JPS6323878Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6323878Y2 JPS6323878Y2 JP223482U JP223482U JPS6323878Y2 JP S6323878 Y2 JPS6323878 Y2 JP S6323878Y2 JP 223482 U JP223482 U JP 223482U JP 223482 U JP223482 U JP 223482U JP S6323878 Y2 JPS6323878 Y2 JP S6323878Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exterior body
- sealing lid
- battery
- serves
- sealed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は小形電池に係り、特に外装体の材質
と電池形状の改良に関するもので、より軽量小形
かつ薄形で特に補聴器の電源として電池を体内に
植込んで用いる用途に適する小形電池を提供する
ものである。
と電池形状の改良に関するもので、より軽量小形
かつ薄形で特に補聴器の電源として電池を体内に
植込んで用いる用途に適する小形電池を提供する
ものである。
従来一般に用いられている小形電池の概略断面
図を第１図に示したが、正負両極１，２などの発
電要素が金属製の外装罐３と封口蓋４内に密閉さ
れた構造を有している。しかしこのような小形電
池としては一層軽量小形で薄形のものが要望され
ている。また植込み用途に用いられる場合、外装
罐３や封口蓋４が金属板や合成樹脂製でかつ端縁
部が角形であることから、衝撃が加わつたときに
植込みがなされているものが小形電池によつて損
傷されやすいという問題点もある。
図を第１図に示したが、正負両極１，２などの発
電要素が金属製の外装罐３と封口蓋４内に密閉さ
れた構造を有している。しかしこのような小形電
池としては一層軽量小形で薄形のものが要望され
ている。また植込み用途に用いられる場合、外装
罐３や封口蓋４が金属板や合成樹脂製でかつ端縁
部が角形であることから、衝撃が加わつたときに
植込みがなされているものが小形電池によつて損
傷されやすいという問題点もある。
この考案はこのような状況に鑑みなされたもの
であつて、発電要素を内蔵する一極性端子兼用の
外装体と封口蓋とからなり、封口蓋を外装体にレ
ーザー溶接又は電子ビーム溶接で密閉し、他極性
端子を外部へ導出しセラミツクシール方式で密封
した電池であつて、一極性端子兼用の外装体が金
属箔製であり該外装体が球面形状で封口蓋が平面
形状で全体が半球形状であることを特徴とする小
形電池を提供するものである。
であつて、発電要素を内蔵する一極性端子兼用の
外装体と封口蓋とからなり、封口蓋を外装体にレ
ーザー溶接又は電子ビーム溶接で密閉し、他極性
端子を外部へ導出しセラミツクシール方式で密封
した電池であつて、一極性端子兼用の外装体が金
属箔製であり該外装体が球面形状で封口蓋が平面
形状で全体が半球形状であることを特徴とする小
形電池を提供するものである。
このようなこの考案の小形電池は、従来品の金
属製外装罐の代りに金属箔外装体が用いられてい
るので従来品よりも軽量小形で薄形にすることが
できる。またこの金属箔使用部は可撓性を有する
ので植込み用途に用いる場合容易に植込みできる
という利点がある。また金属箔外装体が球面形で
封口蓋が平面形であり、全体が半球形状であるの
で角形部分が少なく、そのため第１図の従来品に
比して衝撃が加わつた場合、植込みがなされたも
のが電池によつて損傷されにくいという利点があ
る。
属製外装罐の代りに金属箔外装体が用いられてい
るので従来品よりも軽量小形で薄形にすることが
できる。またこの金属箔使用部は可撓性を有する
ので植込み用途に用いる場合容易に植込みできる
という利点がある。また金属箔外装体が球面形で
封口蓋が平面形であり、全体が半球形状であるの
で角形部分が少なく、そのため第１図の従来品に
比して衝撃が加わつた場合、植込みがなされたも
のが電池によつて損傷されにくいという利点があ
る。
なおこの考案の小形電池に用いられる金属箔と
してはステンレス鋼製の0.03〜0.05mm厚のものな
どが用いられる。
してはステンレス鋼製の0.03〜0.05mm厚のものな
どが用いられる。
次にこの考案の実施を図面によつて説明する。
第２図のとはこの考案の一実施例の小形電池
の平面図と側面図で第３図はそのＡ−A′断面図
である。第３図について説明すると、１０は球面
形のステンレス鋼金属箔の負極端子兼用外装体で
あり、１１は中央部に孔のあいた２酸化マンガン
の正極である。１２は球分状形態の２酸化マンガ
ンの正極であり負極集電網１３を介して外装体１
０に接触している。１４はリチウムの負極で、正
極集電網１５が負極ピン１６にスポツト溶接され
負極１４と集電網１５とはセパータ１７で被覆さ
れている。１８は平面形のステンレス鋼箔の封口
蓋でその中心部の通孔にはセラミツクシール材１
９を介して負極端子２０が設置されている。また
負極ピン１６は絶縁体２１によつて正極１１より
絶縁されており、２２はレーザー溶接部である。
このように外装体と封口蓋に金属箔を用いること
によつて従来品と比べてより軽量小形で薄形にす
ることが可能でしかも可撓性を有するので植込み
用途においては容易に植込みすることができる。
また全体の形状をほぼ半球形状にしてあるので植
込み用途において衝撃が加わつた場合植込みがな
されたものが小形電池によつて損傷を受けにくい
という利点がある。さらに、外装体と封口蓋とを
レーザー溶接又は電子ビーム溶接で密閉すること
により、高密閉化が計れ耐漏液性に優れた小形電
池を得ることができる。
第２図のとはこの考案の一実施例の小形電池
の平面図と側面図で第３図はそのＡ−A′断面図
である。第３図について説明すると、１０は球面
形のステンレス鋼金属箔の負極端子兼用外装体で
あり、１１は中央部に孔のあいた２酸化マンガン
の正極である。１２は球分状形態の２酸化マンガ
ンの正極であり負極集電網１３を介して外装体１
０に接触している。１４はリチウムの負極で、正
極集電網１５が負極ピン１６にスポツト溶接され
負極１４と集電網１５とはセパータ１７で被覆さ
れている。１８は平面形のステンレス鋼箔の封口
蓋でその中心部の通孔にはセラミツクシール材１
９を介して負極端子２０が設置されている。また
負極ピン１６は絶縁体２１によつて正極１１より
絶縁されており、２２はレーザー溶接部である。
このように外装体と封口蓋に金属箔を用いること
によつて従来品と比べてより軽量小形で薄形にす
ることが可能でしかも可撓性を有するので植込み
用途においては容易に植込みすることができる。
また全体の形状をほぼ半球形状にしてあるので植
込み用途において衝撃が加わつた場合植込みがな
されたものが小形電池によつて損傷を受けにくい
という利点がある。さらに、外装体と封口蓋とを
レーザー溶接又は電子ビーム溶接で密閉すること
により、高密閉化が計れ耐漏液性に優れた小形電
池を得ることができる。
第１図は従来の小形電池の断面図、第２図の
及び並びに第３図はそれぞれこの考案の小形電
池の平面図、側面図及びＡ−A′断面図である。 １，１１及び１２……正極、２及び１４……正
極、３……外装罐、４及び１８……封口蓋、５，
１９及び２１……絶縁体、６及び１７……セパレ
ータ、７……負極端子、１０……負極端子兼用の
金属箔外装体、１３及び１５……集電網、１６…
…正極ピン、１８……封口蓋、２０……正極端子
並びに８及び２２……レーザー溶接部。
及び並びに第３図はそれぞれこの考案の小形電
池の平面図、側面図及びＡ−A′断面図である。 １，１１及び１２……正極、２及び１４……正
極、３……外装罐、４及び１８……封口蓋、５，
１９及び２１……絶縁体、６及び１７……セパレ
ータ、７……負極端子、１０……負極端子兼用の
金属箔外装体、１３及び１５……集電網、１６…
…正極ピン、１８……封口蓋、２０……正極端子
並びに８及び２２……レーザー溶接部。
Claims (1)
- 発電要素を内蔵する一極性端子兼用の外装体と
封口蓋とからなり、封口蓋を外装体にレーザー溶
接又は電子ビーム溶接で密閉し、他極性端子を外
部へ導出しセラミツクシール方式で密封した電池
であつて、一極性端子兼用の外装体が金属箔製で
あり該外装体が球面形状で封口蓋が平面形状で全
体が半球形状であることを特徴とする小形電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP223482U JPS58106861U (ja) | 1982-01-13 | 1982-01-13 | 小形電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP223482U JPS58106861U (ja) | 1982-01-13 | 1982-01-13 | 小形電池 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58106861U JPS58106861U (ja) | 1983-07-20 |
| JPS6323878Y2 true JPS6323878Y2 (ja) | 1988-06-30 |
Family
ID=30015220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP223482U Granted JPS58106861U (ja) | 1982-01-13 | 1982-01-13 | 小形電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58106861U (ja) |
-
1982
- 1982-01-13 JP JP223482U patent/JPS58106861U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58106861U (ja) | 1983-07-20 |
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