JPS63248265A - 留守番電話機の録音方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、留守番電話機の録音方法に関するものである
。

（従来の技術） 従来の留守番電話機においては不在時に着呼があった場
合、留守番電話機の応答テープ内に記録された応答メツ
セージを相手側に発し、さらにその後可聴音の記録合図
信号を相手側に送り、相手側はこの応答メツセージと記
録合図信号を問いて用件を話すということが行われてい
た。

第３図はこの留守番電話機の録音合図信号を発するタイ
ミングと相手側の用件を記録する記録動作が行われるタ
イミングとの関係を示したものである。

同図（ａ＞に示されるように、不在時に着呼があると応
答テープ内の応答メツセージＡが発せられた後、録音合
図信号Ｂが相手側に送られる。同図（ｂ）はこの留守番
電話機の記録動作が行われるタイミングを示しており、
録音合図信号Ｂの立ち下がりから録音動作の設定までに
要する所定の時間Ｔを経過した後に録音動作が開始し録
音状態Ｃに入る。

しかしながらこのような従来の留守番電話機においては
、録音合図信号Ｂが送られてから留守番電話機が録音状
態に入るまモに一定時間Ｔが必要なため、発呼者がこの
時間Ｔ経過前に用件を話し出すと時間Ｔ内の用件は録音
できないという問題を有する。

（発明が解決しようとする問題点） このように従来の留守番電話機においては発呼者が録音
合図信号を聞いてすぐに用件を話し出すとこの用件の一
部が録音されないという問題点がある。

本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものでその
目的とするところは、発呼者の用件をすべて録音できる
留守番電話機の録音方法を提供することにある。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 前記目的を達成するために本発明は不在時に着呼があっ
た場合に発呼側に応答メツセージを送り、その後録音動
作を開始する低周波信号を発し、その後可聴音の録音合
図信号を発呼側に送出し、発呼側から応答があればこれ
を録音することを特徴とする。

（作用） 発呼側に応答メツセージが送られると、その俊この留守
番電話機が録音動作を開始するための低周波信号が発せ
られる。この低周波信号は可聴音ではないので発呼側の
扱い者はこれを聞くことができない。一方、留守番電話
機はこの低周波信号により録音動作に入る。低周波信号
が発せられてから一定時間経過後可聴音の録音合図信号
が発呼側に送られる。発呼者はこの録音合図信号を聞い
て用件を話し始めるがこの時にはすでに留守番電話機は
録音動作状態に入っているので発呼者の発する用件はす
べて録音される。

（実施例） 以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細に説明する
。

第１図は本発明の一実施例に係る留守番電話はの構成を
示すブロック図である。

同図に示されるようにこの留守番電話機は、中央処理装
置（ＣＰＵ）１、トーンオシレータ３．５、スイッチ７
、プリアンプ９、ローパスフィルタ（ＬＰＦ）１１、信
号検知器１３、スイッチ１５、バンドパスフィルタ（Ｂ
ＰＦ）１７、信号検知器１９、録音／再生兼用ヘッド２
１．２３、消去ヘッド２５．２７等から構成される。

ＣＰＬＪｌはこの装置全体の統括的制御を行う。

トーンオシレータ３は低周波信号を発する発振器である
。トーンオシレータ５は可聴音信号を発する発振器であ
る。スイッチ７．１５はＣＰＬＪｌの制御に応じて端子
Ａ１、Ｂ１及び端子Ｃ１、Ｄｌに接触する。プリアンプ
９は信号を増幅する。ＬＰＦｌｌはプリアンプ９の出力
信号のうち低周波信号のみを通過させる。信号検知器１
３はＬＰＦｌｌを通過して信号の入力がおるとこれを検
知してＣＰｔＪｌに伝える。ＢＰＦｌ７はプリアンプ９
の出力信号のうち所定の帯域の信号のみを通過させる。

信号検知器１９はＢＰＦｌ　７を通過して信号の入力が
あるとこれを検知してＣＰｔＪｌに伝える。

また、この留守番電話機は図示しない２組の例えばテー
プレコーダ等の録音／再生装置を具備しており、これら
のうち一方には上記した録音／再生兼用ヘッド２１が用
いられて応答メツセージの録音および再生が行われ、ま
た他方には上記した録音／再生兼用ヘッド２３が用いら
れて発呼者からのメツセージの録音および再生が行われ
る。なお、上記の消去ヘッド２５．２７はこれらの録音
／再生装置におけるメツセージの消去のためにそれぞれ
用いられる。

次にこのように構成された留守番電話機の動作について
説明する。

まず、留守番電話機の使用者が応答メツセージを録音す
る場合について説明する。

使用者は図示しない操作キー等により応答メツセージを
入力することをＣＰＵ１に伝える。ＣＰＵ１はこれを受
けるとスイッチ７．１５を第１図の点線を示す位置に切
り換える。使用者が図示しないマイク等により応答メツ
セージを入力すると録音／再生兼用ヘッド２１により応
答メツセージが録音テープに録音される。使用者は応答
メツセージの録音を終了すると図示しないキー操作を行
う。ＣＰＵ１はこのキー人力情報を受けるとトーンオシ
レータ３を駆動する。トーンオシレータ３からは低周波
信号が発せられこの信号はスイッチ７、プリアンプ９、
スイッチ１５を介して録音／再生兼用ヘッド２１に伝え
られ、この録音／再生兼用ヘッド２１によってこの低周
波信号が録音テープに録音される。その俊一定時間経過
するとＣＰＵ１はトーンオシレータ５を駆動する。トー
ンオシレータ５は可聴音信号を発しこの信号はスイッチ
７、プリアンプ９、スイッチ１５を介して録音／再生兼
用ヘッド２１に伝えられ、この録音／再生兼用ヘッド２
１によってこの可聴音信号が録音テープに録音される。

しかして録音テープには第２図（ａ）に示されるように
応答メツセージＡと低周波信号りと録音合図化＠Ｂとが
所定の時間的間隔を持ちつつこの順番で録音される。

次に不在時に着呼が必りこの着呼を録名する場合の動作
について説明する。

不在時にはあらかじめ留守番電話機の使用者がこの留守
番電話機を不在時モードにしている。この不在時モード
の設定は図示しないキー人力によって行われる。そして
、このキー人力があるとＣＰＵＩはスイッチ７．１５を
実線の位置に切り換える。この状態において相手からの
着呼があるとこの着呼は図示しない検出器によって検出
されＣＰＵＩに伝えられる。

ＣＰＵＩは録音／再生兼用ヘッド２１を駆動することに
より録音テープの内容が再生される。まずこの再生され
る信号は応答メツセージＡであり、この応答メツセージ
Ａはスイッチ７、プリアンプ９、ＬＰＦＩ　１またはＢ
ＰＦｌ　７および信号検知器１３．１９を介してＣＰＵ
Ｉに伝えられる。同時に、この録音／再生兼用ヘッド２
１によって再生された応答メツセージＡは発呼側にも送
られる。

この後、低周波信号りがスイッチ７、プリアンプ９、Ｌ
ＰＦｌ　１を介して信号検知器１３に送ら・れる。信号
検知器１３はこれを検知し検知したことをＣＰＵ１に伝
える。ＣＰＵ１はこの信号を受けるとスイッチ７．１５
を点線の位置に切り換える。従ってこの状態で相手側か
らの通話の入力があるとこの入力信号はスイッチ７、プ
リアンプ９、スイッチ１５、録音／再生兼用ヘッド２３
を介して録音テープに録音される。すなわち受信録音可
能状態となる。

一方、この低周波信号りは発呼側に伝えられても発呼者
はこれを聞くことができない。その後、可聴音信号Ｂが
発呼側に送られると発呼者はこの信号を聞いた後用件を
話し出す。発呼側の使用者が用件を話し出した時には留
守番電話機は前述の低周波信号りによって概に録音可能
状態となっているので発呼者の用件はすべて録音される
。すなわち第２図に示すように、低周波信号りの立ち下
がりにより留守番電話機は録音状態Ｃとなっており発呼
者は録音合図信号Ｂを聞いた後用件を話し出すのでこの
用件はすべて留守番電話機に録音される。

［発明の効果］ 以上詳細に説明したように本発明の留守番電話機の録音
方法によれば、発呼側の用件はすべて録音される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る留守番電話機の構成を
示すブロック図、第２図および第３図は本実施例および
従来例における録音合図信号の発するタイミングと録音
開始状態との関係を示す図である。 １・・・・・・・・・・・・ＣＰＵ ３．５・・・・・・トーンオシレータ ７．１５・・・スイッチ １１・・・・・・・・・・・・ＬＰＦ １３．１９・・・信号検知器 １７・・・・・・・・・・・・ＢＰＦ 代理人　弁理士　　則　近　患　缶 周　　山王　−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 不在時に着呼があった場合に発呼側に応答メッセージを
   送り、その後録音動作を開始する低周波信号を発し、そ
   の後可聴音の録音合図信号を発呼側に送出し、発呼側か
   ら応答があればこれを録音することを特徴とする留守番
   電話機の録音方法。