JPS6031156Y2 - 扁平形電池 - Google Patents
扁平形電池Info
- Publication number
- JPS6031156Y2 JPS6031156Y2 JP1980013455U JP1345580U JPS6031156Y2 JP S6031156 Y2 JPS6031156 Y2 JP S6031156Y2 JP 1980013455 U JP1980013455 U JP 1980013455U JP 1345580 U JP1345580 U JP 1345580U JP S6031156 Y2 JPS6031156 Y2 JP S6031156Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- terminal members
- terminal member
- power generating
- flat battery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y02E60/12—
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は扁平形電池に係り、特にケーシングを兼ねた端
子部材に関する。
子部材に関する。
従来、例えばニッケルーカドミウム電池などのボタン形
電池において、各発電要素間や発電要素と缶あるいは蓋
との間の接触を良好に維持するため、発電要素と缶ある
いは蓋との間に板バネを介挿していた。
電池において、各発電要素間や発電要素と缶あるいは蓋
との間の接触を良好に維持するため、発電要素と缶ある
いは蓋との間に板バネを介挿していた。
ところがこの構造では、板バネ分だけ部品数が多く、板
バネの挿入を忘れると電気的接続が不確実になる場合が
あり、また板バネの介在は電池の薄形化に支障をきたす
。
バネの挿入を忘れると電気的接続が不確実になる場合が
あり、また板バネの介在は電池の薄形化に支障をきたす
。
本考案の目的は、このような従来技術の欠点を解消腰部
品数が少なく、薄形化が可能な扁平形電池を提供するに
ある。
品数が少なく、薄形化が可能な扁平形電池を提供するに
ある。
この目的を遠戚するため、本考案は、上、下に配置され
たケーシングを兼ねる２つの端子部材と、その端子部材
の間に介挿された発電要素とを備え、前記端子部材の周
辺部どうしが互に連結された構造のものにおいて、前記
端子部材のうち少なくとも一方を、前記発電要素方向に
凸状にわん曲した弾性金属板によって形威し、該端子部
材をそのわん曲方向と反対方向に変形することにより、
端子部材と発電要素との接触が維持されるように構成し
たことを特徴とする。
たケーシングを兼ねる２つの端子部材と、その端子部材
の間に介挿された発電要素とを備え、前記端子部材の周
辺部どうしが互に連結された構造のものにおいて、前記
端子部材のうち少なくとも一方を、前記発電要素方向に
凸状にわん曲した弾性金属板によって形威し、該端子部
材をそのわん曲方向と反対方向に変形することにより、
端子部材と発電要素との接触が維持されるように構成し
たことを特徴とする。
次に本考案の実施例を図面とともに説明する。
ヨウ化鉛を主成分とする板状の陽極１には、銅やステン
レス鋼などからなるネット状の集電体２が埋設され、集
電体２の先端は陽極１から突出し陽極リード片３にスポ
ット溶接されている。
レス鋼などからなるネット状の集電体２が埋設され、集
電体２の先端は陽極１から突出し陽極リード片３にスポ
ット溶接されている。
陽極１の上下面は、リチウムとβアルミナの混融物から
なる固体電解質４を介して、２つに折られたリチウム板
からなる陰極５で覆われている。
なる固体電解質４を介して、２つに折られたリチウム板
からなる陰極５で覆われている。
これら陽極１と固体電解質４と陰極５は積重したのち、
プレスによって一体化される。
プレスによって一体化される。
６Ａは上側端子部材、６Ｂは下側端子部材で両方とも０
．０５〜Ｏ，１ｍｍ程度の厚さを有するチタンやステン
レスなどの弾性を有する金属板からなり、第１図に示す
ように端子部材６Ａ、Ｂの中央部は互に内側すなわち陰
極５方向に凸状にわん曲している。
．０５〜Ｏ，１ｍｍ程度の厚さを有するチタンやステン
レスなどの弾性を有する金属板からなり、第１図に示す
ように端子部材６Ａ、Ｂの中央部は互に内側すなわち陰
極５方向に凸状にわん曲している。
陽極１と電解質４と陰極５とからなる発電要素の上、下
周面にそれぞれ板状の端子部材６Ａ、６Ｂを当接し、端
子部材６Ａ、６Ｂとリード片３との間に溶融ガラスを流
し込み、その後冷却してシール層７を形成する。
周面にそれぞれ板状の端子部材６Ａ、６Ｂを当接し、端
子部材６Ａ、６Ｂとリード片３との間に溶融ガラスを流
し込み、その後冷却してシール層７を形成する。
このガラスシールにより、リード片３と端子部材６Ａ、
６Ｂ間のシールが気液密にでき、特にこの実施例のよう
なりチラム固体電解質電池では酸素と水分の侵入を確実
に阻止しなければならないから、ガラスシールは好適で
ある。
６Ｂ間のシールが気液密にでき、特にこの実施例のよう
なりチラム固体電解質電池では酸素と水分の侵入を確実
に阻止しなければならないから、ガラスシールは好適で
ある。
このガラスシールにより、第１図に示すように端子部材
６Ａ、６Ｂの一端はシール層７に固着され、他端は上下
方向にそれぞれ反り返った状態になる。
６Ａ、６Ｂの一端はシール層７に固着され、他端は上下
方向にそれぞれ反り返った状態になる。
その後端子部材６Ａ、６Ｂをその弾性力に抗して第１図
に示す矢印方向へ押圧して変形させ、上側端子部材６Ａ
と下側端子部材６Ｂのそれぞれの周辺部８を重ね合わせ
、シール層７を除いて周辺部８どうじを溶接９により一
体に連結する。
に示す矢印方向へ押圧して変形させ、上側端子部材６Ａ
と下側端子部材６Ｂのそれぞれの周辺部８を重ね合わせ
、シール層７を除いて周辺部８どうじを溶接９により一
体に連結する。
この状態が第２図および第３図に示されている。
わん曲した端子部材６Ａ、６Ｂを押圧変形させて、周辺
部８どうしを連結すれば、端子部材６Ａ、６Ｂに弾性応
力が発生腰それによって端子部材６Ａ、６Ｂと陰極５と
の接触が良好になされる。
部８どうしを連結すれば、端子部材６Ａ、６Ｂに弾性応
力が発生腰それによって端子部材６Ａ、６Ｂと陰極５と
の接触が良好になされる。
実施例では端子部材６Ａ、６Ｂともに陰極に帯電してい
るが、発電要素の配置によって異極になることがあり、
その場合には端子部材どうしの接合部の間に絶縁体が介
在される。
るが、発電要素の配置によって異極になることがあり、
その場合には端子部材どうしの接合部の間に絶縁体が介
在される。
本考案は前述のような構成になっており、ケーシングと
なる端子部材自体に弾性応力をもたせているため、板バ
ネが不要で部品数の減少にともなうコストの低減や作業
性の向上ならびに薄形化が図れ、発電要素と端子部材と
の良好な接触が維持できる。
なる端子部材自体に弾性応力をもたせているため、板バ
ネが不要で部品数の減少にともなうコストの低減や作業
性の向上ならびに薄形化が図れ、発電要素と端子部材と
の良好な接触が維持できる。
図は本考案に係る扁平形電池の実施例を説明するための
もので、第１図および第２図は組立途中と組立後の電池
の切断正面図、第３図は第２図■−■線上の切断側面図
である。 １・・・・・・陽極、４・・・・・・固体電解質、５・
・・・・・陰極、６Ａ・・・・・・上側端子部材、６Ｂ
・・・・・・下側端子部材、訃・・・・・周辺部、９・
・・・・・溶接。
もので、第１図および第２図は組立途中と組立後の電池
の切断正面図、第３図は第２図■−■線上の切断側面図
である。 １・・・・・・陽極、４・・・・・・固体電解質、５・
・・・・・陰極、６Ａ・・・・・・上側端子部材、６Ｂ
・・・・・・下側端子部材、訃・・・・・周辺部、９・
・・・・・溶接。
Claims (1)
- 上、下に配置された２つの端子部材と、その端子部材の
間に介挿された発電要素とを備え、前記端子部材の周辺
部どうしが互に連結された扁平形電池において、前記端
子部材のうち少なくとも一方を、前記発電要素方向に凸
状にわん曲した弾性金属板によって形威し、該端子部材
をそのわん曲方向と反対方向に変形することにより、端
子部材と発電要素との接触が維持されるように構成した
ことを特徴とする扁平形電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980013455U JPS6031156Y2 (ja) | 1980-02-07 | 1980-02-07 | 扁平形電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980013455U JPS6031156Y2 (ja) | 1980-02-07 | 1980-02-07 | 扁平形電池 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56115865U JPS56115865U (ja) | 1981-09-05 |
| JPS6031156Y2 true JPS6031156Y2 (ja) | 1985-09-18 |
Family
ID=29609990
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980013455U Expired JPS6031156Y2 (ja) | 1980-02-07 | 1980-02-07 | 扁平形電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6031156Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2024009963A1 (ja) * | 2022-07-08 | 2024-01-11 | 株式会社村田製作所 | 固体電池 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4604306B2 (ja) * | 2000-03-10 | 2011-01-05 | ソニー株式会社 | 固体電解質電池及びその製造方法 |
-
1980
- 1980-02-07 JP JP1980013455U patent/JPS6031156Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2024009963A1 (ja) * | 2022-07-08 | 2024-01-11 | 株式会社村田製作所 | 固体電池 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56115865U (ja) | 1981-09-05 |
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