JPS6325094Y2 - - Google Patents

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JPS6325094Y2
JPS6325094Y2 JP1983111596U JP11159683U JPS6325094Y2 JP S6325094 Y2 JPS6325094 Y2 JP S6325094Y2 JP 1983111596 U JP1983111596 U JP 1983111596U JP 11159683 U JP11159683 U JP 11159683U JP S6325094 Y2 JPS6325094 Y2 JP S6325094Y2
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JP
Japan
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injection nozzle
air
inner cylinder
workpiece
tip
Prior art date
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JP1983111596U
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English (en)
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JPS6017952U (ja
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Priority to JP11159683U priority Critical patent/JPS6017952U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えばガラス製品の表面にマーク、文
字等を入れる時に使用するサンドブラスターに関
するものである。
イ 従来技術 一般に、例えばガラス製コツプの表面にマー
ク、文字等を入れる時には、硅砂等の吹付粒子を
空気圧によつて被加工物の表面に吹付け、被加工
物の表面をなし地面に加工するサンドブラスター
が使用される。そして当該サンドブラスターによ
つてガラス製コツプの表面にマーク、文字等を入
れる時には、ガラス製コツプの表面に、マーク、
文字等を切り抜いた型板を密着させ、当該型板の
表面にサンドブラスターによつて硅砂等の吹付粒
子を吹付け、ガラス製コツプ表面の所定部分のみ
をなし地面にすることにより、ガラス製コツプ表
面にマーク、文字等を入れるようにしている。
ところで、上記したサンドブラスターによつて
ガラス製コツプ等の表面にマーク、文字等を入れ
る場合、サンドブラスターの噴射ノズルから噴射
される吹付粒子が被加工物に衝突した後、四方に
飛散するのを防止するため、当該作業は通常所定
のケース内で行われる。このケースは、内部が見
えるようにその一部が透明になつており、又側壁
の所定位置にはケース内に作業者の腕を挿入する
ための貫通孔が設けてある。又ケースの下方には
ケース内に飛散した吹付粒子を収納するためのホ
ツパーが取付けてある。
そして当該ケース内で被加工物の表面にマー
ク、文字等を入れるには、ケース内に被加工物を
収納し、作業者がケースに設けた貫通孔からケー
ス内に腕を挿入し、ケース内に配置されたサンド
ブラスターの噴射ノズルを操作して被加工物の表
面にマーク、文字等を入れている。
しかし上記した方法によつて被加工物の表面に
マーク、文字等を入れると、被加工物がガラス製
コツプ等のように小型のものの場合はいいが、被
加工物が大型のものになると、ケース内に収納す
ることができず、加工できないといつた欠点があ
つた。又ウインドガラス等のように、既に所定の
位置に据付けの終了した物品の表面に、マーク、
文字等を入れることができないといつた欠点もあ
つた。
ロ 考案の目的 被加工物をケース内に収納することなく、その
表面にサンドブラスターを用いてマーク、文字等
を入れるようにすることにより、大型の物品、及
び既に所定の位置に据付けの終了した物品の表面
にも容易にマーク、文字等を入れれるようにする
ものである。
ハ 考案の構成 サンドブラスターを先端部を弾性材によつて形
成した円筒体に於いて、上記先端部の開口に向け
て吹付粒子を高圧エアーに伴つて噴射する内筒を
有し、且つその前方で円周方向にエアーのみを吹
出すための第2エアー噴出孔を有する噴射ノズル
と、該噴射ノズルの内筒及び第2のエアー噴出孔
に高圧エアーを別々に噴出又は遮断せしめる夫々
のレバーを有するエアーの供給回路と、上記内筒
より噴射させるべき吹付粒子を収納した収納タン
クと、噴射ノズル内に吹出させた吹付粒子を回収
するため、噴射ノズルの後部周面に穿つた連通孔
によつて該噴射ノズルと連通させてある収納袋と
によつて構成したものである。
ニ 実施例 第1図及び第2図は本考案に係るサンドブラス
ターを示す図面であり、図中1はサンドブラスタ
ーの噴射ガン、2は噴射ガン1の先端に位置する
円筒状をした噴射ノズルであり、当該噴射ノズル
2の先端部は柔軟性を有する弾性部材によつて形
成してあり、噴射ノズル2の先端開口部2aを被
加工物に圧接させた時、当該先端開口部2aが被
加工物の表面に密着するようにしてある。又当該
噴射ノズル2の内部には第2図に示す如く、エア
ー吹出し用の内筒3が挿入してあり、又前部円周
方向には、同じくエアーを吹出し用の第2のエア
ー噴出孔4が穿設してある。5はコンプレツサー
(図示せず)からの高圧エアーを噴射ガン1に供
給するための高圧ホースであり、当該高圧ホース
5の先端は二股状に分岐している。そして分岐し
た各先端から噴出したエアーは、噴射ガン1に装
備した第1及び第2のレバー6,7にそれぞれ連
結している第1及び第2のバルブ(図示せず)を
通過した後、噴射ノズル2に設けた内筒3及び第
2の噴出孔4から噴射ノズル2内に吹出すように
なつている。8は噴射ノズル2内に挿入した内筒
3の噴射ノズル2より後方に突出した部分に配置
した硅砂等の吹付粒子を収納するための収納タン
クであり、当該収納タンク8内に収納された吹付
粒子は高圧ホース5から第1のレバー6と連結し
た第1のバルブを通つて内筒3から噴射ノズル2
内に吹出すエアーによつて収納タンク8から吸出
され、当該エアーと共に噴射ノズル2内に吹出す
ようになつている。9は噴射ノズル2内に挿入し
た内筒3から噴射ノズル2内に吹出す吹付粒子を
回収するための収納袋である。当該収納袋9は第
2図に示す如く噴射ノズル2後端部の円周方向に
穿設した連通孔10を介して噴射ノズル2の内部
と連通している。尚、当該連通孔10は噴射ノズ
ル2内に挿入した内筒3から噴射ノズル2内に吹
出す吹付粒子が直接連通孔10内に流入すること
がなく、且つ噴射ノズル2の前部に設けた第2の
エアー噴出孔4から噴射ノズル2内に吹出すエア
ーがスムーズに連通孔10内に流入できる位置に
設けておく。又この連通孔10を連通する上記し
た収納袋9には、通気性がよく、且つ収納袋9内
に吹き込む吹付粒子を外部に放出しない網状のも
のを使用する。
上記構成に於いて、本考案に係るサンドブラス
ターによつて被加工物の表面にマーク、文字等を
入れるには、先ずサンドブラスターの高圧ホース
5をコンプレツサーに接続すると共に、収納タン
ク8内に硅砂等の吹付粒子を収納する。次に被加
工物の表面に所定のマークや文字を切り抜いた型
板を張り付けた後、型板の表面に噴射ノズル2の
先端開口部2aを押し付ける。この時、噴射ノズ
ル2の先端部は弾性部材によつて形成されている
ため、型板の表面に噴射ノズル2の先端開口部2
aを密着さすことができる。この状態で先ず第1
レバー6を操作し、第1のバルブを開くことによ
り、内筒3から噴射ノズル2内にエアーを吹出さ
せると同時に、このエアーの流れによつて収納タ
ンク8内の吹付粒子を吸出し、吹付粒子を噴射ノ
ズル2内に吹出させる。そして当該吹付粒子を被
加工物の表面に張り付けた型板に吹付けることに
より、被加工物表面の所定位置をなし地面に加工
する。この加工中、前端開口部が型板と密着して
いる噴射ノズル2内に吹付粒子が溜つてくると、
第1のレバー6を操作して一旦第1のバルブを閉
じ、吹付粒子の噴射ノズル2内への流入を止めた
後、第2のレバー7を操作して第2のバルブを開
き、噴射ノズル2の前部に設けた第2のエアー噴
出孔4から噴射ノズル2内にエアーを吹き込む。
するとこのエアーは噴射ノズル2内を通過した
後、噴射ノズル2に設けた連通孔10から収納袋
9を通つて外部に排気されるため、噴射ノズル2
内に溜つた吹付粒子は、当該エアーの流れによつ
て収納袋9内に送られる。このようにして、噴射
ノズル2内の吹付粒子が収納袋9内に送られる
と、第2のレバー7を操作して第2のバルブを閉
じた後、再び第1のレバー6を操作して第1のバ
ルブを開き、吹付粒子による加工を再開する。上
記動作を被加工物に応じて所定回数繰り返すこと
により、被加工物の表面にマーク、文字等を入れ
ていく。
ホ 考案の効果 上記した如く、噴射ガンの先端に設ける円筒状
をした噴射ノズルの先端部を柔軟性を有する弾性
体によつて形成し、噴射ノズルの先端開口部が被
加工物の表面に密着するようにすると共に、噴射
ノズル内に吹出し、被加工物の表面と衝突した後
の吹付粒子を、噴出ノズルの外周に装着した収納
袋内に収納できるようにしたから、当該サンドブ
ラスターを用いて被加工物の表面にマークや文字
を入れる時には、噴射ノズルの先端開口部を被加
工物の表面に圧接させるだけでよく、被加工物を
所定のケース内に収納して加工作業を行う必要が
なくなる。従つて、被加工物の大きさに制限がな
くなると同時に、所定の位置に既に据付けられた
物品の表面にも加工を行える。又噴射して噴射ノ
ズル内に堆積した吹付粒子は粒子噴射を止めた間
に第2のエアー噴射孔から高圧エアーのみを噴射
させて回収するようになつているから迅速確実に
収納袋に送り込まれる至極手軽な装置である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るサンドブラスターの噴射
ガンを示す斜視図、第2図は噴射ノズルの断面図
である。 1……噴射ガン、2……噴射ノズル、3……内
筒、4……第2のエアー噴出孔、5……高圧ホー
ス、6,7……レバー、8……収納タンク、9…
…収納袋、10……連通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端部を弾性材によつて形成した円筒体に於い
    て、上記先端部の開口に向けて吹付粒子を高圧エ
    アーに伴つて噴射する内筒を有し、且つその前方
    で円周方向にエアーのみを吹出すための第2エア
    ー噴出孔を有する噴射ノズルと、該噴射ノズルの
    内筒及び第2のエアー噴出孔に高圧エアーを別々
    に噴出又は遮断せしめる夫々のレバーを有するエ
    アーの供給回路と、上記内筒より噴射させるべき
    吹付粒子を収納した収納タンクと、噴射ノズル内
    に吹出させた吹付粒子を回収するため、噴射ノズ
    ルの後部周面に穿つた連通孔によつて該噴射ノズ
    ルと連通させてある収納袋とからなることを特徴
    とするサンドブラスター。
JP11159683U 1983-07-18 1983-07-18 サンドブラスタ− Granted JPS6017952U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11159683U JPS6017952U (ja) 1983-07-18 1983-07-18 サンドブラスタ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11159683U JPS6017952U (ja) 1983-07-18 1983-07-18 サンドブラスタ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6017952U JPS6017952U (ja) 1985-02-06
JPS6325094Y2 true JPS6325094Y2 (ja) 1988-07-08

Family

ID=30259037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11159683U Granted JPS6017952U (ja) 1983-07-18 1983-07-18 サンドブラスタ−

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54154895A (en) * 1978-05-25 1979-12-06 Knox Mfg Co Abrasion device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54154895A (en) * 1978-05-25 1979-12-06 Knox Mfg Co Abrasion device

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6017952U (ja) 1985-02-06

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