JPS6325097Y2 - - Google Patents

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JPS6325097Y2
JPS6325097Y2 JP10006683U JP10006683U JPS6325097Y2 JP S6325097 Y2 JPS6325097 Y2 JP S6325097Y2 JP 10006683 U JP10006683 U JP 10006683U JP 10006683 U JP10006683 U JP 10006683U JP S6325097 Y2 JPS6325097 Y2 JP S6325097Y2
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JP
Japan
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bolt
bolt fastening
fastening device
cylinder
manhole cover
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JP10006683U
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JPS607964U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本案はボルト締結装置をマンホール蓋等に着脱
自在に取付けるボルト締結装置取付用治具に関す
るものである。
従来、原子力発電所の蒸気発生器の1次側マン
ホール蓋を締結しているボルトの締め付け作業お
よび弛め作業には、単一締付型の油圧式トルクレ
ンチやスパナとハンマが用いられていたが、これ
ら工具の保持および操作は人力で行なわれるた
め、長時間の作業となり、放射線被曝のおそれが
あるとともにボルト締付精度が確保できないとい
う不具合があつた。
そこで本件出願人は第1,2図に示すボルト締
結装置をすでに提案した。これを次に具体的に説
明すると、1は蒸気発生器の1次側マンホール
蓋、2はマンホール蓋1を締結しているボルト、
10はトルクレンチ本体、20は同トルクレンチ
本体10の取付用治具、30は油圧ポンプユニツ
トで、上記トルクレンチ本体10は、ロータリジ
ヨイント11のクツシヨンシリンダ12に着脱自
在に取り付けられるホルダ3と、このホルダ3の
対角線上においてピン4により枢支された1対の
ソケツト5と、このピン4に基端が固着されたレ
バー7と、このレバー7の先端と上記ホルダ3と
の間に介装された油圧式回転トルクレンチ8から
なつている。またこのトルクレンチ本体10は、
上記取付用治具20の外筒21から伸縮する内筒
22に設けられたフランジ22aにロータリジヨ
イント11を固定することにより取り付けられ
る。ロータリジヨイント11は、圧油配管18,
18からの圧油の給排により軸線15まわりに
360゜回転できるようになつている。また同ロータ
リジヨイント11は、油圧ポンプユニツト30と
圧油配管13,13を介して連結され、また油圧
式回転トルクレンチ8と圧油配管14,14を介
して連結されている。クツシヨンシリンダ12
は、軸線15に沿つて約40mm昇降を可能に且つ軸
線15に対し0〜2゜程度の傾斜を可能に構成さ
れ、ソケツト5とボルト2との嵌合を容易にして
いる。以上のボルト締結装置を用いてボルトの締
め付けを行なうには、先ずロータリジヨイント1
1の軸線15をマンホール蓋1の中心にを一致さ
せ次いでノブ17を持つて破線方向に引くことに
より、クツシヨンボツクス12をその中のバネ1
6に抗して押し下げ、ロータリジヨイント11を
軸線15まわりに回転させて、ソケツト5とボル
ト2を整合させた後、ノブ17を離す。そうする
と、ソケツト5はバネ16が伸長することにより
前進してボルト2に嵌合する。次いで油圧ポンプ
ユニツト30の油圧調整レバーによりトルクメー
タを監視しながら所定の圧力に調整し、その駆動
操作レバーを操作することにより、圧油を圧油配
管13,13、ロータリジヨイント11、圧油配
管14,14を介して油圧式回転トルクレンチ8
に給排し、対角線上の2つのボルト2を一挙に締
結する。次いでノブ17を引き、クツシヨンボツ
クス12をバネ16に抗し引き下げて、ソケツト
5をボルト2から離脱させ、ロータリジヨイント
11を軸線15まわりに若干回転させて、ソケツ
ト5を締結したボルト2に隣接するボルト2に整
合させて、以後上記の操作を繰返す。また締結さ
れたボルト2を弛める場合には、ラチエツト19
を入れ換えることにより、ソケツト5を上記と逆
方向に回転させる。かくして、人手によることな
く2個のボルトを一挙に精度よく締め付け、また
は弛めることができる。
前記第1,2図のボルト締結装置を用いて、マ
ンホール蓋1のボルト2を締め付けたり、弛めた
りするに当つては、ロータリジヨイント11の軸
線15をマンホール蓋1の中心に容易に、正確に
一致させる必要がある。
本案は前記の問題点に対処するもので、一端が
マンホール蓋等に着脱自在に取付けられるアーム
と、同アームの他端に着脱自在に取付けられる外
筒と、同外筒内に軸方向の移動を可能に組付けら
れた内筒と、同内筒の先端に着脱自在に取付けら
れるボルト締結装置の重量を相殺するように上記
内外筒の間に介装された圧縮バネとを具えている
ことを特徴としたボルト締結装置取付用治具に係
り、その目的とする処は、ボルト締結装置の中心
をマンホール蓋等の中心に容易に、正確に一致さ
せることができる改良されたボルト締結装置取付
用治具を供する点にある。
次に本案のボルト締結装置取付用治具を第3図
乃至第7図に示す一実施例により説明すると、1
がマンホール蓋、2が同マンホール蓋を蒸気発生
器の1次側マンホールの周辺に固定するボルト、
3〜19が第1,2図に示したボルト締結装置、
20が本案のボルト締結装置取付用治具、21が
同取付用治具20の外筒、22が同外筒21内に
挿入した内筒、23が同内筒22と上記外筒21
との間に介装したリニアベアリングで、同内筒2
2が同外筒21に軸方向の移動を可能に組付けら
れている。また22bが上記内筒22の外周面に
設けた軸方向の溝、22cが上記外筒21に螺合
されて先端が同溝22bに摺動自在に係合したネ
ジで、同ネジ22cが内筒22の外筒21に対す
る回転を防止している。また24が上記内筒22
と上記外筒21との間に介装した圧縮バネで、同
圧縮バネ24が内筒22のフランジ22aに取付
けられるボルト締結装置3〜19の重量を相殺す
るようになつている。また25が上記外筒21に
固定した筒体、26がアームで、同アーム26の
一端が上記筒体25に挿入されて、互いがボルト
28により着脱自在に固定されるようになつてい
る。また27が上記アーム26の他端に固定した
支持脚、27aが同支持脚27に設けたボルト
穴、27bが同支持脚27の両端に設けた爪部、
29が上記ボルト穴27aとマンホール蓋1に設
けたボルト穴1aとを介して上記支持脚27をマ
ンホール蓋1に着脱自在に取付けるボルトであ
る。
次に前記ボルト締結装置取付用治具の作用を説
明する。本取付用治具を使用してボルト締結装置
3〜19を所定位置に取付ける場合には、本取付
用治具の支持脚27をマンホール蓋1に接触さ
せ、固定用ボルト29をボルト穴27a,1aに
ねじ込んで、支持脚27をマンホール蓋1に固定
する。アーム26は支持脚27の上面に溶接され
て一体になつているので、アーム26も取付けら
れた状態になる。次いでアーム26の他端に筒体
25及びボルト28を介して外筒21を取付け
る。また内筒22のフランジ22aにボルト締結
装置3〜19をネジ17を介して取付ける。これ
で使用状態にセツトされ、ボルト締結装置3〜1
9を手で上方に押圧すると、内筒22が外筒21
内に組み込まれたリニアベアリング23を介し圧
縮バネ24を圧縮しながら上方へスライドする。
このとき、締結装置3〜19の重量は圧縮バネ2
4により相殺されているので、バネ24を圧縮す
る力のみでスライドする。内筒22のスライドと
共に締結装置の回転部が回転する。なおこのと
き、内筒22はネジ22cにより回転することは
ない。以上の動作により、締付を行うボルト締結
装置のソケツト部(図示せず)を合せることがで
きる。ここで締結装置3〜19に対する押圧を解
除すると、内筒22が圧縮バネ26の作用により
下方へスライドし、締結装置のソケツト(図示せ
ず)が締め付けられるボルトの頭部に嵌合し、そ
の後は締付装置3〜19の駆動装置(図示せず)
を駆動して締め付け作業を行う。また締め付けが
終了すれば、内筒22のスライド、及び締め付け
装置の回転部の回転を繰り返し行つて、ボルトの
締め付けを順次行う。この間、本取付用治具は、
マンホール蓋に強固に取付けられており、ボルト
締結装置3〜19を安定的に保持すると共に内筒
22を外筒21内にリニアベアリング23を介し
て滑かにスライドさせて、ボルトの締め付け作業
を円滑に遂行する。
本案のボルト締結装置取付用治具は前記のよう
に一端がマンホール蓋1等に着脱自在に取付けら
れるアーム26と同アーム26の他端に着脱自在
に取付けられる外筒21と、同外筒21内に軸方
向の移動を可能に組付けられた内筒22と、同内
筒22の先端に着脱自在に取付けられるボルト締
結装置3〜19の重量を相殺するように上記内外
筒21,22の間に介装された圧縮バネ26とを
具えていて、前記作用を行うので、ボルト締結装
置3〜19の中心をマンホール蓋1等の中心に容
易に、正確に一致させることができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本件出願人がすでに提案したボルト締
結装置を示す平面図、第2図はその側面図、第3
図は本案に係るボルト締結装置取付用治具の一実
施例を示す平面図、第4図はその側面図、第5図
はその内外筒部を示す側面図、第6図はそのアー
ム部を示す平面図、第7図は同アームとマンホー
ル蓋との関係を示す縦断側面図である。 1……マンホール蓋、2……ボルト、3〜19
……ボルト締結装置、20……取付用治具、21
……外筒、22……内筒、24……圧縮バネ、2
6……アーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端がマンホール蓋等に着脱自在に取付けられ
    るアームと、同アームの他端に着脱自在に取付け
    られる外筒と、同外筒内に軸方向の移動を可能に
    組付けられた内筒と、同内筒の先端に着脱自在に
    取付けられるボルト締結装置の重量を相殺するよ
    うに上記内外筒の間に介装された圧縮バネとを具
    えていることを特徴としたボルト締結装置取付用
    治具。
JP10006683U 1983-06-30 1983-06-30 ボルト締結装置取付用治具 Granted JPS607964U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10006683U JPS607964U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 ボルト締結装置取付用治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10006683U JPS607964U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 ボルト締結装置取付用治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS607964U JPS607964U (ja) 1985-01-19
JPS6325097Y2 true JPS6325097Y2 (ja) 1988-07-08

Family

ID=30236882

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10006683U Granted JPS607964U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 ボルト締結装置取付用治具

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JP (1) JPS607964U (ja)

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Publication number Publication date
JPS607964U (ja) 1985-01-19

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