JPH0739641Y2 - 離形紙剥離用治具 - Google Patents

離形紙剥離用治具

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JPH0739641Y2
JPH0739641Y2 JP1987013855U JP1385587U JPH0739641Y2 JP H0739641 Y2 JPH0739641 Y2 JP H0739641Y2 JP 1987013855 U JP1987013855 U JP 1987013855U JP 1385587 U JP1385587 U JP 1385587U JP H0739641 Y2 JPH0739641 Y2 JP H0739641Y2
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JP
Japan
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release paper
nozzle
air
release
jig
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JP1987013855U
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JPS63121527U (ja
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悟雄 野尻
照重 大西
公夫 岡本
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、シートベルトプルーフカバーのごとき物品に
貼布された離形紙を剥離させるための治具に関し、特に
離形紙の端部に先の尖ったノズルを整合し、ノズルが空
気を噴出しつつ離形紙の長手方向に移動することによ
り、確実に離形紙を剥がし、かつ剥がれた離形紙を空気
により収納かごに自動的に収容できるようにした治具に
関する。
〔従来の技術〕
従来、シートベルトプルーフカバーに貼布された離形紙
を剥離させる場合は、第5図に示すように、作業員の手
の指1を用いて、シートベルトプルーフカバー2の側部
における粘着材3a,4a上の離形紙3,4を剥がすことが行な
われている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上述のように手の指1を用いてシートベルト
プルーフカバー2の離形紙剥離作業を行なう手段では、
工場内で安全のため手袋5が着用される場合、シートベ
ルトプルーフカバー2から離形紙3,4の一端を剥がし始
める操作が難しくなるという問題点があり、また離形紙
3が長い場合は、これを剥がし終えるのにかなりの労力
を要するという問題点もある。
本考案は、これらの問題点の解決をはかろうとするもの
で、離形紙の一端に整合しうる尖端部と空気噴出ノズル
との併用により、離形紙の剥離作業を能率よく迅速に行
なえ、かつ剥離された離形紙の収集を自動的に行なえる
ようにした、離形紙剥離用治具を提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
このため本考案の離形紙剥離用治具は、架台と、同架台
の一方の側部に、同一方の側部と対向する他方の側部と
の間を進退可能に配設されたノズルと、上記架台の他方
の側部に取り付けられ、離形紙の貼布された物品から剥
離された上記離形紙を収納可能な収納かごと、上記架台
の上面に形成され上記物品を上記のノズルと収納かごと
の間に載置するための作業面とをそなえ、上記ノズル
が、上記作業面に載置された上記物品に貼布された上記
離形紙の一端へ整合しうる尖端部をそなえるとともに、
同尖端部に上記離形紙の内側へ空気を噴出するノズル孔
が形成され、同ノズル孔へ給気しうる空気供給系が接続
されていることを特徴としている。
〔作用〕
上述の本考案の離形紙剥離用治具では、ノズルの尖端部
を離形紙の一端に整合し、同尖端部に形成されたノズル
孔から離形紙の内方へ空気を噴出しながらノズルを離形
紙に沿って移動させることにより、離形紙をその一端か
ら吹き上げるようにしながら剥離する作業が行なわれ、
剥離された離形紙を空気でかごに収容する作用が行なわ
れる。
〔実施例〕
以下、図面により本考案の一実施例としての離形紙剥離
用治具につて説明すると、第1図はその使用状態を示す
斜視図、第2図は第1図のII部を拡大して示す斜視図、
第3図は上記治具の尖端部の詳細図であり、第4図は上
記離形紙剥離用治具の使用の態様を示すフローチャート
である。
第1図に示すように、架台11の上面に、自動車の車室内
の左右に装着されるべき左右一対のシートベルトプルー
フカバー12,13を並置する作業面11aが形成されており、
各シートベルトプルーフカバー12,13には、その側部の
長手方向に沿う長い離形紙14,15が貼布されているほ
か、横方向の短い離形紙16,17も貼布されている。
また作業面11a上において各シートベルトプルーフカバ
ー12,13が定位置にセットされたときに、ちょうど長い
離形紙14,15および短い離形紙16,17の各一端へ尖端部18
a,19a,20a,21aを整合しうる4個の離形紙剥離用治具18,
19,20,21が設けられており、各治具18〜21の尖端部18a
〜21aには、空気を噴出しうるノズル孔18b〜21bが形成
されている。(第3図参照)。
そして、各ノズル18b〜21bには、第1〜3図に示すよう
に、給気通路18c〜21c,ホース18d〜21dおよびポンプ22
からなる空気供給系が接続されている。
シートベルトプルーフカバー12,13の側部の長手方向に
沿う長い離形紙14,15を剥離させるための治具18,19は、
第2図に示すように、可動板25上に取付けられていて、
同可動板25は、案内レール26に沿い前後方向に摺動しう
るように設けられている。
また、可動板25にはアーム26aが突設されており、同ア
ーム26aがエアシリンダ27で駆動されるのに伴い可動板2
5と共に移動する各治具18,19は、第1図に示すように対
応する離形紙14,15を、その長手方向に剥離し終えるま
で進行できるようになっている。
なお、架台11の後側部には剥離して吹き飛んでくる離形
紙を受けとめるためのネット状衝立23と、同衝立23に衝
突して落下する離形紙を貯留するためのかご24とが装着
されている。
上述の構成により、工場内で離形紙隔離作業を行なう際
には、シートベルトプルーフカバー12,13が架台11上の
作業面11aにおける所定位置にセットされると、それぞ
れに貼布されている離形紙14〜17の各一端に、対応する
治具18〜21の各尖端部18a〜21aが整合する。
ついで、起動ボタン28のオン操作によるポンプ22の作動
に伴い、各ノズル孔18b〜21bから各離形紙14〜17の内側
へ空気が噴出することにより、短い離形紙16,17は直ち
に剥離してしまい、また一端部のみが剥離し始めた長い
離形紙14,15については、エアシリンダ27の作動に伴い
中央の2本の治具18,19がノズル孔18b,19bから空気を噴
出しながら進行して、対応する離形紙14,15を完全に剥
離させるのである。
このようにして剥離した各離形紙14〜17は、各ノズル孔
18b〜21bからの空気流により吹き飛ばされて衝立23に当
たり、下方へ導かれてかご24内に収容される。
第4図は本案の離形紙剥離用治具を用いて剥離作業を行
なう際の一態様としてのフローチャートを示すもので、
ワークとしての左右のシートベルトプルーフカバー12,1
3がセットされてから、起動ボタン28のオン操作によ
り、左右の固定式治具20,21の各ノズル孔20b,21bからの
空気噴出が行なわれ、ついでタイマーの作動により固定
式治具20,21からの空気噴出が停止されてから、摺動式
治具18,19の各ノズル孔18b,19bからの空気噴出が行なわ
れ、タイマーの作動により各摺動式治具18,19が所定位
置まで進行すると、リミットスイッチのオン作動によ
り、摺動式治具18,19からの空気噴出の停止と、各摺動
式治具18,19の原位置への摺動復帰とが行なわれるよう
になっている。
上述のように、本考案の離形紙剥離用治具を用いれば、
工場内で手袋を着用していても、各シートベルトプルー
フカバー12,13における離形紙14〜17の剥離作業が、容
易に且つ迅速に行なわれるようになる。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案の離形紙剥離用治具によれ
ば、次のような効果ないし利点が得られる。
(1) 先の尖ったノズルが離形紙の内側にエアーを吹
き付けながら、離形紙を収容する収納カゴが設置してあ
る方向に移動していくため、ノズルから噴出されるエア
ーのみで離形紙を剥がす作業から、物品から剥がされた
離形紙の回収までの一連の作業を一工程で確実に行なう
ことができる。
(2) 丈の長い離形紙の場合、その長手方向をノズル
の移動方向に一致させて作業面に載置することにより、
確実に丈の長い離形紙を剥がし、かつ剥がされた離形紙
を収納かごに自動的に収集することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3は本考案の一実施例としての離形紙剥離用治具
を示すもので、第1図はその使用状態を示す斜視図、第
2図は第1図のII部を拡大して示す斜視図、第3図は上
記治具の尖端部の詳細図であり、第4図は上記離形紙剥
離用治具の使用の態様を示すフローチャートであり、第
5図は従来の離形紙剥離手段を示す説明図である。 11……架台、11a……作業面、12,13……物品としてのシ
ートベルトプルーフカバー、14〜17……離形紙、18,19
……摺動式治具、18a,19a……治具の尖端部、18b,19b…
…ノズル孔、18c,19c……給気通路、18d,19d……ホー
ス、20,21……固定式治具、20a,21a……治具の尖端部、
20b,21b……ノズル孔、20c,21c……給気通路、20d,21d
……ホース、22……ポンプ、23……ネット状衝立、24…
…かご、25……可動板、25a……アーム、26……案内レ
ール、27……エアシリンダ、28……起動ボタン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】架台と、 同架台の一方の側部に、同一方の側部と対向する他方の
    側部との間を進退可能に配設されたノズルと、 上記架台の他方の側部に取り付けられ、離形紙の貼布さ
    れた物品から剥離された上記離形紙を収納可能な収納か
    ごと、 上記架台の上面に形成され上記物品を上記のノズルと収
    納かごとの間に載置するための作業面とをそなえ、 上記ノズルが、上記作業面に載置された上記物品に貼布
    された上記離形紙の一端へ整合しうる尖端部をそなえる
    とともに、同尖端部に上記離形紙の内側へ空気を噴出す
    るノズル孔が形成され、同ノズル孔へ給気しうる空気供
    給系が接続されていることを特徴とする、離形紙剥離用
    治具。
JP1987013855U 1987-02-02 1987-02-02 離形紙剥離用治具 Expired - Lifetime JPH0739641Y2 (ja)

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JPS63121527U JPS63121527U (ja) 1988-08-08
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