分だけ数字車列方向に張出し大
型化することが避けられなかった。又この提案された実
開昭６１−５５７５９号は前記以外の分野でも採用され
ており、例えば電子写真方式を用いた複写機のトータル
カウンタとしても採用されている。しかし、近年、トー
タルカウンタの代りにユニットにカウンタを設けること
が特開昭５７−１６３２７６等により開示され、実用化
されている。このような場合、小型を要求されるととも
にカウント精度よりも簡易的にしかも一部して判別でき
ることが要請されてきている。

その要請の中にあって前記実開昭６１−５５７５９号も
、全体を小型にすると簡易表示部の面積が小さいために
判別能力に限界が生じて来た。

又、特開昭５７−１６３２７６号では電気的にカウント
した値をレベル（識別）表示することが開示されている
が、この場合、識別表示するための電気部品が必要で、
機械式＊’）ン９に比べ非常に高価なものである。他の
例として、回転運動により得る表示円板を開示している
がこの場合、減速比が大きいため表示円板が大型になる
欠点がある。この欠点を除去するために多段ギアで減速
するものも提案されているが、通常ギアが多段になった
ときの噛合ガタ苧による表示不安定が発生し、これを押
さえるためにギアの寸法及び組立精度を上げるのは高価
であり、多段による部品点数の増加で管理、組立の煩雑
さも欠点となっていた。

（３）発明が解決しようとする問題点本発明が解決しようとする問題点は、機械式カウンタの
数字車列が表示する計数値を逐−読み取ることなく、遠
方からでも一部して計数値を簡易に判別できて読み取り
作業の煩わしさや読取ミスの解消を図ると共に構造の大
きさが従来の一般的な機械式カウンタと比して遜色のな
い安価な機械式カウンタの計数値簡易表示器を得ようと
するものである。

（４）問題点を解決するための手段本発明は、上記問題点を解決するために、機械式カウン
タに於て、数字車列の最上桁の数字車に連動又は一体的
に形成した少な（とも数字車列の一部を覆う表示部材を
付設し、該表示部材の表示窓を表示パネルに開穿して成
る機械式カウンタの゛計数値簡易表示器及び機械式カウ
ンタに於て、数字車列の最上桁数字車に外歯車を付設し
、カウンタ機構の外側を囲繞する表示環を回転可能に架
設し、該表示環の内周面には前記外歯車に噛合する内歯
車を設け、該表示環の表示窓を表示パネルに開穿して成
る機械式カウンタの計数値簡易表示器を提供しようとす
るものである。

（５）作　用次に本発明の作用について説明する。

機械式カウンタがカウント動作してカウント数字の第１
桁である最上桁数字車が回動すると、その数字車に噛合
する表示環が回転してその数字位置に対応する表示環の
所定の識別を施した部分が１表示パネルの表示窓に回動
表示されるものであり、その識別部分の表示により計数
値を判別することができるものである。

（６）実施例以下、図面を参照しながらその構成を動作と共に説明す
る。

第１図及び第２図は本発明の実施例を示すものである。

外部からのパルス入力でアンクル１を動作させ、ガンギ
車２を１ピッチ回動させる。これと一体のギア３により
ピニオン４を回転させる。該とニオン４は数字車５のギ
ア部が噛合しており、該ピニオン４の回転に伴って数字
車が回転し計数を行う。該数字車５が一回転する間に数
字車５の桁上げ用ギア部が隣りのピニオン４ａを−ピッ
チ回転させ、それを上位桁の数字車５ａに伝達する。こ
の機構の伝達は数字車５ａから更にピニオン４ｂ→数字
車５ｂ→ピニオン４ｃ→最上桁数字車６へとつながる。

最上桁数字型６は第２図に示す如く、数字車６ｂと表示
部材６ａと一体的に設けられ、表示パネル１５に開穿さ
れた表示窓７において、下桁の数字車５，５ａ、５ｂを
覆うようにして識別部分Ａを表出する。

第３図及び第４図は本発明の他の実施例を示すものであ
る。

第３図に於ける符号１〜４Ｃの伝達機構は第１図に示す
それぞれの同一対応符号と同様である。

ピニオン４ｃを介在させた最上桁数字型８に外歯車９を
一体的に付設し、数字車とピニオンを含むカウンタ機構
１０の外側を囲繞するドラム状の表示環１１を両側板１
２．１２の互いに対向するリング状フランジ１３．１３
に回転可能に架設し、該表示環１１の内周面には前記外
歯車９に噛合する内歯車１４を設けて該表示環１１を最
上桁数字型８と一体的に噛合同動できるように構成し、
表示パネル１５に開穿された表示窓７において、該表示
環１１の識別部分Ａを表出させる。

以上、機構実施例を第１図〜第４図にて説明したが、こ
の識別部分Ａの表出形式は、例えば第５図に示すように
識別部分Ａが計数値に対応した着色量の多少により表出
されるようにしたり、第６図に示すように設定計数値に
到達すると表示窓７に識別部分Ａである透明部分が表わ
れて、数値が読めるようにしり、又、第７図に示すよう
に、設定計数値到達すると表示窓７に全面に亘って識別
でる着色した識別部分Ａが表出されるようにり、更には
歩進する特徴を採用した例とし第８図のように識別部分
Ａが歩道に従ってフトするようにする等の幾多の工夫を
するとかできる。勿論必要に応じて指定されたの数字車
の常時表出も可能であることは自である。

（７）発明の効果本発明は以上の説明により明らかなよう表示環の所定の
識別部分を施した部分が表パネルの表示窓に回動表示さ
れるものであその識別部分の表示により計数値を判別で
るものであり、例えば、設定計数値に到達るまでの間、
カウンタの数字を逐−読み取必要性がないから、数字読
み取り作業の煩さがないだけでなく、読取ミスがなく、
又遠方からでも容易に判別できると共に、表た　　　環
を従来の一般的な機械式カウンタのカランに　　　夕機
構の外側に囲繞させたものであるから形き　　　状の大
型化を避けることができるものである。

【図面の簡単な説明】

て　　　第１図は本発明の一実施例の要部の構成を示シ
　　す断面正面図、第２図は同量上桁数字車の構成こ　
　を示す斜視図、第３図は本発明の他の実施例のＮｉ　
　　要部の構成を示す断面正面図、第４図は同断面明　
　側面図、第５図は外観の一例を示す斜視図、第６図は
外観の他の例を示す斜視図、第７図は外観の更に他の例
を示す斜視図、第８図は外観のに、　更に他の例を示す
斜視図、第９図は従来の構成水　　の−例を示す斜視図
、第１０図は同要部の構成をり、　示す拡大斜視図であ
る。き　　　１・・・アンクル、２・・・ガンギ車、３・・
・ギア。す　　４・・・ピニオン、５・・・数字車、６・・・最
上桁数字型。る　　７・・・表示窓、８・・・最上桁数字型、９・・
・外歯車。唯　　１０・・・カウンタ機構、１１・・・表示環、　
１２．１２・・・側板。１３・・・リング状フランジ、　１４・・・内歯車、１
５・・・表示示　　パネル、Ａ・・・識別部分第１図第２図第３図第４図第５図第６図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）機械式カウンタに於て、数字車列の最上桁の数字
車に連動又は一体的に形成した少なくとも数字車列の一
部を覆う表示部材を付設し、該表示部材の表示窓を表示
パネルに開穿して成ることを特徴とする機械式カウンタ
の計数値簡易表示器。
（２）機械式カウンタに於て、数字車列の最上桁数字車
に外歯車を付設し、カウンタ機構の外側を囲繞する表示
環を回転可能に架設し、該表示環の内周面には前記外歯
車に噛合する内歯車を設け、該表示環の表示窓を表示パ
ネルに開穿して成ることを特徴とする機械式カウンタの
計数値簡易表示器。