JPS63240989A - 浅水域における淨水装置 - Google Patents

浅水域における淨水装置

Info

Publication number
JPS63240989A
JPS63240989A JP62073403A JP7340387A JPS63240989A JP S63240989 A JPS63240989 A JP S63240989A JP 62073403 A JP62073403 A JP 62073403A JP 7340387 A JP7340387 A JP 7340387A JP S63240989 A JPS63240989 A JP S63240989A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
air
chamber
pumping
water purification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62073403A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0573479B2 (ja
Inventor
Masahiko Makino
正彦 牧野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaiyo Kogyo KK
Original Assignee
Kaiyo Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kaiyo Kogyo KK filed Critical Kaiyo Kogyo KK
Priority to JP62073403A priority Critical patent/JPS63240989A/ja
Priority to KR1019870004167A priority patent/KR950002539B1/ko
Publication of JPS63240989A publication Critical patent/JPS63240989A/ja
Priority to JP5088891A priority patent/JPH0716661B2/ja
Publication of JPH0573479B2 publication Critical patent/JPH0573479B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/50Treatment of water, waste water, or sewage by addition or application of a germicide or by oligodynamic treatment
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
  • Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は比較的浅水域(例えば水深5m位まで)の湖
・沼又は池・河川或いは浄水する為の貯水場などにおけ
る浮ノ;(装置の横築および使用の産業分野において利
用されるものである。
(従来の技術) 1ノで来、タム・湖・沼、貯水場或いは河川等において
は、水温の1.昇と共に、藻類が繁殖し、水中の酸欠に
よる魚類の死滅、有機物のJl蝕による悪臭の発生その
他の原因による水質悪化か生じていたか、15価て有効
な防止方法かなかった。例えば活性炭によるij列υな
どか考えられていたが、未だ一7!!追的に使用される
にいたらなが−)な。また水深の大きなタム・湖などに
おいては、間欠空気揚水装置によってタノへ等の水を」
ニド方向に強制対流させることにより、藻類の死滅と溶
存酸素層を増加する試みかなされ、相当の成果を収めて
いた。
前記ノk 19)5か大きい場合には、例えば大容量の
揚水筒か知られており(実開昭60−176300号)
、また揚水筒を用いた浮氷技術については開発されてい
た(’lニア1傾昭61 75165号)か、斯ろ装置
は何れも表層の水と、深JQの水とが対流することによ
って、表Jdに多生する藻類を水底の暗所に送り込み、
その繁殖を防ぎ、殺藻と酸素の供給との目的を達成でき
た。
(発明によって解決すべき問題点) 然るに浅水域に揚水筒を設置し、水を対流させても、水
面の藻類か若干下方へ移るだけで、これを死滅させるこ
とは不可能である。また汚水の大部分は水中に微細固形
物か浮遊している為であるが、これを効率よく沈澱させ
る手段がなく、かつ酸欠改善の手段もなかった。
従来、凝集剤又は殺藻剤を使用する場合には、これらの
処理剤を流入水に混入したり、船」二から投入している
が、流入水に混入しても、大容量の貯水池又は湖・沼等
の水に処理剤を均一に拡散させることは至難であった。
また船上から処理剤を投入する場合においても、水中に
入った処理剤は、そのまま投入場所近辺に拡散し、投入
位置以外の横方向へ拡散することは望むべくもなかった
。また水深の大きいダム等に使用した前記従来公知の技
術によれば、通常揚水筒の直径は40ω以上か考えられ
ているが、直径40anの揚水筒内で気泡弾が間欠的に
」−昇し、円滑に揚水する為には、揚水筒の長さを少な
くとも3m以上が好ましい。然して揚水筒の上端は、は
ぼ50an以上の水深(水面からの深さ〉にあることか
好ましく、かつ間欠的に気泡を発生させる空気室の高さ
を501とすれは、水深4.5m以上でなければ良好な
揚水機能を期待することかできない。そこで水深2mの
池などにおいては、揚水筒の直径を10口位とし、揚水
筒の長さを1m位とすれば、良好な揚水機能を期待し得
るが、直径10amの揚水筒の揚水量では客足が少な過
ぎる為に(例えば水深40mのダム等で、直径50cm
、長さ10mの揚水筒を用いた場合には50万トン〜1
00万トン浮水できる。
)、設置本数を著しく多くしなければ浮水の目的を達成
し得ない問題点があった。そこで揚水筒数を4本・〜1
0数本にすることにより、小径で大容量の複合筒を得た
のであるが、各揚水筒毎に空気を供給する場合に、揚水
筒相互の微妙な条件差の為に、同時均等揚水がむつかし
い問題点かあった。
そこでこの発明は、湖・沼又は貯水場などの所定の水深
の位置に(なまなま深い場所があればその位置、なけれ
ば人工的に掘削して設置する。例えば2m以上あれば可
能)揚水筒を設置し、前記揚水筒によって水を循環流動
させる過程で凝集剤又は殺藻剤、或いは凝集剤と殺藻剤
とを拡散させることにより、浮遊固形物を沈澱させ、又
は固形物を沈澱させると共に、藻類を死滅させて、比較
的容易に浮水目的を達成したものである。
前記における凝集剤としては、例えば硫酸アルミニウム
、ポリ塩化アルミニウムその他の高分子凝集剤が考えら
れ、殺藻剤としては、硫酸銀又は塙化銅が考えられる。
また揚水筒は、水の対流循環上、水深2m以上の所にお
いてより効率よく動作するので、例えば第1図図示のよ
うに、表層部と下層部とが対流し易い形状であることが
望ましい。そこで水深を必要深さとする為に人工的に水
底を掘削して(例えはサンドポンプなど利用)第1図図
示のような水底形状とすることもできる。
前記′a凝集剤は殺藻剤が液体として与えられる時には
、第1図図示のように、揚水筒の一部に給液管を臨ませ
、前記液剤を所定屋宛供給すれば、目的を達成すること
もできる。前記においては、湖・沼笠の中へ揚水筒を設
置することについて説明したけれども、湖・沼又は河川
から必要−貴の処理水を貯水場に導き、該貯水場内へ揚
水筒を設置して、固形物を沈澱させ、又は固形物の沈澱
と殺藻とを同時に、或いは順次に行わせる場合もある。
また凝集剤が固形で与えられる時には、揚水筒の上方に
、薬剤入りの容器を浮遊させておき、適宜溶解して拡散
するようにしておくと、必要な濃度に拡散させることが
できる(第4図)。
尚、殺藻剤の濃度は0.2pp+1〜1.01)l)T
llが適当である。この程度の濃度ならば、魚などを殺
すことなく、殺藻目的を達成することが確認された。
次にこの発明の装置においては、複数本よりなる複合筒
の下方に空気室と、これに夫々連通する蓄気室とを設け
たので、給気量の均等化した大容量揚水筒を得たのであ
る。
即ちこの発明は、揚水筒の複数本を並列一体化した複合
筒の下方に、各揚水筒与に夫々空気を間欠的に供給する
空気室を設け、前記各空気室を蓄気室に夫々連結して大
容量の揚水装置を完成した。
前記揚水筒の直径は、5■〜30(罰位まで各種考えら
れる。例えば水深1m〜5mの浅水域では、直径5cm
〜30cI!1位の揚水筒が用いられる。また蓄気室の
設置位置は、空気室の外側へ同心円状に設け、又は空気
室上に直接又は所定間隔をおいて設ける。前記蓄気室は
一室であっても、複数区画に分割して各区画毎に、所定
の空気室に連結することもできる。但し、分割する場合
には、空気室容量に対し、十分大きな蓄気室容量必要で
ある。
(発明の作用) 即ちこの発明によれば、凝集剤又は殺藻剤を同時又は別
々に広範囲、かつ均等に拡散させるので、水中の微細固
形物が沈澱し、藻ガ]か死滅し、かつ揚水筒の作用によ
り水中溶在酸素量を向上させることができる。
この発明の装置においては、揚水筒の複合筒を用い、各
揚水筒には夫々空気室を設け、かつ空気室に蓄気室を連
結しなので、単位揚水筒により円滑な揚水かできる。従
って複合筒となっても、1箇所で容量の大きな揚水装置
ができたことになり、加圧空気を均等、かつ整然と供給
することができるので、揚水筒内の流動は、常時流速変
動しているが、継続して流動し、固形物処理剤を上昇さ
せて効率よく拡散させる。
また水を循環流動く上下対流)させるので、水面に近い
酸素飽和状態の水が水底に近い側へ流入し、速かに混合
して全体の溶存酸素量を均等化することができる。
(実施例1) 次にこの発明の実施例を第1図乃至第3図について説明
する。
第1図において、水深3m(鎖線47)の水底を実線図
示47aのように掘削し、最深部を5rnとし、該部へ
複合筒2を設置する。この複合筒2の設置場所は、水量
、水深および水底の形状によって異なるが、例えば水1
10001−ン〜5000トン毎に直径20cmの揚水
筒1基を設置する計算のもとに複合筒2を溝成する。第
1図の場合に、揚水は矢示48.48 aのように左右
へ拡散され、水面から水底に下降し、水底をはって複合
筒に到って矢示481〕、48(2のように再び揚水さ
れ、これを繰返すことになる。また第2図は湖50に対
する複合筒2.2a、21〕、2Cの設置位置を示す。
次に第3図は湖51の一側へ鎖線53より放水路52に
亘る間に人工水路49を作り、該部のみへ複合筒2.2
aを設置したのみである。何れにしても通過する水を全
部浮水しようという購成になっている。
前記複合筒2を箔成する円筒1の薬注ホース32へ適量
(例えば10〜30 p I) mの濃rりの凝集剤(
例えば塩化アルミニウム)3凝集剤槽60から供給ずれ
は、前記矢示48.48 aのように水か拡散するのに
つれて凝集剤も拡散し、水中の浮遊固形物を有効に団粒
化して沈;猥さぜることができる。前記82集剤に代え
て殺藻剤を供給すれば、同様の水流作用により均一に拡
散させ、)?遊蕩類3死滅させ、これを沈澱させること
かできる。図中61はコンプレツサーである。
(実施例2) 第4図の実施例は、間欠気泡を発生させる空気室を使用
しない場合のもので、ノズルへの送気又は送水を別装置
でコントロールするものである。
即ち揚水筒1の上部外側に浮室5・1を設け、下部内側
にノズル55を臨まぜ、中間部に固形物処理剤の放出リ
ンク56を設置したもので、図中57は給気ホース、5
8は給液ホースである。前記放出リンク56に代えて、
揚水筒1の上方に、固形の処理剤を収容する処理前篭5
つを設置し、(5水筒から噴出する水によって処理剤基
円の処理剤をj容量するようにすることもできる。
(実施例3) 次にこの発明の実施例を第5図乃至第7図に基づいて説
明する。
直径10■、長さ1mの円筒1.1a、1b、1avE
立並列して、複合筒2を構成し、前記各円筒1.1a、
11〕、ICの夫々の下部へ空気室3.3a、3b、3
Cを連結し、前記複合筒2の外周部で、前記空気室3.
3a、3b、3cの上方へ環状の蓄気室4を複合筒2の
外側に嵌装固定し、蓄気室4と、前記各空気室3.3a
、31)、3Cとは夫々給気バイブ5.5a、5b、5
cで連結したもので、図中6は蓄気室4へ加圧空気を送
る為の送気ポース、7.7は複合筒2を水中へ直立する
為の自立ブイ、8は複合筒2の下端と所定の間隔を保っ
て設置しな水底に堆積しな泥等の吸込を防止する為の吸
込防止板、9は揚水装置を安定1ヒする為の重錘である
。前記空気室3.3a、31〕、3cは、各円筒1.1
a、1b、ICの外側へ所定間隔で平面円弧状に設置さ
れた内仕切板10、中仕切板11、外板12と区画板1
3.13とにより囲まれた空間により構成されている。
前記実施例において、第2図中送気ポース6から、矢示
14のように加圧空気を送ると、加圧空第は蓄気室4に
充満し、所定の圧力になったならば、送気パイプ5を経
て矢示15のように各空気室3.3a、31ツ、3c内
へ送入される(爾後蓄気室4には常時設定気圧の空気か
充満している)。
そこで、空気室の外室16内と、連通孔23を介して中
室17内に空気か入ると、各室内の空気増加につれて、
各室内の水位が矢示18のように押し下げられるので、
各室内の水は矢示19のように空気室底の連通孔24を
経て外室16外へ、又は矢示20.21のように連通孔
25.26を経て中室内17、内室内22から円筒体1
内へ排出される。
このようにして、前記各室内の水位が第2図中27の位
置に到達したならば、外室16と、中室17内の空気は
、連通孔24.25を経て内室内を上昇し、連通孔26
より円筒1内へ排出されるが、この場合の空気量は、外
室16、内室17の容量とほぼ同一の比較的大量である
為に、円筒体内へ入ると、気泡弾28となって矢示29
のように上昇する。従って気泡弾28はその浮力により
、筒体内ではその上方の水を押し上げ、下方の水を引上
げることになる。前記気泡弾28が筒体より放出される
と共に、揚水の流速は逐次低下し、次の気泡弾の放出に
よって再び流速が早くなる。従って、気泡弾28が適度
の間隔で放出されるように空気室の容量を設計すれば、
効率よく揚水することができる。また空気量は筒体の直
径に対応して適宜選定し、円筒体内で可及的速やかに砲
弾形となり、その浮力を十分に利用できるようにする。
第1図中32は殺藻剤又は凝集剤を送る薬注ホースであ
って、処理すべき湖、沼又は池などの水中に固形物が浮
遊している場合には揚水と共に、凝集剤を散布して固形
物処理剤させることにより浮水し、藻類が繁殖しずぎな
場合には殺藻剤散布してこれらを死滅させるなど処理の
際に用いる。
従って各円筒体又は所定の円筒体へ薬注ポースを連結す
ることにより必要に応じ、前記薬液を揚水により拡散、
循環させれば効率よく目的を達成することかできる。
前記実施例によれば、蓄気室から各空気室へ空気を供給
するので、供給圧力および量を各円筒体毎に同一にでき
る。従って各空気室を同一容量にしておけば、各円筒体
から同時に気泡弾を放出することができることになり、
恰も大口径の揚水筒を一木用いた場合と同一効果を期待
することができる。
(実施例4) 第8図の実施例は、前記実施例3に比し、蓄気室4を外
室と当接(隔壁を介し)したもので、給気パイプ5の代
りに連通孔30を設けた点が異なり、他の作用効果は総
て同一である。
従って空気室から各円筒体に空気を間欠供給する点およ
び気泡弾の移動並びに揚水の作用等は同一に付、説明を
省略した。
(実施例5) 第9図の実施例は、前記実施例3に比し、蓄気室・・1
を外室の外側へ同心円状に嵌装したもので、実施例1の
給気パイプ5の代りに連通孔31を設けた点が相違する
゛のみである。
従って蓄気室および空気室の作用および気泡弾の一ヒ昇
、その他の作用効果は総て実施例1と同一に付、これら
の説明を省略した。
(実施例6) 次に第10図および第11図に示す実施例においては、
前記第1図乃至第3図に示す実施例3に示すように比較
的直径が小さく短い円筒体に代えて、大径(例えば直径
50an)て長い(例えば20m)、大型用同体33.
33a、33b、33Cを一体的に並列固定し、複合筒
34を構成したものである。この場合に各円筒体の上部
外側に環状体35.35aを所定間隔で固定し、前記環
状体35.35aの間に浮子36.36を周繞固定した
ものである。
前記実施例は実施例3と同様に空気室37と、蓄気室3
8を有し、両者の作用効果は同一に付、1祥糧な説明は
省略した。従って蓄気室38については、実施例2.3
の構造をそのまま利用できることは当然である。図中5
は給気パイプ、6は送スホース、8は吸込防止板、9は
重錘である。
(実施例7) 次に第12図乃至第14図の実施例について説明する。
この実施例は、前記実施例6の空気室と蓄気室を揚水筒
の中間部に設置したものに相当する。即ち、複合筒43
の下部に大径の下部吸水筒44を連結し、前記複合筒4
3の下端部外側に蓄気室39と、空気室40を順次績み
重ねて嵌装設置したもので、蓄気室39と空気室40の
作用効果並びに揚水に能は前記実施例4と同様である。
前記において、気泡弾が複合筒43内を矢示41のよう
に上昇すると、複合筒43の下端に連結した吸水筒44
内の水も矢示・42のように上昇し、支障なく揚水する
ことができる。然し乍ら、水深の大きい(例えば50m
〜100m)ダム等において、比較的深部の揚水を図る
場合には、通常空気室を深部に設けなければならないの
で、水圧の為に高圧空気を使用する必要かあり、これに
対応して高圧機器を設置しなければならない。
これに対し、この実施例のように空気室を複合筒の中間
において、比較的浅い部分に設けるようにずれは、空気
圧も比較的小さく、使用機器も低圧用でよいのみならず
、気泡弾の発生時と、水面側放出時の容積比も小さくて
すむので、総てについて都合よく効率のよい揚水かでき
る利点がある。
次に第14図の実施例は、前記第12図に示す吸水筒4
4(複合筒の断面積と同等又は若干太きい直径であって
、例えば゛ステンレス製)に代えて、伸縮可能な蛇腹筒
45としたものである。即ち吸水筒は大径(例えば1m
・〜3m>で長大(例えば5m・〜30m)になる場合
がある。そこで大径、長大である場合には、縮小梱包で
きる構造が好ましいので、その−例として示した。尤も
長さ5m位の筒体を、現場においてフランジ結合するこ
ともできる。前記蛇腹の場合には、補強材46によって
必要長さに保形すると共に、補強する。
(実施例8) 第15図および第16図の実施例は、実施例3における
蓄気室4を円筒1.1a、1b、1cよりなる複合筒2
の上端部外側に設置したもので、自立ブイ7は蓄気室4
と空気室3の間に設けである。従って実施例3と比較し
、給気管が若干長くなるだけであって、作用効果は総て
同一であるから、実施例3と同一部材には同一符号を付
した。
(発明の効果) 即ちこの発明によれば、揚水筒の揚水循環を利用して殺
葆剤および凝集剤を拡散させるので、曝気と同時に薬剤
を拡散し、溶存酸素量の増大と、ms固形物の沈澱およ
び藻類の死滅によって容易に浮水し得る効果がある。ま
たこの発明の装置によれば、複合筒の下部へ空気室を設
け、空気室と蓄気室とを連通しなので、各空気室は、は
ぼ同時に同一量の空気を受けて同一作用をするので、円
筒体内に気泡弾が一斉に生成して、同一状態で上昇し、
これにより円滑に揚水できる効果がある。
従って比較的浅い水域、又は深水域の大容量の揚水装置
として円滑、かつ効率よく揚水し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施状態における断面図、第2図は
同じく湖沼へ直接装置を設置した平面図、第3図は同じ
く湖沼に浮水部を設けた場合の平面図、第4図は同じく
揚水筒の他の実施例の一部を切断した正面図、第5図は
この発明の実施例の斜視図、第6図は同じく一部縦断拡
大正面図、第7図は同じく一部横断拡大平面図、第8図
は同じく他の実施例の一部正面図、第9図は同じく他の
実施例の一部正面図、第10図は同じく他の実施ρ■の
平面図、第11図は同じく一部を省略した正面図、第1
2図は同じく空気室を中間に設けた実施例の正面図、第
13図は同じく一部拡大断面図、第14図は同じく吸水
筒を蛇腹とした実施例の正面図、第15図は同じ〈実施
例の正面図、第161Aは同じく平面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 比較的浅い湖・沼・池又は河川などの適所に、直立
    設置した揚水筒内に上昇水流を発生させ、この上昇水流
    を利用して固形物処理剤を流動水中に分散させることに
    より、前記揚水筒付近の水を循環流動させ、このような
    循環流動の過程において、前記固形物処理剤を拡散させ
    ることを特徴とした浅水域における浄水方法 2 固形物処理剤を凝集剤又は殺藻剤とした特許請求の
    範囲第1項記載の浅水域における浄水方法3 凝集剤又
    は殺藻剤は、単独又は同時に拡散させ、又は個別に順次
    供給して拡散させた特許請求の範囲第1項記載の浅水域
    における浄水方法 4 凝集剤はポリ塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム
    又はその他の高分子凝集剤とした特許請求の範囲第2項
    記載の浅水域における浄水方法 5 殺藻剤は硫酸銅又は塩化銅とした特許請求の範囲第
    2項記載の浅水域における浄水方法 6 揚水筒の複数本を並列して一体化してなる複合筒の
    下方に、前記各単一揚水筒毎に夫々空気を間欠的に供給
    する空気室を設け、前記空気室を夫々蓄気室に連結した
    ことを特徴とする浅水域における浄水装置 7 蓄気室の設置位置は、空気室の外側へ同心円状、又
    は空気室上に直接重ね、或いは間隔をおいて重ねた特許
    請求の範囲第6項記載の浅水域における浄水装置 8 蓄気室は一つ又は複数区画とした特許請求の範囲第
    6項記載の浅水域における浄水装置
JP62073403A 1987-03-27 1987-03-27 浅水域における淨水装置 Granted JPS63240989A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62073403A JPS63240989A (ja) 1987-03-27 1987-03-27 浅水域における淨水装置
KR1019870004167A KR950002539B1 (ko) 1987-03-27 1987-04-29 천수역(淺水域)에 있어서 정수방법 및 장치
JP5088891A JPH0716661B2 (ja) 1987-03-27 1993-04-15 浅水域における淨水方法

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62073403A JPS63240989A (ja) 1987-03-27 1987-03-27 浅水域における淨水装置
JP5088891A JPH0716661B2 (ja) 1987-03-27 1993-04-15 浅水域における淨水方法

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5088891A Division JPH0716661B2 (ja) 1987-03-27 1993-04-15 浅水域における淨水方法
JP8893493A Division JPH0741266B2 (ja) 1993-04-15 1993-04-15 浄水装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63240989A true JPS63240989A (ja) 1988-10-06
JPH0573479B2 JPH0573479B2 (ja) 1993-10-14

Family

ID=26414546

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62073403A Granted JPS63240989A (ja) 1987-03-27 1987-03-27 浅水域における淨水装置
JP5088891A Expired - Fee Related JPH0716661B2 (ja) 1987-03-27 1993-04-15 浅水域における淨水方法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5088891A Expired - Fee Related JPH0716661B2 (ja) 1987-03-27 1993-04-15 浅水域における淨水方法

Country Status (2)

Country Link
JP (2) JPS63240989A (ja)
KR (1) KR950002539B1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6248369B1 (en) * 1996-10-28 2001-06-19 Bay Chemical And Supply Company Water treatment process
US6576594B2 (en) 1996-10-28 2003-06-10 Bay Chemical And Supply Company Water treatment process
WO2009050810A1 (ja) * 2007-10-18 2009-04-23 Nalco Japan Co., Ltd. 海生生物付着防止効果の持続化方法
JP2011062614A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Yonezaki:Kk エアーリフトポンプを有する攪拌装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101146749B1 (ko) * 2009-08-25 2012-05-17 미주엔비켐 주식회사 수 처리용 무기응집제 및 이의 제조방법

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS588385U (ja) * 1981-07-07 1983-01-19 川口 サチ子 パジヤマ整理袋
JPS5827998A (ja) * 1981-08-14 1983-02-18 Ebara Yuujiraito Kk 金属製品の着色方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS588385U (ja) * 1981-07-07 1983-01-19 川口 サチ子 パジヤマ整理袋
JPS5827998A (ja) * 1981-08-14 1983-02-18 Ebara Yuujiraito Kk 金属製品の着色方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6248369B1 (en) * 1996-10-28 2001-06-19 Bay Chemical And Supply Company Water treatment process
US6420312B2 (en) * 1996-10-28 2002-07-16 Bay Chemical And Supply Company Water treatment composition
US6576594B2 (en) 1996-10-28 2003-06-10 Bay Chemical And Supply Company Water treatment process
WO2009050810A1 (ja) * 2007-10-18 2009-04-23 Nalco Japan Co., Ltd. 海生生物付着防止効果の持続化方法
JP5793755B2 (ja) * 2007-10-18 2015-10-14 ナルコジャパン合同会社 海生生物付着防止効果の持続化方法
JP2011062614A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Yonezaki:Kk エアーリフトポンプを有する攪拌装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR950002539B1 (ko) 1995-03-21
JPH067768A (ja) 1994-01-18
KR880011023A (ko) 1988-10-25
JPH0716661B2 (ja) 1995-03-01
JPH0573479B2 (ja) 1993-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6017020A (en) System and method for diffusing gas bubbles into a body of water
US5554291A (en) Methods and apparatus for biodegradation of polluted fluids
KR20180126590A (ko) 물고기 양식 설비 및 방법
GB2243151A (en) Device for aerating and dispersing chemicals in lakes etc.
JPS63240989A (ja) 浅水域における淨水装置
US5256309A (en) Method of improving the quality of large amount of water, and quantity of dissolved oxygen therein
JPS63315195A (ja) 連続水域における部分浄水方法
US5227056A (en) Apparatus for improving the quality of a large amount of water and the quantity of dissolved oxygen therein
KR101157642B1 (ko) 버블을 이용한 산소용해장치
JPS6339315B2 (ja)
JP3158262B2 (ja) 養殖海域における海流生成方法及び施設
EP0366317B1 (en) Method and apparatus for improving the quality of a large amount of water
JPH0741266B2 (ja) 浄水装置
JPH06343993A (ja) 海水における間欠空気揚水方法及び装置
JPH0353832A (ja) 養殖場における酸素供給方法及び装置
KR20150102506A (ko) 적조방제용 수중살포장치
JPS638472Y2 (ja)
JPH0519603B2 (ja)
CN220201667U (zh) 一种促进封闭性水域水体对流的扬水装置
KR102380273B1 (ko) 양식장 사육수 산소공급을 위한 산소용해장치
KR20110056663A (ko) 산소용해장치
JP3277333B2 (ja) 上下成層を有する水域の水質改善方法及び装置
JPH03123692A (ja) 水質改善方法及び装置
JPH0522320Y2 (ja)
KR200362855Y1 (ko) 산기판식 심층 폭기장치