JP3180412B2 - 回転体のレーザ加工装置及びレーザ加工方法 - Google Patents
回転体のレーザ加工装置及びレーザ加工方法Info
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- JP3180412B2 JP3180412B2 JP05028892A JP5028892A JP3180412B2 JP 3180412 B2 JP3180412 B2 JP 3180412B2 JP 05028892 A JP05028892 A JP 05028892A JP 5028892 A JP5028892 A JP 5028892A JP 3180412 B2 JP3180412 B2 JP 3180412B2
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- Japan
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- rotating body
- laser beam
- laser processing
- rotating
- laser
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K26/00—Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
- B23K26/02—Positioning or observing the workpiece, e.g. with respect to the point of impact; Aligning, aiming or focusing the laser beam
- B23K26/06—Shaping the laser beam, e.g. by masks or multi-focusing
- B23K26/064—Shaping the laser beam, e.g. by masks or multi-focusing by means of optical elements, e.g. lenses, mirrors or prisms
- B23K26/0643—Shaping the laser beam, e.g. by masks or multi-focusing by means of optical elements, e.g. lenses, mirrors or prisms comprising mirrors
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Laser Beam Processing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器,機械部品等
のレーザ加工に関するものである。
のレーザ加工に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の回転体のレーザ加工の例として
は、モーターのダイナミックバランシングのように、回
転しているモーターに対して、レーザの照準の位置を固
定してレーザを照射する構成であった。
は、モーターのダイナミックバランシングのように、回
転しているモーターに対して、レーザの照準の位置を固
定してレーザを照射する構成であった。
【0003】図2に従来の構成を示す。12はレーザ発
振源であり、13はレーザ光線であり、14は回転体で
あり、15はコリメータであり、16は回転体の駆動用
モーターであり、17は集光レンズであり、18は同期
回路である。
振源であり、13はレーザ光線であり、14は回転体で
あり、15はコリメータであり、16は回転体の駆動用
モーターであり、17は集光レンズであり、18は同期
回路である。
【0004】レーザ光線の照準は固定されており、回転
体の回転に同期させてレーザを発光させるためのトリガ
ー信号が同期回路からレーザ発振源に送られて、回転体
に対してレーザ光線が照射されて、加工が行われる。
体の回転に同期させてレーザを発光させるためのトリガ
ー信号が同期回路からレーザ発振源に送られて、回転体
に対してレーザ光線が照射されて、加工が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成のように回
転体に対してレーザ光線の照準が固定されている場合
は、レーザ光が照射されている間にも、回転体とレーザ
光線が相対敵に移動するため、被加工部は点状ではなく
線状になり、所定の位置に対するレーザ光線の照射精度
は低下する。
転体に対してレーザ光線の照準が固定されている場合
は、レーザ光が照射されている間にも、回転体とレーザ
光線が相対敵に移動するため、被加工部は点状ではなく
線状になり、所定の位置に対するレーザ光線の照射精度
は低下する。
【0006】照射精度を高めるために、パルス状に発光
するレーザ光線を用いて、照射時間を短くする手段が講
じられており、例えば相対速度が5m/secで照射時
間が1msとすると、照射点は5mmの長さにとどまる
ことになる。
するレーザ光線を用いて、照射時間を短くする手段が講
じられており、例えば相対速度が5m/secで照射時
間が1msとすると、照射点は5mmの長さにとどまる
ことになる。
【0007】しかしながら、さらに高い照射精度が求め
られる場合やまたは相対速度がさらに速まる場合は固定
の照準を用いた加工装置では、対応できなくなる。
られる場合やまたは相対速度がさらに速まる場合は固定
の照準を用いた加工装置では、対応できなくなる。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明においては、被加工物である回転体の回転運動
と同期させてレーザ光線の照準を回転移動させて、回転
体の所定の位置に正確にレーザ光線を照射できる手段を
備える。
に本発明においては、被加工物である回転体の回転運動
と同期させてレーザ光線の照準を回転移動させて、回転
体の所定の位置に正確にレーザ光線を照射できる手段を
備える。
【0009】
【作用】本発明の構成により、回転体の被加工点とレー
ザ光線の照準の相対速度を、照射精度に対して問題にな
らないレベルまで小さくできるため、高速で回転する被
加工物に対しても、狙った位置に正確にレーザ光線を照
射することができる。
ザ光線の照準の相対速度を、照射精度に対して問題にな
らないレベルまで小さくできるため、高速で回転する被
加工物に対しても、狙った位置に正確にレーザ光線を照
射することができる。
【0010】
【実施例】図1に本発明の実施例におけるビデオシリン
ダーのレーザ加工装置を示す。
ダーのレーザ加工装置を示す。
【0011】レーザ光線1の光軸は収束レンズ2を通過
した後、回転ミラー3で回転方向に走査され、内周に反
射面を持つ円錐状ミラー4と外周に反射面を持つ円錐状
ミラー5で反射され、回転するビデオシリンダー6に照
準が合わされる。
した後、回転ミラー3で回転方向に走査され、内周に反
射面を持つ円錐状ミラー4と外周に反射面を持つ円錐状
ミラー5で反射され、回転するビデオシリンダー6に照
準が合わされる。
【0012】回転ミラー3とビデオシリンダー6の回転
は同期回路7により同期がとられているため、被加工点
とレーザ光線の照準は常に一致した状態で回転運動す
る。それにより、レーザ照射時間には関わりなく被加工
部は点状になり、照射精度の高い加工が実現できる。
は同期回路7により同期がとられているため、被加工点
とレーザ光線の照準は常に一致した状態で回転運動す
る。それにより、レーザ照射時間には関わりなく被加工
部は点状になり、照射精度の高い加工が実現できる。
【0013】また、レーザ照射時間に関わりなく照射の
条件が選べることにより、高出力のレーザ光線の照射も
可能となる。
条件が選べることにより、高出力のレーザ光線の照射も
可能となる。
【0014】8は、回転ミラーを回転させるモーターで
あり、9はモーターの駆動回路であり、10はビデオシ
リンダーの駆動回路であり、11はビデオシリンダーを
回転させるモーターである。
あり、9はモーターの駆動回路であり、10はビデオシ
リンダーの駆動回路であり、11はビデオシリンダーを
回転させるモーターである。
【0015】レーザ光線を走査させる手段として、回転
ミラーと円錐状ミラーの組合せを示したが、これに限定
されるものではなく、例えば回転プリズムを用いる構成
や、ガルバノメータを用いる構成であっても何等問題は
なく、被加工物の種類、求められる照射精度等に応じて
使い分ければよい。
ミラーと円錐状ミラーの組合せを示したが、これに限定
されるものではなく、例えば回転プリズムを用いる構成
や、ガルバノメータを用いる構成であっても何等問題は
なく、被加工物の種類、求められる照射精度等に応じて
使い分ければよい。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、高速で回転する被加工
物に対しても、レーザ光線の照射時間に関わりなく、高
い照射位置精度で、しかも高出力のレーザ光線を照射で
きる。
物に対しても、レーザ光線の照射時間に関わりなく、高
い照射位置精度で、しかも高出力のレーザ光線を照射で
きる。
【図1】本発明の実施例における回転体のレーザ加工装
置を示す図
置を示す図
【図2】従来の回転体の加工装置の構成を示す図
1 レーザ光線 2 集光レンズ 3 回転ミラー 4,5 円錐ミラー 6 シリンダー 7 同期回路 8 モーター 9,10 駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−97511(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 26/00 - 26/08
Claims (5)
- 【請求項1】 被加工物である回転体の回転運動と同期
させてレーザ光線を走査させて、回転体の同じ加工点に
この回転体の回転軸方向からレーザ光線を照射できる手
段を備えたことを特徴とする、回転体のレーザ加工装
置。 - 【請求項2】 レーザ光線を走査させる手段が回転ミラ
ーを有する請求項1記載の回転体のレーザ加工装置。 - 【請求項3】 レーザ光線を走査させる手段が回転する
プリズムを有する請求項1記載の回転体のレーザ加工装
置。 - 【請求項4】 レーザ光線を走査させる手段がガルバノ
メータを有する請求項1記載の回転体のレーザ加工装
置。 - 【請求項5】 被加工物である回転体の回転運動と同期
させてレーザ光線を走査させる工程と、この回転体の同
じ加工点にこの回転体の回転軸方向からレーザ光線を照
射して加工する工程とを備えたことを特徴とする、回転
体のレーザ加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05028892A JP3180412B2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 回転体のレーザ加工装置及びレーザ加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05028892A JP3180412B2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 回転体のレーザ加工装置及びレーザ加工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05245679A JPH05245679A (ja) | 1993-09-24 |
JP3180412B2 true JP3180412B2 (ja) | 2001-06-25 |
Family
ID=12854732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05028892A Expired - Lifetime JP3180412B2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 回転体のレーザ加工装置及びレーザ加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3180412B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102007032744A1 (de) * | 2007-07-13 | 2009-01-15 | Robert Bosch Gmbh | Laserstrahlschweißvorrichtung und Laserstrahlschweißverfahren |
US8035901B2 (en) * | 2008-04-30 | 2011-10-11 | Corning Incorporated | Laser scoring with curved trajectory |
KR102097785B1 (ko) * | 2018-09-14 | 2020-04-06 | 한국기계연구원 | 레이저를 이용한 3차원 형상 제조장치 |
JP6977191B1 (ja) * | 2021-03-19 | 2021-12-08 | 株式会社東京精密 | レーザ加工装置 |
-
1992
- 1992-03-09 JP JP05028892A patent/JP3180412B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05245679A (ja) | 1993-09-24 |
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