JPS632488A - 映像信号記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は映像信号の記録再生装置に関するものであり、
映像信号のダビング、編集時における誤動作を低減でき
る装置に係わるものである。

従来の技術 家庭用のＶＴＲ（ビデオテープレコーダ）全中心とする
映像信号記録再生装置は近年めざましい普及率となり５
ｏ％にせまるいきおいである。この様に普及率が高まっ
てくると家庭で簡単に映像信号のダビングおよび編集を
やりたいという要望が増加して来ている。そこで家庭用
の映像信号記録再生装置で特に色信号のダビングおよび
編集について第２図を用いて説明する。

第２図は映像信号記録再生装置の記録側の信号処理を色
信号を中心にブロックダイアグラムにまとめたものであ
る。録画入力から入力された映像信号はローパスフィル
タ１を通過して色信号が減衰し、輝度信号が選択的に取
り出される。輝度信号はＦＭ変調回路２に入力されＦＭ
変調される。

また映像信号は別の流れとしてバンドパスフィルタ３を
通過することによって色信号のみが選択的に取り出され
る。取り出された色信号は主平衡変調回路４とパースト
ゲート回路５に供給される。

さらに映像信号の他の流れとして同期分離回路６へ入力
され同期信号が分離され得られる。

ここで色信号は低域変換されて記録されるわけであるが
安定した低域変換周波数を得るために以下に説明する構
成が一般にとられている。バンドパスフィルタ３によっ
て選択された色信号をパーストゲート回路５によってバ
ースト領域のみが選択され位相比較回路７に入力される
。ここでパーストゲート回路５では同期分離回路６で得
られた同期信号をタイミング回路８で遅延して色信号の
バースト領域に対応するゲート信号を利用している。タ
イミング回路８は一般ては単安定マルチバイブレータに
よって構成される。位相比較回路７に入力された色信号
のバースト領域はＶＣＯ（電圧制御発振器）９の出力比
較され、位相が合わされて副平衡変調回路１０へ入力さ
れる。この動作は一般にＡＰＣと呼ばれるもので記録し
ようとする色信号の時間軸変動を低減するのに効果があ
る。

色信号の低域変換周波数の基準は同期信号から作成され
る。これは同期分離回路６の出力である同期信号は位相
比較回路１１へ入力されその出力はＶＣＯ１２へ入力さ
れる。ＶＣＯ１２では同期信号の４０倍の周波数で発振
し、これが色信号の低域変換周波数の基準となる。この
周波数は１／４０分周回路１３を経て位相比較回路１１
で同期信号と比較しながら形成されるため同期信号に位
相の合った４ｏ倍の周波数が得られる。この動作は一般
にＡＦＣ動作として知られている。こうして形成された
同期信号の４０倍の周波数の信号は色信号の低域変換周
波数の基準となる。この信号は副平衡変調回路１０でバ
ースト信号と変調されバンドパスフィルター１４で相方
の和の成分が選択されて主平衡変調回路４に導入される
。主平衡変調回路４では色信号を前述の和の信号で変調
し、ローパスフィルタ１５で差信号が選択される。この
差信号は色信号が同期信号の４０倍の周波数に変調され
たことであり、−般に色信号の低域変換である。ちなみ
に同期信号の４０倍の周波数を低域変換の基準とするの
はＶＨ３方式の映像記録再生機の場合であり、他の方式
では異なる倍数比が用いられる。こうして形成された色
信号を低域変換した信号は輝度信号がＦＭ変調された信
号と加えられて記録アンプ１６で増幅されて記録媒体に
記録される。

発明が解決しようとする問題点 このような構成の映像信号記録再生装置では、ダビング
や編集による色信号のＳ／Ｎ比劣化に対して、色信号を
直接低域変換周波数に変調するため、影響を受けやすい
。

これは特に色信号のバースト領域では顕著であり、ダビ
ング３世代目ぐらいからモニタテレビ等の映像機器が誤
動作して色が正しく再現されないという問題があった。

また映像信号記録再生装置には必ず発生するドロップア
ウト現象が、バースト領域で発生すると色信号の基準が
なくなるため、色が付かないという問題を含んでいた。

さらに色信号と輝度信号のタイミング（Ｙ／Ｃデイレイ
）が不整の装置ではダビングの世代が進むにつれてＹ／
Ｃデイレイが大きくなり、パーストゲート等の処理がで
きなくなるという問題もあった。

問題点を解決するだめの手段 本発明は映像信号から同期信号を分離する回路と、該同
期信号を基準に色信号の低域変換周波数の基本周波数を
発生する回路と、該基本周波数を色信号のバースト領域
と入れ替えるスイッチ回路とを有し、前記スイッチ回路
の出力を色信号として記録することを特徴とする映像信
号記録装置である。

作　　用 本発明は色信号を低域変換する際の基準周波数を記録時
にバースト領域のみ入れ替えることによって、ダビング
等で、バーストのＳ／Ｎ　此方化等による不都合を低減
するものである。

実施例 以下、本発明の実施例について第１図を参照して説明す
る。

第１図は従来例の第２図にスイッチ回路１７が附加され
ていることを特徴の一つとしている。このスイッチ回路
１７には、従来の主平衡変調回路４の出力と、色信号の
低域変換周波数の基本周波数となるＶＣＯ１２の出力が
入力されている。このスイッチ回路１７の制御信号とし
てはパーストゲート回路Ｓ用の制御信号と共有すること
ができる。

すなわち同期信号からタイミング回路８で作成された色
信号のバースト領域に対応する信号である。

したがってこのスイッチ回路１７の出力としてはバース
ト領域のみ低域変換周波数の基準周波数が出力され、そ
の他の領域では従来どうりの信号が出力される。この出
力はローパスフィルタ１６の通り輝度信号と加えられて
記録アンプ１６で増幅され記録媒体へ記録される。

本発明の実施例では、色信号の低域変換周波数の基準周
波数を得るのに、位相比較回路１１゜ＶＣＯ１２、分周
回路１３の構成で達成しているが他の構成でも具現化す
ることが可能である。

発明の効果 以上のように本発明の映像記録再生装置では色信号の記
録時に、バースト領域は常に基準周波数が記録されるこ
ととなる。したがって、ダビング等によって色信号のＳ
／Ｎ　比が劣化した場合においてもバースト領域はいつ
も基準周波数に入れ替えられるため、他の映像機器の障
害となることはない。さらに本発明では従来の回路構成
を大幅に変更することなく、しかも付加する回路もきわ
めて少なく目的を達成できるという工業的な匍値がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の映像信号記録再生装置のブロック図、
第２図は従来の映像信号記録再生装置のブロック図であ
る。 ６・・・・・・同期分離回路、１１・・・・・・位相比
較回路、１２・・・・・ＶＣＯ（電圧制御発振器）、１
３・・・・・・分周回路、１７・・・・・・スイッチ回
路。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名１−
−一ローバスフィルタ Ｊ−ｍ−バンドバスフィルタ ６−一一同期分凰ｉ回路 ７−−−　（立才呂　ｒこ車交　回　鱒シｌθ−一一　
二す　千　ｆｔ？？　　頂　回　ムシ１１−−−イ立作
比較回路 Ｉ３−　　物分周回応 ｌ＋−バンドパスフィルタ 第１図　　　　　１５−　　ローパスフィルタ１６−　
　記録アンプ ７−−−ローバスフイルタ ３−　バンドパスフィルタ ロー同期分！回路 ７−−−イ」シニレを目　北転〔＝１　二１う・Ｉθ−
ｍ−１シリ乎イｊテｉ′調　回路１４−一−バンドパス
フィルタ 第２図　　　　　７５−　　ローパスフィルタ１６−　
　記録アンプ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 映像信号から同期信号を分離する同期信号分離回路と、
   前記同期信号を基準に色信号の低域変換周波数の基本周
   波数を発生する基本周波数発生回路と、前記基本周波数
   を色信号のバースト領域と入れ替えるスイッチ回路とを
   有し、前記スイッチ回路の出力を色信号として記録する
   ことを特徴とする映像信号記録再生装置。