JPS63237656A - 通話通信とデ−タ通信の自動切換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は通常電話機が通話通信とデータ通信の端末装置
とに兼用される電話網利用通信方式、特に自動遠隔検針
システムにおいて、通話通信とデータ通信とを自動的に
切換える装置に関する。

従来の技術 電話網を利用したデータ通信システムは年々急激に増加
してＪ５す、全シスｊム数の（よば１／３に達しくいる
。電話網は元来通話用に作られた網であって、データ通
信それ自体に最適なものではないが、４．０００乃台の
大台に乗るという規模の大きさ、ブツシュホンによるデ
ータ入力の利用、コード化信号と音声信号の混合使用、
従量料金Ｌｌｌの採用などの利Ｉ―があるため、諸方面
においてこれを利用したデータ通信り式の研究・開発な
らびに実用化が進められ（いる。。

このよ−＞な電話網利用のデータ通信システムの具体的
！：（応１１１どしＣは、自動遠隔検針システムある。

郵政省総合テレメータシステム開発会ＶＡ編、「総合テ
レメータシステム開発調査報告Ｊ１」、（昭和５４年３
月）によれば、この自動検針システムは、中央の検針ス
テーションすなわち検針センタに１ｌｔ３いて、多数の
電話加入名宝である端末の各種メータの８１量データを
、電話網を利用づるデータ通信により所定の周期で自動
的に収集し処理するもので、要するに、検針センタから
電話網を経て端末のメータないしメータセンサまでを含
んで成り、いわばデータ通信システムと計かシステムと
のトータルシステムである。そして、その検針対象の代
表的な例である電気、ガス、水力などについては、近年
、特定の事＊？ｆにより、あるいは、特定地域において
電話網利用の自動遠隔検針システムが既に本格的実用段
階に入つ−Ｃおり、今後このような実用化への指向は益
々強まって、広く普及するものと思われる。

一般に従来の自動遠隔検針システムは、検２ルンタにあ
って各端末のメータからの計υデータの収集及び料金計
算等の処理を行なう集中管理用二１ンビコ一一タ、セン
タ側の網制御装置、加入電話網、端末側の網制御ｉ！置
、計量データを電気的に符号化して電話網へ送出する符
号送信器、４愼データを読取り電気的出力信号を発生す
るメータセンサ、及び、メータなどによって構成されて
いる。そして、検針センタ一端末間の接続パターンとし
ては、この種の自動遠隔検針システムでは、いわゆるポ
ーリング方式、すなわち、検針センタから発信し、端末
装置かＩう各種計量データの収集及び／または端末機の
制御を行なうのが酋通である。このシステム全体の構成
を概念的に示すと第４図のようになる。図に、”３いＣ
１検釘センタ系は、電気、ガス、水道等の事業各側の検
針センタ装置であるコンピュータ（Ｃｌ）　ｌ、、、Ｊ
　）及び周辺装置などによって構成される。また、電話
網系は、通常の自動発信用網制御機能に加えてノーリン
ギング方式のための機能をもイｉするトンタ用網制御装
買（Ｃ−ＮＣＬＩ）、ノーリンギング機能のためたのノ
ーリンギングトラ〕ツク（ＮｌマＴ）がＯｊ’　ｊｌｌ
された交換装ｄ、ならびに、電話発呼１先の機能及び、
／　：３．たは電話着信とテレメータ着信の識別機能を
有するノーリンギング用網制御装四（ＮＲ−ＮＣｔＪ）
によって構成される。他方、端末系は、電気、ガス、水
道等の消費量を積算指示するメータ、各メータが指示し
たＳ１耐値を読取って電気的データ信号を発生】るメー
タセンサ、及び、メータセンサからの計かデータを伝送
のための符号に変換して送出する機能を右し、データ端
末機（ＤＴＥ）と変復１１器（ＭＯＤＥＭ＞を含む符号
送信器（Ｓｏｕ）によって構成されている。第５図はこ
の従来技術における端末系の構成を示すものである。こ
の従来技術によれば、検針に際して電話機のベルを鳴ら
さなくてよいため、検針センタは電話加入前の手を煩わ
すことなしに、いわば全自動的に定＋１１Ｊ的な検針を
行なって、コンピュータによる料金請求などの必要な事
務処理をすることができるので、自動検針システムの主
目的である検針業務の省力化と能率向上には沿うものと
いえる。しかしながら、その半面、事業者が０担すべき
センタ側の網制御装置＜　Ｎ　ＣｔＪ　）にはノーリン
ギング機能を持たせるための付加的な手段を必要とし、
また、電力、ガス、水道等の事業者もしくは電話加入者
の負担となる加入者宅内装置としても、前述のｖ１能を
有するノーリンギング用網制御装置（ＮＲ−ＮＧ（Ｊ）
という、特別の設備を設けなければならない。のみなら
ず、電話網の中枢をなす交換系においても、本来の電話
交換の機能に加え、自動検針システムだけのためのノー
リンギングトランク（ＮＲ丁）を設置する必要がある。

加入電話通信がその普及・発達の歴史ならびに現状から
みて、公共性の強い事業であるにせよ、経営の活性化を
口折して一営利会社として新たな出発をしたＮ１丁にと
って、その所有に係る加入電話網の交換系へのノーリン
ギングトランクの特設は、採算を度外視して受容できる
問題ではあり得ないであろう。それ故、この交換系への
付加的設備も、必然的に自動検針を必要とする事業者あ
るいは電話加入者の負担にならざるを得ない。このよう
に、依然としてシステム自体の経済性に改善の余地があ
ることこそは、ｙ〜リンギング方式による全自動的な検
針システムの本格的実用化をはばんでいる最大の原因で
あるように思われる。

そこで、技術的開発プロセスの方向にはむしろ逆行する
ことになるが、ノーリンギング方式を採らない、すなわ
ち、リンギング方式による自動遠隔検針システムの従来
技術について考えてみることにする。この場合には、当
然のことながら、ノーリンギング方式であるために必要
とされＩζ前述の付加的賛同ない１ノ機能は特に設けな
くてよいから、その分だけ１・−タルシステムとしての
構成が簡易化され、経済的となることは事実である。す
なわち、第６図のフローチャートを用いてこのリンギン
グ方式の動作を説明すると、検針センタから一加入者へ
の発呼により、図示しないセンタ側の網制御装置（Ｃ−
ＮＣＵ）、Ｎ１’Ｔの電話交換系及び電話通信線を経て
、加入者側の網制御装置（Ｓ−ＮＣＵ）に呼出し信号が
入力して、その加入者の電話機のベルを鳴動させる。受
話器を取り上げた加入者が検針センタからの検針のため
のデータ通信であることを確認して、押ボタンを押すこ
とによって接続完了（ＤＳＣ＞となり、そのＯＮ信号は
変復調装β（ＭＯＤＥＭ＞に入力されて、データ端末装
置（ＤＴＥ）に端末装置レディ（ＥＲ）をＯＮにする一
方、ＭＯＤＥＭの回線接続指令（ＣＭＬ）をＯＮにして
ｗｌ制御装置（Ｓ−ＮＣＵ＞により通信線をＭＯＤＥＭ
に接続するとともに、ＭＯＤＥＭにおいては、さらにデ
ータセット（ＤＲ）をＯＮにし、データ端末装置（ＤＴ
Ｅ）からの送信要求（Ｒ８）のＯＮ信号を得てから、送
信可能（Ｃ８）のＯＮによりデータ通信を開始して、そ
の加入者のデータ端末装置（ＤＴＥ）のメータセンサか
らの計量データを電話網を介して検針センタに送信（Ｓ
Ｏ）する。なお、この送信は、端末側が先にキャリアを
送出し、それを確認したセンタからの信号（ＲＤ）を得
た上で行なわれる。データ通信が終了すると、端末装置
レディ（Ｅ　Ｒ’）がＯＦＦになることにより、ＭＯＤ
ＥＭはデータセット（ＤＲ）をＯＦＦにし、かつ、回線
接続指令（ＣＭＬ）もＯＦＦにして網制御装置（Ｓ−Ｎ
ＣｔＪ）によって通信線を再び通話側に接続し、初期状
態に復帰する。

以上から判るように、リンギング方式にｒａ−＝ｌる従
来技術では、加入者に電話をし、通信の了解をとりボタ
ン操作を依頼する為に１回の通信に時間がかかり、しか
も加入者が留守の場合には通信が出来ないという不便さ
があり、かつ、加入者側での操作が必要なため、加入者
に負担をかけると共にセンターの自動化が出来ない等の
問題点があった。

発明が解決しようとする問題１、 かくして本発明は、従来技術における以上の問題点にか
んがみ、トータルシステムの構成の複臂［化を可及的に
回避し、簡易にして経済的な手段を加入者側に設置する
ことのみによりこれらの問題点を解決できるリンギング
方式の自動遠隔検針システムを具現することに指向する
もので、特にこの種システムの具体化のために必要とさ
れ、斬新にして有用性が高い、通話通信モードとデータ
通信モード間を自動的かつ高能率で切換えることのでき
る、新規かつ進歩性を有する自動遠隔検針システム用の
自動切換装置を提供することを、その主たる目的とする
。

刀Σ１１９−ｆｉ。、リア、貰」！−Ａ−作、ノ旦−し
一二０、友勇阪」列そこで、図面第１〜３図を参照する
本発明の詳細な説明を通して、本発明が眞述の問題点解
決のために採択した技術手段、すなわち、その貝体的ソ
ｊ４成と作用を明らかにする。

先ず本発明による通話通信とデータ通信の自動切換装置
が適用される自動遠隔検針システムについて説明する。

この９ステムの基本原庁を示１第２図において、図示し
ない検針センタが加入者に対重る周期的横組のため発呼
すると、その呼出し信号は電話網を形成するＮ　１”　
Ｔの通信回線を経て、その加入者の電話機のベルが鳴る
。加入者は受話器を取り上げたとき、検針センタからの
信号が通常の電話通信のための通話信号か、あるいは、
自動検針を目的と７６デ一タ通信のための通信信号であ
るかを加入者宅の付層装置により判別して、通話信号で
あれば網制御装置によって電話機を電話回線に接続し、
通信信号であれば同じくデータ通信回路に接続プる。か
くして、加入者が受話器を取った七きに、通話信号であ
ったらそのま；（会話をすることができ１．逆に通信信
号であれば、データ通信回路に接続すると共に、、ＬＳ
Ｉシンセ勺イザによる音声で例えば「今からデータ通信
、で使用致しますＪといったメツセージを受話６［流４
ことによって、加入者にその旨知らせる。こしｔ（より
、加入者に迷惑をかけることなしに、加入者も従前どお
り普通の電話機として使用できる特徴を有するものであ
る。

次に第１図は、上述の自動遠隔検針システムのために、
加入者宅内装置として付加されるべき本発明の自動切換
装置の一実施例を示す。図に、　ａいて、１はＮＴＴの
電話回線、２は加入者電話１大（置）、３は加入者側の
網制御装置（Ｎ　Ｃ！、、、Ｊ　）８は変復調装置（Ｍ
ＯＤＥＭ＞、１０ｉＪｌデータ端末装！！（ＤＴＥ）で
ある。図示を省略したが、データ端末装置（Ｄ　”’ｒ
　Ｅ　）には、加入者宅の電気、ガス、水道等の各メー
タとそのメータセンサを含どともに、符号送信器（Ｓ　
Ｏ（Ｊ　）を構成する。以上の構成に関する限り、先に
第４〜６図を参照して説明した従来技術のそれに比して
特段の木質的相３１はない。しかし第１図にみるとＪ３
す、この実施例においては、そのほか加入者宅内装置中
に、４の受話器取上げ検出回路（Ｒ−８Ｗ）、５の通話
切換リレー（ＲＬＩ）、６のデータ通信切換リレー（Ｒ
Ｌ２）、７の呼出し回数カウント回路（Ｃ−ＣＯＮＴ）
及び９のキャリア判別回路（ＣＭＰ）が含まれており、
これらの構成要素がそれぞれ、以下のようにその目的に
適う働らきをすることに特徴がある。

すなわち、横組センタが自動検針のためにその加入者の
電話機２に対する発呼をすると、センタ側網制御装囮、
交換系及び電話回線１を粁で加入者宅に呼出し信号（Ｃ
Ｉ）が送られる。この呼出し信号（ＣＩ）は第１Ａ図に
略示するような０Ｎ−ＯＦＦのパルス波形を有し、それ
自体周知のとおり、ＯＮのときｆｆｆ話機のベルを鳴動
させる。そこで、呼出し信号の一連のパルス列の持続期
間の終了後、もしくは、それから所定時間内（二加入者
が受話器を取上げるき、上記の受話蓋取、＋　１１’検
出回路４がその状態を検知して、その一対の出力にそれ
ぞれＯＮ信号及びＯＦＦ信号を発する。この受話器取上
げ検出回路４がらのＯＦＦ信号は、通話切換えリレー５
に与えられてこれをＯＦＦにする故、電話機２の通話回
路は電話回線から遮断される。また、上２ＯＮ信号はデ
ータ通信切換リレー６をＯＮにすることによって、加入
石側網制御０Ｖｔ′？Ｉ３と変復調装置８間の第１の接
続を形成する。他方、上記呼出し信号（（、Ｉ）は加入
名側網υｆｉｌｌ装ご３にも入力されていて、それを経
て呼出し回数カウント回路７により第１Ａ図示の波形に
おけるＯＮの回数がカウントされ、所定のカウント値に
達すると、ＯＮ信号を出力してデータ通信切換リレー６
の第２の接続を形成する。かくして、網制御装置３ど変
復調装置８との接続が完結するので、この状態において
、変復調装２８は、呼出し信号に続いて検針センタから
送られてくる指令イに号を受信して、それを次段のキャ
リア判別回路９に入力する。キャリア判別回路９は、指
令信号に含まれるキャリアが例えば第１Ｂ図のごとく周
波数１１８０ｔ（ｚかつ持続期間ｎ秒を有し、検針セン
タからキャリアであることをｖ＆認した場合には、デー
タ端末装置１０を変復調装Ｍ８に接続して、自動検＆１
のためのデータ通信が実行されることになり、したがっ
て、メータセンサの計量データは符号送信器（Ｓｏｕ）
により伝送符号に変換された上で、電話網を経て検針セ
ンタへと送出される。

また、指令信号に含まれるキャリアが検針センタからの
キャリアでないと判別した場合には、キャリア判別回路
９は、直ちにＯＦＦ信号全データ通信切換リレー６に与
えてそれをＯＦＦ状態にしてデータ通信を不能化にする
一方、通話切換リレー図のフローチャートを用いて説明
すると、検針センタから一加入者への発呼により、図示
しないセンタ側の網制御装置（Ｃ−ＮＣＵ）　、ＮＴＴ
の電話交換系及び電話通信線を経て加入者側の網制御装
置（Ｓ　−ＮＣＬＪ　’）に呼出し信号を入力して、加
入者の電話機のベルを鳴動させる。この時、呼出し信号
（（１）のＯＮ信号をカウントしながら、受信器が取り
上げられたかを監視する。一定のカウント数になった時
、もしくは受話器が取り上げる。ＭＯＤＥＭ側ではＤＲ
倍信号ＯＮの状態にし、キャリア信号を受信する。キャ
リアを受信した時はＣＤ信号のＯＮ信号をＤＴＥに与え
る。ｏ　’ｒ　ｔ−側では、一定周波数で一定時間であ
ったら、Ｒ８信号のＯＮ信号をはＭＯＤＥＭに与えてデ
ータ通信を開始する。

上述において、キャリアを受信出来なかった前と一定周
波数、一定時間でなかった場合は、ＥＲ倍信号ＯＦＦ信
号をＭＯＤＥＭに与える。ＭＯ［）ＥＭ側において、Ｄ
Ｒ倍信号ＯＦＦ信号をＮ　ＣＵに与えることで初期状態
の通話モードに復ｇする。

前記のデータ通信終了後はＤ　Ｔ　Ｅ　ｃ′Ｅ　Ｒ’・
Ｒ３信号のＯＦＦ信号をＭＯＤＥＭに与える。

ＭＯＤＥＭ側において、ＤＲ倍信号ＯＦＦ信号をＮＥｔ
Ｊに与えることで初期状態の通話モードに復帰する。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明によれば前述の
問題点は全て解決され、次の特有の効果がもたらされる
。

本発明の通話通信とデータ通信の自動切換装置は、それ
を自動遠隔検針システムにおける宅内装置に付加される
ことにより、リンギング方式であるにもかかわらず、相
手側つまり電話加入者によるボタン操作などの特別の操
作は一切不要であり、通常の通話通信モード及び自動検
針のための５’　−夕通信モードを、極めて簡易な手段
を付加するだけにより一自動的に切換えるので、そのた
めに時局と手数を余り必要とすることがなく、加入者自
身はデータ通信を特に意識しないでその電話機及合であ
っても、データ通信の実行が可能であり、リアを加入各
側の装置が確認してからデータ通信が開始するので、リ
ンギング方式として、前述の従来技術よりも格段に構成
が簡易となって経済的であり、しかも上記モード切換を
も含め、動作、が確実かつ能率的である。のみならず、
宅内装置に付加すべき本発明の自動切換装置は以上のご
とく至って簡易なものである故、これを用いて形成され
た自動遠隔横組のためのトータルシステムは、ノンリン
ギング方式による従来技術のように、検針センタ側、交
換系及び加入者側のそれぞれに（＝ｊ術に比べてもはる
かに有用性において優れており、自ｉ１Ｊ遠隔検針の曹
及に多大の貢献をする可能性を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に従う自動遠隔検針システムにおける
通話通信とデータ通信の自動切換装置の一実施例を示す
ブロック図であり、第１Ａ図及び第１Ｂ図は、第１図示
の実施例の動作説明用波形図である。第２図は本発明の
自動切換装置が適用される自ｆｊＪ遠隔検針システムの
基本原理を示すブロック図、また第３図１．ｔその動作
プロセスを説明ブるためのフローチャートである。第４
図及び第５図は自動遠隔検針システムの一従来技術の概
略的構成を示すブロック図であり、第６図は同じく別の
従来技術の動作プロセスを説明（るためのフローチャー
トを示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 検針センタから電話網を介して加入者宅の各種メータの
   計量データを得る自動遠隔検針システムのための付加的
   装置であって： 検針センタからの発呼に応答して加入者電話機の受話器
   が取上げられることにより、ＯＮ信号とＯＦＦ信号を出
   力する受話器取上げ検出回路と、前記受話器取上げ検出
   回路からの前記ＯＦＦ信号により前記電話機の通話回路
   を電話回線から切離す通話切換手段と、 前記受話器取上げ検出回路からの前記ＯＮ信号、及び、
   後記する呼出し回数カウント回路からのＯＮ信号が入力
   されることによって、前記電話回線に接続されている加
   入者側網制御装置と変復調装置との間に、それぞれ第１
   及び第２の接続を形成するデータ通信切換手段と、 前記電話回線から前記加入者側網制御装置に入力される
   呼出し信号を形成する一連のパルス列をカウントして、
   所定値に達したらＯＮ信号とＯＦＦ信号を出力し、該Ｏ
   Ｎ信号により前記のごとくデータ通信切換手段の前記第
   ２の接続を形成するとともに、該ＯＦＦ信号により前記
   通話切換手段をＯＦＦ状態に保持する呼出し回数カウン
   ト回路と、 前記変復調装置の出力と、前記各種メータに関連するメ
   ータセンサがその出力に接続されているデータ端末装置
   の入力との間に設けられ、前記呼出し信号に含まれてい
   るキャリアを判別し、前記検針センタからのキャリアで
   あるか否かに応じてそれぞれ、該データ端末装置への接
   続を形成して自動検針のためのデータ通信を実行し得る
   状態にするか、あるいは、ＯＮ信号を前記通話切換手段
   に与え、かつ、ＯＦＦ信号を前記データ通信切換手段に
   与えることにより通常の通話通信の状態にするためのキ
   ャリア判別回路と、 を含むことを特徴とする通話通信とデータ通信の自動切
   換装置。