JPS63244363A - デイスクプレ−ヤのチヤツク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分’ＩＦＦ］ この発明は、コンパクトディスク（ＣＤ）とレーザディ
スク（しＤ）の両方が再生できる所謂コンパチブルプレ
ーヤ等のディスクプレーヤにおいてセンタ孔径サイズの
異なる各ディスクを保持するのに用いられるチャック装
置に関する。

［発明の概要］ この発明は、ディスクプレーヤのチャック装置において
、 ディスクを回転させるモータの軸に固定されて該ディス
クを載置するターンテーブルと、このターンテーブルの
中心から上方に突出した前記モータの軸に摺動自在に配
設され、且つ弾性部材により上方に付勢されるボスと、
外周部に複数種類の一ディスクのセンタ孔にそれぞれ嵌
合可能な段部を、中心部に前記ボスに嵌合可能な係合部
をそれぞれ有して、該ボスを中心として径方向へ往復移
動可能に複数部分・に分割形成され、前記ターンテーブ
ルとの間で前記各ディスクを前記ボスにより芯出しして
保持するチャック本体とを備えたことにより、 センタ孔の寸法径がそれぞれ違うＣＤ、ＬＤ等のディス
クをそれぞれ１つの前記チャック本体とターンテーブル
により容易かつ精度よく確実に保持することができるよ
うにしたものである。

［従来の技術］ 例えば、片面に音声信号等をビットにより記録した円盤
状のコンパクトディスク（ＣＤ）や、両面に映像信号と
音声信号等をビットにより記録した円盤状のレーザディ
スク（ＬＤ）が知られている。

これらを、第７．８図によって具体的に説明すると、符
号３０はＣＤ、４０はＬＤである。このＣＤ３０は片面
にピット面を有し、その直径は１２ｃｍ、信号スタート
点（レーベルの径）は５０ｍ５．センタ孔３１の径Ｑ、
は１５＋ｎ＋＋に形成しである。また、前記ＬＤ４０は
両面にピット面を有し、その直径は３０（或いは２０　
）ｃｍ、信号スタート点（レーベルの径）は１　ｆ　Ｏ
ａｍ、センタ孔４１の径ムは３５ｍｍに形成しである。

而しｔ１前記ＣＤ３０とＩ、Ｄ４０は、各ピット面にデ
ィスクプレーヤの光ピツクアップ（光学系）からレーザ
ビームを照射して該ピット面の情報を拉み取ることによ
り再生されるが、ＣＤ３０とＬＤ４０の両方のディスク
が再生できるＣＤ／ＬＤ康用プレーヤ（所謂コンパチブ
ルプレーヤ）が知られている。このコンパチブルプレー
ヤでは、共通のチャック装置により再生時にＣＤ３０或
いはＬＤ４０のディスクを保持するようしたものがある
。

これの一部を第９図によって具体的に説明すると、符号
５０はディスクを回転させるモータの軸であり、この仙
５０の先端側には、ディスクを載置するターンテーブル
５１を固定しである。このターンテーブル５！は円盤皿
状に形成してあり、その四部５１ａの中央部に、前記軸
５０の先端部５０ａが突出している。このターンテーブ
ル５Ｉの四部５１ａ内の前記軸５０の先端部５０ａには
、ＣＤ用の小径載置面５２ａとＬＤ用の大径載置面５２
ｂとを有した円盤凸状のボス５２をコイルバネ（弾性部
材）５３とガイド５４を介して上下方向に摺動自在に配
設しである。このボス５２の大径載置面５２ｂから小径
載置面５２ａ及び小径載置面５２ａから上面５２ｃの外
周面には、センタ孔の寸法径が異なるＬＤ４０のセンタ
孔４１及びＣＤ３０のセンタ孔３１に対応するテーバ５
２ｄ、５２ｅをそれぞれ形成してあり、各ディスクとボ
ス５２との芯出しを行うようになっている。

そして、前記コンパチブルプレーヤのチャック装置によ
りディスクの再生を行う際にＣＤ３０或いはＬＤ４０を
保持する場合に、ボス５２の小径載置面５２ａ１．：Ｃ
Ｄ３０を、或いはボス５２の大径載置面５２ｂにＬＤ４
０を載置し、例えば上方からプレーヤのフードを閉じる
と、該フードに回転自在に取り付けられたディスククラ
ンプ（図示しない）との間にＣＤ３０或いはＬＤ４０が
挾まれることにより保持される。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、前記従来のチャック装置では、ボス５２
の外周面にそれぞれ形成されたテーバ５２ｄ、５２ｅの
みでターンテーブル５１に対するＣＤ３０．ＬＤ・４０
のディスクの芯出しを行っているため、該テーバ５２ｄ
、５２ｅの加工に高精度を要し、その加工精度のばら付
きにより前記各ディスクを保持する際にディスクが径（
ラジアル）方向に移動して偏芯してしまい、ディスクを
ターンテーブル５１とディスククランプ間で精度良く位
置決めし、かつ確実に芯出しして保持することができな
い欠点があった。特に、ＬＤ４０ではピット面を有した
２枚の円盤状の記録媒体４０ａ、４０ｂを接着剤で貼り
合わせることによりディスクを構成しているため、この
貼り合わせ時にＬＤ４０のセンタ孔４１の周面に発生し
易い段差状のずれ（第９図中符号Ｂで示す）により、ボ
ス５２等によるディスクの位置決め、芯出し保持が一層
難しい問題点があった。

また、前記従来のチャック装置によりＣＤ３０を保持す
る際には、ボス５２はコイルバネ５３の付勢力に抗して
下降し、その小径載置面５２ａがターンテーブル５１の
載置面５１ｂ側に近付くが、ＬＤ４０の保持の場合と違
って該ボス５２の小径載置面５２ａがターンテーブル５
１の載置面５１ｂと完全に而−になりにくく、光ピツク
アップＡの対物レンズとＣＤ３０のピット面、或いはＬ
Ｄ４０のピット面との光学距離に差が生じるため、光ピ
ツクアップＡのフォーカスザーボ機措等が複雑になり、
コスト高になる不利点があった。

さらに、前記ボス５２がターンテーブル５１の凹部５１
ａ内に収容される構造になっているため、ターンテーブ
ル５１が大型になり、レーベルの径が５０１１１ｍと小
さいＣＤ３０を再生する場合には、光ピツクアップＡを
ＣＤ３０のピット面の最内周から外周側へ移動させなけ
ればならないが、該光ピツクアップＡ７＞＜ＣＤ３０の
ピット面の最内周に位置した時にターンテーブル５１の
外周縁側が邪魔になり、光ピツクアップへの移動に支障
を来す不具合があった。

そこで、この発明は、小型かつ簡単な構造でディスクを
精度良く位置決め芯出しして保持することができるディ
スクプレーヤのチャック装置を提供するものである。

［問題点を解決するための手段］ この発明のディスクプレーヤのチャック装置は、ディス
クを口伝さ仕るモータの軸に固定されて該ディスクを載
置するターンテーブルと、このターンテーブルの中心か
ら上方に突出した前記モータの軸に摺動自在に配設され
、且つ弾性部材により上方に付勢されるボスと、外周部
に複数種類のディスクのセンタ孔にそれぞれ嵌合可能な
段部を、中心部に前記ボスに嵌合可能な係合部をそれぞ
れ有して、該ボスを中心として径方向へ往復移動可能に
複数部分に分割形成され、前記ターンテーブルとの間で
前記各ディスクを前記ボスにより芯出しして保持するチ
ャック本体とを備えている。

［作用］ ターンテーブルにディスクを載置し、該ターンテーブル
の中央から上方に突出したボスにチャック本体の係合部
を嵌合させる七、チャック本体が複数に分かれて径方向
に拡がるように移動し、該ディスクのセンタ孔に合った
それらの段部の一部が該センタ孔に嵌まると共に、前記
ボスが弾性部材の付勢力に抗して下降する。これにより
、ディスクはターンテーブルとチャック本体の間でボス
により位置決め芯出しされて保持される。

［実施例］ 以下、この発明の一実施例を図面と共に詳述する。尚、
第７．８図に示ずＣＤ３０とＬＤ４０は援用する。

第１〜６図において、符号ｌはチャック装置である。こ
のチャック装置１は、例えばＣＤ３０とＬＤ４０の両方
のディスクを再生することができる所謂コンパチブルプ
レーヤ（ディスクプレーヤ）のプレーヤ本体２の底部２
ａと該プレーヤ本体２の上部開口１（図示しない）を開
閉するフード３との間に設けられており、該プレーヤ本
体２の底部２ａの略中央部に配置されたスピンドルモー
タ４の軸５に固定され、前記ＣＤ３０或いはＬＤ４０の
ディスクを載置するターンテーブル６と・このターンテ
ーブル６の中心から上方に突出した前記軸５の先端部５
ａの上下方向に摺動自在に配設されたボスＩＯと、前記
フード３側に設けられ、前記ターンテーブル６との間で
前記各ディスクをボス１０によりそれぞれ芯出しして保
持するチャック本体２０とを備えている。

前記ターンテーブル６は、比較的小径の円盤皿状に形成
してあり、その中央に凹部６ａを有している。この凹部
６ａの中央部から上方にかけて前記軸５の先端部５ａが
突出している。また、前記ターンテーブル６の上面（デ
ィスク載置面）６ｂには、その外周に沿ってディスク滑
り止め防止用の　゛リング状のゴムパッド７を固着しで
ある。

前記ボスｌＯは円錐台形筒状に形成してあり、前記軸５
の先端部５ａにＯリング１１を介して抜は止め状態で上
下方向に摺動自在に配設しである。

また、ボス１０の底部と前記ターンテーブル６の凹部６
ａとの間にはコイルバネ（弾性部材）１２を介在しであ
る。このコイルバネ１２により該ボス１０は、そのテー
パ面ｆＯａをターンテーブル６の上面６ｂより上方に突
出するように付勢されている。

前記チャック本体２０は、フード３に設けた軸受１３に
円盤状のベースプレート２！に固着した軸としてのボー
ル１４を介して回転可能に支持しである。詳述すると、
チャック本体２０は円盤形状を扇形状に３等分割した樹
脂製のチャックブレー）２２．２２．２２から成ってい
る。各チャックプレート２２は、その円弧状外周部にＬ
Ｄ４０のセンタ孔４１の半径より少し小径の第１円弧状
段部２３と、ＣＤ３０のセンタ孔３１の半径より少し小
径の第２円弧状段部２４をそれぞれ有して階段状に形成
しである。この第１円弧状段部２４にはＬＤ４０の記録
媒体４０ａ、４０ｂの貼り合わせ時のセンタ孔４１のず
れＢを吸収する逃げ溝２５を形成しである。そして、チ
ャックプレート２２の円弧状最外周部から第１円弧状段
部２３の一側面（下面）がＬＤ４０の当゛接面２３ａに
、第１円弧状段部２３から第２円弧状段部２４の一側面
（下面）がＣＤ３０の当接面２４ａにそれぞれ成ってい
る。また、各チャックプレート２２の頂部（第２円弧状
段部２４側の中心部）の内周面は前記ボス１０の外周面
と略同形のテーパ状に形成してあり、該ボスｌＯに嵌め
合わされる係合部２６に成っている。

而して、各チャックプレート２２の他側面（上面）の円
弧状最外周部及び第２円弧状段差部２４側には棒状のガ
イド突起２２ａ及びコ字状のガイド突起２２ｂを一体形
成しである。これら各ガイド突起２２ａ、２２ｂは前記
ベースプレート２１に１２０°間隔毎の放射線上にそれ
ぞれ形成された一対のガイド孔２１ａ、２１ｂに挿入し
である。そして、第２円弧状段差部２４側のガイド孔２
１ｂから平ワツシヤ２７を介して挿入されて、チャック
プレート２２にねじ込まれたビス２８により、該チャッ
クプレート２２はベースプレート２！に摺動自在に吊り
下げである。また、各チャックプレート２２のベースプ
レート２１側の頂部寄りに形成された凹部２２ｃには、
略Ω状のリングバネ２９を内装しである。このリングバ
ネ２９は、各チャックプレート２２を前記ボール１４を
軸とした軸芯側に移動させるように付勢している。

尚、前記フード３の軸受１３とスピンドルモータ４の軸
５は同芯状に位置している。また、前記ベースプレート
２！はフード３に固着されたＬ字型のガイド部材１５に
より回転可能に懸吊しである。

以上実施例のチャック装置ｌによれば、コンパチブルプ
レーヤにより例えばＣＤ３０のディスクを再生する際に
、ターンテーブル６のゴムパット７にＣＤ３０を載置し
、コンパチブルプレーヤのフード３を閉じると、第４図
の矢印に示すように、チャック本体２０がターンテーブ
ル６に近付く。

そして、フード３が更に下降して該チャック本体２０を
構成する３つのチャックプレート２２の各係合部２６が
ボス１０のテーパ面１０ａに当接すると、３つのチャッ
クプレート２２の各第２円弧状段部２４が前記ＣＤ３０
のセンタ孔３１内にそれぞれ挿入され、前記ボスＩＯの
テーパ面１０ａにより各チャックプレート２２が径方向
の拡がる方向にリングバネ２９の付勢力に抗してベース
プレート２１に対して摺動する。これにより、ＣＤ３０
のセンタ孔３１に各第２円弧状段部２４が嵌合、圧接さ
れる。この嵌合、圧接により、各チャックプレート２２
の゛摺動は停止され、この停止と同時に、前記ボス１０
がチャックプレート２２の係合部２６のテーパ面により
下方に押され、該ボス！０はコイルバネＩ２の付勢力に
抗して少し下降する。これにより、前記ＣＤ３０はスピ
ンドルモータ４の軸５に精度よく位置決めされ、ボスＩ
Ｏにより芯出しされて、前記チャック本体２０のＣＤの
当接面２４ａとターンテーブル６のゴムパッド７との間
で確、実に保持される。

このようにターンテーブル６とチャック本体２０との間
保持されたＣＤ３０は、その再生時に、スピンドルモー
タ４の軸５が回転すると、チャック本体２０が該ＣＤ３
０を保持した状態でベースプレート２１のボール１４を
中心として該軸５と　２同じ方向に回転することにより
行なわれる。

また、ＬＤ４０のディスクを再生する場合にもに、ｎｑ
記ＣＤ３０のディスクの場合と同様に、第５図に示すよ
うに、チャック本体２０を構成する３つのチャックプレ
ート２２の各係合部２６がボスＩＯのテーパ面１０ａに
当接し、３つのチャックプレート２２の各第１円弧状段
部２３が前記しＤ４０のセンタ孔４１内にそれぞれ挿入
され、前記ボスＩＯのテーパ面１０ａにより各チャック
プレート２２が径方向の拡がる方向にリングバネ２９の
付勢力に抗してベースプレート２１に対して摺動するこ
とにより、ＬＤ４０のセンタ孔４１に各第１円弧状段部
２３が嵌合、圧接され、かつ前記ボスｌＯがチャックプ
レート２２の係合部２６のテーパ面により下方に押され
、該ボス１０はコイルバネＩ２の付勢力に抗して少し下
降することにより、前記ＬＤ４０は、前記チャック本体
２０のＬＤの当接面２３ａとターンテーブル６のゴムパ
ッド７との間で位置決めされ、かつ芯出しして確実に保
持される。

前記ＬＤ４０では、ピット面を有した２枚の円盤状の記
録媒体４０ａ、４０ｂを接着剤等で貼り合わせることに
よりディスクが構成され、この貼り合わせ時にＬＤ４０
のセンタ孔４１の周部に段差状のずれ（第６図中符号Ｂ
で示す）が生じているが、該ＬＤ４０が前記チャック本
体２０のＬＤの当接面２３ａとターンテーブル６のゴム
パッド７との間で保持される時に、図中上方に位置する
記録媒体４０ａのずれＢが各第１円弧状段部２３に形成
された逃げ溝２５に収容されて、そのずれＢが吸収され
るため、再生されようとする下方に位置す記録媒体４０
ｂはボスＩＯ等により確実に位置決め、芯出しされて保
持される。

このように、前記チャック装置ｉ！１１１により保持さ
れたＣＤ３０．ＬＤ４０のディスクは、ターンテーブル
６のゴムパッド７の上面（ディスク載置面）が光ピツク
アップＡで再生する場合の同一の基準面となって、光ピ
ツクアップＡの対物レンズとＣＤ３０のピット面或いは
ＬＤ４０のピット面との光学距離に差が従来のものと比
べて殆ど生じないため、先ピックアップＡの構造９機構
が小型かつ簡単のもので済み、光学系の負担が小さくて
済む利点がある。

また、前記チャック装置ｌのボスＩＯは従来のチャック
装置のボス５２に比べて非常に小型であるため、ターン
テーブル６も小型で済み、レーベルの径が５０ｍａ＋と
小さいＣＤ３０を再生する場合でも、光ピツクアップＡ
ｈ＜ＣＤ３０のピット面の最内周に位置する時に、ター
ンテーブル６の外周縁側が邪魔になることがなく、光ピ
ツクアップＡの最内周から外周側への移動に何等支障が
生じることがない。

尚、前記実施例によれば、チャック本体２０を３つのチ
ャックプレート２２により構成したが、３つに限られる
ものではない。また、チャック本体２０を回転さＵ・る
軸をボールＩ４にしたが、ボールに限られるものでない
ことは勿論である。

［発明の効果］ 以上のようにこの発明によれば、ターンテーブルの中心
から上方に突出し、かっモータの軸に摺動自在に配設し
たボスを中心として、径方向へ往復移動可能に複数部分
に分割形成されると共に、周部に複数種類のディスクの
センタ孔にそれぞれ嵌合可能な段部を、中心部に前記ボ
スに嵌合可能な係合部をそれぞれ有したチャック本体を
移動することにより、前記ターンテーブルとチャック本
体との間で、センタ孔の寸法径がそれぞれ異なるＣ　Ｄ
　、Ｌ　Ｄ等のディスクを正確に位置決めして容易かつ
精度よく確実に保持することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すディスクプレーヤの
チャック装置の斜視図、第２図はチャック本体の平面図
、第３図はチャック本体の斜視図、第４図はチャック装
置の一部縦断面図、第５図はチャック装置によりＣＤを
保持した状態を示す説明図、第６図は同ヂャック装置に
よりＬＤを保持した状態を示す説明図、第７図はＣＤの
斜視図、第８図はＬＤの斜視図、第９図は従来例のチャ
ック装置の一部を示す断面図である。 ■・・・チャック装置、４・・・モータ、５・・・軸、
６・・・ターンテーブル、１０・・・ボス、１２・・・
コイルバネ（弾性部材）、２０・・・チャック本体、２
３．２４・・・段部、２６・・・係合部、３０．４１・
・・ディスク、３１．４１・・・センタ孔。 仝イソ７装！０４斗罪 第１図 今！ブク本夕り０−Ｉ−σＤ図 第２図 第３図 輛ツ７便テの一部前面図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ディスクを回転させるモータの軸に固定されて該ディス
   クを載置するターンテーブルと、このターンテーブルの
   中心から上方に突出した前記モータの軸に摺動自在に配
   設され、且つ弾性部材により上方に付勢されるボスと、 外周部に複数種類のディスクのセンタ孔にそれぞれ嵌合
   可能な段部を、中心部に前記ボスに嵌合可能な係合部を
   それぞれ有して、該ボスを中心として径方向へ往復移動
   可能に複数部分に分割形成され、前記ターンテーブルと
   の間で前記各ディスクを前記ボスにより芯出しして保持
   するチャック本体とを備えたことを特徴とするディスク
   プレーヤのチャック装置。