JPS6324314B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6324314B2 JPS6324314B2 JP56132841A JP13284181A JPS6324314B2 JP S6324314 B2 JPS6324314 B2 JP S6324314B2 JP 56132841 A JP56132841 A JP 56132841A JP 13284181 A JP13284181 A JP 13284181A JP S6324314 B2 JPS6324314 B2 JP S6324314B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ultrasonic
- food
- frequency
- output
- heating chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 26
- 235000013305 food Nutrition 0.000 claims description 21
- 235000013611 frozen food Nutrition 0.000 description 13
- 238000010257 thawing Methods 0.000 description 10
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 235000013372 meat Nutrition 0.000 description 2
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は超音波によつて食品の調理状態を検出
して高周波出力を自動制御する高周波加熱装置に
関するものである。
して高周波出力を自動制御する高周波加熱装置に
関するものである。
従来、例えば高周波加熱装置によつて冷凍食品
の解凍を行なう場合、使用者がマイクロ波出力や
加熱時間を出力選択キーやタイマー等によつて入
力していた。このような場合解凍を開始する時の
食品の初期温度あるいは初期状態によつて出力や
加熱時間を加減する必要があるが、その加減割合
が食品の種類、重量、初期温度等の複雑な因子に
よつてきめられるため使用者にとつては最適な設
定が容易ではなく、解凍調理がうまくいかない場
合もしばしばあつた。
の解凍を行なう場合、使用者がマイクロ波出力や
加熱時間を出力選択キーやタイマー等によつて入
力していた。このような場合解凍を開始する時の
食品の初期温度あるいは初期状態によつて出力や
加熱時間を加減する必要があるが、その加減割合
が食品の種類、重量、初期温度等の複雑な因子に
よつてきめられるため使用者にとつては最適な設
定が容易ではなく、解凍調理がうまくいかない場
合もしばしばあつた。
本発明は前記従来の欠点を解消することを目的
とする。
とする。
本発明は食品の解凍状態あるいは加熱状態を超
音波発信装置によつて検出し、この超音波受信装
置の信号によつて高周波出力を自動的に制御する
構成とし良好な高周波加熱調理を可能とするもの
である。
音波発信装置によつて検出し、この超音波受信装
置の信号によつて高周波出力を自動的に制御する
構成とし良好な高周波加熱調理を可能とするもの
である。
以下本発明の一実施例につき図面にもとづき説
明する。
明する。
第１図において高周波加熱装置１には食品２を
収納する加熱室３、食品２を加熱室３から出入れ
するための開閉自在なドア４、高周波発振装置で
あるマグネトロン５、食品２を載置する受皿６と
を備える。前記受皿６には第２図に示すように食
品２に超音波を与える超音波発信装置７と、前記
超音波発信装置７から食品２中へ発信した超音波
受信装置である超音波マイクロホン８とがスプリ
ング９，１０によつて上方へ付勢された状態で理
設されている。ケーブル１１は超音波発信装置７
への入力および超音波マイクロホン８からの信号
を取り出すもので、受皿６の下面に形成された溝
１２の中を通り加熱室３外へ延設されている。ま
たケーブル１１は伝達する信号に高周波の影響を
受けないようにシールドされている。前記ケーブ
ル１１の取出口１３はチヨークなどによつて加熱
室３から外部へ高周波の漏洩を防止している。
収納する加熱室３、食品２を加熱室３から出入れ
するための開閉自在なドア４、高周波発振装置で
あるマグネトロン５、食品２を載置する受皿６と
を備える。前記受皿６には第２図に示すように食
品２に超音波を与える超音波発信装置７と、前記
超音波発信装置７から食品２中へ発信した超音波
受信装置である超音波マイクロホン８とがスプリ
ング９，１０によつて上方へ付勢された状態で理
設されている。ケーブル１１は超音波発信装置７
への入力および超音波マイクロホン８からの信号
を取り出すもので、受皿６の下面に形成された溝
１２の中を通り加熱室３外へ延設されている。ま
たケーブル１１は伝達する信号に高周波の影響を
受けないようにシールドされている。前記ケーブ
ル１１の取出口１３はチヨークなどによつて加熱
室３から外部へ高周波の漏洩を防止している。
第３図に本実施例に使用する超音波マイクロホ
ン８の構成を示す。超音波マイクロホン本体１４
は側面および底面を防音材１５を介してケース１
６に収納されている。従つて図中の矢印イの方向
からの超音波はマイクロホン本体１４に受信され
るが矢印ロの方向からは防音材１５でしや断され
て受信されない。すなわち食品２からの超音波の
みを受信し、食品２以外のものに伝達されてくる
超音波をしや断し受信の精度を高める構成であ
る。
ン８の構成を示す。超音波マイクロホン本体１４
は側面および底面を防音材１５を介してケース１
６に収納されている。従つて図中の矢印イの方向
からの超音波はマイクロホン本体１４に受信され
るが矢印ロの方向からは防音材１５でしや断され
て受信されない。すなわち食品２からの超音波の
みを受信し、食品２以外のものに伝達されてくる
超音波をしや断し受信の精度を高める構成であ
る。
第４図は、本実施例である高周波加熱装置１の
制御回路のブロツク図である。このブロツク図に
もとづき以下作用、効果を説明する。
制御回路のブロツク図である。このブロツク図に
もとづき以下作用、効果を説明する。
冷凍食品２を第２図に示すように受皿６に載置
する。超音波発信装置７と超音波マイクロホン８
とは冷凍食品２に密着している。そこでまず調理
ボタン（図示せず）を押して高周波加熱を開始す
る。高周波加熱の開始と同時に、超音波発信装置
７（以下発信装置と呼ぶ）と超音波マイクロホン
８（以下マイクロホンと呼ぶ）とが作動し、発信
装置７から超音波が冷凍食品２へ発信され、それ
をマイクロホン８が受信する。冷凍食品２の硬さ
によつてマイクロホン８に受信される強度が異な
る。これは例えば解凍初期では冷凍食品２は凍つ
て硬いため超音波の減衰が少なく、解凍が進んで
冷凍食品２がやわらかくなると超音波の減衰は大
きくなり、マイクロホン８の受信強度は小さくな
る。このマイクロホン８の受信強度の変化は食品
の種類、重量、初期温度等によつてそれぞれパタ
ーンがかわるがそれらは予め調理実験によつて確
認しマイコン１７に記憶させておく。したがつて
マイクロホン８からの信号を増幅器１８で増巾
し、マイコン１７でその変化を検知し冷凍食品２
の解凍ぐあいを判定し、出力制御部１９へ信号を
送り、高周波発振装置であるマグネトロン５の出
力を制御し、解凍が完了した時点で停止する。本
実施例では冷凍肉の解凍を行なつたが、冷凍肉は
第５図イ〜ハへ解凍が進み、マイクロホン８の受
信強度は、前記第５図イ〜ハに対応して第６図Ａ
のイ，ロ，ハで示されるように減衰し、ハ点まで
減衰した時点でさらに△ｔ秒間だけ追加加熱を行
ない、高周波出力を停止する。この間高周波出力
は一定の600Wである。
する。超音波発信装置７と超音波マイクロホン８
とは冷凍食品２に密着している。そこでまず調理
ボタン（図示せず）を押して高周波加熱を開始す
る。高周波加熱の開始と同時に、超音波発信装置
７（以下発信装置と呼ぶ）と超音波マイクロホン
８（以下マイクロホンと呼ぶ）とが作動し、発信
装置７から超音波が冷凍食品２へ発信され、それ
をマイクロホン８が受信する。冷凍食品２の硬さ
によつてマイクロホン８に受信される強度が異な
る。これは例えば解凍初期では冷凍食品２は凍つ
て硬いため超音波の減衰が少なく、解凍が進んで
冷凍食品２がやわらかくなると超音波の減衰は大
きくなり、マイクロホン８の受信強度は小さくな
る。このマイクロホン８の受信強度の変化は食品
の種類、重量、初期温度等によつてそれぞれパタ
ーンがかわるがそれらは予め調理実験によつて確
認しマイコン１７に記憶させておく。したがつて
マイクロホン８からの信号を増幅器１８で増巾
し、マイコン１７でその変化を検知し冷凍食品２
の解凍ぐあいを判定し、出力制御部１９へ信号を
送り、高周波発振装置であるマグネトロン５の出
力を制御し、解凍が完了した時点で停止する。本
実施例では冷凍肉の解凍を行なつたが、冷凍肉は
第５図イ〜ハへ解凍が進み、マイクロホン８の受
信強度は、前記第５図イ〜ハに対応して第６図Ａ
のイ，ロ，ハで示されるように減衰し、ハ点まで
減衰した時点でさらに△ｔ秒間だけ追加加熱を行
ない、高周波出力を停止する。この間高周波出力
は一定の600Wである。
以上のように本実施例では、超音波で冷凍食品
２の解凍状態を検出するので冷凍食品２にセンサ
等を差し込む必要がなく、冷凍食品２を載置する
だけですむこと、また高周波出力が自動的に停止
されるので使用者がタイマー等をセツトする必要
がなくなるとともに調理の失敗もなくなるなど使
い勝手を向上することができる。
２の解凍状態を検出するので冷凍食品２にセンサ
等を差し込む必要がなく、冷凍食品２を載置する
だけですむこと、また高周波出力が自動的に停止
されるので使用者がタイマー等をセツトする必要
がなくなるとともに調理の失敗もなくなるなど使
い勝手を向上することができる。
本発明の他の実施例を第７図Ａ，Ｂにもとづき
説明する。
説明する。
前述の実施例では高周波を第６図のように一定
の高出力で供給しているがこの場合には食品の重
量、大きさによつては表面と内部温度の差が大き
くなりすぎて、表面の加熱が先行し温度上昇がは
げしく全体が解凍される時には表面が過加熱状態
になりやすい。そこで第７図では、高周波出力を
受信強度がイ〜ニ点までは600Wの高出力とし、
その直後は△t2秒間の出力停止区間とし、その後
のホ〜ハ点までは400Wの中出力に制御する構成
を示すものである。この実施例では冷凍食品２の
表面温度と内部温度との差が常に少なくできるの
で、解凍完了時点での食品の表面状態が良好であ
る。
の高出力で供給しているがこの場合には食品の重
量、大きさによつては表面と内部温度の差が大き
くなりすぎて、表面の加熱が先行し温度上昇がは
げしく全体が解凍される時には表面が過加熱状態
になりやすい。そこで第７図では、高周波出力を
受信強度がイ〜ニ点までは600Wの高出力とし、
その直後は△t2秒間の出力停止区間とし、その後
のホ〜ハ点までは400Wの中出力に制御する構成
を示すものである。この実施例では冷凍食品２の
表面温度と内部温度との差が常に少なくできるの
で、解凍完了時点での食品の表面状態が良好であ
る。
以上のように本発明は、特に冷凍食品など高周
波加熱過程において食品のかたさに大きな変化の
あるものに特に効果を発揮するもので、食品を何
ら損傷することなく、また仕上りも良好に、自動
加熱することのできる使い勝手のきわめて良い高
周波加熱装置を提供することができる。
波加熱過程において食品のかたさに大きな変化の
あるものに特に効果を発揮するもので、食品を何
ら損傷することなく、また仕上りも良好に、自動
加熱することのできる使い勝手のきわめて良い高
周波加熱装置を提供することができる。
第１図は本発明の一実施例である高周波加熱装
置の側面断面図、第２図は同要部受皿部分の拡大
断面図、第３図は同要部超音波マイクロホンの拡
大断面図、第４図は同制御回路のブロツク図、第
５図イ〜ハは同冷凍食品の解凍状況を示す断面
図、第６図Ａ，Ｂは同受信強度と高周波出力との
関係を示す特性図、第７図Ａ，Ｂは本発明の他の
実施例における受信強度と高周波出力との関係を
示す特性図である。 １……高周波加熱装置、２……食品、３……加
熱室、５……高周波発振装置、７……超音波発信
装置、８……超音波受信装置、１７……マイコ
ン。
置の側面断面図、第２図は同要部受皿部分の拡大
断面図、第３図は同要部超音波マイクロホンの拡
大断面図、第４図は同制御回路のブロツク図、第
５図イ〜ハは同冷凍食品の解凍状況を示す断面
図、第６図Ａ，Ｂは同受信強度と高周波出力との
関係を示す特性図、第７図Ａ，Ｂは本発明の他の
実施例における受信強度と高周波出力との関係を
示す特性図である。 １……高周波加熱装置、２……食品、３……加
熱室、５……高周波発振装置、７……超音波発信
装置、８……超音波受信装置、１７……マイコ
ン。
Claims (1)
- １ 食品を収納する加熱室と、前記加熱室に高周
波エネルギを供給する高周波発振装置と、前記食
品に超音波を伝達する超音波発振装置と、前記超
音波発振装置から食品へ伝達した超音波を受けと
る超音波受信装置と、前記食品を加熱室内で載置
する受皿と、前記超音波受信装置の受信強度の変
化によつて前記高周波発振器の出力を制御する制
御回路とを備え、前記超音波発振装置と前記超音
波受信装置を前記受皿に埋設する構成とした高周
波加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13284181A JPS5834588A (ja) | 1981-08-25 | 1981-08-25 | 高周波加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13284181A JPS5834588A (ja) | 1981-08-25 | 1981-08-25 | 高周波加熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5834588A JPS5834588A (ja) | 1983-03-01 |
| JPS6324314B2 true JPS6324314B2 (ja) | 1988-05-20 |
Family
ID=15090764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13284181A Granted JPS5834588A (ja) | 1981-08-25 | 1981-08-25 | 高周波加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5834588A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003050235A (ja) * | 2001-08-07 | 2003-02-21 | Prima Meat Packers Ltd | 相転移状態の非破壊検出方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017102021A (ja) * | 2015-12-02 | 2017-06-08 | 昭彦 赤尾 | 測定対象の状態判別方法および測定対象の状態判別装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51147041A (en) * | 1975-06-12 | 1976-12-17 | Inoue Japax Res Inc | Method to detect the freezing and/or thawing condition |
| JPS561484A (en) * | 1979-06-19 | 1981-01-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Method of controlling heat of food with infrared detection |
-
1981
- 1981-08-25 JP JP13284181A patent/JPS5834588A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51147041A (en) * | 1975-06-12 | 1976-12-17 | Inoue Japax Res Inc | Method to detect the freezing and/or thawing condition |
| JPS561484A (en) * | 1979-06-19 | 1981-01-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Method of controlling heat of food with infrared detection |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003050235A (ja) * | 2001-08-07 | 2003-02-21 | Prima Meat Packers Ltd | 相転移状態の非破壊検出方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5834588A (ja) | 1983-03-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4520250A (en) | Heating apparatus of thawing sensor controlled type | |
| JPS6324314B2 (ja) | ||
| JP2005106388A (ja) | 電子レンジ | |
| EP0645942B1 (en) | Method for thawing food in microwave oven | |
| CN111728466B (zh) | 烹饪电器的控制方法、烹饪电器和计算机可读存储介质 | |
| JPS59207595A (ja) | 高周波加熱装置 | |
| JPH11230554A (ja) | 電子レンジを用いた調理方法 | |
| JPH01212516A (ja) | 炊飯器 | |
| JPH0133737B2 (ja) | ||
| JPS59207596A (ja) | 高周波加熱装置 | |
| JPH06307645A (ja) | 加熱調理器 | |
| JPS5971290A (ja) | 高周波加熱装置 | |
| JPS61147026A (ja) | 赤外線センサ付調理器 | |
| JPS59165399A (ja) | 高周波加熱装置 | |
| JPS6062093A (ja) | 高周波加熱装置 | |
| JP3248141B2 (ja) | 高周波加熱装置 | |
| JPS59207597A (ja) | 高周波加熱装置 | |
| JPH0833206B2 (ja) | 調理器 | |
| JPH0566019A (ja) | 高周波加熱装置 | |
| JPS59198695A (ja) | 高周波加熱装置 | |
| JPH0618045A (ja) | 電子レンジ | |
| JPH0670490B2 (ja) | 高周波加熱装置 | |
| JP3651498B2 (ja) | 調理器 | |
| JPS583173B2 (ja) | 高周波加熱装置 | |
| JPH07155253A (ja) | 高周波加熱装置 |