JPS63237780A - 枯草菌のろ過方法 - Google Patents
枯草菌のろ過方法Info
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- JPS63237780A JPS63237780A JP62073320A JP7332087A JPS63237780A JP S63237780 A JPS63237780 A JP S63237780A JP 62073320 A JP62073320 A JP 62073320A JP 7332087 A JP7332087 A JP 7332087A JP S63237780 A JPS63237780 A JP S63237780A
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Y10S435/00—Chemistry: molecular biology and microbiology
- Y10S435/803—Physical recovery methods, e.g. chromatography, grinding
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は枯草菌又はその遺伝子組み換え菌のろ過方法の
改良に関する。
改良に関する。
枯草菌は古くから人体へ及ぼす悪影響のない安全な菌で
あることが確かめられている。また、枯草菌は代謝産物
を外部へ放出しやすいという観点から、これを異種遺伝
子の宿主菌として用い、異種遺伝子産物の生産に応用す
ることも注目されている。
あることが確かめられている。また、枯草菌は代謝産物
を外部へ放出しやすいという観点から、これを異種遺伝
子の宿主菌として用い、異種遺伝子産物の生産に応用す
ることも注目されている。
このような代謝産物の生産を効率よく行なうためには、
培養槽内の枯草菌又はその遺伝子組み換え菌を含むｊ８
養液を管状のフィルタ内を通過させて、いわゆるクロス
フローろ過を行なう。こうして代謝産物のみをろ過し、
菌体の濃縮液を培ａ槽へ戻して循環させ、連続的に代謝
産物の生産を行なう、」二記フィルタとしては、錆、フ
ィルタ材の溶出、割れ等が生じないものであり、蒸気殺
菌がｆＩｒ能であることが要求されるため、セラミック
フィルタが最も有効である。
培養槽内の枯草菌又はその遺伝子組み換え菌を含むｊ８
養液を管状のフィルタ内を通過させて、いわゆるクロス
フローろ過を行なう。こうして代謝産物のみをろ過し、
菌体の濃縮液を培ａ槽へ戻して循環させ、連続的に代謝
産物の生産を行なう、」二記フィルタとしては、錆、フ
ィルタ材の溶出、割れ等が生じないものであり、蒸気殺
菌がｆＩｒ能であることが要求されるため、セラミック
フィルタが最も有効である。
しかしながら、枯草菌は非常に弱い菌であるため、従来
はクロスフローろ適時に菌体が破壊されるという問題が
しばしば生じていた。この問題は、セラミックフィルタ
の特性やろ過条件に起因して生じるものと考えられる。
はクロスフローろ適時に菌体が破壊されるという問題が
しばしば生じていた。この問題は、セラミックフィルタ
の特性やろ過条件に起因して生じるものと考えられる。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
り、クロスフローろ過を行なっても枯俵菌又はその遺伝
子組み換え菌を破壊することがないろ過方法を提供する
ことを目的とする。
り、クロスフローろ過を行なっても枯俵菌又はその遺伝
子組み換え菌を破壊することがないろ過方法を提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段と作用〕本発明の枯草菌
のろ過方法は、枯草菌又は枯草菌の遺伝子組み換え菌を
含む液を、管状のセラミックフィルタ内を通過させてろ
過するにあたり、上記セラミックフィルタとしてフィル
タ内面が球形粒子で構成され、かつ表面粗さＲｒａａｘ
が１０給１以下のものを用い、液流速を２ｍ／ｓｅｃ以
下とすることを特徴とするものである。
のろ過方法は、枯草菌又は枯草菌の遺伝子組み換え菌を
含む液を、管状のセラミックフィルタ内を通過させてろ
過するにあたり、上記セラミックフィルタとしてフィル
タ内面が球形粒子で構成され、かつ表面粗さＲｒａａｘ
が１０給１以下のものを用い、液流速を２ｍ／ｓｅｃ以
下とすることを特徴とするものである。
このような方法によれば、フィルタ内面が滑らかであり
、かつ菌体がフィルタ内面に接触する際の速度が遅いの
で、枯草菌又はその遺伝子組み換え菌が破壊されるのを
防止することができる。
、かつ菌体がフィルタ内面に接触する際の速度が遅いの
で、枯草菌又はその遺伝子組み換え菌が破壊されるのを
防止することができる。
本発明において、フィルタ内面を球形粒子で構成し、か
つ表面粗さをｌｏｐ■以下としたのは、フィルタ内面を
滑らかにするためである１例えば、フィルタ内面が破砕
粒子で構成されている場合には、菌体の破壊を防止する
効果が少ない、また、表面粗さがｌＯＯ１２超える場合
にも、菌体の破壊を防止する効果が少ない。
つ表面粗さをｌｏｐ■以下としたのは、フィルタ内面を
滑らかにするためである１例えば、フィルタ内面が破砕
粒子で構成されている場合には、菌体の破壊を防止する
効果が少ない、また、表面粗さがｌＯＯ１２超える場合
にも、菌体の破壊を防止する効果が少ない。
本発明において、液流速を２ｍ／ｓｅｃ以下としたのは
、菌体がフィルタ内面に接触する際の速度が遅くするた
めであり、液流速が２ｍ／Ｓｅｅを超えるとやはり菌体
の破壊を防止する効果が少ない。
、菌体がフィルタ内面に接触する際の速度が遅くするた
めであり、液流速が２ｍ／Ｓｅｅを超えるとやはり菌体
の破壊を防止する効果が少ない。
以下、本発明の詳細な説明する。
第１図に示する過装置を用いて枯草菌の！ｇ、濁液のろ
過を行なった。第１図において、枯草菌の懸濁液が収容
された容器１．ポンプ２、フィルタ容器３に取付けられ
た管状のセラミックフィルタ４は配管５によって接続さ
れている。容器１内の懸濁液は、ポンプ２によりセラミ
ツクフィルタ４内部を通過してクロスフローろ過が行な
われる。ろ過液はフィルタ容器３の外部へ取出され、濃
縮された懸濁液は容器ｌへ戻されて更に′＠項する。
過を行なった。第１図において、枯草菌の懸濁液が収容
された容器１．ポンプ２、フィルタ容器３に取付けられ
た管状のセラミックフィルタ４は配管５によって接続さ
れている。容器１内の懸濁液は、ポンプ２によりセラミ
ツクフィルタ４内部を通過してクロスフローろ過が行な
われる。ろ過液はフィルタ容器３の外部へ取出され、濃
縮された懸濁液は容器ｌへ戻されて更に′＠項する。
上記セラミックフィルタ４は以下のようにして製造され
たものである。まず、粒径ｌＯ〜３０ル層の高純度アル
ミナ粒子にバインダを混合し、外径１９１１１１、内径
１５ｏｕｌ（肉厚２ｍｍ）の管状に成形した後、加熱処
理してバインダを除去した０次に、管状の成形体内面に
粒径２〜１０鉢運の高純度アルミナ粒子の懸濁液を均一
にコーティングして乾燥した。
たものである。まず、粒径ｌＯ〜３０ル層の高純度アル
ミナ粒子にバインダを混合し、外径１９１１１１、内径
１５ｏｕｌ（肉厚２ｍｍ）の管状に成形した後、加熱処
理してバインダを除去した０次に、管状の成形体内面に
粒径２〜１０鉢運の高純度アルミナ粒子の懸濁液を均一
にコーティングして乾燥した。
更に、微細な高純度アルミナ粒子の懸濁液を均一にコー
ティングして乾燥した。これを１５００℃で加熱処理し
てセラミックフィルタを製造した。
ティングして乾燥した。これを１５００℃で加熱処理し
てセラミックフィルタを製造した。
ここで、セラミックフィルタの内面を構成する高純度ア
ルミナ粒子として、＄１表に示すように微細な球形粒子
、微細な破砕粒子及びこれらと比較してより粒径の大き
い球形粒子の３種を用い、３種のセラミックフィルタを
製造した。これら３種のセラミックフィルタの内面の表
面粗さＲ■ａ！は、同様にして製造されたフィルタを切
断して測定した。測定されたＲｔｓａｘの値を第１表に
示す。
ルミナ粒子として、＄１表に示すように微細な球形粒子
、微細な破砕粒子及びこれらと比較してより粒径の大き
い球形粒子の３種を用い、３種のセラミックフィルタを
製造した。これら３種のセラミックフィルタの内面の表
面粗さＲ■ａ！は、同様にして製造されたフィルタを切
断して測定した。測定されたＲｔｓａｘの値を第１表に
示す。
次いで、第１図に示する過装置を組立てた。容器ｌには
枯草菌５ｇ／文の濃度の懸濁液を収容した。そして、ポ
ンプ２の出力を変えて液流速を１．５ 、２．０及び２
．５ ｍ／ｓｅｃとして、それぞれ懸濁液の連続ろ過を
２４時間行ない、枯草菌の生存率を調べた。なお、枯草
菌の生存率は、ろ過前後の菌体活性を比較することによ
り決定した。この結果を第１表に示す。
枯草菌５ｇ／文の濃度の懸濁液を収容した。そして、ポ
ンプ２の出力を変えて液流速を１．５ 、２．０及び２
．５ ｍ／ｓｅｃとして、それぞれ懸濁液の連続ろ過を
２４時間行ない、枯草菌の生存率を調べた。なお、枯草
菌の生存率は、ろ過前後の菌体活性を比較することによ
り決定した。この結果を第１表に示す。
第１表
第１表から明らかなように、フィルタ内面を球形粒子で
構成し、かつＲｍａｘ ＩＯｐｍ以下のセラミックフィ
ルタを用い、液流速を２．０ｍ ／ ｓｅｅ以下とした
場合（Ｎｏ、 １及び２）には、枯草菌の生存率が高
いことがわかる。
構成し、かつＲｍａｘ ＩＯｐｍ以下のセラミックフィ
ルタを用い、液流速を２．０ｍ ／ ｓｅｅ以下とした
場合（Ｎｏ、 １及び２）には、枯草菌の生存率が高
いことがわかる。
なお、上記実施例では枯草菌の懸濁液を用いたが、枯草
菌の遺伝子組み換え菌を用いた場合でもＬ記と同様な結
果が得られた。
菌の遺伝子組み換え菌を用いた場合でもＬ記と同様な結
果が得られた。
以上詳述したように本発明方法によれば、枯草菌又はそ
の遺伝子組み換え菌を破壊することなく、連続的にクロ
スフローろ過を行なうことができ、有用な代謝産物の生
産効率を向上できる等顕著な効果を奏するものである。
の遺伝子組み換え菌を破壊することなく、連続的にクロ
スフローろ過を行なうことができ、有用な代謝産物の生
産効率を向上できる等顕著な効果を奏するものである。
第１図は本発明の実施例において用いられたろ過装置の
概略構成図である。 １・・・容器、２・・・ポンプ、３・・・フィルタ容器
、４・・・セラミックフィルタ、５・・・配管。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第１図
概略構成図である。 １・・・容器、２・・・ポンプ、３・・・フィルタ容器
、４・・・セラミックフィルタ、５・・・配管。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第１図
Claims (1)
- 枯草菌又は枯草菌の遺伝子組み換え菌を含む液を、管状
のセラミックフィルタ内を通過させてろ過するにあたり
、上記セラミックフィルタとしてフィルタ内面が球形粒
子で構成され、かつ表面粗さＲｍａｘが１０μｍ以下の
ものを用い、液流速を２ｍ／ｓｅｃ以下とすることを特
徴とする枯草菌のろ過方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62073320A JPS63237780A (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 枯草菌のろ過方法 |
| US07/093,649 US4751007A (en) | 1987-03-27 | 1987-09-08 | Method for filtering Bacillus subtilis |
| AU82102/87A AU598071B2 (en) | 1987-03-27 | 1987-12-04 | Method for filtering bacillus subtilis |
| DE3809945A DE3809945A1 (de) | 1987-03-27 | 1988-03-24 | Verfahren zum filtern von bazillus subtilis |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62073320A JPS63237780A (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 枯草菌のろ過方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63237780A true JPS63237780A (ja) | 1988-10-04 |
Family
ID=13514760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62073320A Pending JPS63237780A (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 枯草菌のろ過方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4751007A (ja) |
| JP (1) | JPS63237780A (ja) |
| AU (1) | AU598071B2 (ja) |
| DE (1) | DE3809945A1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015206081A (ja) * | 2014-04-21 | 2015-11-19 | 昭和電工株式会社 | 金属ナノワイヤ分散液の濃縮方法および金属ナノワイヤインクの製造方法 |
| CN109012207A (zh) * | 2018-08-21 | 2018-12-18 | 上海宸安生物科技有限公司 | 一种循环肿瘤细胞富集的错流过滤系统 |
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|---|---|---|---|---|
| JPS63237780A (ja) * | 1987-03-27 | 1988-10-04 | Takeshi Kobayashi | 枯草菌のろ過方法 |
| DE4041433A1 (de) * | 1990-12-21 | 1992-06-25 | Siemens Ag | Einrichtung zur aufbereitung von mehrphasengemischen fuer die analyse |
| DE4237714C2 (de) * | 1992-11-09 | 1996-02-29 | Isp Investments Inc | Crossflow-Anschwemmfiltrationsverfahren |
| CA2110569A1 (en) * | 1993-07-13 | 1995-01-14 | David B. Pall | Device and method for separating plasma from a biological fluid |
| US5695653A (en) * | 1994-12-23 | 1997-12-09 | Pall Corporation | Device and method for separating components from a biological fluid |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4105804A (en) * | 1973-01-31 | 1978-08-08 | Gyozo Terui | Method for separation of bacteria cells from culture broth |
| US4088576A (en) * | 1976-12-13 | 1978-05-09 | Mott Lambert H | Method of manufacture of tubular inertial filter |
| US4278544A (en) * | 1980-03-26 | 1981-07-14 | Aikoh, Co., Ltd. | Filter medium for fluid |
| US4420398A (en) * | 1981-08-13 | 1983-12-13 | American National Red Cross | Filteration method for cell produced antiviral substances |
| US4692411A (en) * | 1983-09-06 | 1987-09-08 | Ghose Rabindra N | Separation of specific biological cells by a biochemical filter |
| JPS63237780A (ja) * | 1987-03-27 | 1988-10-04 | Takeshi Kobayashi | 枯草菌のろ過方法 |
-
1987
- 1987-03-27 JP JP62073320A patent/JPS63237780A/ja active Pending
- 1987-09-08 US US07/093,649 patent/US4751007A/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-12-04 AU AU82102/87A patent/AU598071B2/en not_active Ceased
-
1988
- 1988-03-24 DE DE3809945A patent/DE3809945A1/de not_active Ceased
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| CN109012207A (zh) * | 2018-08-21 | 2018-12-18 | 上海宸安生物科技有限公司 | 一种循环肿瘤细胞富集的错流过滤系统 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| AU598071B2 (en) | 1990-06-14 |
| AU8210287A (en) | 1988-09-29 |
| US4751007A (en) | 1988-06-14 |
| DE3809945A1 (de) | 1988-10-06 |
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