JPS63238103A - 光硬化性樹脂組成物 - Google Patents

光硬化性樹脂組成物

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JPS63238103A
JPS63238103A JP7233387A JP7233387A JPS63238103A JP S63238103 A JPS63238103 A JP S63238103A JP 7233387 A JP7233387 A JP 7233387A JP 7233387 A JP7233387 A JP 7233387A JP S63238103 A JPS63238103 A JP S63238103A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin composition
photo
photocurable resin
reactive
bromine compound
Prior art date
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Pending
Application number
JP7233387A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yamanaka
浩史 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、電子部品等の封止に用いられる光硬化性樹脂
11成物に関するしのである。
[背景技術] プリント配線板など混成集積回路等の電子部品を樹脂封
止するにあたって、従来からエポキシアクリレ−)系な
どの光硬化性樹脂が用いられている。そしてこの光硬化
性樹脂の難燃特性を高めるために光硬化性樹脂組成物に
難燃剤を配合することがおこなわれている。そして難燃
剤としては従来から、ブロム化合物と二酸化アンチモン
とを併用したり、赤リンを用いたり、さらに水和アルミ
  。
ナなどの水和フィラーを用いたりしている。しかしブロ
ム化合物と二酸化7ンチモンを併用したり、赤リンを用
いたりした場合には、光硬化性樹脂組成物の透明性が低
下して紫外線など光の透過性が悪くなり、光硬化特性が
低下するという問題があり、また水和フィラーを用いる
場合には多量の配合が必要で光硬化性樹脂組成物の粘度
が高くなって作業性が低下したり、沈降が発生したりす
るという問題がある。
[発明の目的] 本発明は、上記の点に鑑みて為されたものであり、光硬
化特性が低下するおそれなく難燃化することができる尤
硬化性樹W!組成物を提供することを目的とするもので
ある。
[発明の開示] しかして本発明に係る光硬化性樹脂組成物は、光硬化性
樹脂に、難燃剤としてラジカル重合可能な反応基を有し
且つ分子内に1個以上のブロムを有する反応性ブロム化
合物と五酸化アンチモンとが配合されて成ることを特徴
とするものであり、以下本発明の詳細な説明する。
光硬化性樹脂としては、重合性不飽和基を有してラジカ
ル重合が可能なものが用いられるものであり、例えばエ
ポキシアクリレート1.不飽和ポリエステル、ポリブタ
ノエンなど従来より一般に知られているものを用いるこ
とができる。光硬化性樹脂には反応性モノマーが配合さ
れる0反応性モノマーとしては、アクリレートなど末端
に反応性の二重結合を有して光硬化性樹脂にラジカル重
合することができる単官能や多官能のものが使用される
光硬化性樹脂にはさらに光重合開始剤が配合される。光
重合開始剤としては、光照射によって分解してラジカル
を生成するものが使用されるものであり、ベンノル、ベ
ンゾインイソブチルエーテル、ベンゾインイソプロピル
エーテル、ペンツイン−n−ブチルエーテル、ベンゾイ
ンエチルエーテル、2,2−ジェトキシアセト7エ7ン
、2,2−ジブトキシアセトフェノン、2,2−ジメト
キシ−2−フェニルアセトフェノン、p−イソプロピル
−α−ヒドロキシ−イソブチル7エ/ン、α−ヒドロキ
シ−インブチルフェノン、1−ヒドロキシ−シクロへキ
シルフェニルケトン、2−メチルチオキサントン等を用
いることができる。これら光重合開始剤と共に増感剤を
併用することもできる。増感剤としてはジ−n−ブチル
アミン、n−ブチルアミン、トリエチルアミン、トリエ
チレンテトラミンなどを用いることができる。また光重
合開始剤と併用して有機パーオキサイドなどの熱重合開
始剤を配合することもできる。これら重合開始剤の配合
量は0゜5〜l0PHRの範囲が適当である。
そして本発明においては、難燃剤として反応性ブロム化
合物と五酸化アンチモンとを併用して配合するところに
特徴を有する。反応性ブロム化合物としてはラジカル重
合可能な反応基を有し且つ分子内に1個以上のブロムを
有するものを用いることができ、例えば次に列挙するも
のを使用することができる。
◆2,6−ジプロモー4−イソプロピルフェニルプロピ
レングリコールメタクリレート r ・2,4−ジブロモフェニルプロピレングリコール・2
,4.6−)リプロモフェニルエチレングリコールメタ
クリレート r ・2,4.6トリ7’ロモフエニルジエチレングリコー
ルメタクリレート r この反応性ブロム化合物は光硬化性樹脂に討してラジカ
ル重合することができるものであり、前記反応性モノマ
ーの一部もしくは全部の代わりに光硬化性樹脂に対して
反応させることができる。
配合量は、反応性ブロム化合物自身も含む組成物の樹脂
分100重量部に対して5〜80重ffi部、すなわち
5〜80PHRの範囲に設定するのが望ましい。反応性
ブロム化合物の配合量が5 PHR未満であると、五酸
化アンチモンと併用しても難燃効果を発揮させることが
ほとんどできなくなり、また80PHRを超えると硬化
反応の際の反応性に問題等が生じるおそれがある。
また反応性ブロム化合物と併用する五酸化アンチモンと
しては、五酸化アンチモン(S b2o 5)(日産化
学株式会社製EFR−6NJなどとして提供されている
)そのものの他に、五酸化アンチモンゾル(日産化学株
式会社製A−155などとして提供されている)を用い
ることもできる。配合量は、反応性ブロム化合物も含む
組成物の樹脂分100重+jk、部に対して0.5〜1
5重量部、すなわち0゜5〜15PHRの範囲に設定す
るのが望ましい。
五酸化アンチモンの配合量が0.5PHR未満であると
、反応性ブロム化合物と併用しても難燃硬化を発揮させ
ることがほとんどできなくなり、また15PHRを超え
ると組成物の透明性に問題が生じ、光透過性が低下する
おそれがある。
しかして上記光硬化性樹脂、反応性モノマー、光硬化開
始剤及び難燃剤としての反応性ブロム化合物と五酸化ア
ンチモンとを配合して混合することによって光硬化性り
4脂組成物を調製することができるが、このときさらに
透明性に優れたガラスピーズなどのフィラーを配合する
こともできる。
また透明性があまり問題にならない場合、例えば紫外線
硬化で硬化性だけが要求される場合には、硬化性をあま
り阻害しないシリカや水和アルミナ、タルク等のフィラ
ーを配合するようにしてもよい。
さらに必要に応じてシランカップリング剤などのカップ
リング剤や消泡剤、界面活性剤、チクントロピー剤など
も配合することができる。また着色したい場合には、顔
料や染料等の着色剤などを配合することもできる。ただ
し着色剤の使用にあたっては光硬化特性などに阻害が生
じないか十分な検討をおこなう必要がある。
しかして上記のようにして調製される光硬化性樹脂組成
物は液状であって、塗布や注型などによって電子部品等
の封止に供することができ、この光硬化性樹脂組成物は
電子部品等の表面に直接塗布したり注型したりした状態
で紫外線などの光を照射することによって、数秒程度の
極めて短時間に硬化させることができる。そして、光硬
化性樹脂組成物に難燃剤として配合した反応性ブロム化
合物と五酸化アンチモンは光硬化性樹脂組成物の透明性
を低下させることがなく、紫外線など、の光の透過性を
確保して光硬化特性が低下することを防止できるもので
ある。またこの反応性ブロム化合物や五酸化アンチモン
は光硬化性樹脂組成物の粘度を上昇させることがなく、
作業性を低下させるようなおそれがないと共に沈降のお
それもないものである。
次に本発明を実施例によって具体的に説明する。
及1鮭 光硬化性樹脂としてエポキシアクリレート(三菱油化社
製EA−200)を40重量部、反応性モノマーとして
脂環式2官能性アクリレートモノマー(三菱油化社製E
A−200)を10重量部、反応性ブロム化合物として
2.6−ジプロモー4−インプロピルフェニルプロピレ
ングリコールメタクリレートを5−Offiffi部、
五酸化アンチモンゾル(日産化学工業社製)を8重量部
、光硬化開始剤としてα−ヒドロキシ−インブチル7エ
/ン(メルク社製グロキュア1173)を2重量部それ
ぞれ配合することによって、封止樹脂組成物としての光
硬化性樹脂組成物を調製した。
赴竪九り 五酸化アンチモンの代わりに三酸化アンチモン(住友金
属鉱業社製)を8重量部配合するようにした他は、実施
例と同様にして封止樹脂組成物としての光硬化性樹脂組
成物を調製した。
友iK先 反応性ブロム化合物を配合せず反応性ブロム化合物の代
わりに反応性モノマーを増量すると共にブロム化合物と
してデカブロムノフェニルエーテル(三菱油化社製DB
−100)を30重量部、五酸化アンチモンの代わりに
三酸化アンチモン(住友金属鉱業社!iりを8重量部配
合するようにした他は、実施例と同様にして封止樹脂組
成物としての光硬化性樹脂組成物を調製した。
上記実施例及び比較例1,2の封止樹脂組成物を、2K
Wメタルハライドランプを使用した紫外線照射機にて約
2000mJ /am”、ランプ高さ15cmの条件で
20秒間照射することによって紫外線硬化反応を進行さ
せた。このときの紫外線硬化性を評価するために、表面
からの硬化厚みを測定し、硬化厚みが1.0ffiL1
1以上のものをrOJ、硬化厚みが0.6I6111以
下のものを「×」で表示して表に示した。また透明性を
評価するために1.0ffiI11厚に光硬化させたテ
ストピースを作成して透明さを目視で比較し、透明性が
良好なものを「○」、透明性が良好でない・ものを「×
」で表示して表に示した。
さらに難燃性を評価するために1.61I11厚に光硬
化させたテストピースを作成し、これをUL94法lこ
基づいて試験をした。結果を表に示す。
表の結果、難燃剤として反応性ブロム化合物と五酸化ア
ンチモンとを併用した実施例のものは、透明性が良好で
光硬化性も良好であることが確認される。
[発明の効果] 上述のように本発明に係る光硬化性樹脂組成物は、光硬
化性樹脂に、難燃剤としてラジカル重合可能な反応基を
有し且つ分子内に1個以上のブロムを有する反応性ブロ
ム化合物と五酸化アンチモンとを配合して調製したもの
であり、反応性ブロム化合物と五酸化アンチモンは光硬
化性樹脂組成物の透明性を低下させることな(難燃性能
を発揮することができるものであって、光の透過性を確
保して光硬化特性が低下することを防止できるものであ
る。また難燃剤として配合した反応性ブロム化合物は光
硬化性樹脂と反応することができるものであって、硬化
特性を高めることができるものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光硬化性樹脂に、難燃剤としてラジカル重合可能
    な反応基を有し且つ分子内に1個以上のブロムを有する
    反応性ブロム化合物と五酸化アンチモンとが配合されて
    成ることを特徴とする光硬化性樹脂組成物。
  2. (2)反応性ブロム化合物は5〜80PHR、五酸化ア
    ンチモンは0.5〜15PHR配合されて成ることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の光硬化性樹脂組成
    物。
JP7233387A 1987-03-26 1987-03-26 光硬化性樹脂組成物 Pending JPS63238103A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000014050A1 (en) * 1998-09-02 2000-03-16 Minnesota Mining And Manufacturing Company Brominated materials
US6359170B1 (en) 1998-09-02 2002-03-19 3M Innovative Properties Company Brominated materials

Cited By (3)

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US6359170B1 (en) 1998-09-02 2002-03-19 3M Innovative Properties Company Brominated materials
US6533959B2 (en) 1999-10-07 2003-03-18 3M Innovative Properties Company Brominated materials

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