JPS63238016A - 塩酸ニカルジピン軟カプセル剤 - Google Patents

塩酸ニカルジピン軟カプセル剤

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JPS63238016A
JPS63238016A JP7276687A JP7276687A JPS63238016A JP S63238016 A JPS63238016 A JP S63238016A JP 7276687 A JP7276687 A JP 7276687A JP 7276687 A JP7276687 A JP 7276687A JP S63238016 A JPS63238016 A JP S63238016A
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JP
Japan
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capsule
soft capsule
nicardipine hydrochloride
glycol
hydrochloride
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Pending
Application number
JP7276687A
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English (en)
Inventor
Tatsu Yamada
山田 達
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Tokai Capsule Co Ltd
Original Assignee
Tokai Capsule Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は塩酸二カルシビン軟カプセル剤、更に詳細には
、塩酸ニカルジピンを特定の溶剤に溶解してカプセル殻
中に充填した軟カプセル剤に関する。
〔従来の技術およびその問題点〕
塩酸二カルシビンは次式 で表わされる化学名2,6−ジメチル−4−(3′−二
トロフェニル)−1,4−ゾヒドロビリシン−3,5−
ジカルボン酸−3−メチルエステル−5−β−(N−ペ
ンシル−N−メチルアミン)エチルエステルの化合物で
あり、高血圧症、脳血管改善剤(脳梗塞後遺症、脳出血
後遺症、脳動脈硬化症)として臨床において広く使用さ
れているものである。
現在、この塩酸二カルシビンの製剤としては散剤及び錠
剤が存在するにすぎない。而して、軟カプセル剤は1個
当りの薬剤の量が均一である。#&剤の苦味や刺激をし
ゃ断でき服用し易い、不安定な薬剤を安定に保持できる
等の徨々の利点を有するため近年との剤形をとることが
多くなってきた。しかし、軟カプセル剤とするためには
内容物は液状物であるのが好ましいが、これまで、塩酸
二カルシぎンを安定に溶解し1体内に投与された場合容
易に吸収されて充分な効果を発現する浴剤が見出されな
かったことが、塩酸二カルシビン軟カプセル剤の製造を
困難にしていた。
〔問題点を解決するための手段〕
斯かる実状において1本発明者は、上記問題点を解決せ
んと鋭意研究を行った結果5分子量200〜600のポ
リアルキレングリコールドアルキレングリコールの混合
溶剤が上記条件t−具備した溶剤であること、韮びにカ
シセル剤皮に不透明化剤または/および紫外線吸収剤を
含有せしめて光を“遮断すれば塩酸二カルソピンを安定
−長期間保持できること。
更に塩酸ニカルジピンを舌下カプセルの形で投与し、舌
下よシ吸収させると迅速に効果が発現されるので、迅速
性が要求される狭心症の治療剤としても使用できること
を見出し。
本発明を完成した。
すなわち、本発明は、塩酸二カルシビンを分子量200
〜600のポリアルキレングリコール及びアルキレング
リコールの混合溶剤に溶解した内容物と、不透明化剤ま
たは/および可視部領域に吸収をもつ紫外線吸収剤を含
むカプセル剤皮とからなることを特徴とすル[ffiニ
カルゾビン軟カプセル剤を提供するものである。
本発明において、ポリアルキレングリコールとしては医
学・薬学的に許容し得る分子量200〜600の?リエ
チレングリコールが使用されるが、その中でも解りエチ
レングリ:y −ル200〜eoo、特に$ジエチレン
グリコール400が好ましい。また、アルキレングリコ
ールとしては医学・薬学的に許容し得る公知のものが使
用されるが、その中でもゾロピレングリコールが好まし
い。
塩酸二カルシぎンは?リアルキレ7 り17 コールに
ある程度溶解するが、これを保存すると結晶が析出する
。従って一回の投与量に相当する量の塩酸ニカルジピン
を結晶が析出しないように溶解するには大量のポリアル
キレングリコールに溶解しなければならず、患者の服用
の難易さを考えると現実に軟カプセル剤に成形すること
は困難である。一方、塩酸二カルシぎンはアルキレング
リコ−/L/によく溶解するが、このアルキレングリコ
ールハカデセル剤皮中に移行して剤皮を溶解するため製
剤化が不可能である。
このように、ポリアルキレングリコール及びアルキレン
グリコールは、それぞれ単独では本発明の溶剤として使
用できないが、これらを一定の割合で混合すると、少量
で塩酸ニカルジピンを溶解し、しかもカプセル剤皮を破
壊しない溶剤が得られる。このためには、前リアルキレ
ングリコールとアルキレングリコールを100:10〜
100:25(重量)で混合するのが好ましい。アルキ
レングリコールの割合がこれよシ少ないと塩酸二カルソ
ビンの溶解が不充分で保存中に結晶が析出し。
またこれを超えるとカプセル剤皮を破壊し好ましくない
本発明軟カプセル剤の内容物は、上記混合溶剤に加温下
塩酸二カルシビンを溶解させることによって調製される
。塩酸ニカルジピンの濃度は一般に2〜10%(重量)
が好ましい。この際グリセリン、香味剤(芳香剤)等の
調合補助剤を加えることもできる。
本発明軟カプセル剤の剤皮は公知のもの、例えば、50
〜80%のゼラチン、10〜36%のグリセリンまたは
/およびソルビトール及び7〜15%の水を含むものが
好ましいつ 不透明化剤及び紫外線吸収剤は医学・薬学的に許可され
るものであれば何れのものも使用でき1例えば酸化チタ
ン、赤色酸化鉄、黄色酸化鉄、黒色酸化鉄、炭酸カルシ
ウム等の不透明化剤;赤色2号、3号、102号、10
4号、105号、黄色4号、5号及び天然色素等の紫外
線吸収剤が挙げられる。
塩酸二カルシビンを含む内容物のカプセル剤皮中への充
填は公知の方法によって行われ、充填後乾燥すれば本発
明の軟カシセル剤が得られる。
〔発明の効果〕
本発明は塩酸ニカルジピンを軟カプセル剤の形態とする
ことを可能にし、これによって軟カプセル剤の有する利
点を享受できると共に、舌下カプセルとして投与すれば
迅速な効果が発現するので狭心症の治療剤として使用で
きるという利点を有する。
〔実施例」 次に実施例を挙げて説明する。尚実施例中、「部」は重
量部で表示した。
実施例1 塩酸二カルシビン20部を表1に示す組成の溶剤に80
℃で溶解し、温度25 ”C、湿度90%RHで3週間
放置し、結晶の析出を調べた。その結果を表1に示す。
以下余白 表1から明らかな如く、塩酸ニカルジピンを安定に溶解
させるには、PEG100部に対しPG 10部以上が
必要である。
実施例2 ゼラチン100部、グリセリン30部、水15部よりな
る軟カプセル剤皮を使用し、これに表2に示す組成の溶
剤を充填して、カプセルの状態を調べた。その結果を表
2に示す。
以下余白 表2から明らかな如く、カブセル剤皮を侵すことなく充
填できるためにはPEG 100部に対しI’Gが25
以下であることが必要である。
実施例3 塩酸二カルシビン100fを、ポリエチレングリコール
400 1330?とプロピレングリコール2202の
混液中に80℃で攪拌しながら加えて溶解させて内容物
としたつ別に、ゼラチン100部、グリセリン30部。
酸化チタン1部、黄色5号タール色素05部、水13部
からなる剤皮ft調製した。この剤皮に内容物3301
n9fライナ一式軟カシセル充填機を用いて充填して橙
色の軟カプセルを製造した。
実施例4 塩酸ニカルジピン1002を、ポリエチレングリコール
400 1100Fとプロピレングリコール200fの
混液中に80℃で攪拌しながら加えて溶解させて内容物
とした。
別に、ゼラチン100部、グリセリン30部。
ソルビトール15部、黄色酸化鉄01部、赤色酸化鉄0
15部及び水14部からなる剤皮を調製した。この剤皮
に内容物1401n9をライナ一式軟カプセル充填機を
用いて充填して橙黄色の軟カシセルを製造した。
試験例1 実施例3及び4で製造した軟カプセルを60万ルツクス
・時間曝光した後の塩酸二カルシビンの残存率を調べた
0その結果は辰3のとおりであり、何れも光に対して安
定であった。
表 3 試験例2 固型飼料(オリエンタル酵母社製、  RC−4)を1
日当り1002を与えて1週間飼育した家兎fC1日絶
良させ、これに実施例3で得た軟−Jy f セル(塩
酸二カルゾピントシテ20mg官有)を舌下投与(A群
)又は内服投与(B群)シ、また比較として市販の塩酸
ニカルジピン(20mM ) @剤を内服投与した。飲
料水(水道水)は自由摂取とした。薬剤投与後一定時間
毎に心臓から採血し、高速液体クロマトグラフによシ血
漿中の塩酸ニカルジピン量を測定した。その結果を第1
図に示す。
第1図に示す如く、本発明軟カプセル剤は内服投与にお
いて錠剤と同等の効果を示し、舌下投与においては効果
が早期に発現した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明軟カプセル剤を舌下及び内服投与、並び
に市販錠剤を内服投与したときの塩酸ニカルジピンの血
中濃度の時間的推移を示す図である。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、塩酸ニカルジピンを分子量200〜600のポリア
    ルキレングリコール及びアルキレングリコールの混合溶
    剤に溶解した内容物と、不透明化剤または/および可視
    部領域に吸収をもつ紫外線吸収剤を含むカプセル剤皮と
    からなることを特徴とする塩酸ニカルジピン軟カプセル
    剤。 2、分子量200〜600のポリアルキレングリコール
    とアルキレングリコールの混合比が100:10〜10
    0:25である特許請求の範囲第1項記載の軟カプセル
    剤。 3、カプセル剤皮が舌下用のものである特許請求の範囲
    第1項記載の軟カプセル剤。
JP7276687A 1987-03-26 1987-03-26 塩酸ニカルジピン軟カプセル剤 Pending JPS63238016A (ja)

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