JPS5827998A - 金属製品の着色方法 - Google Patents

金属製品の着色方法

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JPS5827998A
JPS5827998A JP12681881A JP12681881A JPS5827998A JP S5827998 A JPS5827998 A JP S5827998A JP 12681881 A JP12681881 A JP 12681881A JP 12681881 A JP12681881 A JP 12681881A JP S5827998 A JPS5827998 A JP S5827998A
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JP
Japan
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compds
colored films
soln
molybdate
cathode
Prior art date
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Pending
Application number
JP12681881A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanji Ono
大野 寛二
Toyoji Sakata
坂田 豊治
Hidenori Tsuji
秀徳 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Udylite Co Ltd
Original Assignee
Ebara Udylite Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ebara Udylite Co Ltd filed Critical Ebara Udylite Co Ltd
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  • Electrochemical Coating By Surface Reaction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はモリブデン酸を含有する水溶液中で電解処理す
ることにより金属製品に美麗な着色を施す方法に関する
ものである。
モリブデン酸塩アンモニウムの水溶液で特定の金属又は
その特殊な前処理物を電解処理することにより金属製品
上に黒色の皮膜を形成させ得ることは特公昭48−27
181号公報、特開昭54−128447号公報尋に記
載されている。しかしながら、モリブデン酸塩溶液を用
いて任意の金属製品に装飾効果のある馬身外の着色を均
一に施す方法は知られていない。
ところが本発明者らは、モリブデン酸塩水溶液による電
解処理について研究した結果、この溶液にクロム酸塩、
無機シアン化物又はリン酸塩を添加した電解液中で金属
製品を電解処理すると、電解条件に応じて赤色領域から
紫色領域にいたるさまざまな色調の皮膜が形成されるこ
とを見いだした。この皮膜は普通モリブデン、酸素及び
水素からなり、可視光線のうち特定領域の光を選択的に
吸収・反射する性質を持つため、上記電解処理後の金属
製品の表面が単色又はそれに近い色調のものとなる。
本発明は、上記電解処理による着色皮膜形成を利用した
金属製品の着色方法の発明である。
本発明の着色方法を実施する場合、モリブデン酸塩とし
てはモリブデン酸のアンモニウム塩、カリウム塩、ナ)
 IJウム塩などの水溶性塩を用いる。
その濃度は溶液11当り2.5X10″モル〜10モル
程度、好ましくは5 X 10−’モル〜2.5 X 
10−’モル(但しMOとして)とする。これと併用す
るクロム酸塩、無機シアン化物及びリン酸塩は、その種
類によりそれぞれ微妙に異なる着色皮膜を与えるので、
金属製品を着色する目的に応じて適宜使い分けることが
必要であるが、その濃度は通常溶液11当り5 X 1
0−2モル−20モル程度、好ましくは01モル〜1,
5モル程度とする。これらの塩類は2種以上を併用して
も差支えない。モリブデン酸塩にこれらの塩類を併用し
ないと均一美麗な着色を得ることができない。
上述のような塩類を含有させる電解液中には、他に必要
に応じて通電性付与のための無機又は有機の塩類、任意
の助剤、pH調整のための酸又はアルカリ及び緩衝剤を
添加してもよい。なお電解液のpHは4以上とすること
が望ましい。
上述のような電解液を用いて行う電解処理の電圧、処理
時間等の条件は、電解により析出する皮膜の色調がこれ
らの条件及び電解液の組成等によって変るため、−律に
は規定しえないが、通常電圧1.5〜7.OV ’、陰
極電流密度0.05〜1.OA/dm’、処理時間15
秒〜30分間が適肖である。
本発明の方法によれば、同一電解液を用いても処理時間
によって着色皮膜の色調が連続的に変化するので、この
特長を利用すれば、極めて多様な着色が可能である。
本発明の方法により着色する場合、金属製品の素材は特
に制限されないが、ステンレス鋼、アルミニウム、銅、
黄銅、金、銀、スズ、ニッケノペクロムなど、白色又は
淡い色調の金属の場合はど、本発明の方法により形成さ
れる着色皮膜の鮮明な色調がよく生かされて効果的であ
る。また着色する金属製品は、上述のような金属のみか
らなるものでなくても差支えなく、プラスチック成形物
上に金属メッキを施したものであってもよい。但し本発
明の方法による着色皮膜は厚さが約1ミクロン以下で極
めて薄く、したがって、その表面光沢は処理前の金属製
品の表面の平滑性によってほぼ決定されるから、光沢外
観を必要とするときは処理前に光沢面としておくことが
必要である。
本発明の方法により生成される着色皮膜は、実用上充分
な耐光性、耐摩耗性、耐久性を有する。
しかし特に厳しい条件下で使用するばあい、本法による
着色皮膜を更に透明なトップコーティング剤で被覆する
ことによりその機緘的、化学的な強度を一層高めること
ができる。トップコート剤による被覆は通常の方法によ
りおこなう。すなわち常温乾燥タイプのアクリル系樹脂
、高温乾燥タイプのウレタン系樹脂などが採用される。
なお着色皮膜を透明なコーティング剤で被覆すると、光
の屈折効果により着色皮膜の色調が変化するばあいがあ
る。しかしこの変化は本法の着色皮膜の装飾性を必ずし
も低下させるものではない。トップコーティング剤の塗
布により、着色皮膜は原色から中間色に変化して落着い
た色調を呈するから、実用性を一層高める効果がある。
上述のように、本発明によりあらゆる金属製品に耐久性
のすぐれた美麗な着色な寛解処理により施すことが可能
になったのであるが、特に本発明の着色法の有利な点は
、着色剤的な試薬としてモリブデン酸塩だけを使用しな
がら電解条件←特に処理時間)を調節するだけでさまざ
まな色調を出すことができることであって、工業的に実
施した場合の効果はきわめて大である。
以下実施例を示して本発明を説明する。
実施例 1 モリブデン酸アンモニウムをMoとして4×10−2モ
ル、リン酸第1ナトリウム0.7モルをllに含む水溶
液に、水酸化ナトIJウムを添加してpHを6.5に調
整した。
めっき試験用のハルセル試験容器にこの液を2671注
入し、ニッケルめっきを10ミクロンの厚みで施した金
属板を陽極とし、鉛板を陽極として配置した。
液温を35℃に保ちながら、0.2アンペアの電流を通
じて電解をおこなったところ、通電時間により、陰極板
ニッケル表面はそれぞれつぎに示すような色調の析出皮
膜で覆われた。
2分後     背  色 4 〃        黄   色 8 ″       紫   色 15 〃       緑  色 しかも陰極板は低電流密度部から高電流密度部にいたる
まで全面均一な色調を呈し、高度の装飾性を示した。
また析出皮膜は良好な密着性と強度を持ち、通常の取扱
いで剥離や脱落は示さなかった。
実施例 2 モリブデン酸アンモニウムをMOとして1×10−2モ
ル、重クロム酸ソーダ0.15モルをll中に含む水溶
液に水酸化ナトリウムを添加してpHを5.5に調整し
た。
この液を用いて実施例1と同様の方法により、ニッケル
めっきを10ミクロン施した金属板を陰極として、温度
を35°Cに保ち、0.1アンペアの電流で′電解した
ところ、30秒間で、全黄色、3分間で青色の着色皮膜
が全面に析出した。
実施例 3 モリブデン酸ナトリウム8 X I O−3モル、酢酸
アンモニウム1.3モルを11に含む水溶液を用い、実
施例1と同様の方法によりニッケルめっき10ミクロン
を施した金属板を陰極として、室温で01アンペアの通
電をおこなったところ、30秒後に陰極面は全面均一な
黄色を呈した。
実施例 4 モリブデン酸アンモニウム3X10−2モル、塩化アン
モニウム05モル、シアン化ナトリウム0.25モル、
水酸化ナトリウム1.0モルを11中に含む水溶液を用
い、実施例1と同様の方法により、温度を35℃に保ち
ながら1アンペアの電流で電解をおこなったところ、3
0秒後にニッケルめっきを施した陰極面は全面均一な青
紫色の着色皮膜で覆われた。
実施例 5 陰極板として銅めっきを10ミクロン施した金属板を用
い、実施例5と同条件で電解をおこなったところ、25
分後に黄金色、5分後に赤紫色の着色皮膜が陰極面に均
一に析出した。
実施例 6 陰極板として黄銅板を用い、実施例5と同条件で電解を
おこなったところ、陰極面は25分後に黄色、5分後に
青紫色の着色皮膜で覆れた。
実施例 7 モリブデン酸ナトリウム2X10”モル、リン酸第1ナ
トリウム0.5モル、硫酸アンモニウム0.2モル、酢
酸アンモニウム0.2モルヲ11 VCttr水溶液に
水酸化ナトリウムを添加してpHを6.5に調整した。
この液を用い実施例1と同様の方法により、ニッケルめ
っき10ミクロンおよびクロムめっき0゜3ミクロンを
施した金属板を陰極として、室温で陰極電流密度0、I
A/dH7で電解したところ、4分間で陰極面は均一な
黄金色を呈した。
代理人 弁理士  板 井 −朧

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. クロム酸塩、無機シアン化物及びリン酸塩からなる群か
    ら選ばれた1種以上の化合物及びモリブデン酸塩を含有
    する水溶液中に金属製品を保持し、該金属製品を陰極と
    して電解を行い、金属製品上に着色皮膜を形成させるこ
    とを特徴とする金属製品の着色方法。
JP12681881A 1981-08-14 1981-08-14 金属製品の着色方法 Pending JPS5827998A (ja)

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