JPS6324763Y2 - - Google Patents

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JPS6324763Y2
JPS6324763Y2 JP8935681U JP8935681U JPS6324763Y2 JP S6324763 Y2 JPS6324763 Y2 JP S6324763Y2 JP 8935681 U JP8935681 U JP 8935681U JP 8935681 U JP8935681 U JP 8935681U JP S6324763 Y2 JPS6324763 Y2 JP S6324763Y2
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JP
Japan
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arm
holes
base
door
hole
Prior art date
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Expired
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JP8935681U
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JPS57199674U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は開き戸等のアームストツパに関する
ものである。
ドア枠を工場から出荷する場合、アームストツ
パがあらかじめ取付けてある場合が多い。例え
ば、ビル用ドアにおいてドア枠には所定の位置に
アームストツパの取付孔を設けてあり、これによ
りアームストツパはドア枠にドアが90゜開いてス
トツプするよう固定されている。ところが、ドア
の設置場所が様々であるためドアのすぐ近くに壁
などがある場合、ドアが壁に衝突する等の不都合
が生じている。このような際、ドアのアームスト
ツパ取付位置を変更しなければならないが、前記
のように取付孔は予め所定位置に設けられている
ために、この変更にはドリル作業等を必要とし煩
雑なものであつた。
このような不都合を解決するために複数の孔の
あいた部材を使用して、これをドア取付け時に取
付け、この孔のいずれかにアームストツパのアー
ムを係止することが考えられる。しかしアームの
一方側のみ複数の孔のあいた部材のいずれかの孔
に係止し、アームの他方側を一定の位置に連結し
たままであると、ふたつのリンクから成るアーム
ストツパを正確に停止できない。すなわちふたつ
のリンクは一方のリンクの先端に取付けたデイス
クを他方の溝に係止して、両リンクを所定角度に
開いて停止するのであるが、一方側のリンクの係
止位置がズレて、他方がそのままであることは両
リンクの角度が所定の角度にはならないことにな
る。従つてデイスクが正確に溝に係止せず、ドア
を安定的に停止できなかつたり、アームにねじれ
等が作用してアームストツパを破損することがあ
る。
この考案は、前記問題点に鑑み予め設定された
取付位置を変更することなく取付現場において所
定の開き角度を調整でき、また常にドアの開度を
安定的に維持でき、破損することもないアームス
トツパを提供し、前記問題点を解消することを目
的とするものである。以下この考案を図示する一
実施例により説明する。
アームストツパは、枠ベース1と框ベース2と
この両ベース間を連架してなるアーム部3とから
なり、前記枠ベース1と框ベース2とアーム部3
の接合部には、それぞれ偏平ピン4,4′が貫挿
してあり各ベースとアーム部3とは枢着されてい
る(第1図参照)。前記アーム部3はリンクであ
る弯曲してなる主アーム5とこの主アーム5端部
に横方向へ突出するよう配置された一対のリンク
である連結アーム5′とからなつている。
前記連結アーム5′は前記主アーム5の両面部
を挟持するよう配され、この挟持部を貫挿するピ
ン6を介して主アーム5に枢着され、同ピンはそ
の先端部を連結アーム5′の係合孔7でかしめら
れ固定されている。
この連結アーム5′の中央部には、その延在方
向に連続するデイスク溝8が形成され、框ベース
側端部には貫通孔9と略長方形の係合孔10とが
それぞれ設けられている。
前記主アーム5の枠ベース1側端部には前記偏
平ピン4をかしめて固着させる略長方形の係合孔
10′が設けられ、他端部にはデイスクホール1
1と同ホールに圧入されるデイスク12とが設け
られている。
また、前記デイスク12の外側近傍には、前記
連結アーム5′の回動範囲を制限する係止突片1
3が形成されている(第2図参照)。
前記枠ベース1と框ベース2の前記偏平ピン
4,4′挿嵌部には、互いに隣接する3個の貫通
孔14,14′がそれぞれ形成されている。この
各貫通孔14,14′は、少なくとも同貫通孔1
4,14′の直径より小さい幅で形成された連通
溝15,15′により、互いに連絡されている
(第3図参照)。
前記貫通孔14,14′に挿嵌してなる前記偏
平ピン4,4′は、前記貫通孔14,14′の上面
部で係止される上端ヘツド16と、前記連通溝1
5,15′を縦方向でのみ通行可能な略長方形の
枢支部17と前記主アーム5の係合孔10′およ
び前記連結アーム5′の係合孔10とにかしめら
れ固着される略長方形の係合部18とからなつて
いる(第4図参照)。
前記デイスク12はベアリング部19とフラン
ジ部19′とからなり、このフランジ部19′を前
記デイスクホール11に圧入して固着している。
前記ベアリング部19はアームストツパ作動時に
デイスク溝8に係合されるようになつており、ア
ームストツパの開き角度を一定に保つようになつ
ている(第5図参照)。従来型デイスクが単なる
球形状で、座りが悪いうえ取付が面倒であつたの
に対し、このデイスク12は、取付が簡単であ
り、また強固である。
前記係止突片13は、主アーム5の一部をその
母材から上下に切り起こして断面略波形状に形成
してあり、非常に強固である(第6図参照)。
このためストツパとしての機能を確実に果たす
ことができ、アームストツパは長期の使用に耐え
うるものである。
このような機構からなるアームストツパは、前
記枠ベース1と框ベース2にそれぞれ形成された
取付フランジ20,20′により、枠と框にビス
止めされる。前記偏平ピン4,4′は前記取付状
態では貫通孔14,14′に枢支され、前記連通
溝15,15′の通行は不能にされている。前記
連通溝15,15′により、偏平ピン4,4′を移
動させるには、前記偏平ピン4,4′を回転して
枢支部17の狭巾を連通溝15,15′の巾と合
致させる。このようにして偏平ピン4,4′が連
通溝15,15′内を移動可能にして、任意の貫
通孔14,14′に来たときに回転して偏平ピン
4,4′が移動しないようにする。
このとき枠ベース1側と框ベース2側の移動は
それぞれ対応して行うものである。すなわち枠ベ
ース1側を貫通孔15ひとつずらすとすると、框
ベース2側も貫通孔15′ひとつずらすものであ
る。また一方をふたつずらせば他方もふたつずら
すものである。これによつて第7図に示すように
主アーム5と連結アーム5′のドア開始時の角度
を常に一定にすることができる。従つてデイスク
溝8に係止して、ドアを安定的に確実に停止でき
る。またアームにねじれ等も生じず、破損するこ
ともない。
また、前記偏平ピン4,4′の係合部18にね
じ山21を設け、その下端にナツト22と同ナツ
ト22の脱落を阻止する下部フランジ23を設
け、前記各ベースに配しても良く、この場合ナツ
ト22をゆるめることにより、偏平ピン4,4′
の方向を変え、貫通孔14,14′間を移動させ
ることができる(第8図参照)。
以上のように、この考案によるアームストツパ
によれば、設定場所に応じてドアの開き具合が調
整でき、後発的な理由によるドアの開き角度変更
が簡単にできる。
また框ベースと枠ベースの双方に複数の貫通孔
と連通溝を各々設けたため、ドアの開度を変える
ときはアームの係止位置はそれぞれ対応してズラ
すことができ、ふたつのリンクの角度を変える必
要がない。従つてデイスクは常に正確にデイスク
溝に係止してドアを安定的に確実に停止させるこ
とができる。またアームにねじれ等が生じず、破
損することもない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるアームストツパの斜視
図、第2図は同分解斜視図、第3図は枠ベースと
框ベースにそれぞれ設けられた貫通孔を示す正面
図、第4図は偏平ピンを示す側面図、第5図はデ
イスクを示す正面図、第6図は係止突片を示す断
面図、第7図はアームストツパの作動状態を示す
平面図、第8図は偏平ピンの変形例である。 1……枠ベース、2……框ベース、3……アー
ム部、4,4′……偏平ピン、5……主アーム、
5′……連結アーム、6……ピン、7……係合孔、
8……デイスク溝、9……貫挿部、10,10′
……係合孔、11……デイスクホール、12……
デイスク、13……係止突片、14,14′……
貫通孔、15,15′……連通溝、16……上端
ヘツド、17……枢支部、18……係合部、19
……ベアリング部、19′……フランジ部、20,
20′……取付フランジ、21……ねじ山、22
……ナツト、23……下部フランジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開き戸用の框ベース2と枠ベース1と、この両
    部材を連架するふたつのリンク5,5′より成る
    アーム部3と、このアーム部3の両端部をそれぞ
    れ前記ベース1,2に枢支してあるピン4,4′
    とからなるアームストツパにおいて、框ベース2
    と枠ベース1のピン挿嵌部には、互いに隣接配置
    された所要数の貫通孔14,14′とこの各貫通
    孔14,14′の直径未満の幅で隣接する各貫通
    孔14,14′を結ぶ連通溝15,15′とが框ベ
    ース2と枠ベース1に各々同形状になるよう形成
    してあり、前記貫通孔14,14′には所定方向
    において前記連通溝15,15′を移動可能であ
    り、他の方向では前記貫通孔14,14′に枢支
    されるよう形成してある偏平ピン4,4′がそれ
    ぞれ装着されていることを特徴とするアームスト
    ツパ。
JP8935681U 1981-06-17 1981-06-17 Expired JPS6324763Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8935681U JPS6324763Y2 (ja) 1981-06-17 1981-06-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8935681U JPS6324763Y2 (ja) 1981-06-17 1981-06-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57199674U JPS57199674U (ja) 1982-12-18
JPS6324763Y2 true JPS6324763Y2 (ja) 1988-07-06

Family

ID=29884501

Family Applications (1)

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JP8935681U Expired JPS6324763Y2 (ja) 1981-06-17 1981-06-17

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JP (1) JPS6324763Y2 (ja)

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JPS57199674U (ja) 1982-12-18

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