JPS63243184A - 変色性接着剤 - Google Patents

変色性接着剤

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JPS63243184A
JPS63243184A JP7592387A JP7592387A JPS63243184A JP S63243184 A JPS63243184 A JP S63243184A JP 7592387 A JP7592387 A JP 7592387A JP 7592387 A JP7592387 A JP 7592387A JP S63243184 A JPS63243184 A JP S63243184A
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JP
Japan
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adhesive
color
changing
resin
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP7592387A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsukuni Sumiya
住谷 光圀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Publication date
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は接着剤に関する。更に詳しくは使用前には着色
しており、使用後は無色となる変色性接着剤に関する。
従来の技術 接着剤とアルカリ性で発色し中性付近で消色するpH指
示薬を混合し1発色するpHに調整された着色接着剤は
公知であり、このような接着剤を紙等に塗布すると塗布
時には着色しているが、乾燥するにつれて空気中の炭酸
ガスを吸収して次第に pHの低下を来たしそれにつれ
消色を起し固着時は無色となる。かかる原理を利用した
変色性接着剤は特公昭48−22176で公知である。
しかしながら該特公昭の方法を紙製品用の接着剤として
最も需要の多い合成樹脂系の接着剤に適用すると使用に
至る迄の間に着色が消滅してしまうという欠点がある。
発明が解決しようとする問題点 pH調整下あらかじめpH変色性色素によって着色され
ている水性の合成樹脂系接着剤において使用前における
消色、変色等の経時変化を起こさない変色性の着色接着
剤の開発が望まれている。
なお当然のこととしてそのような着色接着剤は十分な接
着力を有しかつその中に添加せしめられるpH変色性色
素に対する相溶性が十分に高いものであることが必要で
ある。
問題点を解決する為の手段 本発明者は前記したような問題点を解決すべく鋭意研究
を重ねた結果特定の水性の合成樹脂系接着剤を選択する
ことによって前記したような問題点が解決されることを
見出し本発明を完成させた。即ち本発明は (1)  ポリビニルアルコール系接着剤とポリビニル
アセタール系接着剤並びに (2)  アルカリ性で発色し中性付近で消色するpH
変色性色素 を含有することを特徴とする変色性接着剤を提供する。
本発明につき詳細に説明する。
本発明に使用するアルカリ性で発色し、中性付近で消色
する pH変色性色素の具体例としてはフェノールフタ
レイン、0−クレゾールフタレインm−クレゾールフタ
レイン、チモールフタレイン。
キシレノールフタレイン、α−ナフト〜夛ラフタレイン
フェノールテトラクロルフタレイン、フェノールテトラ
ブロモフタレイン、テトラブロモフェノールフタレイン
、テトラヨードフェノールフタレイン、チモールカルボ
キシフタレイン、キシレノールカルボキシフタレイン、
モノ、シ、トリなどブロム化されたチモールカルボキシ
フタレイン等のフタレイン系 pH指示薬が挙げられる
が。
キノリンブルーなどのシアニン色素、ピラニン等pH指
示薬以外の変色性色素も使うことができる。
これらは中性付近で無色になり特に好都合であるが、淡
黄色程度となる公知の pH指示薬例えばチモールブル
ー、ブロムチモールブルー、ブロモクレゾールパープル
などもその使用量を調節することによって使用すること
が可能である。
これら pH変色性色素の使用量は接着剤合計(純分)
に対して0.001〜1.00より好ましくは0.01
〜0.1%(重量比)である。
なお前記した pH変色性色素は2種又はそれ以上混合
して用いてもよい。
本発明においては接着剤自身が添加される pH変変色
色性色素発色(変色)せしめるに十分なアルカリ仕度を
有している場合を除き pH変色性色素を発色させるに
十分な pHを与えるだめのアルカリ剤が添加される。
アルカリ剤としては無機系又は有機系の塩基性物質が任
意に選んで用いられるが好ましいものの例としては炭酸
ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム。
リン酸三ナトリウム、アンモニア水、メチルアミン、エ
チルアミン、モノ−、ジー又はトリエタノールアミン等
が挙げられる。
本発明で使用されるポリビニルアルコール系接着剤、ポ
リビニルアセタール系接着剤としては通常市販されてい
るもの即ちポリビニルアルコール樹脂、ポリビニールア
セタール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂又はポリビニ
ルホルマール樹脂等を水に溶解させたものがそのまま使
用されうるものでありポリビニルアルコール系接着剤と
ポリビニルアセタール系接着剤との混合割合は任意であ
るがより好ましい接着力及び pH変色性色素に対する
より好ましい相溶性を得る為のポリビニルアルコール系
接着剤とポリビニルアセタール系接着剤との混合比は1
:3〜1:0・5(重量比)の割合である。
なおこの場合ポリビニルアルコール樹脂又はポリとニル
アセタール樹脂の重合度は500〜25o0より好まし
くは1200〜200oである。そしてポリビニルアル
コール系接着剤又はポリビニルアセタール系接着剤は通
常このような樹脂を5〜35%より好ましくは10〜2
5%(M量%)含有するものである。
本発明の変色性接着剤はポリビニルアルコール系接着剤
、ポリビニルアセタール系接着剤、pH変色性色素を任
意の順序で混合し次いで pH変色性色素を発色させる
ための前記したようなアルカリ剤を加えて調製される。
この場合 pH変色性色素を発色させるに必要とされる
アルカリ剤の必要量が既知であればポリビニし゛てもよ
く又ポリビニルアルコール系接着剤、ポリビニルアセタ
ール系接着剤及びpH変色性色素を混合したのみで p
H変色性色素が着色するに十分なアルカリ性を呈すると
きはアルカリ剤の添加を省略することができる。又添加
されるアルカリ剤の量は塗布後の消色時間と密接に関係
する(アルカリ剤の添加量が多いと消色に要する時間が
長(なり添加量が少ないと消色に要する時間が短かくな
る)ので消色に要する時間が数秒乃至数分になるように
 pH変色性色素の種類に応じてその添加量を調節する
のが好ましい。尚このようにして調製された本発明の変
色性接着剤には他の添加物(例えば紫外線吸収剤、乾燥
防止剤、安定剤等)あるいはその粘度、接着力、塗布後
の消色時間等をコント1コールするために水が添加され
てもよい。
本発明の変色性接着剤は塗布前の保管中に変色をおこす
ことがなく塗布後の変色性(消色性)にすぐれている。
又本発明の変色性接着剤を調製するにあたり用いられる
接着剤成分の pH変色性色素に対する相溶性がたがい
ので着色が均一で鮮やかである。
実施例 次に実施例をあげて本発明を具体的に説明する。
実施例1 市販の水性ポリビニルアルコール系接着剤(純分的15
%、粘度6,0000P/30℃)500部に水性ポリ
ビニルホルマール系接着剤(純分約15チ、粘度+ 8
,000 CP/30℃)500部を良く混合して基本
の水性合成糊剤系接着剤を調製した。
これに0−クレゾールフタレインo、os部をN(規定
) NaOH2部にとかした液と10%に2C03水溶
液20部を加えて良くかきまぜると美しい赤紫色の水性
接着剤が得られた。この接着剤を紙上に塗布して消色時
間を見ると約2分間で完全に消色した。塗布面を貼り合
わせた場合も乾燥後は消色していた。
実施例2 実施例1で水性ポリビニルホルマール系接着剤の代りに
水性ポリビニルアセタール系接着剤を使用する他は実施
例1と同様に処理して本発明の変色性接着剤を得た。
実施例3 水性のポリビニルアルコール系接着剤(純分約14重量
%)400部に水性のポリビニルホルマール系接着剤(
純分約16重量%)600部を良く混合し、これにα−
ナフトールフタレイ70.1部をNNaoHA部にとか
した液とピラニン0.04部をN NaOHO,4部に
とかした液と10%Na2CO3水溶液15部とを加え
て良(かきまぜて本発明の緑色の変色性接着剤をえた。
このものは塗布後の消色性が良好で青成分(α−ナフト
ールフタレイン)と黄成分ピラニンが略同−の速度で消
色した。
発明の効果 経時安定性が良好で変色性、接着性の良好な水性の変色
性接着剤が得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 4、(1)ポリビニルアルコール系接着剤とポリビニル
    アセタール系接着剤並びに (2)アルカリ性で発色し中性付近で消色するpH変色
    性色素 を含有することを特徴とする変色性接着剤。
JP7592387A 1987-03-31 1987-03-31 変色性接着剤 Pending JPS63243184A (ja)

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JP2005139417A (ja) * 2003-10-17 2005-06-02 Tombow Pencil Co Ltd 粘着剤及び該粘着剤を用いた感圧転写粘着テープ

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JPS58134168A (ja) * 1982-03-02 1983-08-10 Kazuyoshi Sagehashi 経時的に消色する着色糊

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