JPS63242940A - 光フアイバ用多孔質母材の製造方法 - Google Patents

光フアイバ用多孔質母材の製造方法

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JPS63242940A
JPS63242940A JP8037287A JP8037287A JPS63242940A JP S63242940 A JPS63242940 A JP S63242940A JP 8037287 A JP8037287 A JP 8037287A JP 8037287 A JP8037287 A JP 8037287A JP S63242940 A JPS63242940 A JP S63242940A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、単一モード型ガラス光ファイバ母材の製造方
法に関する。
(従来技術) 単一モード煎%゛ラス光ファイバ母材(以下、単に)〒
イノマ舟材2いら)においアは−コ7の屈折率分布の形
状がステップ型であり、且つコア部を伝播する光エネル
ギーのクランド層への拡がりの影響を小さくするために
、コア層の厚みに対してクラッド層の厚みを大きくとる
必要がある。
より低損失化が要求される今日では、クラッド層の厚み
とコア層の厚みの割合(以下、クラッド/コア比という
)は少なくとも10倍以上あることが望ましいとされて
いる。
このようなファイバ母材を作製する方法として、例えば
、第6図に示すような装置に、複数のバーナを半径方向
に配置し、組成の異なるガラス原料を噴出させ、コア部
とクラッド部の多孔質母材を同時に堆積させて単一モー
ド型のファイバ母材を得る方法がある。
この方法は、確かにクラッド/コア比が10倍以上のも
のを得ることができ低損失の光ファイバが得られるが、
多孔質母材の大径化が避けられず、そのため多孔質母材
にクランクが生じ易くなり、多孔質母材を再現性良(、
且つ安定に製造できないという問題がある。従って、多
孔質母材を再現性良く、安定に製造するためには、コア
多孔質体をなるべく細径化して、相対的に多孔質母材の
外径を細くし、クラッド/コア比を10倍以上とする必
要がある。
ちなみに、本発明者らが検討した結果によれば、110
0nuφ以下の多孔質母材ではこのような問題はあまり
生じないが、その直径が概ね1001100lφを超え
た場合には、クラックが生じ易くなることが判明してい
る。
しかるに、従来上記の要求を十分に満たす多孔質母材の
製造方法が見当らず、コア多孔質体゛の細径化のために
、一旦クラッド/コア比が4〜6倍程度の多孔質母材を
製造し、透明ガラス化後、該透明母材の外周に多孔層を
形成(外付け)したり、あるいは外付は後さらにジャケ
ット管を使用する等してクラッド層の不足分を補いクラ
ッド/コア比が10倍以上の母材を得ていた。
ところが、こうして得られた母材のコア部分の屈折率分
布は第8図に示すような分布不整となり易く、さらに又
、ジャケット管を使用したものでは、ファイバとした時
の機械的強度も必ずしも満足のいく値が得られないとい
う問題があった。
(発明が解決しようとする問題点) 上記した如く、複数のガラス微粒子合成バーナによりフ
ァイバ母材を作製する際、従来のコア合成方法である場
合には、均一な屈折率分布を有し、且つ十分な細径な多
孔質体を形成することが困難であるために、クラッド/
コア径の比が太き(、伝送特性の優れたファイバが得ら
れる母材を簡単な工程で作製することが困難であるとい
う問題があった。
本発明は、かかる技術的な問題を解決することを目的と
するもので、従来のバーナで得られる多孔質体の外径を
100mmφ以下に迄細径化し、しかも屈折率分布不整
の問題を解決したジャケット管等を用いることのない全
合成多孔質母材の製造方法を提供しようとするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、上記問題点を解決するために鋭意検討を
重ねた結果、本発明を完成させたものである。
すなわち、本発明は、ファイバ母材の製造方法において
ガラス微粒子集合体を形成するガラス微粒子を、原料ガ
ス流出ノズルの両側に隣接して不活性ガスノズルを設け
たバーナにより、原料ガス流の一部分だけを酸−水素火
炎で反応させて、細かいガラス微粒子の流れとし、上記
出発部材又は多孔質体端面に堆積させることを特徴とす
るものである。
−iに、コア合成用バーナの原料ガス流出ノズルから出
たガラス原料ガス(SiCI 4とGeCl4との混合
ガス)は、酸−水素火炎により加熱されると同時に、火
炎中に存在するH、0あるいは余剰の0□ガスと加水分
解反応あるいは熱酸化反応を行ない、SiO□およびG
e01となる。このうち5iftはガラス微粒子の形態
で直接出発部材あるいはコア多孔質体成長端面に到達し
、付着・堆積していくが、Ge01は火炎中の高温部で
一旦分解してガス化した後、コア多孔質体の成長端面付
近に到達し、冷却されて再度GeO□とし曳てs+oz
!粒子上に析出し、その一部は固溶すると考えられてい
る。
本発明は、上記の反応過程を基本的に導入したものであ
る。
本発明で用いるバーナにおいて、原料ガス流出ノズルの
両側に隣接して不活性ガスノズルを設けるのは、原料ガ
ス流出ノズルから出た原料ガス流を、隣接する不活性ガ
スで分流化させて、その流れの一部分だけを酸−水素火
炎と反送(・で、細いガラス微粒子の流れを作り、これ
を出発部材上又は多孔質体端面に堆積させ、形成される
コア多孔質体の径を細くしようとするものである。これ
を第4図にもとづいて説明する。
第4図は、このガラス微粒子流の細径化機構を模式的に
示したものである。図中(12)は原料ガスの流出ノズ
ル、(16) 、 (17)は前記流出ノズル(12)
に隣接した不活性ガス流出ノズル、(18)はこれら各
流出ノズルを取り囲む0□ガス、不活性ガス、H2ガス
の流出ノズル部分を示す。又、(19)は上記各ノズル
から出たガスが、酸−水素火炎中で形成されるガスの模
式断面を示すもので、そのうち(20)は原料ガスおよ
びこれに隣接する不活性ガスの流れを取り囲む酸−水素
火炎、(21)は原料ガス流のうち直接酸−水素火炎に
接する部分、(22)は原料ガスのうち隣接する不活性
ガス流により酸−水素火炎との接触が妨げられている部
分、(23)は原料ガス流に隣接する不活性ガス流を示
す。
第4図から明らかなように、原料ガスノズルの両側に隣
接して不活性ガスノズルを配置することにより、原料ガ
ス流出ノズルから出た原料ガス流のうちのかなりの部分
が不活性ガス流(23)で包み込まれ(包容され)てし
まい、酸−水素火炎(20)との反応が遮断され、非包
容部分(21)だけが酸−水素火炎(20)と直接接触
して、加水分解反応および熱酸化反応が促進され細いガ
ラス微粒子の流れが作られる。この流れを出発部材や多
孔質棒端面に堆積させるようにバーナの位置を設定すれ
ば、従来の方法では得られない細径のコア多孔質体を得
ることができる。
このように本発明で用いるバーナでは、単に原料ガス流
出ノズルを細くしてガラス微粒子の流れを細くするので
はなく、原料ガス流の一部分だけを反応させることによ
って細いガラス微粒子を得ようとするものである。もし
仮に、原料ガス流出ノズルを小さくすることによって細
いガラス微粒子流を得ようとしても、ガラス微粒子の流
れが速くなり、ガラス微粒子が出発部材やコア多孔質体
の成長端に衝突した後の拡散が大きくなり、結果として
得られるコア多孔質体の径を細(することができない。
ところで、前記した酸−水素火炎(20)を得るための
02ガスやH3ガスを流出するノズルは、原料ガス流出
ノズル(12)およびこれに隣接する不活性ガス流出ノ
ズル(16) 、 (17)の外周囲に02ガス又は0
2ガスと不活性ガスとの混合ガスの流出ノズル、次いで
不活性ガスの流出ノズル、■2ガス又はHtガスと不活
性との混合ガスの流出ノズルの順に設けることが、上記
した細径コア多孔質体の内部に均一なGe0zのドーバ
ン)?1度分布を形成させる上で好ましい。
その理由を第5図にもとづいて説明する。
第5図5ぎ径コア多孔質体の内部にGeOtの濃度分布
が形成される機構を模式的に示したものであり、(24
)はバーナ出口、(21)は前後のガラス微粒子の細い
流れ、(25)はコア多孔質体の成長端部分を示す、第
5図においてバーナ出口(24)から出た原料ガス流の
うち、酸−水素火炎と接触する部分は600℃以上の温
度で主に以下に示す加水分解反応によりSingおよび
GeO□の微粒子となる。
5iC1*(G) + 211zO(G)→SiO□(
S) + 411CI (G)GeC1a (G) +
 2HzO(G) −GeOt (S) + 4HC1
(G)こうして生成した5rOtおよびGe0tを含む
原料ガス流は、更に1000〜1400℃の高温火炎内
を通過した後、コア多孔質体の成長端面に到達し、60
0〜800°CN却される。火炎中の比較的低温部で生
成した上記微粒子のうちSingは高温部でも安定であ
るため、そのまま固体微粒子の形態でコア多孔質体の成
長端面に到着し堆積するが、Ge0t徽粒子は高温部で
不安定であるため、800℃以上で以下のようにGeO
ガスに分解する。
Ge0t (S) −=GeO(G)’ + 1/20
z (S)このGeOガスがコア多孔質体の成長端面に
到着すると同時に冷却され、上式の逆反応によりGeO
□微粒子としてSing微粒子の表面に析出し、その一
部は固溶する。
GeO(G) +、 1/ 20 z (G) = G
eOz (G)上記のGeOガスの酸化によるGe0z
の析出反応がコア多孔質体の表面のどの位置において起
こるかにより、スート内部のGeO□の濃度分布が左右
されることになる。
本発明で用いるバーナにおいて、原料ガス流出ノズル(
12)およびこれに隣接する不活性ガス流出ノズル(1
6) 、 (17)の外側にまず0□ガスの流ましいと
するのは、上gieoガスの酸化に必要な0冨ガスをガ
ラス微粒子の流れに隣接させることにより、コア多孔質
体表面におけるGeO□の折体の成長端面以外の部分に
到着したGeO・ガスの酸化・析出反応をその還元力で
抑制するためである。
このように、02ガスが原料ガス流に接触する位置に、
0□ガスの流出ノズルを設け、さらに11□ガスが火炎
の外周部に接するように、+1.ガスの流出ノズルを、
原料ガス流出ノズルから最も離れた位置に設けることに
より、細径のコア多孔質体の内部に均一なGe0tの濃
度分布を形成させることができる。
なお、本発明において上記の02ガスおよびHzガスの
流出ノズルから流出するガス組成を、各々08ガスと不
活性ガスとの混合ガス、H2ガスと不活性ガスとの混合
ガスとしても良い、このようにすれば、火炎が当るコア
多孔質体成長端の側面の温度上昇を防止し、この部分に
おけるGeOガスの酸化反応をさらに効果的に抑制する
ことができる。
又、本発明においては、原料ガス流出ノズルの両側に隣
接する不活性ガスノズルは、通常それぞれの側に一本づ
つ設けられるが、2本以上設ける構造であっても良い、
さらに、ガラス微粒子合成バーナの形状も通常角型のも
のがもちいられるが、第1図(B) 、 (C)に示す
円型又は楕円型の合成バーナを用いても同様の効果を得
ることができる。
(実施例) 以下、実施例にもとづいて本発明を更に説明するが、本
発明はかかる実施例すのみに限定されるものではない。
第1図は、本発明の一実施例のガラス微粒子合成バーナ
(26)で、(12)はガラス原料ガス流出ノズル、(
16) 、 (17)は不活性ガス流出ノズル、(15
)はOtガス流出ノズル、(13)は不活性ガス流出ノ
ズルである。又、第1表はこのバーナ(26)の各ガス
流出ノズルから流出させたガンi量を示す、第6図に示
す装置において、コア合成用バーナ(1)を本発明の合
成バーナ(26)に代えて、中心ノズル(12)から5
iC1aとGeC1い中心ノズル(12)に隣接するノ
ズル(16) 、 (17)からArガス、第4ノズル
(14) &すH2ガスを夫々流出させ、単一モード型
光ファイバ用多孔質母材を作製した。
第2表は第6図に示す3本のクラッド層合成用バーナ(
2) 、 (3) 、 (4)にガラス原料として供給
した5iC14ガスの流量を示したものである。第2図
は、こうして作製した多孔質母材の形状を示したもので
あり、コア多孔質体径は7mar、多孔質体の外径は1
00mm  であった。得られた多孔質母材を1500
℃で加熱、透明ガラス化してファイバ母材とした。この
母材の屈折率分布は第3図に示すものであった。
第3図においてクラツド径は481II111コア径は
3.2+++mであり、クラフト径とコア径の比は15
.0倍と十分に大きく、比屈折率差△は第1表(a)の
ガス条件の場合には0.3%、第1表(b)のガス条件
の場合には1.0%であり、いずれの場合にも、コア部
分の屈折率分布はほぼステップ状であり、ジャケット管
を必要としない全合成単一モード型光ファイバとして供
し得るものであった・ 次に、本発明の実施例と比較するために、上記実施例と
同じく第6図に示す装置において、特開昭56−542
40号に記載された第7図に構造を示すバーナをコア合
成用バーナとして使用して同様に外径100m5+の多
孔質母材を作製した。この場合コア合成用バーナに供給
した原料ガス、不活性ガス、0□ガス、11.ガスの各
流量および3本のクラッド層合成用バーナに供給した5
iC14ガスの流量は上記実施例と同様とした。こうし
て作製した多孔質母材の外径は、171111φであっ
た。得られた多孔質母材を実施例と同様に透明ガラス化
してファイバ母材とした。この母材の屈折率分布は第8
図に示すものであった。
第8図において、クラツド径は48mm、コア径ハフ、
2++nであり、クラツド径とコア径の比は6.7倍で
あった。コア中心部における比屈折率差△は0.3%で
あったが、コア部分の屈折率分布は不整が大きく、この
母材を綿引きしてファイバ化するには、さらに外付は法
によるか又は外付けした後にジャケット管を使用してク
ラッド層を増す必要がある。
第3表に本発明による全合成母材(第3図)を直接線引
きして得られたファイバと比較例による母材(第8図)
に外付けした全合成母材および比較例による母材(第8
図)に外付けし、さらに石英管とジャケット加工した母
材を各々線引して得られたファイバの波長1.55μm
における光損失値を測定した結果を示す。本発明による
全合成母材から得られたファイバは、従来法で作製した
母材から得られる嶌ファイバに比較して明らかに損失値
が低くなり、特に波長1.55μ翔の値は、いずれも0
.2dB/km以下と明らかに低損失化がはかられてい
た。
(発明の効果) よる 本発明b1ラス微粒子合成バーナを用いることによって
、均一なGeOzの濃度分布を有する直径7〜8Ill
lIのコア多孔質体を作製することが可能となる。従っ
て、このコア多孔質体の外周囲にSing微粒子のみか
ら成るクラッド層を従来のバーナにより付着・形成し、
外径を100mm程度の多孔質母材とした後に全体を透
明ガラス化す本発明によって得られた全合成光ファイバ
用母材を線引してファイバとすることにより、石英ジャ
ケット管を使用したファイバに比べて、機械的強度に優
り、さらに伝送特性の面からも屈折率分布不整のあるフ
ァイバに比べてレリー散乱による伝送損失が低下すると
いう利点がある。又、このような高品質の全合成光ファ
イバ用母材を比較的小規模な設備により簡単な工程で作
製することができるため、経済的に寄与する度合が極め
て大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のガラス微粒子合成バーナで
(A)は角型バーナの構造図、(B)は円型バーナの構
造図、(C)は楕円型バーナの構造図、第2図は本発明
で得られた多孔質母材の形状図、第3図は本発明のガラ
ス母材の屈折率分布の、第4図は本発明にかかるバーナ
により、コア部を形成するガラス微粒子流の細径化機構
の模式図、第5図は本発明にかかるバーナにより形成さ
れる細径コア多孔質体の断面にGe(hff4度を均一
にドープさせる機構の模式図、第6図はガラス微粒子集
合体の作製装置、第7図は特開昭56−54240号で
提案された細径多孔質休作製用のバーナ、第8図は第7
図のバーナで得られたガラス母材の屈折率分布図である
。 符号の説明 (1)・・・・・・コア合成用バーナ、(2) 、 (
3) 、 (4)・・・・・・クラッド層形成用バーナ
、(5)・・・・・・ガラス微粒子多孔質体、(6)・
・・・・・コア多孔質体、(7)・・・・・・クラッド
層多孔質体、(8)・・・・・・出発部材、(9)・・
・・・・回転・引上装置、(10)・・・・・・保護容
器、(11)・・・・・・排気ml器、(12)・・・
・・・ガラス原料流出ノズル、(13)・・・・・・不
活性ガス流出ノズル、(14)・・・・・・H8ガス流
出ノズル、(15)・・・・・・0宜ガス流出ノズル、
(16) 、 (17)・・・・・・ガラス原料流出ノ
ズル(12)に隣接する不活性ガス流出ノズル、(18
)・・・・・・ノズル(12)ノズル(16) 、 (
17)を取り囲む外層ノズルの一括部分、(19)・・
・・・・酸−水素火炎中で形成されるガスの模式断面図
、(20)・・・・・・原料ガスおよび不活性ガスを取
り囲む酸−水素火炎部、(21)・・・・・・原料ガス
のうち、直接酸−水素火炎に接するガラス微粒子流、(
22)・・・・・・原料ガスのうち、酸−水素火炎との
接触が妨げられている部分、(23)・・・・・・不活
性ガス流、(24)・・・・・・バーナ出口、(25)
・・・・・・コア多孔質体の成長端部分、(26)・・
・・・・本発明にかかるガラス微粒子合成バーナ。 特許出願人  タック電線株式会社 日本電信電話株式会社 代理人  弁理士 水 口 孝 − μN1.5驚 第 3 図        (単位dB/km)第3W
A 半径ガ向 第4@l 第6図 県T I!l        lp、 B因牛罎方向

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高温ガラス微粒子を回転し、引上げられる出発部材の先
    端に堆積させながら成長させてガラス微粒子集合体を得
    る光ファイバ用ガラス母材の製造方法において、ガラス
    微粒子集合体を形成するガラス微粒子を、原料ガス流出
    ノズルの両側に隣接して不活性ガスノズルを設けたバー
    ナにより、原料ガス流の一部分だけを酸−水素火炎で反
    応させて、細いガラス微粒子の流れとし、上記出発部材
    又は多孔質体端面に堆積させることを特徴とする光ファ
    イバ用多孔質ガラス母材の製造方法。
JP8037287A 1987-03-31 1987-03-31 光フアイバ用多孔質母材の製造方法 Granted JPS63242940A (ja)

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