JPS63245400A - 超高圧流体切断装置のノズルの加工原点位置修正治具 - Google Patents

超高圧流体切断装置のノズルの加工原点位置修正治具

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JPS63245400A
JPS63245400A JP7579187A JP7579187A JPS63245400A JP S63245400 A JPS63245400 A JP S63245400A JP 7579187 A JP7579187 A JP 7579187A JP 7579187 A JP7579187 A JP 7579187A JP S63245400 A JPS63245400 A JP S63245400A
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center
work table
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hole
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JP7579187A
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長山 由紀夫
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Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、圧力1,000〜4.0OOK’J/Hの
超高圧流体を直径0.1〜0.5%のノズルの噴射孔か
ら噴射させたときに発生する超高速流体の運動エネルギ
ーにより、布、紙、合成樹脂フィルム等の比較的軟質の
材料の切断加工を行う超高圧流体切断装置を、数値制御
方式により使用する場合の、超高圧流体切断装置のノズ
ルの加工原点位置修正治具に関するものでおる。
(従来の技術) 第4図の平面図あJ:び第5図の第4図をV天方向より
児た正面図に示すように、超高圧流体切断装置1は、固
定枠2と、この固定枠2上に固着された案内レール3,
3上を、原動機4によって駆動されるねじ軸5に螺合し
ながら固定枠2の長手方向すなわちX−X方向に移動可
能で、中央部に水平断面が直角四辺形の穴部6を有する
ワークテーブル7と、固定枠2に固着されたフレーム8
に取付けられ、原動機9によって駆動されるねじ軸10
に螺合しながら水平面内でX−X方向に直角方向すなわ
らY−Y方向に移動可能なノズルヘッド11と、上端部
よりパイプ12を介して超高圧流体を導入し、この導入
された超高圧流体を噴射する噴射孔13を下端部に取付
け、Z方向調整機構28を介して水平面に垂直方向すな
わちZ−Z方向に移動可能に、また、X方向調整機構2
9およびY方向調整機構30を介して、ノズルヘッド1
1に対してX−X方向およびY−Y方向に移動可能に、
かつワークテーブル7のX−X方向の移動範囲のほぼ中
央部に位置するようにノズルヘッド11に取付けられた
ノズル14と、上部にこのノズル14の噴射孔13から
噴射された流体を受入れる受入孔15を、下部にこの受
入孔15より受入れた流体を排出する排出口16を有し
、ノズル14の噴射孔13と受入孔15の関係位置を一
定に保持しながらノズル14の移動方向すなわちY−Y
方向に、図示してない流体量移動機構を介してノズル1
4とともに移動する流体量17と、ワークテーブル7の
X−X方向の各外端部にそれぞれ一端を固定され、ワー
クテーブル7の、穴部6の下面に沿って対向してX−X
方向に水平に延びてワークデープル7の穴部6の底面を
形成し、ノズル14の噴射孔13と流体量17のY−Y
方向の移動範囲を挟んでX−X方向に並んでY−Y方向
に平行に固定枠2に回転可能に支承された固定ローラ1
9,19を介して下方に延び、ざらに固定枠2に固着さ
れた軸20.20の回りに腕24゜24、ばね21,2
1によって回動自在に支承された移動ローラ22.22
を介して常に張設されながら上方に延びて、それぞれ他
端が固定枠2に固定され、ワークテーブル7の穴部6の
底面を形成する部分の上面に被切断部材23を固定して
ワークテーブル7とともにX−X方向に移動する2個の
帯状部材18.18と、固定ローラ19,19の間に被
切断部材23が垂下がって固定ローラ19に巻込まれな
いように、鋼板をほぼL字形に曲げた2個のスリット板
25.25を、その端面を対向させてY−Y方向にスリ
ット26を形成するように、開口側を下にしたほぼコの
字形に、その上面がワークテーブル7の穴部6の底面を
形成する帯状部材18.18の上面とほぼ同一平面上に
あるように固定枠2に固定し、ノズル14が噴射孔13
より超高圧流体を超高速で噴射しながら流体骨17とと
もにスリット26の上面の中心線に沿ってY−Y方向に
移動できるように構成した巻込み防止機構27と、X−
X方向に駆動されるワークテーブル7およびY−Y方向
すなわちスリット26の上面の中心線方向に駆動される
ノズル14の各始動設定点に対応するノズル14の噴射
孔13の中心位置を機械原点01、この機械原点01に
対して任意に決定でき切断加工の数値制御の原点となる
ノズル14の噴射孔13の中心位置を加工原点Oとし、
この加工原点Oを通りX−X方向に平行なX軸と、この
加工原点Oを通りY−Y方向すなわちスリット26の上
面の中心線方向のY軸とで設定されるX−Y直交座標を
用いて、被切断部材23を所定の形状に切断するように
、ワークテーブル7のX軸方向の移動およびノズル14
のY軸方向の移動を数値制御する図示してない数値制御
装置とを有している。そして、この場合、機械原点01
に加工原点0を一致させてもよいことは自明である。第
4図には機械原点O1に加工原点Oを一致させた場合が
示されている。
超高圧流体切断装置1は以上の構成を有するので、ワー
クテーブル7がX−X方向に移動すると、帯状部材18
.18は移動ローラ22,22、腕24.24およびば
ね21,21によりワークテーブル7と固定枠2の間に
常に張設されて、ワークテーブル7の穴部6の底面を形
成する。従って、ワークデープル7の穴部6の底面を形
成する帯状部材18.18上に被切断部材23を固定し
、被切断部材23の厚さに応じてZ方向調整機構28に
よりノズル14をノズルヘッド11に対してZ−2方向
に移動させて噴射孔13のZ−7方向の位置を調整し、
次いで、前記数値制御装置により、ワークテーブル7を
X軸方向に、ノズル14をY軸方向に移動させ、ノズル
14の噴射孔13の中心を加工原点Oに一致させ、もし
噴射孔13の中心が加工原点Oに一致しない場合には、
X方向調整機構29およびY方向調整機構30により、
噴射孔13の中心を加工原点Oに一致させた後、超高圧
流体を噴射孔13より超高速で噴射させながら、数値制
御装置により、被切断部材23の切断すべき形状に応じ
てワークテーブル7をX軸方向に、ノズル14をY軸方
向にそれぞれ移動させて、被切断部材23をスリット2
6上で切断し、噴射孔13より噴射された流体は、被切
断部材23を所定の形状に切断しなから切粉とともにス
リット26を通り、受入孔15より流体骨17内に受入
れられ、排出口16よりゴムホース等を介して外部に排
出される。
そして、従来は、ノズル14の噴射孔13の中心を加工
原点Oに一致させるようにノズルの位置を修正するため
に、第6図に示すノズルの加工原点位置修正治具31(
以下、治具31と略記する)または第7図に示すノズル
の加工原点位置修正治具34(以下、治具34と略記す
る)が使用されていた。
すなわち、治具31は、ノズル14の噴射孔13の直径
より僅か大きい基準孔32を設けた取付板33から成り
、基準孔32の中心が、超高圧流体切断装置1の加工原
点Oに一致するように取付板33をセットして、ノズル
14の噴射孔13の中心を基準孔32のほぼ上方に位置
させ、噴射孔13より圧力100〜200に3/Cr/
lの流体を噴射させ、この噴射流体が基準孔32の周縁
に引っ掛ることなく通過するように、ノズル14をX方
向調整機構29およびY方向調整機構30によりX軸方
向およびY軸方向に移動させて、ノズル14の位置を修
正し、噴射孔13の中心を基準孔32の中心に一致させ
るようにしていた。
また、治具34は、一端を円錐形に尖がらぜた基準ピン
35と、この基準ピン35を円錐形に尖がらせた端部を
上にして取付ける取付枠36とから成り、基準ピン35
の円錐形の尖端(基準ピン35の中心)が超高圧流体切
断袋@1の加工原点Oに一致するように取付枠36をセ
ットして、ノズル14の噴射孔13の中心を基準ピン3
5の円錐形の尖端のほぼ上方に位置させ、圧力100〜
20ONg/cmの流体番噴射孔13より噴射させ、こ
の噴射流体が基準ピン35の円錐形の表面に沿って均等
に流れるように、ノズル14をX方向調整機溝29およ
びY方向調整機@30によりX軸方向およびY軸方向に
移動させて、ノズル14の位置を修正し、噴射孔13の
中心を基準ピン35の中心に一致させるようにしていた
(発明が解決しようとする問題点) しかしなか、ら、前記の治具31は、ノズル14の噴射
孔13の中心と基準孔32の中心を一致させるために、
噴射孔13から流体を噴射させながら、X方向調整機@
29およびY方向調整機構30によりノズル14をX軸
方向およびY軸方向に移動させると、噴射孔13からの
噴射流体が基準孔32の周辺に当って霧状に飛散して、
被切断部材23、帯状部材18等を汚損し、また、ノズ
ル14の噴射孔13の直径が異なるごとに、その直径に
対応する治具31を使用しなければならないので、噴射
孔13の直径の種類と同数の治具31を用意しなければ
ならず、また、ノズル14の噴射孔13の直径に対して
基準孔32の直径が大きすぎると、噴射孔13からの噴
射流体の中心と基準孔32の中心を一致させることが困
難であるという問題点がおった。また、治具34は、基
準ピン35の円鉗形の尖端が摩耗、損傷し易く、円SI
t形の尖端が摩耗、損傷すると、ノズル14の噴射孔1
3の中心と基準ピン35の中心が一致していても、噴射
孔13からの噴射流体が基準ピン35の内鑵形の表面に
沿って均等に流れないので、噴射孔13の中心と基準ピ
ン35の中心が一致しているかどうかの確認が困難でお
るという問題点があった。
(問題点を解決するための手段) 前記の問題点を解決するための手段として、ワークテー
ブルの穴部が帯状部材の上面と接触して形成される直角
四辺形の一点から隣接する二辺に下した垂線の長さがそ
れぞれ誌となるこの点を7JO工原点とし、所定の長さ
のナイフェツジ部を有する基準板と、21を一辺とする
正方形を底面とし、この正方形の中心を通ってこの正方
形の一辺に平行な直線を含み、加工原点Oを原点とする
超高圧流体切断装置のX−Y直角座標を含むX−Y水平
面に垂直な平面内に、ナイフェツジ部を上方にしてナイ
フェツジ部の稜線が前記正方形の中心の上方を通り、前
記X−Y水平面に平行になるように前記基準板を保持す
る基準板保持台と、前記基準板をこの基準板保持台に着
脱可能に固定する基準板固定金具とでノズルの加工原点
位置修正治具を構成する。
(作用) しかるときは、このノズルの加工原点位置修正治具を加
工原点Oに最も近いワークテーブルの穴部の角部に、ナ
イフェツジ部の稜線をX軸またはY軸方向にして押圧機
構を介して押圧すると、基準板保持台の底面の正方形の
中心は加工原点Oに一致し、ナイフェツジ部の稜線は前
記X−Y直交座標のXll1IllまたはY軸に一致す
る。しかる後、数値制御装置によりノズルを加工原点O
に位置させ、圧力100〜200に’j/ciの流体を
噴射孔よりナイフェツジ部の上端部に噴射させ、その噴
射流体がナイフェツジ部の両側に均等に流れる場合には
、ノズルの噴射孔の中心はX軸上またはY軸上にあり、
ナイフェツジ部の両側に均等に流れない場合には、ノズ
ルの噴射孔の中心がX軸上またはY軸上から外れている
ことを目視により確認することができる。従って、ノズ
ルの噴射孔の中心がX軸上またはY軸上から外れている
場合には、X方向調整機構またはY方向調整機構により
、ノズルの噴射孔からの噴射流体がナイフェツジ部の両
側に均等に流れるようにノズルをX軸方向またはY軸方
向に移動させて、噴射孔の中心が正しくX軸上またはY
軸上に位置するようにノズルの位置を修正することがで
きる。次いで、ノズルの加工原点位置修正治具を加工原
点Oを中心として90’回転させ、ナイフェツジ部の稜
線をY軸またはXl1iI!!方向にしてワークデープ
ルの角部に押圧機構を介して押圧し、上述の場合と同様
にして、ノズルの噴射孔の中心が正しくY軸上またはX
軸上に位置するようにノズルの位置を修正することがで
きる。
従って、ノズルの噴射孔の中心を正しく加工原点0に一
致させることができる。
(実施例) 以下に、この発明の超高圧流体切I1g?装置のノズル
の加工原点位置修正治具の一実施例を図面について説明
する。
第1図はこの発明の一実施例の平面図、第2図は第1図
の■−■部の要部断面図、第3図(a)。
(b)は基準板のナイフェツジ部にノズルの噴射孔より
噴射された流体の流れと噴射孔の中心位置の関係を示す
説明図でおる。
第1図ないし第7図において、同一参照番号は同一部材
を示す。
第1図および第2図に示すように、超高圧流体切断装置
のノズルの加工原点位@修正治具41(以下、治具41
と略記する)は、所定の長さのナイフェツジ部42を有
する基準板43と、この基準板43を保持する基準仮保
持台44と、この基準板保持台44に基準板43を着脱
可能に固定する基準板固定金具45とから構成されてい
る。
そして、基準板保持台44は、超高圧流体切断装置1の
ワークテーブル7の穴部6が帯状部材18.18の上面
と接触して形成される直角四辺形の内部の一点から隣接
する二辺に下した垂線の長ざがそれぞれ吏となるこの点
を加工原点Oとし、2愛を一辺とする正方形を底面とし
、この正方形の中心を通ってこの正方形の一辺に平行な
直線を含み、加工原点Oを通る前記X−Y直交座標を含
むX−Y水平面に垂直な平面内に、ナイフェツジ部42
を上方にしてナイフェツジ部42の稜線46が前記正方
形の中心の上方を通り前記X−Y水平面に平行になるよ
うに基準板43を保持し、かつ基準板43のナイフェツ
ジ部42の稜線46方向の側面の一部に対向し、前記正
方形の中心を囲んで前記X−Y水平面に垂直方向に貫通
する中空部47を有している。
基準板固定金具45は、基準板保持台44の中空部47
と基準板43を挟んで対向する、前記X−Y水平面に垂
直方向に貫通する中空部48を有し、基準板43を基準
板保持台44に着脱可能に固定ねじ49を介して固定す
る。
そして、治具41は、固定ねじ50を介してワークテー
ブル7に着脱可能に固定された抑圧台51と、この押圧
台51と治具41の間に取付けられた押圧ばね52とか
ら成る押圧機構53により、ワークテーブル7の水平断
面が直角四辺形の穴部6の角部に、ナイフェツジ部42
の稜線46をX軸またはY軸方向にして、X軸およびY
’l11方向から押圧される。この場合、ワークテーブ
ル7が磁性部材で作られている場合には、押圧台51を
磁石で製作し、磁力により押圧台51をワークテーブル
7に固定するようにしてもよい。
また、押圧機構は、油圧、突圧等の流体圧を利用して構
成してもよいことは自明である。
治具41は以上の構成を有するので、第1図に示すよう
に、治具41を、ワークテーブル7の穴部6の直角四辺
形の内部の一点から隣接する二辺に下した垂線の長さが
それぞれ吏となる角部に、ナイフェツジ部42の稜線4
6をY軸方向にして、押圧機構53を介して固着すると
、基準板保持台44の底面の中心は加工原点Oに一致し
、ナイフェツジ部42の稜線46は加工原点Oを通る前
記X−Y直交座標のY軸の方向に一致する。しかる後、
数値制御装置により、ノズル14を加工原点Oの位置に
移動ざぜ、圧力100〜200Kg/c屑の流体を噴射
孔13よりナイフェツジ部7112の上端部に噴射させ
、その噴射流体が、第3図(a)に示すように、ナイフ
ェツジ部42の両側に均等に流れる場合には、ノズル1
4の噴射孔13の中心はY軸上におり、第3図(b)に
示すように、ナイフェツジ部42の両側に均等に流れな
い場合には、ノズル14の噴射孔13の中心はY軸上か
ら外れていることを目視により確認することができる。
従って、ノズル14の噴射孔13の中心がY軸上から外
れている場合には、X方向調整機構29により、ノズル
14の噴射孔13からの噴射流体がナイフェツジ部42
の両側に均等に流れるように、ノズル14をX軸方向す
なわちナイフェツジ部42の稜線46に直角方向に移動
させて、噴射孔13の中心が正しくY軸上に位置するよ
うにノズル14の位置を修正することができる。この場
合、ノズル14の噴射孔13より噴射された流体は中空
部47,48、スリット26、受入孔15を通って流体
受17内に受入れられる。次いで、治具41を加工原点
Oを中心として90°回転させ、治具41をナイフェツ
ジ部42の稜線46をX@力方向してワークテーブル7
の角部に押圧機構53を介して押圧し、上述のYIIl
Iの場合と同様にして、ノズル14の噴射孔13の中心
が正しくX軸上に位置するようにノズル14の位置を蕎
正することができる。従って、ノズル14の噴射孔13
の中心を正しく加工原点Oに一致させることができる。
また、上述のように治具41を用いてノズル14の噴射
孔13の中心を加工原点Oに一致させてから、ワークテ
ーブル7の穴部6のX軸方向の隣接する角部に、治具4
1を、基準板43のナイフェツジ部42の稜線46をX
@力方向して押圧し、ワークテーブル7をX軸に沿って
、治具41の中心がノズル14の噴射孔13の中心の近
傍に達する位置まで移動させて、噴射孔13から流体を
噴射させ、その噴射流体がナイフェツジ部42の両側に
均等に流れる場合は、ワークテーブル7の穴部6のX軸
方向の辺はX軸に平行であり、噴射流体がナイフェツジ
部42の両側に均等に流れない場合は、ワークテーブル
7の穴部6のX!I11方向の辺はX軸に平行な位置か
ら偏倚していることを検出することができる。そして、
その偏倚層は、噴OA流体がナイフェツジ部の両側に均
等に流れるように、Y方向調整機構30によりノズル1
4をY軸方向に移動させた移動mを測定することにより
求めることができる。また、ワークテーブル7の穴部6
のY軸方向の隣接する角部に、治具41を、基準板43
のナイフェツジ部42の稜線46をY軸方向にして押圧
し、ノズル14をY軸に沿って、ノズル14の噴射孔1
3の中心が治具41の中心の近傍に達する位置まで移動
させ、噴射孔13から流体を噴射させて、上述の場合と
同様にして、ワークテーブル7の穴部6のY軸方向の辺
がY軸に平行か、Y軸に平行な位置から偏倚しているか
どうかを検出することができる。そして、その偏倚量は
、ノズル14の噴射孔13からの噴射流体がナイフェツ
ジ部42の両側に均等に流れるように、X方向調整機構
29によりノズル14をX軸方向に移動させた移動量を
測定することにより求めることができる。
[発明の効果] 以上述べたように、この発明の超高圧流体切断装置のノ
ズルの加工原点位置修正治具は、(以下、治具と略記す
る)ワークテーブルの穴部の底面の直角四辺形の内部の
一点から隣接する二辺に下した垂線の長さがそれぞれ斐
となるこの点を加工原点とし、2吏を一辺とする正方形
を底面とする基準板保持台に、所定の長さのナイフェツ
ジ部を有する基準板を、ナイフェツジ部の稜線が前記正
方形の中心の上方を通り、かつ加工原点を通る超高圧流
体切断装置のX−Y直交座標のX軸またはY軸の方向に
一致するように着脱可能に固定し、また、前記正方形の
中心を囲んで鉛直方向に貫通する中空部が設けである。
従って、治具のナイフェツジ部の稜線をX軸またはY軸
方向にして治具の中心が加工原点に一致するように治具
をワークテーブルの角部に押圧し、ノズルを加工原点上
方に位置させ、ノズルの噴射孔からの流体がナイフェツ
ジ部の両側に均等に流れるようにノズルを移動させて、
ノズルの噴射孔の中心がX軸またはY軸に一致するよう
に調整し、次いで、治具を加工原点の回りに90’回転
させ、同様にしてノズルの噴射孔の中心がY軸またはX
QIIに一致するように調整して、ノズルの噴射孔の中
心を加工原点に一致させることができるので、調整が容
易であり、いかなる直径の噴射孔を有するノズルに対し
ても使用することができる。また、治具の基準板のナイ
フェツジ部が損傷したときは、ナイフェツジ部を長手方
向にずらして使用することができる。また、ノズルの噴
射孔よりナイフェツジ部に噴射された流体は、治具の中
空部を通って流体受に受入れられるので、流体が飛散し
て被切断部材を汚損することはない。また、この治具を
使用して、X−Y直交座標のX軸またはY軸に対するワ
ークテーブルの穴部の直角四辺形の各辺の偏倚を検出す
ることができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の平面図、第2図は第1図
の■−■部の要部断面図、第3図(a)。 (b)は基準板のナイフェツジ部にノズルの噴射孔より
噴射された流体の流れと噴射孔の中心位置の関係を示す
説明図、第4図は超高圧流体切断装置の平面図、第5図
は第4図をV天方向より児た正面図、第6図および第7
図はノズルの加工原点位置修正治具の従来例の斜視図で
おる。 1・・・超高圧流体切断装置、2・・・固定枠、7・・
・ワークテーブル、13・・・噴射孔、14・・・ノズ
ル、17・・・流体骨、18・・・帯状部材、19・・
・固定ローラ、23・・・被切断部材、26・・・スリ
ット、41・・・加工原点位置修正治具、42・・・ナ
イフェツジ部、43・・・基準板、44・・・基準板保
持台、45・・・基準板固定余興、46・・・稜線、4
7.48・・・中空部、53・・・抑圧機構。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 固定枠と、この固定枠上をその長手方向に移動可能で、
    中央部に水平断面が直角四辺形の穴部を有するワークテ
    ーブルと、このワークテーブルの移動範囲の中央部にお
    いて、水平面内で前記固定枠の長手方向に直角方向に前
    記固定枠に設けられたスリットに沿って移動可能で、か
    つ水平面に垂直方向にも移動可能な、噴射孔を有するノ
    ズルと、上部にはこのノズルの噴射孔から噴射された流
    体を前記スリットを介して受入れる受入孔を、下部には
    この受入孔より受入れた流体を排出する排出口を有する
    流体受と、前記ワークテーブルの移動方向の各外端部に
    それぞれ一端を固定され、前記ワークテーブルの穴部の
    下面に沿って対向して前記固定部の長手方向に水平に延
    び、その上面が前記スリットの上面と同一水平面内にあ
    るように前記ワークテーブルの穴部の底面を形成し、前
    記スリットを挟んで対向して下方に延び、常に張設され
    るようにそれぞれ他端を前記固定枠に固定され、前記ワ
    ークテーブルの穴部の底面を形成する部分の上面に被切
    断部材を固定して前記ワークテーブルとともに移動する
    2個の帯状部材を有し、前記ワークテーブルがこの帯状
    部材の上面と接触して形成する直角四辺形の内部の一点
    から隣接する二辺に下した垂線の長さがそれぞれlとな
    り、前記スリットの上面の中心線上にあるこの点を加工
    原点とし、この加工原点を通り前記固定枠の長手方向に
    平行なX軸と、前記加工原点を通り水平面内でこのX軸
    に直交する前記スリットの中心線方向のY軸とで設定さ
    れるX−Y直交座標を用いて、数値制御装置により、前
    記ワークテーブルのX軸方向の移動および前記ノズルの
    Y軸方向の移動を制御して、超高圧流体を前記ノズルの
    噴射孔より噴射させたときに発生する超高速流体により
    、前記被切断部材を所定の形状に切断する超高圧流体切
    断装置のノズルの加工原点位置修正治具において、所定
    の長さのナイフエッジ部を有する基準板と、2lを一辺
    とする正方形を底面とし、この正方形の中心を通ってこ
    の正方形の一辺に平行な直線を含み、前記X−Y直交座
    標を含むX−Y水平面に垂直な平面内に、ナイフエッジ
    部を上方にしてナイフエッジ部の稜線が前記正方形の中
    心の上方を通り、前記X−Y水平面に平行になるように
    前記基準板を保持し、かつ前記基準板のナイフエッジ部
    の稜線方向の側面の一部に対向し、前記正方形の中心を
    囲んで前記X−Y水平面に垂直方向に貫通する中空部を
    有する基準板保持台と、この基準板保持台の中空部 ■O記基準板を挟んで対向する前記X−Y水平面に垂直
    方向に貫通する中空部を有し、前記基準板を前記基準板
    保持台に着脱可能に固定する基準板固定金具とから成る
    ことを特徴とする超高圧流体切断装置のノズルの加工原
    点位置修正治具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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