JPS63239052A - 人造大理石の製造方法 - Google Patents

人造大理石の製造方法

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Publication number
JPS63239052A
JPS63239052A JP7516087A JP7516087A JPS63239052A JP S63239052 A JPS63239052 A JP S63239052A JP 7516087 A JP7516087 A JP 7516087A JP 7516087 A JP7516087 A JP 7516087A JP S63239052 A JPS63239052 A JP S63239052A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal
artificial marble
molding material
decorative layer
dispersant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7516087A
Other languages
English (en)
Inventor
笹沼 洋一
木本 勝亮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP7516087A priority Critical patent/JPS63239052A/ja
Publication of JPS63239052A publication Critical patent/JPS63239052A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野J 本発明は、アクリル系やポリエステル系などの樹脂によ
って形成される人造大理石の製造方法に関するものであ
る。
[背景技術〕 アクリル系やポリエステル系などの樹脂成形材料によっ
て形成される人造大理石は、ペース層の表面に金属細片
を混入した化粧層を積層し、さらに必要に応じて化粧層
の表面にクリヤーのトップ層を積層した溝造のものとし
て作成されるものであり、例えば成形金型の表面に透明
乃至着色半透明のクリヤー成形材料をスプレーなどで塗
布してトップ層を設けると共にこのトップ層の表面にさ
らにスプレーペイントのような塗布成形材料をスプレー
などで塗布して化粧層を設け、こののちに化粧層の表面
に注型成形材料を注型成形してペース層を設けることに
よって、これら三層を積層一体化させて製造することが
できる。そしてこの人造大理石にあっては、化粧層に金
属細片を混入することによって、人造大理石に高級な外
観を付与することがなされている。
この金属細片としては従来からフルニミウム箔などの金
属箔を裁断して0.05XO,07XO。
001mm程度の大きさに形成したフレークが用いられ
ている。しかし金属箔の7レークは比重が2゜7と大き
くてスプレーペイントなど塗布成形材料中での分散性が
悪く、沈降し易くて場合によっては2〜31秒で90%
以上が沈降してしまい、金属箔の7レークがスプレーガ
ンなど塗布装置のカップ中に残留したまま廃棄されたり
、あるいは金属箔の7レークが塊となった状態で化粧層
内に混入されたりするおそれがあり、金属箔の7レーク
の歩留まりが悪くなったり人造大理石の外観が不良にな
ったりするおそれがあるという問題があった。
そこで、プラスチックフィルムに金属を蒸着した金属蒸
着フィルムを切断して得られる7レークを金属細片とし
て用いる試みがなされている。この金属蒸着フィルムの
7レークは比重が小さく、スプレーペイントなど塗布成
形材料中で沈降することなく取り扱いは容易ではあるが
、金属蒸着フィルムの7レークは表が金属で裏がフィル
ムという構造であるために表裏の色が異なり、人造大理
石の外観が濁ったようになったり安っぽい外観になった
りするものであった。
[発明の目的] 本発明は、上記の点に鑑みて為されたものであり、金属
箔の7レークを歩留まりや外観不良などの問題なく用い
ることができる人造大理石の製造方法を提供することを
目的とするものである。
[発明の開示1 しかして本発明に係る人造大理石の製造方法は、注型成
形材料によるペース層1の表面に、塗布成形材料による
化粧層2が積層された人造大理石を製造するにあたって
、化粧層2を形成する塗布成形材料に金属細片3と共に
分散剤を配合することを特徴とするものであり、以下本
発明を実施例により詳述する。
人造大理石はペース層1の表面に化粧層2を積層すると
共に必要に応じて化粧M2の表面にクリヤーのトップ層
4を積層することによって形成されるものであり、成形
金型の表面に透明乃至着色半透明のクリヤーの成形材料
をスプレーしてトップ層4を設けると共にこのトップ層
4の表面にスプレーペイント−なと塗布成形材料をスプ
レーして化粧層2を設け、そして化粧層2の表面に注型
成形材料を注型してペースN1を成形することによりて
、ペース層1に化粧層2とトップ層4とを積層一体化さ
せて製造することができる。トップ層4は化粧層2に混
入される金属細片3が表面からはみ出して露出する状態
になるのを防ぐという作用もなす。ここで化粧層2を形
成するにあたってはスプレーによる他、スクリーン印刷
によることもできる。またペース層1用の注型成形材料
や化粧層2用のスプレーペイントなど塗布成形材料、ト
ップM4用のクリヤーを構成する成形材料としでは硬化
型アクリル系樹脂や不飽和ポリエステル系樹脂など熱硬
化性樹脂によって調製したものを用いることができるも
のであり、例えばスプレーペイントなど塗布成形材料は
アクリルと平均粒径が4μのシリカとを重量比で1:1
の比率で配合したものを、注型成形材料はアクリルと平
均粒径が40μのシリカとを重量比で3ニアの比率で配
合したものをそれぞれ用いることがでさる。尚、クリヤ
ーの成形材料は金属細片3を配合しない状態のスプレー
ペイントと同じ配合のものを用いることができる。
そして、スプレーペイントなど液状の塗布成形材料には
着色した金属細片3が配合してあって、化粧層2に金属
細片3を混入させることによって金属細片3で人工大理
石の化粧をおこなうようにしである。金属細片3として
は例えばアルニミウム箔などの金属箔を0.05 Xo
、07 Xo、001ml11程度の大きさに裁断した
7レークが用いられる。また塗布成形材料にはさらに分
散剤が配合してあり、この分散剤によって金属細片3が
塗布成形材料中で沈降したり1i集したりすることを防
止するようにしである。分散剤が凝集し易い粒子である
金属細片3を包み込んで各金属細片3は同じ荷電を帯電
したかたちになって互いに反発し合い、金属細片3の分
散が助長されることになるのである1分散剤としてはポ
リカルボン酸型高分子界面活性剤を用いるのがよい。こ
のポリカルボン酸型高分子界面活性剤としては花王石鹸
株式会社製の[ホモデ/−ルL−18J(商標)を用い
ることができる。
ここで「ホモデノールL−18Jの効果を確認するだめ
におこなった試験を説明する。FA脂分くアステライ)
)100重量部に対してシンナー50重量部を配合する
と共にさらに0.05X0,07X0.0011II1
1に平均のす法を設定したアルミニウム箔の金属細片を
配合して調製したスプレーペイントに、「ホモデノール
L−18Jを0.1〜5゜0重量部の範囲で添加し、こ
れを試験管に入れて30秒間激しく振ったあと静置し、
金属細片が沈降して液との間に明確な一部が画されるま
での時間を測定した。また比較のためにシリコン系界面
活性剤である花王石鹸株式会社製の「ホモデ/−ルL−
100J(商標)を用いて同様にいて試験をおこない、
さらに[ホモデノールL−18Jと「ホモデノールL−
100Jとを重量比1:1で混合したものを用いて同様
に試験をおこなった。結果を第1表に示す。また、「ホ
モデノールL−18J1.Oi量部に対して[ホモデノ
ールL−100Jをθ〜1゜0重量部の範囲で混合した
ものを用いて同様に試験をおこなった。結果を第2表に
示す。
第1表の結果、「ホモデ/−ルL−18Jは1.0重i
部以上の配合で分散効果が大きく発揮され、金属細片の
沈降を防止することができることが確認される。これに
対して[ホモデノールL−100Jでは分散効果を大き
く期待することができないことが確認され′る。また[
ホモデノールL−18Jと「ホモデノールL−100J
とを混合した場合においては2.0重量部以上の配合で
分散効果が発揮されているが、これは1.0重量部配合
されることになる[ホモゲノールL−18Jの作用によ
るものと考えられる。このことは、「ホモデ/−ルL−
18Jに対する[ホモデノールL−100Jの添加量を
変えても分散性に影響が生じないPt52表の結果から
も明らかである。従って本発明において分散剤としては
、ポリカルボン酸型高分子界面活性剤を用いるのが好ま
しいことが確認される。尚、「ホモデノールL−18J
は濃褐色で粘稠な液体であるために、[ホモデノールL
−100Jを併用することによって粘度を低下させる効
果を期待することはできる。
上記のように、スプレーペイントなど塗布成形材料に金
属細片とともに分散剤を配合することによって、金属細
片が沈降したり凝集したりすることを防止することがで
き、攪拌などをおこなう必要なく塗布成形材料の塗布作
業をおこなうことができるものであり、人造大理石の製
造作業を容易にすることができる。
[発明の効果] 以上のように本発明にあっては、化粧層を形成する塗布
成形材料に金属細片と共に分散剤を配合するようにした
ので、分散剤による分散作用で金属細片が沈降したり凝
集したりすることを防止することができ、沈降による金
属細片の歩留まりの低下を防ぐことができると共に凝集
による金属細片の塊不良を防ぐことができるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の一部の断面図であり、1は
ペース層、2は化粧層、3は金属細片である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)注型成形材料によるペース層の表面に、塗布成形
    材料による化粧層が積層された人造大理石を製造するに
    あたって、化粧層を形成する塗布成形材料に金属細片と
    共に分散剤を配合することを特徴とする人造大理石の製
    造方法。
  2. (2)分散剤はポリカルボン酸型高分子界面活性剤であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の人造大
    理石の製造方法。
JP7516087A 1987-03-27 1987-03-27 人造大理石の製造方法 Pending JPS63239052A (ja)

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JP7516087A JPS63239052A (ja) 1987-03-27 1987-03-27 人造大理石の製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7247667B2 (en) * 2004-03-23 2007-07-24 E. I. Du Pont De Nemours And Company Particle containing solid surface material

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7247667B2 (en) * 2004-03-23 2007-07-24 E. I. Du Pont De Nemours And Company Particle containing solid surface material

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