JPS63243459A - 内燃機関の点火時期制御装置 - Google Patents
内燃機関の点火時期制御装置Info
- Publication number
- JPS63243459A JPS63243459A JP7677187A JP7677187A JPS63243459A JP S63243459 A JPS63243459 A JP S63243459A JP 7677187 A JP7677187 A JP 7677187A JP 7677187 A JP7677187 A JP 7677187A JP S63243459 A JPS63243459 A JP S63243459A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ignition timing
- engine
- internal combustion
- control device
- combustion engine
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は内燃機関の点火時期制御装置に関し、より具体
的には低回転域からの急加速時等の低負荷域から高負荷
域移行時に発生し易いノンキングを回避する如く構成し
た内燃機関の点火時期制御装置に関する。
的には低回転域からの急加速時等の低負荷域から高負荷
域移行時に発生し易いノンキングを回避する如く構成し
た内燃機関の点火時期制御装置に関する。
(従来の技術)
近時内燃機関の点火時期制御はマイクロ・コンピュータ
を用いて電子制御化されつつあるが、かかる電子点火制
御の場合機関回転数及び機関負荷状態から其のROM内
に収納した最適点火時期値を検索して制御値を演算する
ことになる。又、この機関負荷状態は吸入空気量乃至は
吸入空気路の絶対圧力等から検出しており、その−例と
しては特開昭57−59056号公報記載のものを挙げ
ることが出来る。
を用いて電子制御化されつつあるが、かかる電子点火制
御の場合機関回転数及び機関負荷状態から其のROM内
に収納した最適点火時期値を検索して制御値を演算する
ことになる。又、この機関負荷状態は吸入空気量乃至は
吸入空気路の絶対圧力等から検出しており、その−例と
しては特開昭57−59056号公報記載のものを挙げ
ることが出来る。
(発明が解決しようとする問題点)
而して、絶対圧力から機関負荷状態を検出する場合、圧
力センサはインテークマニホルドの上流に位置するチャ
ンバ部よりバイブ等を介して分岐された位置に設けられ
るので、第6図に示す如く機関の運転が低回転状態から
急加速する等低負荷状態から高負荷状態に急、激に変動
する場合、燃焼室直前に生じた圧力変化が圧力センサの
部位に到達するまで数点火時間を要して圧力センサに検
出遅れが生じる。その結果としてセンサ検出遅れが生じ
ている間点火時期が機関の要求点火時期に追従出来ず低
負荷側の点火時期(進角側)となってしまい一時的にノ
ッキングが発生し易くなる状態を招いていた。
力センサはインテークマニホルドの上流に位置するチャ
ンバ部よりバイブ等を介して分岐された位置に設けられ
るので、第6図に示す如く機関の運転が低回転状態から
急加速する等低負荷状態から高負荷状態に急、激に変動
する場合、燃焼室直前に生じた圧力変化が圧力センサの
部位に到達するまで数点火時間を要して圧力センサに検
出遅れが生じる。その結果としてセンサ検出遅れが生じ
ている間点火時期が機関の要求点火時期に追従出来ず低
負荷側の点火時期(進角側)となってしまい一時的にノ
ッキングが発生し易くなる状態を招いていた。
従って、本発明の目的は従来技術の上述の欠点を解消し
、負荷状態の変動、特に低回転域からの象、加速時等の
低負荷状態から高負荷状態への栄。
、負荷状態の変動、特に低回転域からの象、加速時等の
低負荷状態から高負荷状態への栄。
変状態を迅速に検出して点火時期の追従遅れを解消し、
圧力(負荷)変動の検出遅れに起因するノッキングが発
生することがないように構成した内燃機関の点火時期制
御装置を提供することにある(問題点を解決するための
手段及び作用)上記の目的を達成するために本発明は第
1図に示す如く、内燃機関の回転部近傍に配設されピス
トンのクランク角度位置から機関回転数を検出する機関
回転数検出手段10、該内燃機関の吸入空気路の適宜位
置に設けられ機関の負荷状態を検出する機関負荷状態検
出手段12、該機関負荷状態検出手段及び前記機関回転
数検出手段の出力を入力して機関の点火時期を演算する
点火時期演算手段14及び該点火時期演算手段の出力を
入力して機関燃焼室の混合気に点火する点火手段16か
らなる内燃機関の点火時期制御装置において、前記機関
負荷状態検出手段の検出値が機関の実負荷状態と異なる
値となる特定の運転状態を検出する特定運転状態検出手
段18を備え、前記点火時期演算手段は、該特定運転状
態検出手段の出力を入力すると共に、該特定運転状態が
検出された場合には前記機関負荷状態検出手段の出力値
に代わる所定設定値に基づいて点火時期を演算する如く
構成した。
圧力(負荷)変動の検出遅れに起因するノッキングが発
生することがないように構成した内燃機関の点火時期制
御装置を提供することにある(問題点を解決するための
手段及び作用)上記の目的を達成するために本発明は第
1図に示す如く、内燃機関の回転部近傍に配設されピス
トンのクランク角度位置から機関回転数を検出する機関
回転数検出手段10、該内燃機関の吸入空気路の適宜位
置に設けられ機関の負荷状態を検出する機関負荷状態検
出手段12、該機関負荷状態検出手段及び前記機関回転
数検出手段の出力を入力して機関の点火時期を演算する
点火時期演算手段14及び該点火時期演算手段の出力を
入力して機関燃焼室の混合気に点火する点火手段16か
らなる内燃機関の点火時期制御装置において、前記機関
負荷状態検出手段の検出値が機関の実負荷状態と異なる
値となる特定の運転状態を検出する特定運転状態検出手
段18を備え、前記点火時期演算手段は、該特定運転状
態検出手段の出力を入力すると共に、該特定運転状態が
検出された場合には前記機関負荷状態検出手段の出力値
に代わる所定設定値に基づいて点火時期を演算する如く
構成した。
(実施例)
以下、添付図面に即して本発明の詳細な説明する。
第2図は本発明に係る装置の全体構成を示しており、同
図に従って説明すると、4気筒等からなる多気筒内燃機
関20は吸入空気路22を備えており、エアクリーナ2
4から流入した空気はスロットル弁26で其の流量を調
節されつつインテークマニホルド28を経て、−〇気筒
30の燃焼室32内に導入される。インテークマニホル
ド28の上流側には比較的大径のチャンバ部34が形成
され、該チャンバ部にはパイプ36が接続されて分岐路
が形成され、その終端部付近に吸入空気路の絶対圧力を
検出する前記した機関負荷状態検出手段たる圧力センサ
38が設けられ、機関の負面状態を検出する。又、スロ
ットル弁26にはポテンショメータからなるスロットル
センサ40が接続され、アクセルペダル(図示せず)に
連動したスロットル弁26の開度を検出する。これら圧
力センサ38及びスロットルセンサ40の出力は制御ユ
ニット44に入力され、そこでレベル修正回路46にお
いて適宜増幅された後、マイクロ・コンピュータ48に
入力される。マイクロ・コンピュータ48は前記した点
火時期演算手段及び特定運転状態検出手段として機能す
るものであり、A/D変換回路48a1人カインタフェ
ース48b、CPU48 c、、ROM48 d、、R
AM48 e及び出力インタフェース48fよりなる。
図に従って説明すると、4気筒等からなる多気筒内燃機
関20は吸入空気路22を備えており、エアクリーナ2
4から流入した空気はスロットル弁26で其の流量を調
節されつつインテークマニホルド28を経て、−〇気筒
30の燃焼室32内に導入される。インテークマニホル
ド28の上流側には比較的大径のチャンバ部34が形成
され、該チャンバ部にはパイプ36が接続されて分岐路
が形成され、その終端部付近に吸入空気路の絶対圧力を
検出する前記した機関負荷状態検出手段たる圧力センサ
38が設けられ、機関の負面状態を検出する。又、スロ
ットル弁26にはポテンショメータからなるスロットル
センサ40が接続され、アクセルペダル(図示せず)に
連動したスロットル弁26の開度を検出する。これら圧
力センサ38及びスロットルセンサ40の出力は制御ユ
ニット44に入力され、そこでレベル修正回路46にお
いて適宜増幅された後、マイクロ・コンピュータ48に
入力される。マイクロ・コンピュータ48は前記した点
火時期演算手段及び特定運転状態検出手段として機能す
るものであり、A/D変換回路48a1人カインタフェ
ース48b、CPU48 c、、ROM48 d、、R
AM48 e及び出力インタフェース48fよりなる。
前述のレベル修正回路46の出力は、このA/D変換回
路48aに入力されて所定時間乃至所定角度毎にデジタ
ル値に変換された後、RAM48e内に一時格納される
。
路48aに入力されて所定時間乃至所定角度毎にデジタ
ル値に変換された後、RAM48e内に一時格納される
。
又、内燃機関20の近傍にはディストリビュータ50が
設けられて其の内部にはピストン52の上下動に伴って
回転するクランク軸(図示せず)の回転に同期して回転
する磁石及び其れに対峙して配置されたピックアップよ
りなる前記した機関回転数検出手段たるクランク角セン
サ54が収納されており、所定クランク角度毎にパルス
信号を出力する。該クランク角センサ54の出力も制御
ユニット44に入力され、その波形整形回路56で波形
整形された後マイクロ・コンピュータ48に入力される
。更に、吸入空気路22のエアクリーナ24下流の適宜
位置には大気圧センサ58が設けられて大気圧力値を検
出しており、その出力も制御ユニット44に入力されて
レベル修正回路46を経てマイクロ・コンピュータ48
に送出される。マイクロ・コンピュータ48は後述の如
く、これらのセンサ出力から点火時期の制御値を演算し
、出力インタフェース48fを介してパワートランジス
タよりなる点火コイル駆動回路60に出力し、電源62
から点火コイル64への通電を制御して高電圧を発生せ
しめ、前述のディストリビ21−夕50を経て点火プラ
グ66に送り、燃焼室32内の混合気に点火する。尚、
以上の構成において、点火コイル駆動回路60以下が前
記した点火手段に相当する。
設けられて其の内部にはピストン52の上下動に伴って
回転するクランク軸(図示せず)の回転に同期して回転
する磁石及び其れに対峙して配置されたピックアップよ
りなる前記した機関回転数検出手段たるクランク角セン
サ54が収納されており、所定クランク角度毎にパルス
信号を出力する。該クランク角センサ54の出力も制御
ユニット44に入力され、その波形整形回路56で波形
整形された後マイクロ・コンピュータ48に入力される
。更に、吸入空気路22のエアクリーナ24下流の適宜
位置には大気圧センサ58が設けられて大気圧力値を検
出しており、その出力も制御ユニット44に入力されて
レベル修正回路46を経てマイクロ・コンピュータ48
に送出される。マイクロ・コンピュータ48は後述の如
く、これらのセンサ出力から点火時期の制御値を演算し
、出力インタフェース48fを介してパワートランジス
タよりなる点火コイル駆動回路60に出力し、電源62
から点火コイル64への通電を制御して高電圧を発生せ
しめ、前述のディストリビ21−夕50を経て点火プラ
グ66に送り、燃焼室32内の混合気に点火する。尚、
以上の構成において、点火コイル駆動回路60以下が前
記した点火手段に相当する。
続いて、第3図フロー・チャートを参照して本発明に係
る装置の動作を説明する。尚、この演算はTDC毎に所
定角度において起動される。従って、其の演算頻度は機
関回転数により異なるが、例えば数十四である。
る装置の動作を説明する。尚、この演算はTDC毎に所
定角度において起動される。従って、其の演算頻度は機
関回転数により異なるが、例えば数十四である。
先ず、ステップ70においてマイクロ・コンピュータ4
日は其のRAM48 e内に記憶されている前述のクラ
ンク角センサ54の出力から機関回転数Neを算出する
と共に、同様にRAM48e内に記憶されている圧力セ
ンサ38の検出した絶対圧力値Pbaを読出す。尚、機
関回転数及び絶対圧力値は可能な限り最新の値を用いる
。
日は其のRAM48 e内に記憶されている前述のクラ
ンク角センサ54の出力から機関回転数Neを算出する
と共に、同様にRAM48e内に記憶されている圧力セ
ンサ38の検出した絶対圧力値Pbaを読出す。尚、機
関回転数及び絶対圧力値は可能な限り最新の値を用いる
。
続いて、ステップ72において算出した現在の機関回転
数Neが、所定機関回転数Ne−refを超えているか
否か判断する。本実施例は、低回転域から加速する際の
圧力検出遅れに起因するノンキング発生を防止すること
を主眼としているので、それを超える回転領域を排除す
るためである。
数Neが、所定機関回転数Ne−refを超えているか
否か判断する。本実施例は、低回転域から加速する際の
圧力検出遅れに起因するノンキング発生を防止すること
を主眼としているので、それを超える回転領域を排除す
るためである。
該所定機関回転数Ne−refは、例えば200Orp
mとする。
mとする。
ステップ72において現在の機関回転数Neが所定機関
回転数Ne−refを下廻ると判断された場合、続いて
ステップ74においてROM48 d内に格納されたテ
ーブルより現在の機関回転数Neに応じた基準スロット
ル弁開度θ−〇Tを検索する。第4図はROM48 d
内にテーブル値として格納された該基準値を示しており
、該基準値は例えば、11000rpにおいて10度、
1500rpmにおいて30度と、機関回転数に比例し
て増加する如く設定されると共に、前述の所定機関回転
数Ne−refたる200Orpmにおける40度を匂
って上限とする。尚、この基準値は、各回転数において
スロットル弁が所定値以上間いた時に、燃焼室前の圧力
が其の時点の大気圧相当となる値を予め実験により求め
て設定したものである続いて、ステップ76において実
際のスロットル弁開度θTHを読み出す。尚、第5図に
示す如く、スロットルセンサ40のA/D変換は所定時
間、例えば10お毎に行って機関の負荷状態の急変に迅
速に対処出来る如く構成する。
回転数Ne−refを下廻ると判断された場合、続いて
ステップ74においてROM48 d内に格納されたテ
ーブルより現在の機関回転数Neに応じた基準スロット
ル弁開度θ−〇Tを検索する。第4図はROM48 d
内にテーブル値として格納された該基準値を示しており
、該基準値は例えば、11000rpにおいて10度、
1500rpmにおいて30度と、機関回転数に比例し
て増加する如く設定されると共に、前述の所定機関回転
数Ne−refたる200Orpmにおける40度を匂
って上限とする。尚、この基準値は、各回転数において
スロットル弁が所定値以上間いた時に、燃焼室前の圧力
が其の時点の大気圧相当となる値を予め実験により求め
て設定したものである続いて、ステップ76において実
際のスロットル弁開度θTHを読み出す。尚、第5図に
示す如く、スロットルセンサ40のA/D変換は所定時
間、例えば10お毎に行って機関の負荷状態の急変に迅
速に対処出来る如く構成する。
続いて、ステップ78において実際のスロットル弁開度
θTHが基準スロットル弁開度θWOTを超えるか否か
判断し、超える場合は低負荷状態から高負荷状態へ急変
したものとして、圧力センサ38の出力値Pbaの如何
にかかわらず、該出力値Pbaを、前記大気圧センサ5
8で検出した其の時点の大気圧力値Paに強制的に置き
換える(ステップ80)。
θTHが基準スロットル弁開度θWOTを超えるか否か
判断し、超える場合は低負荷状態から高負荷状態へ急変
したものとして、圧力センサ38の出力値Pbaの如何
にかかわらず、該出力値Pbaを、前記大気圧センサ5
8で検出した其の時点の大気圧力値Paに強制的に置き
換える(ステップ80)。
続いて、ステップ82において機関回転数Ne及び絶対
圧力値PbaよりROM48 d内の制御マツプ値を検
索して点火時期θigを演算し、ステップ84において
点火指令する。この場合絶対圧力値Pbaが其の時点の
大気圧力値Paに置換されている際にはNe及びPaO
値から検索することになる。尚、ステップ72において
機関回転数が所定値を超えると判断された場合及びステ
ップ7日においてスロットル弁開度が基準値を下層ると
判断された場合には絶対圧力値Pbaとして実測値を用
いることになる。
圧力値PbaよりROM48 d内の制御マツプ値を検
索して点火時期θigを演算し、ステップ84において
点火指令する。この場合絶対圧力値Pbaが其の時点の
大気圧力値Paに置換されている際にはNe及びPaO
値から検索することになる。尚、ステップ72において
機関回転数が所定値を超えると判断された場合及びステ
ップ7日においてスロットル弁開度が基準値を下層ると
判断された場合には絶対圧力値Pbaとして実測値を用
いることになる。
上記の如く本実施例においては圧力センサ38の検出遅
れを補填するために低負荷状態から高負荷状態への変動
をスロットルセンサ40を通じて検出する如く構成した
ものである。即ち、機関回転数から機関回転数−基準ス
ロットル弁開度θWOTテーブルを検索して該検索値を
実際のスロットル弁開度θTHと比較し、それを超える
場合低回転域からの加速があるものとして吸入空気路の
絶対圧力値Pbaを大気圧力値Paに置換して制御マツ
プ値から点火時期を検索する如く構成したので、第6図
に示す如く圧力センサ38の検出遅れを十分補填して低
負荷状態から高負荷状態への2、変に対応して迅速に点
火時期を追従させることが出来、因って当該点火領域に
おいてノッキングの発生を効果的に回避することが出来
るものである。
れを補填するために低負荷状態から高負荷状態への変動
をスロットルセンサ40を通じて検出する如く構成した
ものである。即ち、機関回転数から機関回転数−基準ス
ロットル弁開度θWOTテーブルを検索して該検索値を
実際のスロットル弁開度θTHと比較し、それを超える
場合低回転域からの加速があるものとして吸入空気路の
絶対圧力値Pbaを大気圧力値Paに置換して制御マツ
プ値から点火時期を検索する如く構成したので、第6図
に示す如く圧力センサ38の検出遅れを十分補填して低
負荷状態から高負荷状態への2、変に対応して迅速に点
火時期を追従させることが出来、因って当該点火領域に
おいてノッキングの発生を効果的に回避することが出来
るものである。
(発明の効果)
本発明は機関負荷状態検出手段の検出値が実負荷状態と
異なる値となる特定の運転状態を検出する手段を備える
と共に該特定運転状態が検出された場合には所定設定値
に基づいて点火時期を演算する如く構成したので、機関
負荷状態の変動を迅速に検出して点火時期制御値を追従
させることが出来、因って従来かかる過渡状態において
発生することがあったノッキングを効果的に防止するこ
とが出来る利点を備える。
異なる値となる特定の運転状態を検出する手段を備える
と共に該特定運転状態が検出された場合には所定設定値
に基づいて点火時期を演算する如く構成したので、機関
負荷状態の変動を迅速に検出して点火時期制御値を追従
させることが出来、因って従来かかる過渡状態において
発生することがあったノッキングを効果的に防止するこ
とが出来る利点を備える。
第1図は本発明に係る内燃機関の点火時期制御装置のク
レーム対応図、第2図は該装置の全体構成を示す説明ブ
ロック図、第3図は其の動作を示す説明フロー・チャー
ト、第4図は機関回転数に対応する基準スロットル弁開
度のテーブル値を示す説明グラフ図、第5図は実際のス
ロットル弁開度のA/D変換頻度を示す説明フロー・チ
ャート及び第6図は本発明と対比した従来技術の制御特
性を示す説明図である。 10・・・機関回転数検出手段(クランク角センサ54
)、12・・・機関負荷状態検出手段(圧力センサ38
)、14・・・点火時期演算手段(マイクロ・コンピュ
ータ48)、16・・・点火手段(点火コイル駆動回路
60、電源62、点火コイル64、ディストリビユータ
50、点火プラグ66)、18・・・特定運転状態検出
手段(マイクロ・コンピュータ48)、40・・・スロ
ットルセンサ、44・・・制御ユニット、48・・・マ
イクロ・コンピュータ、58・・・大気圧センサ 第3図 第4図 第5図
レーム対応図、第2図は該装置の全体構成を示す説明ブ
ロック図、第3図は其の動作を示す説明フロー・チャー
ト、第4図は機関回転数に対応する基準スロットル弁開
度のテーブル値を示す説明グラフ図、第5図は実際のス
ロットル弁開度のA/D変換頻度を示す説明フロー・チ
ャート及び第6図は本発明と対比した従来技術の制御特
性を示す説明図である。 10・・・機関回転数検出手段(クランク角センサ54
)、12・・・機関負荷状態検出手段(圧力センサ38
)、14・・・点火時期演算手段(マイクロ・コンピュ
ータ48)、16・・・点火手段(点火コイル駆動回路
60、電源62、点火コイル64、ディストリビユータ
50、点火プラグ66)、18・・・特定運転状態検出
手段(マイクロ・コンピュータ48)、40・・・スロ
ットルセンサ、44・・・制御ユニット、48・・・マ
イクロ・コンピュータ、58・・・大気圧センサ 第3図 第4図 第5図
Claims (6)
- (1) a、内燃機関の回転部近傍に配設されピストンのクラン
ク角度位置から機関回転数を検出する機関回転数検出手
段、 b、該内燃機関の吸入空気路の適宜位置に設けられ機関
の負荷状態を検出する機関負荷状態検出手段、 c、該機関負荷状態検出手段及び前記機関回転数検出手
段の出力を入力して機関の点火時期を演算する点火時期
演算手段、 及び d、該点火時期演算手段の出力を入力して機関燃焼室の
混合気に点火する点火手段、 からなる内燃機関の点火時期制御装置において、e、前
記機関負荷状態検出手段の検出値が機関の実負荷状態と
異なる値となる特定の運転状態を検出する特定運転状態
検出手段、 を備え、前記点火時期演算手段は、該特定運転状態検出
手段の出力を入力すると共に、該特定運転状態が検出さ
れた場合には前記機関負荷状態検出手段の出力値に代わ
る所定設定値に基づいて点火時期を演算する如く構成し
たことを特徴とする内燃機関の点火時期制御装置。 - (2)前記特定運転状態は、低負荷状態から高負荷状態
への急変時であることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の内燃機関の点火時期制御装置。 - (3)前記急変時は、前記機関吸入空気路に設けられた
スロットル弁開度から検出されることを特徴とする特許
請求の範囲第2項記載の内燃機関の点火時期制御装置。 - (4)前記スロットル弁開度の検出は、前記点火時期演
算手段の演算頻度より短い頻度で行われることを特徴と
する特許請求の範囲第3項記載の内燃機関の点火時期制
御装置。 - (5)前記所定設定値は、其の時点での機関回転数及び
スロットル弁開度から定められる値であることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の内燃機関の点火時期制
御装置。 - (6)前記所定設定値は大気圧力値であることを特徴と
する特許請求の範囲第5項記載の内燃機関の点火時期制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62076771A JPH07117026B2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | 内燃機関の点火時期制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62076771A JPH07117026B2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | 内燃機関の点火時期制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63243459A true JPS63243459A (ja) | 1988-10-11 |
| JPH07117026B2 JPH07117026B2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=13614849
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62076771A Expired - Fee Related JPH07117026B2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | 内燃機関の点火時期制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07117026B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58160552A (ja) * | 1982-03-18 | 1983-09-24 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の点火時期制御方法 |
| JPS6123868A (ja) * | 1984-07-11 | 1986-02-01 | Nippon Denso Co Ltd | 点火時期制御装置 |
-
1987
- 1987-03-30 JP JP62076771A patent/JPH07117026B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58160552A (ja) * | 1982-03-18 | 1983-09-24 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の点火時期制御方法 |
| JPS6123868A (ja) * | 1984-07-11 | 1986-02-01 | Nippon Denso Co Ltd | 点火時期制御装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07117026B2 (ja) | 1995-12-18 |
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