JPS63239285A - ナフチリジン誘導体 - Google Patents

ナフチリジン誘導体

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JPS63239285A
JPS63239285A JP7314887A JP7314887A JPS63239285A JP S63239285 A JPS63239285 A JP S63239285A JP 7314887 A JP7314887 A JP 7314887A JP 7314887 A JP7314887 A JP 7314887A JP S63239285 A JPS63239285 A JP S63239285A
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JP
Japan
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formula
group
atom
lower alkyl
nitrogen atom
Prior art date
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Pending
Application number
JP7314887A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruyoshi Honda
本田 晴義
Fujiko Konno
富士子 昆野
Tadayuki Koda
忠行 好田
Hideaki Matsuda
松田 秀明
Tatsuhiko Katori
香取 達彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SSP Co Ltd
Original Assignee
SSP Co Ltd
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Publication date
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  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規なナフチリジン誘導体、更に詳細には、医
薬品として有用なナフチリジン誘導体に関する。
〔従来の技術及びその問題点〕
従来多くの2,6−および2,7−す7チリジン誘導体
が知られているが、薬理作用を有する誘導体としては、
降圧作用を有する誘導体(米国特許第4,176.18
3号)が知られているにすぎず、ギれ以外の薬理作用を
有する2、6−および2゜7−ナフチリジン誘導体につ
いては未だ報告をみない。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者は種々の2,6−および2,7−ナフチリジン
誘導体を合成し、その薬理作用を探索したところ、(I
)式で表わされる新規化合物が強い抗炎症作用、鎮痛作
用及び抗不整脈作用を有し、関節炎、腰痛、歯痛あるい
は心疾患等の諸疾患に対し、有用なものであることを見
い出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は次の一般式(I) 〔式中、R1は水素原子又はアシル基を示し、R2はし
くは低級アルキル基、R4は置換基を有することのある
低級アルキル基を示すか、又はR3とR4が一緒になっ
て隣接する窒素原子と共に、他の窒素原子もしくは酸素
原子を含んでもよく、また置換基を有してもよい環を形
成する)を示し、X及びYは炭素原子又は窒素原子を示
し、Xが炭素原子のときYは窒素原子、Xが窒素原子の
ときYは炭素原子を示す〕 で表わされるす7チリジン誘導体を提供するものである
の場合にR3とR4が一緒になって形成する基としては
、例えばピペリジノ基、モルホリノ基又は次式で表わさ
れる基等が挙げられる。
(式中、R5は水素原子、置換基を有することのある低
級アルキル基、置換基を有することのあるアリール基、
置換基を有することのあるアラルキル基、ホルミル基、
アシル基、置換基を有することのあるアロイル基又はピ
リジル基を示す)本発明の式(I)、で表わされる化合
物は、例えば、次の反応式に従って、ナフチリジン類(
n)に求核化合物(III)を反応させることにより製
造される。
(n)      (I)         (I)(
式沖R,、R2は前記した意味を有する)本反応は室温
ないし使用する溶媒の還流温度にて、数時間〜数日間攪
拌するか、又は封管中敷時間ないし数日間加温すること
によって実施される。
また必要に応じ、金属ナトリウム、水素化ナトリウム、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの塩基の存在下
で反応を行なうこともできる。溶媒としては、メタノー
ル、エタノール、含水アルコール、アセトン、ジメチル
ホルムアミド、ジオキサン、エトキシエタノール等が挙
げられる。
出発原料のナフチリジン類(It)は、次の反応式で示
される方法によって容易に製造される。
(I’l/)                  (
If−1)(n−1)               
   (n−2)(式中X、Yは前記した意味を有し、
R3はアシル基を、2は脱離基を示す) 斯くして得られた本発明の2,6−および2゜7−ナフ
チリジン誘導体(I)は、更に必要に応じて、常法によ
り塩駿塩、臭化水素酸塩、硫酸塩などの無機酸塩、又は
マレイン酸塩、フマール酸塩、クエン酸塩、メタンスル
ホン酸塩などの有機酸塩とすることができる。
〔作用及び発明の効果〕
斯くの如くして得られた本発明化合物の薬理作用につい
て試験した結果を示す。
(I)抗炎症作用 6週令のウィスター系ラットを一群5匹とし、18時間
絶食した後、被検化合物を0.5 %カルボキシメチル
セルロースナトリウム(CMC−Na  )溶液に溶解
又は懸濁し、経口投与した。
被検化合物投与60分後に1チ力ラゲニン生理食塩水溶
液0.1 rntを右足慈皮下に注入し、3時間後に定
容積(A)を測定し、カラゲニン投与前−B の定容積(B)から浮腫率(−F−×100)を算出し
た。
別に1%カラゲニン生理食塩水溶液0.1 mを右足跳
皮下に注入した対照群の浮腫率も同様に求め、それぞれ
の検体の浮腫抑制率を次式によシ算出した。
以下余白 第1表 以上の結果から明らかな如く、本発明化合物(I)は強
い抗炎症作用を有し、抗炎症薬として有用なものである
(2)抗不整脈作用 5週令のマウス(体重的251)を一群6匹とし、0.
0IN〜0.IN塩酸に溶解した被検化合物を投与(i
p)10分後、クロロホルム蒸気を満たした密封容器に
入れ、呼吸停止を確認した後、直ちに開胸し、心拍数を
測定した。心拍数が1〜200回/min  のものを
抗不整脈作用が陽性と判定した。この結果を第2表に示
す。
第2表 以上の如く、本発明の2,6−および2,7−ナフチリ
ジン誘導体(I)は、優れた抗炎症作用、。
抗不整脈作用を有し、抗炎症剤及び循環器系用剤として
有用である。
〔実施例〕
次に実施例を挙げ、本発明を説明する。
実施例1 1−ジメチルアミノ−3−アセグミノー2.フーナフチ
リジン: 1−ブロモ−3−アセグミノー2.フーナフチリジン0
.82にジメチルアミン飽和メタノール溶液20 ml
を加え、封管中80℃で2時間加熱攪拌した。その後、
反応液を減圧留去し、残渣にクロロホルムを加え、水洗
後無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。クロロホルムを減
圧留去し、残渣をシリカアルカ2ムクロマトグラフイー
にて精製し、クロロホルム−エーテル混液よシ再結晶し
て淡黄色結晶の1−ジメチルアミノ−3−アセタミノー
2.7−ナフチリジン(化合物番号1)o、t4y(収
率20.2%)を得た。
実施例2 金属ナトリウム0.32に無水メタノール25rntを
加えて溶かし、水冷下、1−ブロモ−3−アミノ〜2,
7−す7チリジン0.65 fを加え、30分還流攪拌
した。反応液は減圧留去し、残渣に水を加え、不溶の結
晶をろ取し、水、エーテルで洗浄後乾燥して、黄色結晶
の1−メトキシ−3−アミノ−2,7−ナフチリジン(
化合物番号2)0、4 ? (収率78.8%)を得た
実施例3 1−ブロモ−3−アセタミノー2,7−す7チリジン0
.6 ? 、ベンジルピペラジン1.98 fにメタノ
ール25mを加え、5時間還流攪拌した。反応液は減圧
留去し、残渣にクロロホルムを加え、水洗後、無水硫酸
ナトリウムにて乾燥した。クロロホルムを減圧留去し、
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し
、クロロホルム−エーテル混液よシ再結晶して淡黄色結
晶の1−(4−ベンジル−1−ピペラジニル)−3−ア
セタミノー2,7−す7テリジン(化合物番号9)0、
165’ (収率19.6%)を得た。
実施例4 実施例1,2又は3と同様にして第3表に示す化合物を
得た。なお表中には実施例1,2及び3で得た化合物も
併せて示した。
以下余白

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R_1は水素原子又はアシル基を示し、R_2
    は低級アルコキシ基又は基▲数式、化学式、表等があり
    ます▼(R_3は水素原子もしくは低級アルキル基、R
    _4は置換基を有することのある低級アルキル基を示す
    か、又はR_3とR_4が一緒になつて隣接する窒素原
    子と共に、他の窒素原子もしくは酸素原子を含んでもよ
    く、また置換基を有してもよい環を形成する)を示し、
    X及びYは炭素原子又は窒素原子を示し、Xが炭素原子
    のときYは窒素原子、Xが窒素原子のときYは炭素原子
    を示す〕 で表わされるナフチリジン誘導体。 2、( I )式中、R_2が次の基 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_5は水素原子、置換基を有することのある
    低級アルキル基、置換基を有することのあるアリール基
    、置換基を有することのあるアラルキル基、ホルミル基
    、アシル基、置換基を有することのあるアロイル基又は
    ピリジル基を示す) で表わされるものである特許請求の範囲第1項記載のナ
    フチリジン誘導体。
JP7314887A 1987-03-27 1987-03-27 ナフチリジン誘導体 Pending JPS63239285A (ja)

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