JPS6323746B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6323746B2
JPS6323746B2 JP54133617A JP13361779A JPS6323746B2 JP S6323746 B2 JPS6323746 B2 JP S6323746B2 JP 54133617 A JP54133617 A JP 54133617A JP 13361779 A JP13361779 A JP 13361779A JP S6323746 B2 JPS6323746 B2 JP S6323746B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
amount
laser beam
removal
motor rotor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54133617A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5658759A (en
Inventor
Ken Ishikawa
Susumu Yahagi
Shiro Yoshida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP13361779A priority Critical patent/JPS5658759A/ja
Publication of JPS5658759A publication Critical patent/JPS5658759A/ja
Publication of JPS6323746B2 publication Critical patent/JPS6323746B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/16Centering rotors within the stator; Balancing rotors
    • H02K15/165Balancing the rotor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はモータ回転子のダイナミツクバランシ
ング加工方法に係り、特に回転中に除去加工をパ
ルスレーザビームで行なうに際し、1パルスによ
る除去加工量を均一化する加工方法に関する。
従来モータの回転子のダイナミツクバランシン
グ方法には、回転子を回転させ、その際に発生す
る回転中のダイナミツクバランシングによる振動
を検出し、その位相と振幅から不平衡の位置、不
平衡量を検出し、それを記録しておき、回転子を
停止してから、機械的に切削除去し、又は質量を
追加増量し、ダイナミツクバランシングをとるこ
とを行つてきた。しかし、これらの方法では、不
平衡測定は回転で、バランシング加工は静止中に
行なうなどの方法のため、精度向上には限界があ
り、工程に多くの時間と労力を必要としていた。
そこで、回転中にレーザビームでバランスをとる
除去加工を行うことが考えられ、多くの試みがさ
れているが、レーザビームによる除去加工量の不
足や、加工量の制御の点などから実用化がおくれ
ている。
すなわち、従来のレーザビームによるバランシ
ング加工では、モータの回転子に回転軸方向から
周期的に回転する集光光学系を用いて、連続発振
レーザビームを照射することが行なわれている
が、この場合は回転中の遠心力がレーザビーム照
射位置に有効に働らかず、能率的な除去ができな
いこと、又回転子の鉄心板(鋼板)を重ね合わせ
た方向にビームを照射するので、深い除去穴を生
ずると鉄心板がお互に溶着し、重ね合わせ溶接状
態となり、うず電流が発生し鉄損を生ずることな
どのため実用化の点で問題がある。一方回転子の
外周にビームを照射することも行なわれている
が、実験の結果、連続発振レーザを周期的に回転
して回転子とビームを相対的に停止させてビーム
を照射すると、除去物が集光光学系の方に飛散
し、ビーム光路を飛散物で遮断し、光学部品を破
損する。そこで、レーザビームの方を固定し、パ
ルスレーザでビーム出力を上げて短時間で除去加
工を行うことを試みたが、加工除去量がパルス毎
に異なり、除去加工量の制御を均一化することが
できず、除去量の制御をパルス数で制御する場合
に大きくばらついていて実用化上支障となつてい
た。
本発明は上記レーザビームによるモータ回転子
のダイナミツクバランシング加工における問題点
を解決するためになされたもので、回転子を構成
する積層になる各鉄心板相互のパルスレーザビー
ムの照射位置定めて行うことにより、レーザビー
ムのパルス毎の加工量の均一化を達成したもので
ある。
以下実施例を示す図面に基いて本発明を説明す
る。
第1図および第2図において、1はパルスレー
ザ発振器、2は反射ミラーで、この反射ミラー2
は発振器1から水平に出力されたパルスレーザビ
ーム3を垂直の光路に変換するように鏡筒4内に
設置されている。また、5は上記垂直の光路にな
るパルスレーザビーム3を集光する集光レンズで
反射ミラー2と同じく鏡筒4内に設置されてい
る。鏡筒4外において、集光レンズ5の前方に保
護ガラスが配設されている。上記の鏡筒4は、紙
面垂直方向に駆動源6で往復移動する移動テーブ
ル7に固着されているアーム8に支持され、移動
テーブル7と一体に移動するようになつている。
パルスレーザビーム3の照射を受ける回転子9
は、型抜き成形された多数の薄板鋼板10…を積
層し、回転子コイル11で巻装された構成のもの
であり、この回転子9の回転軸12は薄板鋼板1
0…の外周側面がビーム集光点となる位置で、軸
受け(図示せず)で支持され、駆動モータ13に
よつて所定速度で回転駆動されるようになつてい
る。また、回転子9の近傍には回転中の回転子9
の振動の位置(不平衡位置)および振動量(不平
衡量)を検出するセンサ14が配置され、このセ
ンサ14はレーザ照射タイミングを制御する制御
部15に接続されている。制御部15よりの出力
の一方はパルスレーザ発振器1の発振を行うレー
ザ発振制御電源16に送られ、上記出力の他方は
移動テーブル7の移動量の制御信号を発する信号
発生器17に送られ、駆動源6はこの信号発生器
17の信号で駆動制御されるようになつている。
上記制御部15はセンサ14の検出信号を受けて
回転子9の除去位置とダイナミツクアンバランス
に比例する量をそれぞれ信号として出力する。
次に上記構成による回転子9のダイナミツクバ
ランシングを説明すると、回転子9はバランス状
態確認のために、駆動モータ12で所定の回転数
に回転される。この回転中における回転子9の不
平衡振動はセンサ14で検出され、その検出信号
は制御部15に入力される。制御部15では前記
したように上記検出信号に基き、ダイナミツクア
ンバランスの発生している回転位相角上の位置に
相当する薄板鋼板10…の外周側面上にパルスレ
ーザビーム3を照射するようにレーザ発振制御電
源16をして、パルスレーザ発振器1を制御する
とともに信号発生器17により移動テーブル7は
所定の位置まで移動する。すなわち、この場合、
信号発生器17によつてステツプ送りされる移動
テーブル7の送り量は薄板鋼板の積層表裏面に被
覆された絶縁層を付加した薄板鋼板10…の1枚
当りの厚みに等しい量に設定されているとともに
その送りは次ぎのパルスレーザビーム3が発振さ
れる直前に完了するように設定されている。した
がつて、薄板鋼板10…の厚みが絶縁層を含め
0.5mmの場合、回転子9が1500rpmで回転すると
回転中に一度照射し、次ぎの照射は40ms後に再
び同じ回転角位置がくるから、その間に0.5mmの
ステツプ送りが完了するように駆動源6が作動す
る。このような作動により、第2図に示すよう
に、薄板鋼板10…の外周側面に次ぎ次ぎに照射
され同じ回転角位置に除去部18…が形成され、
バランシング加工が行われる。上記の加工におけ
るパルス毎の除去加工量を測定すると、パルス毎
の除去量は均一化されることが実験的に判明し
た。この結果、除去加工量の制御を照射パルス数
などでも精度よく行うことができるようになつ
た。すなわち、ダイナミツクアンバランス量の大
きい条件では、不平衡の状態を検出するセンサ1
4で除去角度位置と除去すべき不平衡量が明瞭に
測定値としてとれるので、この条件下で除去量に
比例したパルス数の設定を行つて、バランシング
の除去加工を行うこともできるなどの利点が生じ
る。この除去量の均一化の原因はパルスレーザ光
の照射位置が回転子9を構成する薄板鋼板10…
の同じ厚み方向の部分に次ぎ次ぎと照射されるの
で、パルス一発毎の除去量が均一化できると考え
られる。この点、従来は薄板鋼板の境界部や鋼板
中心部などによつて加工除去量が異なることを配
慮していなかつたため、除去加工量が同一パルス
エネルギで照射しても同一除去量の精度が得られ
なかつた。また、上記第2図の説明のように、薄
板鋼板10…の厚み中心に照射するようにする
と、鋼板に被覆されている絶縁層の損傷が少な
く、回転子9の回転中に生ずる鉄損の増大を防止
することができる。更に、照射スポツトが薄板鋼
板10…の厚さより大きなスポツトの場合には鋼
板相互の境界部にも照射するようにする。
以上のように、この発明は回転子のダイナミツ
クバランシング工程において、パルスレーザ光の
照射の位置をダイナミツクバランシングの円周方
向の照射位置以外に回転軸方向の照射位置をも回
転子を構成する各鋼板の厚み単位で位置制御する
ことにより、1パルス当りの照射毎の除去加工量
の均等化を行うとともに、回転子としてモータを
形成した場合に、レーザ光照射による溶着をでき
るだけ少なくするように照射位置を選定し、鉄損
などの効率低下を小さくしたものであり、実用上
の効果は大である。
なお、上記実施例では円周方向に一列に照射す
るように示したが、2列以上照射しても、同様に
薄板鋼板の厚み方向の照射位置を制御すること
で、効果をあげることができる。
また、またレーザスポツトの照射位置を薄板鋼
板の厚みの整数倍のピツチで照射する場合に照射
の開始点は薄板鋼板の取付治具より基準位置をと
つても良いが、鋼板の円周部などにエツヂ検出用
のガスレーザ光、例えばHe−Neガスレーザを集
光して照射し、エツヂ部からの反射光を光電変換
して加工用レーザ光の照射に先立つて位置決めを
行つてもよい。あるいは光電的に検出せずに磁気
的なセンサを設けて行つても良く、これらによ
り、薄板鋼板の重ね合せ境界部を検出して加工用
レーザ光を規則的なステツプ送り量で送つたのち
照射することで上記実施例と同様な効果を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す概略構成
図、第2図はダイナミツクバランシング加工され
た回転子の平面図である。 1……レーザ発振器、2……反射ミラー、3…
…集光レンズ、6……駆動源、9……回転子、1
0……薄板鋼板、13……駆動モータ、14……
センサ、15……制御部、16……レーザ発振制
御電源、17……信号発生器、18… ……除去
部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 モータ回転子を形成する積層鋼板に対し上記
    モータ回転子を所定位置で回転させながらパルス
    レーザビームを照射して除去加工するモータ回転
    子のダイナミツクバランシング加工方法におい
    て、上記パルスレーザビームを上記モータ回転子
    の軸方向に沿つて相対的に移動するとともに上記
    積層板の厚みの整数倍で照射部を上記モータ回転
    子の外側部を形成するように照射したことを特徴
    とするモータ回転子のダイナミツクバランシング
    加工方法。
JP13361779A 1979-10-18 1979-10-18 Dynamic balancing processing method of motor rotor Granted JPS5658759A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13361779A JPS5658759A (en) 1979-10-18 1979-10-18 Dynamic balancing processing method of motor rotor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13361779A JPS5658759A (en) 1979-10-18 1979-10-18 Dynamic balancing processing method of motor rotor

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Publication Number Publication Date
JPS5658759A JPS5658759A (en) 1981-05-21
JPS6323746B2 true JPS6323746B2 (ja) 1988-05-18

Family

ID=15108998

Family Applications (1)

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JP13361779A Granted JPS5658759A (en) 1979-10-18 1979-10-18 Dynamic balancing processing method of motor rotor

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2623873B2 (ja) * 1988-11-30 1997-06-25 富士電機株式会社 ポリゴンスキヤナモータ及びその製造方法
US7908739B2 (en) 2006-05-24 2011-03-22 Nidec Corporation Motor assembly and method of manufacturing thereof

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS566654A (en) * 1979-06-26 1981-01-23 Matsushita Electric Works Ltd Rotor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS566654A (en) * 1979-06-26 1981-01-23 Matsushita Electric Works Ltd Rotor

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JPS5658759A (en) 1981-05-21

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