JPS63235377A - 陽イオン処理した顔料分散物および塗料 - Google Patents

陽イオン処理した顔料分散物および塗料

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JPS63235377A
JPS63235377A JP63050631A JP5063188A JPS63235377A JP S63235377 A JPS63235377 A JP S63235377A JP 63050631 A JP63050631 A JP 63050631A JP 5063188 A JP5063188 A JP 5063188A JP S63235377 A JPS63235377 A JP S63235377A
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cationic
pigment
pigment dispersion
paint
binder
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ハンス‐ペーテル ホフマン
アクスル フォン ラーベン
ヨゼフ バイグル
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M D PAPIERUFUABURIIKEN HEINRIC
M D PAPIERUFUABURIIKEN HEINRICH NIKORASU GmbH
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M D PAPIERUFUABURIIKEN HEINRIC
M D PAPIERUFUABURIIKEN HEINRICH NIKORASU GmbH
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    • D21H19/00Coated paper; Coating material
    • D21H19/36Coatings with pigments
    • D21H19/44Coatings with pigments characterised by the other ingredients, e.g. the binder or dispersing agent
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の概要] 紙被覆用の塗料を製造するのに特に適する陽イオン処理
された顔料分散物につき開示し、この顔料分散物は (a>顔料成分と、 (b)顔料粒子を保護コロイドとして覆う陽イオン処理
された重合体であって、親水性ポリアクリレートもしく
はーメタクリレート、分解澱粉もしくは分解改質澱粉、
メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース、分解アルギネート、蛋白質お
よび/またはポリビニルアルコールから得られ、覆われ
た顔料粒子を含有する分散物のZ−電位を等電点までま
たは陽イオン性領域まで高める前記重合体と、(c〜)
必要に応じ、保護コロイドで覆われかつ陽イオン帯電さ
れた顔料粒子に対する分散剤としての陽イオン性重合体
または第四アンモニウム化合物とを含有する。
[産業上の利用分野] 本発明は、陽イオン処理された顔料分散物並びに紙被覆
用の塗料に関するものである。
[従来の技術」 塗料4i:製造するために使用される塗装顔料は乾燥状
態で放出されると陰イオン型の界面電荷を有し、かつ顔
料粒子は一般に凝集物或いは粗大粒子の凝集体として存
在し、塗料の処理についても塗料品質についてもマイナ
スに作用する。製紙および品質向上に際し充填剤および
塗装顔料を最適に利用するには、個々の粒子が一次粒子
、すなわち分離した状態で存在せねばならない。
凝集物を分散さけるには、適当な分散装置と化学的助剤
の使用とを組合せて用いる必要がある。
粒子間の吸引力を除去し或いはこれに対向して分散物の
製造後における顔料粒子の再凝集を防止するには最適な
分散が確実である。
従来、製紙工業で用いられている演用の無機および有機
の分散剤は殆んど専らポリアニオン型(たとえばポリ燐
酸およびポリアクリレ−1−)である。これらの分散剤
により、顔料凝集体は一次粒子まで分解され、これによ
り塗料を塗った紙の光学的性質が改善される。何故なら
、より微細な粒子はより良好な紙および印刷の艶を与え
るからである。ざらに、分散により高固形物含有量を有
する顔料スラリーおよびしたがって塗料が得られ、これ
は高められた貯蔵温度および処理温度においても尚早な
凝集傾向を示さない。しかしながら、陰イオン型分散剤
は多くの欠点を有する。
顔料粒子に対し分散剤を施こす際、顔料粒子はその陰電
荷を増強し、したがって一般的に用いられる陰イオン型
結合剤(たとえば澱粉、アクリル酸エステル、スチレン
−ブタジエン−ラテックス、ポリ酢酸ビニル、ポリビニ
ルアルコール)の顔料粒子に対する吸着の低下が生ずる
。さらに、ベース紙および塗装表面に対する結合剤の移
動も増大する。
ざらに塗料の沈降容積も減少し、したがって塗装容積の
減少および繊維被覆の悪化も生ずる。
ざらに、塗料または塗装失格品を製紙工程に戻すと、製
紙工程(特に凝集)の際に陽イオン型助剤に対する望ま
しくない交換作用により生産に対し悪影響(特に凝集)
が生じうる。
この陰イオン型分散剤のマイナス作用は、相応の結合剤
(たとえばカルボキシ基リッチな結合剤〉での電荷低下
により、或いは低分子量の陽イオン型助剤(いわゆる固
定化剤)の添加により成る程度回避することができる。
しかしながら、製紙工程に塗装失格品または塗料が復帰
して各種の陰イオン型分散剤により生産性の阻害が生ず
るという問題がまだ存在する。陰イオン型分散剤は陽イ
オン型助剤との望ましくない交換作用をもたらし、した
がって陽イオン型助剤に対する多量使用が要求される。
ざらに、発生したコアセルベート(交換作用の生成物)
は、製紙工程において阻害物質として作用する。
この欠点を除去するため、紙被覆用の塗料を陽イオン処
理するという思想に基づいた理論的概念が既に開発され
ている。
Uボッヒエンブラット・フユル・パピールフ7ブリカチ
オン」、第6巻(1981) 、第116〜183頁に
おける2〜3の予備試験と組合せて記載されているこの
概念は、顔料を陽イオン型分散剤に分散ざぜ、このよう
にして陽イオン処理された顔料を得ると共にこのJ:う
に製造された分散物を陽イオン型結合剤により塗料まで
加工することに基づいている。陽イオン型分散剤として
は第四アンモニウム化合物、ポリアミノ−アミド−脂肪
酸化合物および強分解された低分子量の陽イオン性ガラ
クトマンナンが提案されている。この分散剤を用いて分
散される顔料としては、カオリンおよび炭酸カルシウム
が提案されている。このように処理された顔料は、所定
mの陽イオン型合成結合剤により水性懸濁物として塗料
まで加工される。
この研究において次のことが示された。
1、乾燥CaCO3よってのみ所望の固形物含有量(現
在では塗料の加工に際し必要とされている)が得られる
が、カオリンや他の顔料によっては達成されない。
2、ざらにCaCO3の場合、この固形物含有量を達成
するには極めて多量の陽イオン型分散剤が必要ζされる
3、約0.15%のたとえば陽イオン性グアヤガムのよ
うな陽イオン型重合体の割合にも拘らず、顔料は予想通
り陽イオン性とならずにまだ一18mVというZ−電位
(ZP)の測定結果を有する。
4、多数の用いた結合剤のうち1種のみの結合剤が使用
可能であり、すなわら残余の全ての陽イオン型および両
性型結合剤は高粘度をもたらし或いはフロックを形成し
、すなわち処理不可能であった。
5、さらに処理可能な陽イオン型結合剤は、陰イオン型
塗料と比較して、充分な結合力を得るには明らかに多量
の比率で添加せねばならなかった。その結果コスト上昇
に加え、光学特性および印刷特性に関し品質低下も生じ
た。
6、陽イオン処理された塗料は、陰イオン処理された塗
料と比較して、低い保水能力しか持たず、したがって処
理特性が悪化した。
オフセット印刷性を用いる塗装試験において、この’1
gは比較的高い艶を与えたが、まだ不十分な水分固定し
か得られなかった。
この試験は低速の実験塗装装置を用いて行なった。この
場合、既に高粘度のため処理困難性が示された。この塗
料の移行に際し実際に次のことが示された: 1oスラリー塗布およびスラリー貯蔵に際し、高粘度値
: 高剪断感受性(再凝集); 高い粘度値および高い凝集物割合に基づく悪化した濾過
性: 悪化した貯蔵性、すなわち上方向への粘度値の移動 による問題。
2、塗料処理に際し、 悪い保水特性による作業サイクルでの塗料濃厚化; 悪い着色印刷特性により紙を縞模様にするような高いチ
キソトロープ型の流動特性: 付均−な塗料分配 による問題。
3、紙幅並びに覆われない箇所に関する塗装重量差およ
び最終的重層差; 実際の印刷試験に際し通過困難性および取出し困難性(
未処理の紙縁部)をもたらすような悪化した「被覆滞留
」、すなわち貧弱な紙品質;悪化した水分固定性および
オフセット印刷性による最終的品質問題。
ざらに、弱酸性媒体中においては、顔料分散物もしくは
塗料が顔料粒子の凝集傾向を示すため操作するのが不可
能であった。
しかしながら、弱酸性媒体における塗料は、プロトンの
良好な分散作用に基づき顔料分散に際して分散剤の少量
を用いるうるという利点を有する。
ざらに弱酸性媒体においては、たとえば蛋白ベースに基
づく両性結合剤および結合剤混合物のような広範囲の結
合剤を使用することができ、これらは弱酸性範囲におい
ても陽イオン性で存在する。
これに対し、CaCO3では炭酸塩の分解に基づぎ酸性
の経過が不可能であった。
従来、カオリンまたは他の塗装顔料は陽イオン分散しえ
なかったので、塗装に際し所望の固形分含有ωを用いる
ことができなかった。何故なら、これらの顔料は高度の
陰イオン界面電荷を有するからである。同時に、陽イオ
ン性分散についてはこのような多量(すなわち2.5〜
3.5%)の陽イオン型分散剤を必要としたので経済面
からも不利であった。
[発明が解決しようとする課題] 公知の陽イオン処理された塗料のこれら欠点に鑑み、本
発明の課題は、陽イオン処理された顔料分散物または塗
料鳴おいて、(a)粘度を低下させまたは顔料含有量を
高め、(b)高い陰イオン界面電荷を有する顔料をも幅
広いpH範囲にわたり使用しうるよう分散性を最適化さ
せ、かつ(c)これらから製造された塗料の処理特性、
並びにこの塗料を用いて製造された紙の最終品質特性を
改善することにある。
[課題を解決するための手段] この課題は、本発明によれば、 (a)顔料成分と、 (b)顔料粒子を保護コロイドとして覆う陽イオン処理
された重合体であって、親水性ポリアクリレートもしく
は−メタクリレート、分解澱粉もしくは分解改質澱粉、
メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース、分解アルギネート、蛋白質お
よび/またはポリビニルアルコールから得られ、覆われ
た顔料粒子を含有する分散物の2−電位を等電点までま
たは陽イオン性領域まで高める前記重合体と、(c)必
要に応じ、保、護コロイドで覆われかつ陽イオン帯電さ
れた顔料粒子に対する分散剤としての陽イオン性重合体
または第四アンモニウム化合物と からなることを特徴とする顔料分散物によって解決する
ことができる。
しかも、公知の陽イオン処理された顔料分散物は70%
の固形物含有量をもって0.15〜0.3重ffi%の
陽イオン性グアヤガムで分散することができた。しかし
ながら、これにより陽イオン型顔料表面が得られず、ぽ
かにZ−電位が等電点の方向へ移動したのみであり、等
電点には至らなかった。
上記特許公開公報に分散剤として用いられたようなポリ
アミノ−アミド−脂肪酸誘導体のうら、電位変動には高
割合を使用することにより剪断感受性の分散物を得ねば
ならない。さらに、塗料における望ましくない吸着現象
および脱着現象並びに強度の発泡も張力作用の結果生ず
る。
本発明による顔料分散物は、その陽イオン型で貯蔵可能
である。ざらに、保護コロイドの使用により、高価な帯
電剤の割合も明らかに低く保つことができる。ざらに、
保護コロイドは保水性並びに良好な顔料結合解除特性を
も有する。特に、この保水作用は高速塗装装置における
゛塗料処理に際し重要である。何故なら、塗料投入およ
び均質化に際し高い流体力学的負荷の下では塗料がその
貧弱な保水性の場合に原料紙に対し移動作用する水と結
合剤と助剤とを放出し、これによりたとえば上記したよ
うに著しい処理問題および最終的品質問題をもたらすか
らである。
必要に応じ成分(c)として使用される分散剤は、好ま
しくはオリゴヤ−もしくはポリマーの第四アンモニウム
化合物で必る。この種の化合物は、低い電荷密度を有す
る低分子量の第四アンモニウム化合物と比較して、少な
い添加量で電荷移動を急速に生ぜしめかつプラスの7−
電位に達するという利点を有する。
この陽イオン性重合体は、好ましくは親水性出発重合体
と窒素含有化合物との反応および反応生成物の四級化に
よって得られる。
顔料成分(a)は、好ましくは粉砕もしくは沈降炭酸カ
ルシウム、カオリン、焼成カオリン、二酸化チタン、酸
化亜鉛、繻子白、ヒドロ珪酸アルミニウム、或いはその
混合物から構成される。本発明の格別の利点は、たとえ
ばカオリンのような強陰イオン型顔料をも使用しうる点
にある。ざらに、これらの顔料(たとえば炭酸カルシウ
ムおよび酸化亜鉛)を弱酸性1)H値においても使用す
ることかできる。これは、分散剤(c)のmをずっと減
少させることができ、或いは高固形物含有lの塗料が得
られるという利点を有する。
保護コロイドの陽イオン化は、好ましくは親水性出発重
合体と窒素含有化合物との反応および反応生成物の四級
化により、或いはメラミン−ホルムアルデヒド樹脂、エ
ビクロルヒドロン樹脂、ジシアンシア・ミド樹脂、第四
アクリレート、高分子ジアリル化合物または高分子グア
ニジン化合物よりなる群から選択される陽イオン性重合
体との反応によって行なわれる。これらの陽イオン性重
合体は、ざらに必要に応じ使用される陽イオン性重合体
(c)についても好適に使用される。
保護コロイド(b)は、予め陽イオン化することもでき
る。この種の化合物としては、たとえば弱酸性pH値に
おける蛋白質が挙げられる。しかしながら、好ましくは
保護コロイドは初期の陰イオン特性を有するポリアクリ
レートおよび−メタクリレート、分解澱粉、メチルセル
ロース、ヒドロキシメチルセルロース、カルホキジメチ
ルセルロ−ス れる1種もしくはそれ以上の物質と、メラミン−ホルム
アルデヒド樹脂、エピクロルヒドリン樹脂、高分子ジア
リル化合物、高分子グアニジン化合物およびジシアンジ
アミド樹脂よりなる群から選択される1種もしくはそれ
以上の陽イオン性重合体とからの反応生成物である。ポ
リヒニルアルコールは非イオン型化合物で市って、これ
からも同様に陽イオン性保護コロイドを作成覆ることが
できる。
ざらに、陽イオン化された保護コロイド(b)は、初期
の陰イオン特性を有する上記1種もしくはそれ以上の物
質と、一般式: %式% [式中、Rは20個までの炭素原子を有するアルキル基
であり、X−は陰イオン、特に塩素イオンを示す] の第四アンモニウム化合物とからの反応生成物とするこ
ともできる。
本発明に用いられる陽イオン性重合体(c)は、好まし
くはポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロライド)
であり、かつ好ましくは500〜1500moaの粘度
(固形物含有量15%、20 UP)lおよび室温にお
けるアルツクフィールド粘度)に相当する分子層を有す
る。
好ましくは陽イオン性重合体(c)は、次の構造式: %式%(1) [式中、Xは1〜3を示す] にしたがう高分子第四アンモニウム化合物である。
特に好適な具体例によれば、陽イオン性重合体(c)は
ポリ−(ジアリル−アンモニウムクロライド)またはポ
リ−(3,5−メチレン−ピペリジニウムクロライド)
であり、この場合窒素原子は必要に応じ低板アルキル塁
により置換される。
さらに、本発明の主題はたとえば上記したような陽イオ
ン処理された顔料分散物の製造方法であり、この方法は
顔料粒子(a)の水性懸濁物を陽イオン性重合体(b)
により覆い、この覆われた顔料粒子を含有する分散物の
Z−電位を等電点または陽イオン領域の数値に至らしめ
、次いで必要に応じ覆われた顔料粒子を陽イオン性重合
体(c)により分散させることを特徴とする。
すなわち、先ず最初に顔料粒子を陽イオン処理された保
護コロイド(b)で覆った優、これを分散剤および帯電
剤(c)で分散せるのが好適である。多くの場合、たと
えば酸性pH範囲において、陽イオン化は陽イオン処理
された保護コロイド(b)により充分であって、陽イオ
ン型分散剤(c)の添加を省略することができる。
さらに本発明の主題は、上記したような顔料分散物と、
(d)分散されかつカチオン処理重合体(b)で覆われ
た顔料粒子(a)を互いに結合させると共に紙表面にも
結合させるための結合剤とを含有した紙被覆用の塗料で
ある。好ましくは、結合剤または結合剤混合物(d)も
中性もしくはアルカリ性領域内において陽イオン型もし
くは両性型である。両性結合剤は、一般に弱酸性pH値
を有する塗料の場合のみ使用される。
本発明によれば、結合剤(d)の量は比較的少量に保つ
ことができる。何故なら、保護コロイド(b)は既に補
助結合剤機能を有するからである。
好適な合成結合剤(d>は、官能性の陽イオン基を有す
るスチレン−ブタジエン−もしくはスチレン−アクリレ
ート−共重合体および/または陽イオン性ポリ酢酸ビニ
ル、陽イオン性ポリビニルアルコールまたはその共重合
体である。
ざらに、結合剤(d>は分解もしくは天然のグアヤガム
、澱粉、メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、アルギネート、蛋白
質およびポリビニルアルコールから選択することもでき
かつ陽イオン型で存在することかできる。特に、弱酸性
範囲については蛋白質が適している。何故なら、これは
その両性の性質により、初めから陽イオン電荷を有する
からτ′ある。その等電点は5〜6のpH値にある。
蛋白質をアルカリ性領域で使用する場合には、これは容
易に陽イオン化されねばならない。(たとえばコアセル
ベート形成により或いは真正な陽イオン化により)。
澱粉を使用する場合、これは酸性領域においてもアルカ
リ性領域においても陽イオン化して存在せねばならない
。この結合剤は塗料の保水性にも影響を及ぼす。
乳化剤系を介してのみ陽イオン化されたような合成結合
剤はしたがってその固有の構成により陰イオン型となり
、上記の陽イオン性塗料については大して適していない
ことが判明した。
ざらに、本発明の塗料は、助剤として陽イオン型または
非イオン型の増粘剤(たとえばグアヤガムもしくは合成
増粘剤)および/または保水性助剤を含′Fiリ−るこ
ともできる。ざらにこの塗料は、たとえば滑剤(たとえ
ばエマルジョン型における脂肪酸誘導体、ワックスもし
くはパラフィン)、光沢剤(たとえばスチルベン誘導体
)および/または水分固定剤(たとえば陽イオン型もし
くは非イオン型樹脂)をも含有することができる。
好適塗料は、乾燥顔料(a)’100重量部に対し次の
重量割合で各成分を含有する: オフセット/ 凹版印刷  ブック印刷 (b)保護コロイド 0.1−6.0 0.1−6.0
(c)分散剤    0.0−3.0 0.0−3.0
(d)天然結合剤  0.0−10.0 1.0−20
.0(E)合成結合剤  1.0−7.0 1.0−1
5.0(f)上記の助剤  0.2−4.0 0.2−
5.0(q)水分固定剤  0.()−3,00,0−
5,0゜本発明による塗料は、好ましくは本発明の顔料
分散物を適当な混合装置に入れ、これに塗料の所望最終
固形物含有量に必要な希釈水を添加すると共に、高度の
混合強度にて必要に応じに別途の操作過程で溶解された
天然結合剤および/または次いC合成結合剤を添加する
ことによって製造される。必要に応じ、結合剤を混入し
た後、増粘剤および保水助剤並びにたとえば滑剤および
必要に応じ光沢剤のような他の助剤、最後に水分固定剤
を添加する。この操作順序は、凝集物を含まない良好に
処理しうる塗料を製造するのに特に有利である。
通常、本発明による塗料は除帯電した紙繊維に対し良好
な付着性を有する。この性質は、たとえば紙質を交換す
る場合のように過剰の塗料に充填剤として紙材料を添加
する際に利用することができる。陽イオン型助剤により
望ましくない交換作用が生ずる陰イオン性塗料と異なり
、本発明による陽イオン型塗料は製紙装置循環が疑いも
なく可能である。何故なら、陽イオン型助剤との交換作
用が起こらず、或いはこの経路を介して排水問題が回避
されるからである。
ざらに本発明の塗料は、充填剤として紙材料を添加する
場合、紙の製造に関する木材破砕の際に生ずる陰イオン
性の分解生成物(たとえばデキストリン、リグニン、ヘ
ミセルロースなど)をも結合するという二次効果をも有
する。陰イオン性の阻害物質は陽イオン処理された顔料
界面に吸着されかつ紙と共に搬出されるので、この観点
からも排水9荷が少なくなる。
この吸着により、たとえば不透明性、剛性、多孔性など
の原料紙の性質が改善される。
[実施例1 以下、実施例により本発明をざらに説明する。
実施例 1 次の成分から陽イオン型の顔料分散物を下記す70%分
散物のための水        248g保護コロイド
(b)としての 15%陽イオン化PVA溶液       430Q天
然Ca C031500g [顔F4(a)として90%<21I!rI]分散剤(
c)としてのポリ− (ジアリルジメチル− アンモニウムクロライド)の 11%溶液               68Q炭酸
カルシウムに水および保護コロイド溶液を添加しかつ徹
底的に混合した。次いで、分散剤溶液(c)を添加し、
これにより先ず最初に陰イオン性顔料(Z−電位:−3
0+11V)に帯電させた。
得られた分散物の性質は次の通りであった:固形物含有
量          70.2型理%pH値    
        8.3501PH1スピンドルNQ5
、 室温における ブルックフィールド粘度      2320mpai
ooupu、スピンドルNα5、 室温における ブルックフィールド粘度      1720mpaZ
−電位            +21mVX癒桝−2 陽1オン性顔料分散物を製;古するため、先ず550g
の10%ポリビニルアルコール溶液を陽イオン型メニミ
ンーホルムアルデヒド樹脂の24%水性分散物と混合し
、その際陽イオン化させた保護コロイド−分散物(b)
が形成された。この分散物75(lをi5oogの天然
CaC0a  (90%く2μ)と640gの水との混
合物と混合した。保護コロイド−分散物(b)を添加す
る前の顔料のZ−電位は一30mVであった。
得られた分散物の性質は次の通りであった二固形物含有
量          68重量%pH値      
      7.450UP)l 1スピンドルNα4
、 室温における ブルックフィールド粘度       400mpa1
00UPH、スピ>t−’)I、tNQ4、室温におけ
る    “ ブルックフィールド粘度       290mpaZ
−電位             +4mV亙癒叢−ユ 1500(jのUS−カオリン(922重丸く2迦:Z
−電位−40mV )を660C1の水と混合し3た。
次いで、290gの20%ポリビニルアルコール溶液を
添加し、かつ65Qの45%ポリ−(ジアリルジメチル
アンモニウムクロライド)溶液で陽イオン化した。
得られた分散物の性質は次の通りであった:固形物含有
量          63.0重母%1)H値   
         5.550UP)l 、 スピンド
ルNQ5、室温における ブルックフィールド粘度      1880mpa1
00UPH,スピンドルNo、 5、室温における ブルックフィールド粘度      1016m10l
6電゛位                +35mV
亙塵五−A +14+11Vの2−電位を有する15001JのAj
20a(80重世%<0.51I!II)に750(J
の水を添加した。得られた混合物へ実施例2の陽イオン
化された保護コロイド−分散物(b)の268gを添加
した。:得られた分散物の性質は次の通りであった:固
形物含有量          61.0重量%pH値
            9.250tlPH、スピン
ドルNQ4、 室温における ブルックフィールド粘度       680+++p
a100UP)11スピンドルNQ4、 室温における ブルックフィールド粘度       aaompa2
−位             +34mV叉塵五−1 実施例1による1500(lの天然炭酸カルシウムを6
00(lの水と混合した。次いで、陽イオン性の保護コ
ロイド(b)として400(lの市販の陽イオン性トウ
モロコシ澱粉(25%溶液)を混入した。
得られた分散物の性質は次の通りであった:固形物含有
量          63.7重量%pH値    
        7,450UPH、スピンドルNQ6
、 室温にお(プる ブルックフィールド粘度      10800ml)
alooUPM、スピンドルNo5、 室温における ブルックフィールド粘度      6800mpaZ
−電位             +7mV陽イオン性
澱粉は同時に塗料製造に際し補助結合剤および保水助剤
としても作用し、顔料分散物の高粘度が顔料製造に悪影
響を与えないようにする。
叉直叢一旦 実施例1による1500(Jの天然炭酸カルシウムを4
259の水と混合した。次いで、2309の20%ポリ
ビニルアルコール溶液を同時に28CIの39%陽イオ
ン性アクリレート重合体溶液と共に添加し、陽イオン性
の保護コロイド(b)をその場で形成させた。
得られた分散物の性質は次の通りであった:固形物含有
量          71.4重量%pH値    
         7.1501+PM 、スピンドル
No、 4、室温における ブルックフィールド粘度       740m1)a
loollPH、スピンドルNo、 4、室温における ブルックフィールド粘度       660m1)a
Z−電位             +12mV比較例
 1 次の成分から陽イオン性の顔料分散物を下記するように
作成した: 64.2%分散物のための水       625g顔
料(a)としての実施例1 による天然炭酸 分散剤(c)としての ポリ−(ジアリルジメチル アンモニウムクロライド) の11%溶液             220g先覆
水と顔料とから混合物を形成させ、これに分散剤溶液を
添加した。この例では、保護コロイドを使用しなかった
得られた分散物は次の性質を有した: 固形物含有量          64.2重量%pH
値             7.350UP)l 、
 スピンドルNa5、室温における ブルックフィールド粘度      9800mpa1
00tJPH,ス1:1m”ンt’/LzN(15、室
温における ブルックフィールド粘度      5700mpaZ
−電位            +20mV顔料分散物
の高粘度により塗料は得られなかった。
比較例 2 次の成分から陽イオン性の顔料分散物を下記するように
作成した: 68.5%分散物のための水       689g顔
料(a)としての 実施例′lによる天然 CaCO3(90%< 2珈>        150
0g市販の陽イオン型グアヤガム    2.8gグア
ヤガムに水を添加し、次いで顔料(a)を添加した。得
られた分散物の性質は次の通りであった: 固形物含有量          68.5重量%pH
値             7.650UPH1スピ
ンドルNα5、 室温における ブルックフィールド粘度       640mpa1
0011PM、スピンドルNQ5、 室温における ブルックフィールド粘度       400mpaZ
−電位            −10mV使用した陽
イオン性グアヤガムは文献「ボッ′ヒエンブラット・フ
ユル・パピールフ?ブリカチオン」、第6巻、(198
’り 、第176〜183頁に記載された種類に相当し
、これを燐酸塩およびクエン酸塩で分解させた。1qら
れた分散物のZ−電位は一10mVを有しかつ高陰性で
あり、すなわらこの分散物は陰イオン処理された。陽イ
オン型結合剤を用いてこれから得られた塗料は凝集し、
かつ使用しえなかった。したがって、帯電させるには多
量のポリ−(ジアリルジメチルアンモニウムクロライド
) (乾燥顔料に基づき1重量%の乾燥物質)を添加せ
ねばならなかった。陽イオン性のポリアミノ−アミド−
脂肪M(1@量%)の添加に際しざらに強力な発泡が生
じ、したがって使用可能な塗料が作成できなかった。。
衷塵叢−1 陽イオン性塗料の製造: 実施例1.2.3および5による顔料分散物を用いて塗
料を製造し、その組成を下表に示す。酸化アルミニウム
(実施例4)は、一般に配合顔料としてのみ使用される
比較例2による顔料分散物から陽イオン性(Z−電位+
14mV)の塗料を製造するには、経済的に不利な高割
合の分散剤(c)と陽イオン型合成結合剤とが必要とさ
れる。短い操作時間の後に塗料は強力に増粘したので、
その後の処理はもはや可能でなかった。これから作成さ
れた紙の水分吸収耐性およびオフセット印刷特性は不充
分でめった。
本発明による塗料は、より長い処理の後にも増粘しなか
った。本発明の塗料を用いた紙は、均一に締まった表面
と良好な繊維被覆と高度の不透明性と高度の塗装容積と
を特徴とする。水分吸収耐性およびオフセット印刷特性
も良好であった。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)顔料成分と、 (b)顔料粒子を保護コロイドとして覆う陽イオン処理
    された重合体であって、親水性ポリアクリレートもしく
    は−メタクリレート、分解澱粉もしくは分解改質澱粉、
    メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、カル
    ボキシメチルセルロース、分解アルギネート、蛋白質お
    よび/またはポリビニルアルコールから得られ、覆われ
    た顔料粒子を含有する分散物のZ−電位を等電点までま
    たは陽イオン性領域まで高める前記重合体と、 (c)必要に応じ、保護コロイドで覆われかつ陽イオン
    帯電された顔料粒子に対する分散剤としての陽イオン性
    重合体または第四アンモニウム化合物と からなることを特徴とする、特に紙被覆用の塗料を製造
    するための陽イオン処理された顔料分散物。
  2. (2)陽イオンされた重合体(b)が親水性出発重合体
    と窒素含有化合物との反応および反応生成物の四級化に
    より、またはメラミン−ホルムアルデヒド樹脂、エピク
    ロルヒドリン樹脂、ジシアンジアミド樹脂、第四級アク
    リレート、高分子ジアリール化合物もしくは高分子グア
    ニジン化合物よりなる群から選択される陽イオン性重合
    体との反応により得られることを特徴とする請求項1記
    載の顔料分散物。
  3. (3)顔料成分(a)が粉砕もしくは沈降炭酸カルシウ
    ム、カオリン、焼成カオリン、二酸化チタン、酸化亜鉛
    、繻子白、ヒドロ珪酸アルミニウムまたはその混合物か
    ら構成されたことを特徴とする請求項1または2記載の
    顔料分散物。
  4. (4)陽イオン性重合体(c)がメラミン−ホルムアル
    デヒド樹脂、エピクロルヒドリン樹脂、ジシアンジアミ
    ド樹脂、第四級アクリレートまたは高分子ジアリル化合
    物もしくは高分子グアニジン化合物であることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか一項に記載の顔料分散物。
  5. (5)陽イオン性重合体が第四ヒドロカルビルアンモニ
    ウム基を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    か一項に記載の顔料分散物。
  6. (6)陽イオン性重合体(c)がポリ−(ジアリルジメ
    チルアンモニウムクロライド)であり、かつ好ましくは
    500〜1500mpaの粘度(15%固形物含有量、
    20Upmおよび室温におけるブルックフィールド粘度
    )に相当する分子量を有することを特徴とする請求項1
    〜5のいずれか一項に記載の顔料分散物。
  7. (7)陽イオン性重合体(c)が、次の構造式:▲数式
    、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) R=Hまたは低級アルキル基、 A=OもしくはN。 ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) ▲数式、化学式、表等があります▼(IX) [式中、Xは1〜3を示す] による高分子第四アンモニウム化合物であることを特徴
    とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の顔料分散物
  8. (8)陽イオン性重合体(c)がポリ(ジアリル−アン
    モニウムクロライド)またはポリ(3,5−メチレン−
    ピペリジニウムクロライド)であり、必要に応じ窒素原
    子が低級アルキル基により置換されていることを特徴と
    する請求項1〜7のいずれか一項に記載の顔料分散物。
  9. (9)顔料粒子(a)の水性懸濁物を陽イオン性重合体
    (b)によって覆い、この覆われた顔料粒子を含有する
    分散物のZ−電位を等電点または陽イオン性領域の数値
    に至らしめ、次いで必要に応じ覆われた顔料粒子を陽イ
    オン性重合体(c)により分散させることを特徴とする
    請求項1〜8のいずれか一項に記載の陽イオン処理され
    た顔料分散物の製造方法。
  10. (10)請求項1〜8のいずれか一項に記載の顔料分散
    物と、(d)分散されかつカチオン処理重合体(b)で
    覆われた顔料粒子(a)を互いに結合させると共に紙表
    面に結合させるための結合剤または結合剤混合物とを含
    有することを特徴とする紙被覆用の塗料。
  11. (11)結合剤または結合剤混合物(d)が、中性もし
    くはアルカリ性領域においても陽イオン性または両性で
    あることを特徴とする請求項10記載の塗料。
  12. (12)結合剤が、官能性の陽イオン基を有するスチレ
    ン−ブタジエン−もしくはスチレン−アクリレート−共
    重合体および/または陽イオン性ポリ酢酸ビニル、陽イ
    オン性ポリビニルアルコールまたはその共重合体である
    ことを特徴またはその共重合体であることを特徴とする
    請求項10または11記載の塗料。
  13. (13)結合剤が、分解されたまたは天然のグアヤガム
    、澱粉、メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロー
    ス、カルボキシメチルセルロース、アルギネート、蛋白
    質およびポリビニルアルコールよりなる群から選択され
    かつ陽イオン型で存在することを特徴とする請求項10
    または11記載の塗料。
  14. (14)陽イオン型もしくは非イオン型の増粘剤および
    /または保水助剤を含有することを特徴とする請求項1
    0〜13のいずれか一項に記載の塗料。
  15. (15)滑剤、光沢剤および/または水分固定剤を含有
    することを特徴とすると請求項10〜14のいずれか一
    項に記載の塗料。
  16. (16)100重量部の乾燥顔料(a)に対し各成分を
    次の重量割合:                     オフセット
    /             凹版印刷     ブック印
    刷 (b)保護コロイド 0.1−6.0  0.1− 6
    .0 (c)分散剤    0.0−3.0  0.0− 3
    .0 (d)天然結合剤  0.0−10.0 1.0−20
    .0 (E)合成結合剤  1.0−7.0  1.0−15
    .0 (f)請求項14  0.2−4.0  0.2− 5
    .0 および/または 15による助剤 (g)水分固定剤  0.0−3.0  0.0− 5
    .0 で含有することを特徴とする請求項10〜15のいずれ
    か一項に記載の塗料。
  17. (17)(a)請求項10〜16のいずれか一項に記載
    の塗料で被覆され、かつ/または (b)請求項1〜9のいずれか一項に記載の顔料分散物
    が充填された ことを特徴とする紙。
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