JPS63249036A - シフトフイ−リング評価装置 - Google Patents

シフトフイ−リング評価装置

Info

Publication number
JPS63249036A
JPS63249036A JP62084061A JP8406187A JPS63249036A JP S63249036 A JPS63249036 A JP S63249036A JP 62084061 A JP62084061 A JP 62084061A JP 8406187 A JP8406187 A JP 8406187A JP S63249036 A JPS63249036 A JP S63249036A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shift
evaluation
shift lever
sleeve
gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62084061A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0641897B2 (ja
Inventor
Noriyuki Seto
瀬戸 紀之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP62084061A priority Critical patent/JPH0641897B2/ja
Priority to DE3808004A priority patent/DE3808004A1/de
Priority to US07/166,547 priority patent/US4849888A/en
Publication of JPS63249036A publication Critical patent/JPS63249036A/ja
Publication of JPH0641897B2 publication Critical patent/JPH0641897B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車用マニュアルトランスミッションのシ
フトフィーリングを定量的に評価するシフトフィーリン
グ評価装置に関する。
(従来の技術) 一般に、自動車に搭載されるマニュアルトランスミッシ
ョンは、入力軸に連動するカウンタ軸と、該軸に平行な
出力軸との間にギヤ比の異なる複数のギヤ列を並設する
と共に、各ギヤ列を構成するギヤのうち、通例、出力軸
上に設けられたギヤを該軸に対して回転自在とし、且つ
この回転自在なギヤの1つをシフトレバ−の接方向の操
作(セレクト操作)及び縦方向の操作(シフト操作)に
より同期噛合装置を介して選択的に出力軸に結合させる
ことにより、当該ギヤ列を動力伝達状態として、該ギヤ
列のギヤ比に応じた変速段が得られるように構成したも
のである。
ところで、上記同期噛合装置としては、一般に第1図に
示すようなものが使用される。つまり、この同期噛合装
置1は、軸2に嵌合固着されて該軸2と一体回転し且つ
外周囲にスプラインが形成されたクラッチハブ3と、該
ハブ3にスプライン嵌合されてシフトレバ−のシフト操
作により軸方向にスライドされるスリーブ4と、該ハブ
3とスリーブ4とのスプライン嵌合部における周方向複
数位置に介設されたキー5と、上記軸2に回転自在に支
持されたギヤ6(以下、被同期ギヤという)に一体形成
され且つ上記ハブ3と同一の諸元を有するギヤスプライ
ン7と、同じく被同期ギヤ6に一体形成されたテーバコ
ーン8と、上記ハブ3とギヤスプライン7との間でテー
パコーン8上に遊嵌合され且つ外周囲に上記ハブ3及び
ギヤスプライン7と同一諸元のスプラインが形成された
シンクロナイザリングつとで構成されている。そして、
シフト操作時にシフトレバ−によってスリーブ4に加え
られるa方向の力により、先ずキー5を介してシンクロ
ナイザリング9の内周面をテーバコーン8に押し付け、
その摩擦力により、ギヤスプライン7(被同期ギヤ6)
の回転速度をシンクロナイザリング9を介してスリーブ
4(軸2)の回転速度に同期させると共に、両者が同期
した時点でスリーブ4のスプラインとシンクロナイザリ
ング9のスプライン及びギヤスプライン7とを順次噛合
せ、これにより、被同期ギヤ6をギヤスプライン7、ス
リーブ4及びクラッチハブ3を介して軸2に結合させる
ようになっている。その場合に、上記スリーブ4とシン
クロナイザリング9及びギヤスプライン7の各スプライ
ンを構成する歯の先端部には、これらのスプラインを咽
合い可能な位置関係にかき分けるためのスプラインチャ
ンファ4a、9a、7aが夫々設けられ、従ってスリー
ブ4とシンクロナイザリング9の噛合い動作及びスリー
ブ4とギヤスプライン7の噛合い動作に際しては、上記
チャンファ4aとチャンファ9a及び7aとのかき分は
動作が前もって行われることになる。
(発明が解決しようとする問題点) 然して、上記の如き同期噛合装置1におけるスリーブ4
(軸2)とギヤスプライン7(被同期ギヤ6)との同期
動作、スリーブ4のスプラインとシンクロナイザリング
9のスプラインとのかき分は動作及び噛合い動作、並び
にスリーブ4のスプラインとギヤスプライン7とのかき
分は動作及び噛合い動作は、いずれもシフトレバ−に加
えられる荷重と該レバーのストロークとに基づいて、上
記の順序で連続的に行われるものであり、従ってシフト
操作時にシフトレバ−に作用する荷重及び該レバーのス
トロークが複雑に変化することになる。そして、この変
化の状態がシフトレバ−を操作する人間の手に与えられ
る重さや滑らかさ等のシフトフィーリングを左右するの
である。
そこで、この種のトランスミッションについは、開発時
に、良好なシフトフィーリングが得られるように上記同
期噛合装置を構成する各部品の仕様等を設定し、また生
産ラインの最終工程ではシフトフィーリングのチェック
が行われるのであるが、従来においては、このシフトフ
ィーリングの良否は人間による官能テストによっていた
ため、オペレヘータによって評価が異なる等、統一的な
評価が困難となっていた。その結果、開発段階において
は最良のシフトフィーリングが得られる仕様の設定が適
確に行われなかったり、或は徒らに開発工数が増大し、
また生産段階においては、品質のばらつきを生じること
となっていた。
本発明は、トランスミッションに関する上記のような実
情に対処するもので、シフトフィーリングを統一的、定
量的に評価し得る評価装置を実現することにより、適確
で効率的な設計、開発を可能とし、また製品の品質のば
らつきを防止もしくは減少させることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成すべく、本発明に係るシフトフィーリン
グ評価装置は次のように構成したことを特徴とする。
即ち、トランスミッションの入力側の軸を回転駆動する
駆動手段と、該トランスミッションのシフトレバ−を操
作するシフト操作手段と、シフト操作時におけるシフト
レバ−の作動状態を検出するシフトレバ−作動状態検出
手段と、該検出手段の出力に基づいてシフト操作性を定
量的に示す評価データを算出する演算手段と、シフト操
作性に、  関する評価基準を記憶するメモリ手段と、
上記演算手段で得られた評価データと上記メモリ手段に
記憶された評価基準とを比較してトランスミッションの
操作性の良否を判定する判・定手段とを備える。
(作  用) 上記のような構成のシフトフィーリング評価装置によれ
ば、駆動手段によりトランスミッションを作動させてい
る状態でシフト操作手段によりシフトレバ−を所定の変
速段にシフト操作した時、シフトレバ−作動状態検出手
段により例えば該レバーに作用する荷重やストローク等
が検出されると共に、その検出されたデータに基づいて
、例えばシフト操作の重さに関連する同期噛合装置のス
リーブとギヤスプラインとの同期動作に要する力積や仕
事量、或はシフト操作の滑らかさに関連するスリーブと
ギヤスプラインのチャンファのかき分は動作に要する力
積や仕事量等が評価データとして得られることになる。
そして、これらの評価データが評価基準と比較されるこ
とにより、上記重さや滑らかさ等のシフトフィーリング
が定量的に評価、判定されることになる。
(実  施  例) 以下、本発明の実施例について説明する。
第2図に示すように、このシフトフィーリング評価装置
10は、トランスミッションAを駆動するモータ11と
、該モータ11とトランスミッションAとの間の入力軸
12上に介設されたクラッチ13と、トランスミッショ
ンAの出力軸14(第1図に示す軸2)に連結されて車
体相当の慣性質量を該トランスミッションAの出力側に
作用させるフライホイール15とを有する。また、各種
データ採取用のセンサとして、モータ11の出力回転数
を検出するモータ回転数センサ16と、トランスミッシ
ョンAの入力回転数及び出力回転数を夫々検出する入力
回転数センサ17及び出力回転数センサ18と、トラン
スミッションAの出力トルクを検出するトルクセンサ1
9と、該トランスミッションAのシフトレバ−Bに作用
する荷重及び該レバーBのストロークを夫々検出する荷
重センサ20及びストロークセンサ21とが備えられて
いる。更に、該装置10の制御用として、上記各センサ
16〜21からの信号a〜fがアンプ22及びA/D変
換器23を介して入力されるパソコン24と、該パソコ
ン24に設定されたプログラムに従ってインタフェース
ユニット25を介して作動されるシーケンサ26とが備
えられ、該シーケンサ26からの信号g、hにより上記
モータ11及びクラッチ13の作動が制御され、また上
記インタフェースユニット25からの出力信号iにより
サーボアンプ27を介して上記シフトレバ−Bの操作用
アクチュエータ28の作動が制御されるようになってい
る。尚、上記各センサ16〜21からの信号a % f
はインタフェースユニット25にも入力され、これらの
信号a〜fに基づいて装置全体のフィードバック制御が
行われるようになっている。
そして、この評価装置10は、具体的には、第3図のフ
ローチャートに示す手順に従って作動する。
つまり、先ずトランスミッションAが搬入されると共に
、その搬入されたトランスミッションAの機種の読取り
と、読取った機種に応じた評価装置10の各部の段取り
替えとが行われる(ステップ81〜53)0次いで、上
記トランスミッションAを評価装置lOにセットする指
令が発せられ、この指令に基づいてトランスミッション
Aが評価装置10に第2図に示すようにセットされると
共に、第2図に示す各センサ16〜21が所定位置にセ
ットされる(ステップ84〜S6)。そして、その後、
パソコン24の入力装置により、モータ11の回転速庫
や操作時間等の運転パターンが入力され、また、この時
、パソコン24の表示部にサンプル番号等が表示される
ので、該サンプル番号のチェックと、該番号が誤ってい
る場合におけるその変°更操作とが行われる(ステップ
S)〜5so)、更に、変速操作の前後の変速段が指示
され、これに基づいて第2図に示すアクチュエータ28
が作動し、指示された変速段間のならい動作が行われる
(ステップSll〜5IS)。
このようにして準備が完了すれば、次に、モータ11が
回転を開始すると共に、設定された回転数となった時点
でランプ或はブザーが作動し且つクラッチ13が切断さ
れ、その後、アクチュエータ28によりシフトレバ−B
のシフト操作が行われる(ステップ914〜5l))、
そして、この時、荷重センサ20及びストロークセンサ
21により上記シフトレバ−Bに作用した荷重と該レバ
ーBのストロークとが測定され、またその他のセンサ1
6〜19により所定のデータが採取され、これらめデー
タがパソコン24に入力されると共に、該パソコン24
において後述するような演算が行われ、その演算結果が
評価データとして該パソコン24内のメモリに記憶され
る(ステップS1g)。
その後、ミス操作の確認と、ミス操作時におけるシフト
レバ−Bの正規の位置への移動動作、データ入力の確認
と、入力ミス発生時のメモリ番号を戻す動作、並びにデ
ータの出力が指令されているか否かの判定と、指令され
ている場合のデータの出力動作とが行われる(ステップ
819〜524)、また、モータ11の回転数を入力軸
13の回転数に一致させるためのモータ回転数制御動作
が行われると共に、両回転数が一致した時点でクラッチ
13が締結される(ステップ25〜527)@そして、
プログラムを次ステツプへ進行させると共に、該プログ
ラムが終了するまで上記ステップSI5以下の動作を繰
り返し行う(ステップS28゜829)・ 以上のようにして所定回数のテストが完了すると、上記
ステップ5IJIで演算され且つメモリに記憶された評
価データが所定の評価基準と比較され、異常の有無が判
定されると共に、異常発生時にはその表示が行われ、こ
れによりシフトフィーリングの評価が完了する(ステッ
プS 30 + 331)。
ここで、以上のようなシフトフィーリング評価テスト時
における同期噛合装置1の具体的動作とこれ゛に伴う各
データの時間的変化とについて説明すると、次の通りで
ある。
先ず、第4図(a)に示す中立状態からシフト操作によ
りスリーブ4がa方向にシフトレバ−の初期ストローク
Ss  (第5図(b)参照)に対応する量だけスライ
ドされた時に、該スリーブ4と共にa方向に移動するキ
ー5がシンクロナイザリング9を同方向に押して、該リ
ング9の内周面を被同期ギヤ6に一体のテーパコーン8
&、:押し付ける。また、この時、第4図(b)に示す
ように。
該スリーブ4のスプラインを構成する各歯の先端のチャ
ンファ4a・・・4aが上記シンクロナイザリング9の
スプラインを構成する各歯のチャンファ9a・・・9a
に出会い(第5図の時点P1)、この状態でシンクロナ
イザリング9がスリーブ4及びクラッチハブ3を介して
軸2と一体回転する。
一方、上記被同期ギヤ6は、シンクロナイザリング9が
テーパコーン8に押し付けられた時点P1では、第5図
(c)に示すように軸2との間に相対回転があり、その
ためシンクロナイザリング9とテーパコーン8との対接
面が摺動することになり、照面にシフトレバ−によるス
リーブ4をa方向に押圧する力に基づいて摩擦力が発生
する。
そして、この摩擦力により、テーパコーン8を介して被
同期ギヤ6がスリーブ4ないし軸2に同期され、第5図
(c)に示すように時点P2で該ギヤ6と軸2の回転速
度が等しくなる。その場合に、この時点P1から時点P
2までの同期領域T、においては、第5図(a)に示す
ように、シフトレバ−に上記摩擦力を発生させるための
大きな荷重が作用する。尚、第5図(b)に示すように
、この同期領域T、においてはシフトレバ−のストロー
クS2は掻く小さく、また同図(d)に示すように、軸
2に上記被同期ギヤ6(及びこれに連動する各回転部材
)の慣性力に基づくトルクが発生する。
このようにして時点P2で軸2と被同期ギヤ6との回転
速度が等しくなると、シフトレバ−によりスリーブ4に
加えられているa方向の力により、次にスリーブ4とシ
ンクロナイザリング9のスプラインチャンファ4a・・
・4a、9a・・・9aのかき分は動作が行われる。つ
まり、第4図(b)に示す上記両チャンファ4a・・・
4a、9a・・・9aが出会った状態から、スリーブ4
が第5図(b)に示すシフトレバ−のストロークS3に
対応する°量だけa方向にスライドし、且つチャンファ
4a・・・4a、9a・・・9aの傾斜面に沿ってシン
クロナイザリング9がスリーブ4に対して一定量だけ相
対回転する。この時、シンクロナイザリング9は被同期
ギヤ6と一体回転するので、該ギヤ6とスリーブ4ない
し軸2との間に、第5図(C)に示すような相対回転A
V1が発生する。そして、時点P3で上記両スプライン
チャンファ4a・・・4a、9a・・・9aの位置関係
が第4図(C)に示すような状態となってかき分は動作
が終了するのであるが、この時点P2〜P、のかき分は
領域T2においては、スリーブ4に作用するa方向の力
によりシンクロナイザリング9及び被同期ギヤ6を該ス
リーブ4に対して相対回転させなければならないので、
第5図(a)に示すように、シフトレバ−には上記同期
領域T1に続いて所定の大きさの荷重が引き続き作用す
る。
また、このスリーブ4とシンクロナイザリング9のスプ
ラインチャンファ4a・・・4a、9a・・・9aのか
き分は動作が終了すると、スリーブ4がa方向にスライ
ドして、該スリーブ4のスプラインとシンクロナイザリ
ング9のスプラインとが噛合わされるが、この噛合い領
域T3においては、スリーブ4のa方向のスライドに対
する抵抗がなくなるので、第5図(a)に示すように荷
重が急激に低下する。また、スリーブ4とシンクロナイ
ザリング9とは一体回転し、且つ該シンクロナイザリン
グ9と被同期ギヤ6も一体回転するので、この領域T3
においては、スリーブ4と被同期ギヤ6との相対回転量
は零となる。そして、スリーブ4が第5図(b)に示す
シフトレバ−のストロークS4に対応する量だけスライ
ドした時点P4で、第4図(d)に示すように、該スリ
ーブ4のスプラインチャンファ4a・・・4aがギヤス
プライン7のスプラインチャンファ7a・・・7aに出
会い、次にこれらのチャンファ4a・・・4a、7a・
・・7aのかき分は動作が行われる。
このかき分は動作に際しては、スリーブ4及びシンクロ
ナイザリング9に対してギヤスプライン7ないし被同期
ギヤ6を相対回転させることになるが、この相対回転は
テーパコーン8とシンクロナイザリング9との対接面に
おける摩擦抵抗に抗して行われる。そのため、上記チャ
ンファ4a・・・4a、7a・・・7’aが出会った時
点P4から第5図(a)に示すようにシフトレバ−に再
び大きな荷重が作用し始めると共に、この荷重が上記摩
擦抵抗を上回った時にシンクロナイザリング9とテーパ
コーン8との対接面が摺動し、スリーブ4とギヤスプラ
イン7とが相対回転を開始する。この時、上記対接面に
おける摩擦係数が静摩擦係数から動摩擦係数に変化する
ことにより、第5図(a)に示すようにシフトレバ−の
荷重が急激に低下すると共に、スリーブ4が同図(b)
に示すシフトレバ−のストロークS5に対応する量だけ
スライドし且つ該スリーブ4とギヤスプライン7とが所
定量相対回転した時点P、で、これらのスプラインチャ
ンファ4a・・・4a、7a・・・7aが第4図(e)
に示す位置関係となり、かき分は動作が終了する。その
場合に、第5図(C)に示すように、軸2と被同期ギヤ
6との間に一定量ΔV2の相対回転が発生する。
そして、この時点P4から時点P5までのスリーブ4と
ギヤスプライン7のスプラインチャンファ4a・・・4
a、7a・・・7aのかき分は領域T4が終了した後、
スリーブ4が更にストロークエンドまでスライドして、
第4図(f)に示すように該スリーブ4におけるスプラ
インがギヤスプライン7に噛み合い、これにより軸2と
被同期ギヤ6との結合動作が完了する。
然して、上記のような同期噛合装置1の動作において、
シフトフィーリングの評価データとしては、次のような
ものが採用される。
即ち、シフト操作の重さについては、例えば第5図(a
)に示す時点P、〜P、の同期領域T1及びスリーブ4
とシンクロナイザリング9とのかき分は領域T2におけ
る荷重の時間的変化やストロークに基づいて、これらの
領域でシフトレバーに加えられた力積や仕事量を求める
ことにより行われる。また、滑らかさについては、時点
P4〜P5のスリーブ4とギヤスプライン7とのかき分
は領域T4における荷重の時間的変化やストロークに基
づいて、これらの領域でシフトレバ−に加えられた力積
や仕事量を求めることにより、或は該領域T4における
荷重のピークの高さを求めることにより行われる。そし
て、いずれの場合にも、上記力積や仕事量或は荷重のピ
ーク等の評価データが評価基準と比較され、このように
してシフトフィーリングが定量的、統一的に評価される
のである。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、トランスミッションにお
けるシフト操作時のフィーリングが定量的に評価される
ことになる。これにより、該フィーリングが人間の感覚
に頼ることなく評価されることになり、この種のトラン
スミッションの開発段階においては適確且つ効率的な設
計、開発が可能となり、また生産段階においては品質の
信頼性、統一性が確保されることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るシフトフィーリング評価装置の評
価対象である同期噛合装置の構成を示す断面図、第2図
は該評価装置の実施例の構成を示す制御システム図、第
3図は該実施例の作動を示すフローチャート図、第4図
(a)〜(f)は同期噛合装置のシフト操作時の各作動
段階を夫々示ず説明図、第5図はシフト操作時における
各種データの経時変化の一例を示す経時変化図である。 10・・・シフトフィーリング評価装置、11・・・駆
動手段(モータ)、20.21・・・シフトレバ−作動
状態検出手段(荷重センサ、ストロークセンサ)、24
・・・演算手段、メモリ手段、判定手段(パソコン)、
28・・・シフト操作手段(アクチュエータ)、A・・
・トランスミッション、B・・・シフトレバ−0 第4の (d)        ’    (+り     ’
        +j)第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)マニュアルトランスミッションのシフト操作性を
    評価する装置であって、上記トランスミッションの入力
    側の軸を回転駆動する駆動手段と、該トランスミッショ
    ンのシフトレバーを操作するシフト操作手段と、シフト
    操作時におけるシフトレバーの作動状態を検出するシフ
    トレバー作動状態検出手段と、該検出手段の出力に基づ
    いてシフト操作性を定量的に示す評価データを算出する
    演算手段と、シフト操作性に関する評価基準を記憶する
    メモリ手段と、上記演算手段で得られた評価データと上
    記メモリ手段に記憶された評価基準とを比較してシフト
    操作性の良否を判定する判定手段とを備えたことを特徴
    とするシフトフィーリング評価装置。
JP62084061A 1987-03-10 1987-04-06 シフトフイ−リング評価装置 Expired - Lifetime JPH0641897B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62084061A JPH0641897B2 (ja) 1987-04-06 1987-04-06 シフトフイ−リング評価装置
DE3808004A DE3808004A1 (de) 1987-03-10 1988-03-10 Verfahren und vorrichtung zum bewerten der schaltbetaetigungs-empfindlichkeit eines von hand zu schaltenden getriebes
US07/166,547 US4849888A (en) 1987-03-10 1988-03-10 Method and apparatus for evaluating a feeling of a gear shifting operation in a manual transmission

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62084061A JPH0641897B2 (ja) 1987-04-06 1987-04-06 シフトフイ−リング評価装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63249036A true JPS63249036A (ja) 1988-10-17
JPH0641897B2 JPH0641897B2 (ja) 1994-06-01

Family

ID=13819979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62084061A Expired - Lifetime JPH0641897B2 (ja) 1987-03-10 1987-04-06 シフトフイ−リング評価装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0641897B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010243357A (ja) * 2009-04-07 2010-10-28 Mitsubishi Motors Corp 車両用変速機のシフト操作検査装置
CN113983162A (zh) * 2021-08-31 2022-01-28 中国北方车辆研究所 一种液力机械传动装置静止状态挡位切换控制品质评价方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102292684B1 (ko) * 2019-09-25 2021-08-24 대우조선해양 주식회사 저마찰형 방오도료 조성물 및 이를 이용하여 형성된 방오 도막

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63221229A (ja) * 1987-03-10 1988-09-14 Mazda Motor Corp シフトフイ−リング評価方法
JPS63225138A (ja) * 1987-03-13 1988-09-20 Mazda Motor Corp シフトフイ−リング評価方法
JPS63225139A (ja) * 1987-03-13 1988-09-20 Mazda Motor Corp シフトフイ−リング評価方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63221229A (ja) * 1987-03-10 1988-09-14 Mazda Motor Corp シフトフイ−リング評価方法
JPS63225138A (ja) * 1987-03-13 1988-09-20 Mazda Motor Corp シフトフイ−リング評価方法
JPS63225139A (ja) * 1987-03-13 1988-09-20 Mazda Motor Corp シフトフイ−リング評価方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010243357A (ja) * 2009-04-07 2010-10-28 Mitsubishi Motors Corp 車両用変速機のシフト操作検査装置
CN113983162A (zh) * 2021-08-31 2022-01-28 中国北方车辆研究所 一种液力机械传动装置静止状态挡位切换控制品质评价方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0641897B2 (ja) 1994-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11353069B2 (en) Transmission for a vehicle
US6227063B1 (en) Automatically operated transmission and controlling method therefor
US4849888A (en) Method and apparatus for evaluating a feeling of a gear shifting operation in a manual transmission
JPS63249036A (ja) シフトフイ−リング評価装置
KR20010092694A (ko) 자동 변속기어와 관련된 작동방법 및 그 설비
JPH0529257B2 (ja)
JP2006070911A (ja) 変速システム
JPS6057033A (ja) 自動車用動力伝達装置
JPH0529261B2 (ja)
JP3075148B2 (ja) シンクロメッシュ機構における押分け回転力測定装置
JPH0529259B2 (ja)
JPH0529260B2 (ja)
JPS63221229A (ja) シフトフイ−リング評価方法
JP2574851B2 (ja) 変速機の同期性能評価方法
JPH0244010B2 (ja)
JP3603622B2 (ja) トランスミッションシンクロリング性能評価方法
JPH01216233A (ja) シフトフイーリング評価方法
JPH06102145A (ja) シフトフィーリング評価方法
CN104949833B (zh) 一种变速器抖动原因确认装置及方法
JPH08166326A (ja) リバースシンクロ機構の検査方法
JPH06102146A (ja) シフトフィーリング評価方法
EP2072848A1 (en) An arrangement and method for testing at least one synchronizer
JPH0197834A (ja) 疑似走行検査装置
JP2018040618A (ja) 手動変速機の不良品判定方法及び手動変速機の不良品判定装置
JPS61140651A (ja) ギヤの自動噛み合せ方法