JPS63246201A - 多段プレスの熱圧制御方法 - Google Patents
多段プレスの熱圧制御方法Info
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- JPS63246201A JPS63246201A JP8071987A JP8071987A JPS63246201A JP S63246201 A JPS63246201 A JP S63246201A JP 8071987 A JP8071987 A JP 8071987A JP 8071987 A JP8071987 A JP 8071987A JP S63246201 A JPS63246201 A JP S63246201A
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/06—Platens or press rams
- B30B15/062—Press plates
- B30B15/064—Press plates with heating or cooling means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Presses (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、上下方向、若しくは左右方向に複数段の熱板
が開田自在に配設された多段プレスにおいて、供給され
る合板材料の種類、特にその縦横サイズ、材厚に加え、
合板材料を構成する個々のベニヤ単板の樹種の相異、各
ベニヤ単板に塗布される接着剤の種別等に応じて、加圧
閉始から加圧終了に至るまでの熱圧制御方法に関するも
のである。
が開田自在に配設された多段プレスにおいて、供給され
る合板材料の種類、特にその縦横サイズ、材厚に加え、
合板材料を構成する個々のベニヤ単板の樹種の相異、各
ベニヤ単板に塗布される接着剤の種別等に応じて、加圧
閉始から加圧終了に至るまでの熱圧制御方法に関するも
のである。
「従来の技術」
従来より、その上下面に接着剤が塗布されたベニヤ単板
を、繊維方向を直交させて複数枚積層した後、仮圧締し
た合板材料を多段プレスの各段の熱板間にて加熱加圧す
るに際しては、合板材料の縦横サイズから求められた面
積に応じて、油圧シリンダの吐出圧力をM制御していた
。またこの時、熱板間へ供給される合板材料は、複数種
の縦横サイズを有しているので、合板材料の単位面積当
りの加圧力が等しくなる様に、油圧シリンダへのポンプ
による吐出圧力をその都度変更していた。
を、繊維方向を直交させて複数枚積層した後、仮圧締し
た合板材料を多段プレスの各段の熱板間にて加熱加圧す
るに際しては、合板材料の縦横サイズから求められた面
積に応じて、油圧シリンダの吐出圧力をM制御していた
。またこの時、熱板間へ供給される合板材料は、複数種
の縦横サイズを有しているので、合板材料の単位面積当
りの加圧力が等しくなる様に、油圧シリンダへのポンプ
による吐出圧力をその都度変更していた。
通常、合板材料の単位圧力gと、ポンプの吐出圧力Pの
関係は、 によって求められる。
関係は、 によって求められる。
ただし、上式において、Wは総圧編方(k8)、Aは合
板材料の面積(cd )、Sはシリンダの面積、dはシ
リンダの内径、nはシリンダの本数である。
板材料の面積(cd )、Sはシリンダの面積、dはシ
リンダの内径、nはシリンダの本数である。
尚、シリンダの面積S、シリンダの内径d1 シリン
ダの本数nは、当初設置された多段プレスにおいては不
変であり、一定の定数となるので、合板材料の面積が変
化すれば、上式からポンプの吐出圧力を変更することに
よって、合板材料の最適面圧を求めて加圧制御を行うこ
とになる。
ダの本数nは、当初設置された多段プレスにおいては不
変であり、一定の定数となるので、合板材料の面積が変
化すれば、上式からポンプの吐出圧力を変更することに
よって、合板材料の最適面圧を求めて加圧制御を行うこ
とになる。
即ち、上式が設定されている演算部による演算結果に基
づいて、ポンプによって油圧シリンダへ圧油が給送され
、また、その吐出圧力を調整すべく、リリーフ弁を介し
て、ポンプの吐出圧力を変更し、合板材料を最適面圧に
て加圧制御することになる。
づいて、ポンプによって油圧シリンダへ圧油が給送され
、また、その吐出圧力を調整すべく、リリーフ弁を介し
て、ポンプの吐出圧力を変更し、合板材料を最適面圧に
て加圧制御することになる。
「発明が解決しようとする問題点」
しかしながら、上式からの計算結果により得られた油圧
シリンダの加圧制御は、合板材料の面積に基づく平面的
な要素のみで決定されている。従って、合板材料の加圧
制御に関するもう一方の要素である立体方向の材厚の大
小については考慮されていない。このため、熱板間に供
給された合板材料を構成する各ベニヤ単板を介して接着
剤層を加熱し、加熱によって接着剤が硬化する時間を正
確に規制していなかった。
シリンダの加圧制御は、合板材料の面積に基づく平面的
な要素のみで決定されている。従って、合板材料の加圧
制御に関するもう一方の要素である立体方向の材厚の大
小については考慮されていない。このため、熱板間に供
給された合板材料を構成する各ベニヤ単板を介して接着
剤層を加熱し、加熱によって接着剤が硬化する時間を正
確に規制していなかった。
また、ベニヤ単板間に塗布される熱硬化性樹脂接着剤に
は、尿素系、フェノール系、メラミン系等にその種別が
大別されており、これにミキシングされる硬化剤、水分
、増量剤の量、比率も多岐に亙っている。さらに、ベニ
ヤレースにて切削される原木樹種の相異によって、ベニ
ヤ単板の初期含水率、或いは暴れ、捻り、硬軟等の性状
が異なることになる。
は、尿素系、フェノール系、メラミン系等にその種別が
大別されており、これにミキシングされる硬化剤、水分
、増量剤の量、比率も多岐に亙っている。さらに、ベニ
ヤレースにて切削される原木樹種の相異によって、ベニ
ヤ単板の初期含水率、或いは暴れ、捻り、硬軟等の性状
が異なることになる。
1かして、多段プレスの各熱板間において加熱加圧され
る合板材料を、その縦横サイズを上記式へ算入して得ら
れる吐出圧力によって一律に制御することは、上記記載
した他の要素を無視することになり、加熱加圧後の合板
材料には、接着不良、パンク、強度不足等の欠陥が発生
し易い原因となっていた。
る合板材料を、その縦横サイズを上記式へ算入して得ら
れる吐出圧力によって一律に制御することは、上記記載
した他の要素を無視することになり、加熱加圧後の合板
材料には、接着不良、パンク、強度不足等の欠陥が発生
し易い原因となっていた。
「問題点を解決するための手段」
本発明は叙上に鑑み、開■自在とされ、相互に隣接する
複数段の熱板間にて加熱加圧される合板材料を、その縦
横サイズ、材厚、接1着剤種、単板樹種が異なる組合せ
に対応して複数種の加熱加圧条件を有する類型をコンピ
ュータ内に予めプログラム化して組み込み、熱板間に供
給される合板材料の縦横サイズ、材厚、接着剤種、単板
樹種に応じて、前記類型に合致する、若しくは近似する
加熱加圧条件を取り出すと共に、多段プレスの諸元に配
置された検出器からの検出値をコンピュータ内へフィー
ドバックし、この検出値と前記条件が合致若しくは近似
するように、熱板温度、シリンダの吐出圧力、熱圧時間
を制御し、合板材料が有する各要素に応じて、その加熱
加圧条件を綿密に規制したものである。
複数段の熱板間にて加熱加圧される合板材料を、その縦
横サイズ、材厚、接1着剤種、単板樹種が異なる組合せ
に対応して複数種の加熱加圧条件を有する類型をコンピ
ュータ内に予めプログラム化して組み込み、熱板間に供
給される合板材料の縦横サイズ、材厚、接着剤種、単板
樹種に応じて、前記類型に合致する、若しくは近似する
加熱加圧条件を取り出すと共に、多段プレスの諸元に配
置された検出器からの検出値をコンピュータ内へフィー
ドバックし、この検出値と前記条件が合致若しくは近似
するように、熱板温度、シリンダの吐出圧力、熱圧時間
を制御し、合板材料が有する各要素に応じて、その加熱
加圧条件を綿密に規制したものである。
「実施例」
以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する
。
。
まず、本発明に採用される多段プレスの概要を第6図乃
至第7図に基づいて説明する。
至第7図に基づいて説明する。
即ち、第6図に示す縦型の多段プレスlとは、支柱2を
介して上フレーム3と下フレーム4を上下に一定間隔を
置いて対設し、下フレーム4に設置された油圧シリンダ
5のラム6によって、可動盤7を昇降自在とし、この可
動盤7と上フレーム3間に等閑隔を置いて熱板8を複数
段配設したものであり、これら熱板8問に合板材料9を
挿入載置した後、可動盤7を上昇させて最下部に位置す
る熱板8から、その上の熱板8を合板材料9を介して順
次押し上げてプレス閉鎖し、□合板材料9を加熱加圧す
るものである。
介して上フレーム3と下フレーム4を上下に一定間隔を
置いて対設し、下フレーム4に設置された油圧シリンダ
5のラム6によって、可動盤7を昇降自在とし、この可
動盤7と上フレーム3間に等閑隔を置いて熱板8を複数
段配設したものであり、これら熱板8問に合板材料9を
挿入載置した後、可動盤7を上昇させて最下部に位置す
る熱板8から、その上の熱板8を合板材料9を介して順
次押し上げてプレス閉鎖し、□合板材料9を加熱加圧す
るものである。
また、第7図に示す横型の多段プレスlOとは、上横梁
11と下横梁12を介して左フレーム13と右フレーム
14が左右に対設され、右フレーム14に設けられた油
圧シリンダ15のラム16によって可動盤17を左右方
向に往復動自在とし、また一方、左フレーム13と可動
盤17の間には、上横梁!lに設置された軌条18に、
上部両側から移動部材19を突出させた熱板20が複数
段吊持され、各段の熱板20と可動盤17の四隅部には
、ブラケット21と規制具22が各々−組として配置さ
れた搬送コンベヤ23によって、合板材料9をほぼ直立
状態に搬送して各段の熱板20間へ介挿し、可動盤17
の往動に伴って、熱板2゜を順次左方向へ縮閉させてプ
レス開鎖状態とし、加熱加圧される合板材料9に対する
加圧力のバラツキ、厚み減り等を防止したものである。
11と下横梁12を介して左フレーム13と右フレーム
14が左右に対設され、右フレーム14に設けられた油
圧シリンダ15のラム16によって可動盤17を左右方
向に往復動自在とし、また一方、左フレーム13と可動
盤17の間には、上横梁!lに設置された軌条18に、
上部両側から移動部材19を突出させた熱板20が複数
段吊持され、各段の熱板20と可動盤17の四隅部には
、ブラケット21と規制具22が各々−組として配置さ
れた搬送コンベヤ23によって、合板材料9をほぼ直立
状態に搬送して各段の熱板20間へ介挿し、可動盤17
の往動に伴って、熱板2゜を順次左方向へ縮閉させてプ
レス開鎖状態とし、加熱加圧される合板材料9に対する
加圧力のバラツキ、厚み減り等を防止したものである。
これら縦型或いは横型の多段プレスl、 10の油圧
シリンダ5,15には、通常、オイルタンク24b)ら
モータ25を介して駆動される可変吐出ポンプ26によ
って圧油が給送されており、また、その吐出圧力を調整
すべく、圧力調整を可能としたリリーフ27弁が配管途
上に設置されて成る油圧制御回路28を構成している。
シリンダ5,15には、通常、オイルタンク24b)ら
モータ25を介して駆動される可変吐出ポンプ26によ
って圧油が給送されており、また、その吐出圧力を調整
すべく、圧力調整を可能としたリリーフ27弁が配管途
上に設置されて成る油圧制御回路28を構成している。
一方、コンピュータ29内には合板材料9の各要素が設
定されている。これらの要素は、第1に合板材料9の縦
横サイズ30であり、この縦横サイズ30から、前記記
載した式によって当該合板材料9の単位面積当りの加圧
力を求めるものである。また、第2の要素として合板材
料9の材厚31、第3の要素として合板材$49を構成
すべく、ベニヤ屯板問に塗イ1されている接着剤種32
、第4の要素としてベニヤ単板の性状を左右する単板樹
種33が設定されている。
定されている。これらの要素は、第1に合板材料9の縦
横サイズ30であり、この縦横サイズ30から、前記記
載した式によって当該合板材料9の単位面積当りの加圧
力を求めるものである。また、第2の要素として合板材
料9の材厚31、第3の要素として合板材$49を構成
すべく、ベニヤ屯板問に塗イ1されている接着剤種32
、第4の要素としてベニヤ単板の性状を左右する単板樹
種33が設定されている。
前記第2乃至第4の要素は、熱板8,20温度と加熱加
圧する時間に、重大な関わりを持っており、各合板工場
において任意に決定し、調整し、分別して採用し得べき
ものである。即ち、材厚31においては、各合板工場の
実態において生産する製品の種類に基づいて決定され、
少なくともその製品の種類に応じた材厚31分を設定し
ておくものである。次いで、接着剤種32においては、
例えば、尿素系樹脂、フェノール系樹脂、メラミン系樹
脂等を使用する各樹脂自体の相異に加え、各樹脂にミキ
シングする硬化剤、水分、小麦粉や大豆粉等の増量剤の
混合比率に応じて調整され、また特に、生産時の雰囲気
温度に応じて、硬化剤、水分、増量剤等の微調整の係数
を設定している。さらに、単板樹種33においては、ベ
ニヤレースにて切削される原木樹種の相異によって発生
する、ベニヤ単板の初期含水率、或いは暴れ、捻り、硬
軟等の性状を等級づけて分別している。
圧する時間に、重大な関わりを持っており、各合板工場
において任意に決定し、調整し、分別して採用し得べき
ものである。即ち、材厚31においては、各合板工場の
実態において生産する製品の種類に基づいて決定され、
少なくともその製品の種類に応じた材厚31分を設定し
ておくものである。次いで、接着剤種32においては、
例えば、尿素系樹脂、フェノール系樹脂、メラミン系樹
脂等を使用する各樹脂自体の相異に加え、各樹脂にミキ
シングする硬化剤、水分、小麦粉や大豆粉等の増量剤の
混合比率に応じて調整され、また特に、生産時の雰囲気
温度に応じて、硬化剤、水分、増量剤等の微調整の係数
を設定している。さらに、単板樹種33においては、ベ
ニヤレースにて切削される原木樹種の相異によって発生
する、ベニヤ単板の初期含水率、或いは暴れ、捻り、硬
軟等の性状を等級づけて分別している。
従って、合板材料9はその縦横サイズ30を人力するこ
とにより、前記式に基づいて得られた最適の加圧力が算
出され、また材厚31、接着剤種32、単板樹種33の
各要素に応じて、これらの要素の特性から得られた過去
のデータによって、一旦得られた単位面積当りの加圧力
に対しての補正したり、加圧力を経時的に減圧してその
減圧毎に滞留する水分を大気へ放出したり、加熱温度を
調整して最適な温度並びに時間、若しくは両者の相関関
係に基づいて作成された複数種の加熱加圧条件の類型3
4をプログラム35化して備えている。
とにより、前記式に基づいて得られた最適の加圧力が算
出され、また材厚31、接着剤種32、単板樹種33の
各要素に応じて、これらの要素の特性から得られた過去
のデータによって、一旦得られた単位面積当りの加圧力
に対しての補正したり、加圧力を経時的に減圧してその
減圧毎に滞留する水分を大気へ放出したり、加熱温度を
調整して最適な温度並びに時間、若しくは両者の相関関
係に基づいて作成された複数種の加熱加圧条件の類型3
4をプログラム35化して備えている。
次にこのプログラム35例を、仮に縦横サイズ30を同
一とした場合に、材厚31、接着剤種32、単板樹種3
3の3要素が各々変化する類型34を、第2図乃至第5
図に示す実施例に基づいて説明する。
一とした場合に、材厚31、接着剤種32、単板樹種3
3の3要素が各々変化する類型34を、第2図乃至第5
図に示す実施例に基づいて説明する。
まず、第2図に示す類型34においては、材厚31が比
較的薄く、接着剤種32並びに単板樹種33の等級が上
位である場合を示している。尚、この類型34中、便宜
上、圧力変数を7 kg / c+4、温度変数を12
0℃、加圧調圧時間を60秒としている。
較的薄く、接着剤種32並びに単板樹種33の等級が上
位である場合を示している。尚、この類型34中、便宜
上、圧力変数を7 kg / c+4、温度変数を12
0℃、加圧調圧時間を60秒としている。
第3図に示す類型34においては、第2図に示す!n型
34に比して、特に接着剤種32の等級が下位となった
場合を示している。尚、この類型34中、圧力変数は7
kg/cdと変わらず、温度変数は 115℃となり、
加圧調圧時間が70秒と長くなる。
34に比して、特に接着剤種32の等級が下位となった
場合を示している。尚、この類型34中、圧力変数は7
kg/cdと変わらず、温度変数は 115℃となり、
加圧調圧時間が70秒と長くなる。
次に、第4図に示す類型34においては、第2図に示す
類型34に比して、特に単板MA種33が軟らかくなっ
た場合を示している。尚、この類型34中、圧力変数が
6 kH/ c−となり、温度変数は 120℃と変わ
らず、加圧調圧時間も60秒のままである。
類型34に比して、特に単板MA種33が軟らかくなっ
た場合を示している。尚、この類型34中、圧力変数が
6 kH/ c−となり、温度変数は 120℃と変わ
らず、加圧調圧時間も60秒のままである。
さらに、第5図に示す類型34においては、第2図に示
す類型34に比して、特に材厚31が厚くなった場合を
示しており、その加圧段階を2段階としたものである。
す類型34に比して、特に材厚31が厚くなった場合を
示しており、その加圧段階を2段階としたものである。
即ち、第1段加圧の圧力変数を7kg / cd、温度
変数を 120℃として、 240秒の加圧調圧後に一
旦3 kg / c−まで減圧し、この減圧した状態で
40秒間だけ、その圧力を保持したものである。尚、材
厚31の増加に応じて、その加圧段階を複数段階として
、減圧する毎に減圧した圧力を保持、或、いは調圧する
時間を逓減する類型34も可能である。
変数を 120℃として、 240秒の加圧調圧後に一
旦3 kg / c−まで減圧し、この減圧した状態で
40秒間だけ、その圧力を保持したものである。尚、材
厚31の増加に応じて、その加圧段階を複数段階として
、減圧する毎に減圧した圧力を保持、或、いは調圧する
時間を逓減する類型34も可能である。
このプログラム35内の各類型34に設定された変数の
うち、経時変化における圧力変数は逐次変換された信号
によって吐出圧力を制御するごとになり、またこの時、
経時変化における温度変数に基づいて、前記熱板8.2
0の入側へ蒸気を供給し、出側よりドレンを排出してい
る各蒸気へラダ36に設置された温度調節器37によっ
て制御される。
うち、経時変化における圧力変数は逐次変換された信号
によって吐出圧力を制御するごとになり、またこの時、
経時変化における温度変数に基づいて、前記熱板8.2
0の入側へ蒸気を供給し、出側よりドレンを排出してい
る各蒸気へラダ36に設置された温度調節器37によっ
て制御される。
一方、縦型、横型の多段プレス1. 10の各諸元には
、作動中の各値を把握する検出器が配置されており、プ
ログラム35内に朝み込まれた類型34の各変数と対比
させている。即ち、前記油圧シリンダ5,15に対する
吐出圧力は、圧力検出器38によって常時検出されてお
り、この圧力の検出値39は逐次比較部40ヘフイード
バツクされることになる。
、作動中の各値を把握する検出器が配置されており、プ
ログラム35内に朝み込まれた類型34の各変数と対比
させている。即ち、前記油圧シリンダ5,15に対する
吐出圧力は、圧力検出器38によって常時検出されてお
り、この圧力の検出値39は逐次比較部40ヘフイード
バツクされることになる。
また同様に、前記熱板8,20の出側から蒸気ヘッダ3
6へのドレン温度を温度検出器41によって常時検出し
、この温度の検出値42を逐次前記比較部40ヘフイー
ドバツクしている。次いで、各検出値39゜42は前記
比較部40内において、前記コンピュータ29から送信
されている任意の類型34による経時点の各変数と逐次
比較され、その比較結果が相異する場合には、類型34
による経時点の各変数と合致、若しくは近似するように
、リリーフ弁27によって油圧シリンダ5,15に対す
る吐出圧力を調整したり、温度g4節器37によって蒸
気ヘッダ36からの熱板8,20への蒸気のff1ff
iを制御するものである。
6へのドレン温度を温度検出器41によって常時検出し
、この温度の検出値42を逐次前記比較部40ヘフイー
ドバツクしている。次いで、各検出値39゜42は前記
比較部40内において、前記コンピュータ29から送信
されている任意の類型34による経時点の各変数と逐次
比較され、その比較結果が相異する場合には、類型34
による経時点の各変数と合致、若しくは近似するように
、リリーフ弁27によって油圧シリンダ5,15に対す
る吐出圧力を調整したり、温度g4節器37によって蒸
気ヘッダ36からの熱板8,20への蒸気のff1ff
iを制御するものである。
しかして、コンピュータ29内に、例えば始業に際して
接着剤をミキシングする時に接着剤種32を、またベニ
ャレiスにおいて原木を切削する際、単板樹f433の
各等級を、予め人力しておいて、縦型或いは横型の多段
プレス1. 10の熱板8,20問へ合板材料9が供給
される時、その縦横サイズ30、材厚3!をローダ側に
配置した光電管、リミットスイッチ等の検出器、或いは
手動によってコンピュータ29内へ人力すれば、合板材
料9はこれらの人力値に基づいて、最適の加熱加圧条件
が前記記載の如く自動的に選択され、この加熱加圧条件
にて加熱加圧されることになる。
接着剤をミキシングする時に接着剤種32を、またベニ
ャレiスにおいて原木を切削する際、単板樹f433の
各等級を、予め人力しておいて、縦型或いは横型の多段
プレス1. 10の熱板8,20問へ合板材料9が供給
される時、その縦横サイズ30、材厚3!をローダ側に
配置した光電管、リミットスイッチ等の検出器、或いは
手動によってコンピュータ29内へ人力すれば、合板材
料9はこれらの人力値に基づいて、最適の加熱加圧条件
が前記記載の如く自動的に選択され、この加熱加圧条件
にて加熱加圧されることになる。
「効果」
以上のように本発明によれば、開閉自在とされ、相互に
隣接する複数段の熱板間にて加熱加圧される合板材料を
、その縦横サイズ、材厚、接着剤種、単板樹種が異なる
組合せに対応して複数種の加熱加圧条件を有する類型を
コンピュータ内に予めプログラム化して組み込み、熱板
間に供給される合板材料の縦横サイズ、材厚、接着剤種
、単板樹種に応じて、前記類型に合致する、若しくは近
似する加熱加圧条件を取り出すと共に、多段プレスの諸
元に配置された検出器からの検出値をコンピュータ内へ
フィードバックし、この検出値と前記条件が合致若しく
は近似するように、熱板温度、シリンダの吐出圧力、熱
圧時間を制御するので、前記記載した従来方法の如き、
油圧シリンダの加圧制御を合板材料の面積に基づく平面
的な要素のみで決定していたのに対し、合板材料の材厚
の大小に基づく要素、また、ベニヤ単板問に塗布される
熱硬化性樹脂接着剤の種別、この種別に伴う硬化剤、水
分、増量剤の割合、さらには、ベニヤ単板の性状を加熱
加圧条件の要素に加え、加熱による接着剤が硬化する時
■を各要素に基づき総合的に決定し、加熱温度と加圧時
間を相開的に決定することができ、良好なプレス制御を
期し得るものである。
隣接する複数段の熱板間にて加熱加圧される合板材料を
、その縦横サイズ、材厚、接着剤種、単板樹種が異なる
組合せに対応して複数種の加熱加圧条件を有する類型を
コンピュータ内に予めプログラム化して組み込み、熱板
間に供給される合板材料の縦横サイズ、材厚、接着剤種
、単板樹種に応じて、前記類型に合致する、若しくは近
似する加熱加圧条件を取り出すと共に、多段プレスの諸
元に配置された検出器からの検出値をコンピュータ内へ
フィードバックし、この検出値と前記条件が合致若しく
は近似するように、熱板温度、シリンダの吐出圧力、熱
圧時間を制御するので、前記記載した従来方法の如き、
油圧シリンダの加圧制御を合板材料の面積に基づく平面
的な要素のみで決定していたのに対し、合板材料の材厚
の大小に基づく要素、また、ベニヤ単板問に塗布される
熱硬化性樹脂接着剤の種別、この種別に伴う硬化剤、水
分、増量剤の割合、さらには、ベニヤ単板の性状を加熱
加圧条件の要素に加え、加熱による接着剤が硬化する時
■を各要素に基づき総合的に決定し、加熱温度と加圧時
間を相開的に決定することができ、良好なプレス制御を
期し得るものである。
第1図は本発明の一実施例の概略を示すブロック線図、
第2図はプログラムの類型の一実施例を示す類型、第3
図乃至第5図は第2図の他の実施例を示す類型、第6図
は本発明の制御に使用される縦型の多段プレスの一実施
例を示す概略側面図、第7図は本発明の制御に使用され
る横型の多段プレスの一実施例を示す一部切欠き側面図
1・・・縦型の多段プレス、8,2o・・・熱板、9・
・・合板材料、 10・・・横型の多段プレス
、29・・・コンピュータ、 3o・・・縦横サイ
ズ、31・・−材厚、 32・・・接着剤
種、33・・・単板樹種、 34・・・類型、
35・・・プログラム 36・・・蒸気ヘッダ、
37・・・温度調節器、 38・・・圧力検出器
、39、42・・・検出1+jT、 4o・・・
比較部、41・・・温度検出器、 特許出願人 株式会社太平製作所 鳩113一 端2A q間(′y) 高3工 時FIEIC記り 壊5A 時間 (、り)
第2図はプログラムの類型の一実施例を示す類型、第3
図乃至第5図は第2図の他の実施例を示す類型、第6図
は本発明の制御に使用される縦型の多段プレスの一実施
例を示す概略側面図、第7図は本発明の制御に使用され
る横型の多段プレスの一実施例を示す一部切欠き側面図
1・・・縦型の多段プレス、8,2o・・・熱板、9・
・・合板材料、 10・・・横型の多段プレス
、29・・・コンピュータ、 3o・・・縦横サイ
ズ、31・・−材厚、 32・・・接着剤
種、33・・・単板樹種、 34・・・類型、
35・・・プログラム 36・・・蒸気ヘッダ、
37・・・温度調節器、 38・・・圧力検出器
、39、42・・・検出1+jT、 4o・・・
比較部、41・・・温度検出器、 特許出願人 株式会社太平製作所 鳩113一 端2A q間(′y) 高3工 時FIEIC記り 壊5A 時間 (、り)
Claims (1)
- 1、開閉自在とされ、相互に隣接する複数段の熱板間に
て加熱加圧される合板材料を、その縦横サイズ、材厚、
接着剤種、単板樹種が異なる組合せに対応して複数種の
加熱加圧条件を有する類型をコンピュータ内に予めプロ
グラム化して組み込み、熱板間に供給される合板材料の
縦横サイズ、材厚、接着剤種、単板樹種に応じて、前記
類型に合致する、若しくは近似する加熱加圧条件を取り
出すと共に、多段プレスの諸元に配置された検出器から
の検出値をコンピュータ内へフィードバックし、この検
出値と前記条件が合致若しくは近似するように、熱板温
度、シリンダの吐出圧力、熱圧時間を制御することを特
徴とする多段プレスの熱圧制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62080719A JP2700544B2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 多段プレスの熱圧制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62080719A JP2700544B2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 多段プレスの熱圧制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63246201A true JPS63246201A (ja) | 1988-10-13 |
JP2700544B2 JP2700544B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=13726161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62080719A Expired - Fee Related JP2700544B2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 | 多段プレスの熱圧制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2700544B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005025849A1 (ja) * | 2003-09-18 | 2005-03-24 | Sintokogio, Ltd. | 加圧加熱装置 |
JP2008027681A (ja) * | 2006-07-20 | 2008-02-07 | Canon Chemicals Inc | 加熱装置および加熱方法 |
JP2009113452A (ja) * | 2007-11-09 | 2009-05-28 | Taihei Mach Works Ltd | フィンガージョイントの圧締方法と装置 |
JP2010149125A (ja) * | 2008-12-23 | 2010-07-08 | Taihei Mach Works Ltd | 縦型ホットプレス装置 |
JP2021122840A (ja) * | 2020-02-04 | 2021-08-30 | 株式会社日本製鋼所 | プレス成形システムおよびプレス成形システムの成形条件値の設定方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011161751A1 (ja) * | 2010-06-21 | 2011-12-29 | 株式会社太平製作所 | 縦型の板材プレス装置 |
-
1987
- 1987-03-31 JP JP62080719A patent/JP2700544B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005025849A1 (ja) * | 2003-09-18 | 2005-03-24 | Sintokogio, Ltd. | 加圧加熱装置 |
JP2008027681A (ja) * | 2006-07-20 | 2008-02-07 | Canon Chemicals Inc | 加熱装置および加熱方法 |
JP2009113452A (ja) * | 2007-11-09 | 2009-05-28 | Taihei Mach Works Ltd | フィンガージョイントの圧締方法と装置 |
JP2010149125A (ja) * | 2008-12-23 | 2010-07-08 | Taihei Mach Works Ltd | 縦型ホットプレス装置 |
JP2021122840A (ja) * | 2020-02-04 | 2021-08-30 | 株式会社日本製鋼所 | プレス成形システムおよびプレス成形システムの成形条件値の設定方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2700544B2 (ja) | 1998-01-21 |
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