JPS63235122A - 可変容量コンプレツサの外部制御装置 - Google Patents

可変容量コンプレツサの外部制御装置

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JPS63235122A
JPS63235122A JP62068503A JP6850387A JPS63235122A JP S63235122 A JPS63235122 A JP S63235122A JP 62068503 A JP62068503 A JP 62068503A JP 6850387 A JP6850387 A JP 6850387A JP S63235122 A JPS63235122 A JP S63235122A
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compressor
capacity
atmospheric pressure
refrigerant
minimum
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Masahiro Nakano
正博 中野
Hirobumi Nagaoka
長岡 博文
Yoshihisa Yonkenya
四軒家 義久
Sumio Furukawa
澄雄 古川
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/32Cooling devices
    • B60H1/3204Cooling devices using compression
    • B60H1/3205Control means therefor
    • B60H1/3208Vehicle drive related control of the compressor drive means, e.g. for fuel saving purposes

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  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両に装備される空調装置において、特に内
部容量可変型と呼ばれる可変容量コンプレッサを外部か
ら制御する制御装置に関するものである。
(従来の技術) 従来より、この種の自動車用空調装置として、車載エン
ジンに電磁クラッチ機構を介して駆動連結されたコンプ
レッサと、該コンプレッサから吐出されたガス冷媒を空
気との熱交換により冷却して液状態に凝縮するコンデン
サ(凝縮器)と、このコンデンサを通過した液冷媒を蒸
発させてその気化熱により市烹内を冷却するエバポレー
タ(蒸発器)とを備えてなり、エバポレータでの冷媒の
蒸発温度が所定温度以下に低下すると、そのことをフロ
ストスイッチにより検出して、電磁クラッチ機構のOF
F作動によりコンプレッサの駆動を停止させるようにし
たものが一般によく知られ、広く実車に装備されている
すなわち、エンジン回転数が上昇すると、該エンジンに
よって駆動されているコンプレッサからの冷媒吐出量が
増加して冷媒回路を多量の冷媒が循環するため、コンプ
レッサの能力が増大するのに対し、車室に対する熱負荷
はほぼ一定であるので、能力が余剰となり、この余剰部
分をなくすために、コンプレッサの駆動を停止させるよ
うになされている。
しかし、その場合、エンジンのコンプレッサ駆動のため
の駆動力を低減してEER(エネルギ消費効率)を向上
させるという観点から、コンプレッサの運転を一旦停止
してその後に再凝縮するよりは、その間コンプレッサの
容量を定常時よりも低下させ継続して運転するほうが好
ましい。例えば、コンプレッサ、コンデンサおよびエバ
ポレータのうち、成績係数に対するこれら各機器の依存
度をみると、コンプレッサの容量が小さいほど、コンプ
レッサ自体の仕事能力が低くなるが、相対的にコンデン
サおよびエバポレータの寄与率が大になり、全体の成績
係数が増大する。つまり、コンプレッサの仕事能力は下
がっているのに、全体のエンタルピーは同等になるので
、EERが増大することになる。
このため、斯かる要求を満たすコンプレッサとして、従
来、特開昭60−261721号公報に開示されるよう
に、内部容量可変型コンプレッサが提案されている。こ
れは、コンプレッサの能力が過剰になったときに、コン
プレッサ本体に吸入された冷媒の一部を圧縮行程の途中
からバイパスさせて吸入側に戻すことにより、コンプレ
ッサの能力を車室内の熱負荷に対応した能力に自動的に
制御する°ようにしたものである。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、反面、この提案の内部容量可変型コンプレッ
サを具備した空調装置では、コンプレッサの能力を車室
内の熱負荷に対応した能力に自動的に制御するため、以
下に示すような問題が生じる。
例えば、高地等の大気の圧力が低いところで走行する場
合、エンジンの吸気の密度が低くなるためにエンジンの
出力が低下する。さらに、高地等では、通常気温が低い
のでvi房を行う必要があるのに加えて、除霜のために
空調装置をも同時に運転することが多い。したがって、
かかる場合には、コンプレッサへの負荷をできるだけ小
さくして、エンジン負荷を低減することが必要である。
しかし、上記内部容量可変形のコンプレッサを使用した
ときには、室温状態に応じてしか運転容量の調節機能を
有しておらず、気圧の低下に応じてコンプレッサ負荷を
低減することができない。したがって、車両の走行のた
めの駆動出力が小さくなってその走行性能が悪化する。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、上記の如く内部容量可変型のコンプ
レッサにおける本来の自動的な内部容量制御に加え、そ
の容量を外部からエンジン負荷の状態に応じて適正に制
御するようにすることにより、可変容量コンプレッサの
ぼ能を活用しながら、車両の高地等での走行性能を力よ
させることにある。
(問題点を解決するための手段) 。
この目的を達成するために、本発明の解決手段は、気圧
が所定値よりも低くなったときにはコンプレッサの内部
容量制御を一時的に禁止して、その容量を最小容量に固
定保持するようにしたものである。
具体的には、本発明の構成は、第1図に水すように、自
vJ車用空調装置1において、冷媒を吸入する吸入ポー
ト21と、該吸入ポート21から吸入されて圧縮行程を
経た冷媒を吐出させる吐出ポート22と、上記冷媒の圧
縮行程の途中で冷媒を吸入側へバイパスさせるバイパス
通路39と、該バイパス通路39を冷媒の吸入圧力に応
じて開閉制御する可変容量機構50とを有し、車両に搭
載されたエンジン12によって駆動される車両用空調装
置の可変容量コンプレッサを外部から制御する外部制御
装置を対象とする。
また、上記コンプレッサには、上記バイパス通路39が
全開になるよう上記可変容量機構50を駆動して冷媒吐
出容量を最小に設定する最小容堡設定別@SVを設ける
ものとする。
さらに、大気の圧力を検出する気圧検出手段PSと、該
気圧検出手段PSの出力を受け、気圧が所定値よりも低
いとき上記コンプレッサ2が最小容量に設定されるよう
上記最小容量設定aM!ISVを作動させる容量制御手
段110を設ける構成とする。
(作用) 以上の構成により、本発明では、車両の通常運転中には
可変容量Is構50により、車両の空調装@1のコンプ
レッサ2の圧縮行程における冷媒の吸入側へのバイパス
吊が調節され、高い効率でもって冷房運転が行われる。
そして、高地等における車両の走行時等、気圧が低下し
て所定値よりも低くなったとき、気圧検出手段PSの出
力を受けて容量制御手段110により強制的にバイパス
通路39が全開に、つまりコンプレッサ2の吐出容量が
最小に設定されるよう最小容量設定機構S■が制御され
る。
したがって、通常の走行時において、内部容量可変型コ
ンプレッサ2による内部容量の自動制御を活かすことが
できるとともに、気圧が所定値よりも低下したときには
、コンプレッサ2の外部から強制的にその内部容重制御
が禁止されて、コンプレッサ2が最小容量状態に固定さ
れるため、コンプレッサ負荷を小さくして、その分、エ
ンジン負荷を低減して気圧の低下によるエンジン出力の
低下を補うことができ、車両の走行性能等を向上させる
ことができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は本発明の実施例の全体構成を示しており、1は
自動車に装備された空WA装置であって、咳空Fl装置
1は、車載された電子燃料噴射式エンジン12に電磁ク
ラッチ機構13および伝動ベルト14を介して駆vJ連
結されたコンプレッサ2と、車体のエンジンルーム前端
部に配置され、走行風等との熱交換によりガス冷媒を冷
却して液冷媒に凝縮するコンデンサ3と、液冷媒を蓄え
るレシーバタンク4と、液冷媒を蒸発に適した圧力に減
圧して膨張させ、冷媒の過熱度を一定に制御する温度式
自動膨張弁であるエキスパンションパルプ5と、車室内
に配置され、液冷媒を蒸発させてその気化熱により車室
内の空気を冷却するエバポレータ6とを備えてなり、こ
れらの機器2〜6を冷媒配管7によって接続することに
より冷媒回路8が構成されている。尚、9は上記エバポ
レータ6からコンプレッサ2に戻る冷媒配管7に付設さ
れた上記エキスパンションバルブ5の感温筒である。
また、11はエバポレータ6に付設されたファンである
上記コンプレッサ2は、ベーン式の可変容量コンプレッ
サで構成されている。この可変容量コンプレッサの基本
的な栴造は通常のベーン式コンプレッサと同様のもので
ある。すなわち、このコンプレッサ2の本体20は、第
3図に拡大詳示するように、リング状のサイドハウジン
グ23と、該サイドハウジング23の前後面に気密状に
接合され、サイドハウジング23の内部に円柱状の作動
室24を形成するフロントおよびリヤハウジング25.
26と、上記サイドハウジング23の作動室24内に作
動¥24の中心に対してオフセットして回転自在に嵌装
された円柱状のロータ27と、該ロータ27にその外周
部から出没自在に支持され、端部が作動室24の内周壁
に摺接して作動室24を仕切る1対のスルーベーン28
.28とを備えてなり、上記フロントハウジング25に
は上記作動室24内に冷媒を吸入する吸入ポート21と
、該吸入ポート21に連通ずる吸入室29とが形成され
ている。また、サイドハウジング23には上記吸入ポー
ト21から吸入されて圧縮行程を経た冷媒を吐出させる
吐出ポート22が、リヤハウジング26には上記吐出ポ
ート22に連通ずる吐出室(図示せず)がそれぞれ形成
されている。
さらに、上記ロータ27の回転軸31は上記電磁クラッ
チ機M413に連結されており、電磁クラッチ[413
のON作動時、エンジン12の出力によりロータ27を
回転駆動し、このロータ27の回転に伴い、サイドハウ
ジング23内の作動室24におけるベーン28,28で
仕切られた部分の体積を漸次減少変化させることにより
、サイドハウジング23の吸入ポート21から吸入され
たガス冷媒を圧縮して吐出ポート22から吐出させるよ
うになされている。
そして、この基本的な構成において、上記コンプレッサ
本体20のフロントハウジング25内にはスプール弁3
2が設けられている。また、サイドハウジング23およ
びリヤハウジング26の双方に亘る下部にはニードル弁
からなるプレッシャレギュレータ40が取り付けられて
いる。
上記スプール弁32は、第4図にも示すように、円柱状
のパルプハウジング33と、該パルプハウジング33内
に摺動自在に嵌装され、ハウジング33内をスプリング
室35および加圧室36に仕切る円柱状の弁体34とを
備え、上記加圧室36は、バルブハウジング33のポー
ト33aおよび該ポート33aに接続される連通路37
を介してコンプレッサ本体20におけるフロントハウジ
ング25とサイドハウジング23との間の所定の間隙部
に連通されており、その内部の圧力はガス冷媒の吸入圧
力と吐出圧力との略中間の圧力に設定されている。また
、スプリング室35には弁体34を加圧室36側に付勢
するスプリング38が縮装されているとともに、スプリ
ング室35はポート33bを介して上記フロントハウジ
ング25内の吸入室29に連通されている。さらに、バ
ルブハウジング33にはその内部の弁体34の摺動範囲
の中間部に4つのバイパス孔39a〜39bが、そのう
ちのバイパス孔39a、39b同士をハウジング33の
中心線方向に対向させかつバイパス孔39a、39a 
<39b、39b)同士ヲハウジング33の中心線方向
に直列に配置せしめて開口され、そのハウジング33の
一側(第3図で右側)に位置するバイパス孔39a、3
9aは上記作動室24において冷媒の圧縮行程の途中に
対応する部分に、他側(同左側)のバイパス孔39b。
39bは上記吸入室29にそれぞれ連通されており、こ
のハウジング33の直径方向に対向するバイパス孔39
a、39bと該両バイパス孔39a。
39b間に位置するスプリング室35の一部とにより、
作動室24内において圧縮される冷媒の圧縮行程の途中
で冷媒を吸入室29(吸入側)ヘパパスさせるバイパス
通路39.39が構成されている。そして、弁体34に
対する加圧室36内の中間圧力による付勢力がスプリン
グ室35内の冷媒吸入圧力にその内部のスプリング38
のばね力を加えた付勢力よりも大きいときには、弁体3
4を第4図で下方に移動させることにより、バイパス孔
39a〜39bを閉鎖してバイパス通路39を閉じる一
方、逆に小さいときには、弁体34を同図で上方に移動
させることにより、バイパス孔39a〜39bを開放し
てバイパス通路39を開くようになされている。
一方、上記プレッシャレギュレータ40は、弁口41を
介して連通ずる第1および第2の2つの圧力室42.4
3が内部に形成されたバルブハウジング44と、該パル
プハウジング44内に上記弁口41を開閉可能に嵌装さ
れた弁体45と、バルブハウジング44の第2圧力室4
3内に嵌装され、該第2圧力室43を吸入圧室43aと
大気圧室43bとに区画形成するダイアフラム46とを
備えてなり、上記ダイアフラム46はロッド47を介し
て上記弁体45に移動一体に連結されており、上記大気
圧室43b内にはダイアフラム46を弁体45の開弁方
向(弁体45が第1および第2の両圧力室42.43を
連通ずる方向)に付勢するスプリング48が縮装されて
いる。そして、上記第1圧力室42は上記連通路37(
コンプレッサ本体20におけるフロントハウジング25
とサイドハウジング23との間の所定の間隙部)に連通
路49を介して、また第2圧力室43における吸入圧室
43aは上記吸入室29にそれぞれ連通され、第2圧力
室43の大気圧室43bは大気に開放されており、ダイ
アフラム46に対する吸入圧室43a内の冷媒吸入圧力
による付勢力が大気圧室43b内の大気圧にその内部の
スプリング48のばね力を加えた付勢力よりも大きいと
きには、ダイアフラム46を第4図で下方に移動させて
該ダイアフラム46と一体の弁体45により弁口41を
閉鎖し、第1圧力至42と吸入室29との間の連通を遮
断する一方、逆に小さいときには、ダイアフラム46を
同図で上方に移動させて弁口41を開き、第1圧力全4
2と吸入室29とを連通さゼるようになされている。よ
って、上記スプール弁32およびプレッシャレギュレー
タ40により、コンプレッサ本体20の冷媒吸入圧力を
略一定に保つように自動的に制御し、コンプレッサ2の
回転数(エンジン回転数)が低くてその能力が低いとき
には、プレッシャレギュレータ40を閉弁させ、かつス
プール弁32の加圧室36内圧力の増大によってそのバ
イパス通路39を閉じることにより、コンプレッサ2の
容量を最人容堡に保つ一方、コンプレッサ2の回転数の
上昇によりその能力が上昇すると、それに伴う吸入室2
9内の圧力低下によってプレッシャレギュレータ4Qを
開弁させるとともに、その間弁動作に伴いスプール弁3
2における加圧室36内の圧力を低下させてその弁体3
4を図で上方に移動させ、バイパス通路39を問いてガ
ス冷媒を内部でバイパスさせることにより、コンプレッ
サ2の容量をその回転数の上昇に応じて低下させるよう
に、つまり車室内の熱負荷よりもコンプレッサ2の能力
がま四人したときに、その余剰能力をなくすようにした
可変容量機構50が構成されている。
また、本発明の特徴として、第4図に示すように、上記
プレッシャレギュレータ40の第1圧力室42を連通路
37に連通する連通路49と吸入全29とは、さらに連
通路51で冷媒の流通可能に接続され、該連通路51に
は連通路51を開閉する常時開の電磁弁SVが配設され
ており、電磁弁S■の閉状態では、上記可変容ff1t
i構50を作動さゼてコンプレッサ2を内部制御状態と
する一方、電磁弁SVを開いたときには、吸入室29内
の圧力を中間圧力と等しくなるようにして、スプリング
35の付勢力によってスプール弁32の弁体34を図で
上昇端位置に位置付け、バイパス通路39を全開状態に
保って冷媒のバイパス量を最大に保持することにより、
コンプレッサ2の容量を最小容量に設定するようにして
いる。すなわち、上記電磁弁SVは、上記バイパス通路
39が全開になるよう上記可変容量機構50を駆動して
冷媒吐出容量を最小に設定する最小容量設定ぼ構として
機能するものである。
なお、第4図において、52は冷媒の急激な流れを緩和
するためのオリフィスである。
そして、第2図に示すように、コンプレッサ2の外部に
は、その外部から上記電磁弁SVを開閉制御するコント
ロールユニット100が配置されており、該コントロー
ルユニット100にはエンジン12への燃料供給量を制
御するためのEGIコン1−ロールユニット101が制
御信号の入力可能に接続されている。該コントロールユ
ニット101には、第5図に示すように、ベローズ等の
利用により大気の圧力を検出し気圧が所定値以下に低下
すると0Nfll’動する気圧検出手段としての圧力ス
イッチPSが信号の入力可能に接続されている。すなわ
ち、大気圧の低下によりこの圧力スイッチPSがON作
動したときには、EGIコントロールユニット101に
より、エンジン12への燃料供給量を気圧の低下に伴う
吸気密度の減少に応じて増量補正するようになされてい
る。
一方、上記空調装置の外部制御用コントロールユニット
100には、直流電圧を増幅するためのコンパレータ1
06が配置されており、該コンパレータ106の負入力
端子106aには上記圧力スイッチPSからEGIコン
トロールユニット101への出力信号の一部が入力可能
に接続されている。また、その正入力端子106bは正
の直流電源およびアース側にそれぞれ抵抗体を介して接
続され、その出力端子106cは抵抗体を介してトラン
ジスタ107のベース107aに接続されている。該ト
ランジスタ107のコレクタ107bはに磁リレー10
8のソレノイド108aを介して正の直流電源に、その
エミッタ107cはアース側にそれぞれ接続されている
。そして、上記電磁リレー108の常時OFFのリレー
スイッチ108bは上記電磁弁SVのコイルを介して接
地されている。以上により、気圧が所定値よりも低くな
ると、圧力スイッチPSのON作動により、コンパレー
タ106、トランジスタ107および電磁リレー108
が順次作動して、電磁弁S■が開弁状態となり、上記可
変容量^栴50が前述のように作動してコンプレッサ2
が最小容量状態に強制的に設定されるように構成されて
いる。よって、上記コンパレータ106、トランジスタ
107および電磁リレー108により、圧力スイッチ(
気圧検出手段)PSの出力を受け、て、気圧が所定値よ
りも低いときに、上記コンプレッサ2が最小容量に設定
されるよう上記最小容量設定IIl構50を作動させる
容量制御手段110が構成されている。
次に、本実施例の作動について説明するに、空調装置1
において、コンプレッサ2から吐出されたガス冷媒がコ
ンデンサ3により凝縮されて液冷媒になり、この液冷媒
はエキスパンションパルプ5で#@I、た後、エバポレ
ータ6において蒸発し、次いでコンプレッサ2に吸入さ
れ、上記エバポレータ6での冷媒の気化熱により車室内
が冷却される。
このような空調装置1の作動中において、自動車の平地
走行時には、圧力スイッチPSはOFF状態であり、コ
ンパレータ106および電磁リレー108も作動しない
ので、コンプレッサ2における電磁弁SVは閉弁状態に
保たれ、その可変容量機構50の作動によりコンプレッ
サ2は容量制御状態で運転される。すなわち、コンプレ
ッサ2の回転数が低くてその能力が低いときには、プレ
ッシVレギル−タ40が閉じられ、かつスプール弁32
の加圧室36内圧力の増大によってそのバイパス通路3
9が閉じられることにより、コンプレッサ2の容量が最
大容量に保たれる一方、コンプレッサ2の回転数の上昇
によりその能力が上昇すると、それに伴う吸入室29内
の圧力低下によって上記プレッシャレギュレータ40が
開弁するとともに、その開弁動作に伴いスプール弁32
における加圧室36内の圧力が低下して、その弁体34
がバイパス通路39を開くように移動し、ガス冷媒がコ
ンプレッサ2内部でバイパスされることにより、コンプ
レッサ2の容量がその回転数の上昇に応じて低下させる
ように制御される。
これに対し、自vJ車が高地等に移行して気圧が所定値
よりも低くなると、圧力スイッチPSが0Nfi″動し
て、コンパレータ106、トランジスタ107および電
磁リレー108が順次作動し、電磁弁S■が開かれる。
この電磁弁S■の開き作動により、吸入室29が中間圧
力状態になって上記吸入室29内の圧力と中fR[−力
とがバランスする結果、スプリング3.8の付勢力によ
りスプール弁32の弁体34が第4図で上昇端位置に位
置付けられ、バイパス通路39.の全開状態への保持に
よって冷媒の吸入室29側へのバイパス母が最大となり
、このことによりコンプレッサ2の容量が最小容量に固
定される。
したがって、こうして気圧が所定値よりも低いときには
、コンプレッサ2の外部から強制的にその内部容量制御
を禁止して、コンプレッサ2を最小容量状態に固定する
ため、エンジン12のコンプレッサ2の駆動のための負
荷を小さくして、その分エンジン負荷を低減して吸気密
度の低下によるエンジン出力の低下を補うことができ、
高地に。
おける車両の走行性能を向上させることができる。
尚、上記実施例では、可変容量型コンプレッサ2として
、スルーベーン式のものを採用したが、斜板式のもの等
、他のタイプの可変容量コンプレッサを採用してもよい
のは勿論である。
また、気圧検出手段としては、ベローズ式のほか、半導
体のピエゾ効果を利用したもの、表面弾性波を利用した
もの等があり、いずれを用いてもよいことはいうまでも
ない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によると、車両用字WA装
置において、車載エンジンにより駆動されるコンプレッ
サを冷媒の吸入圧力に応じた可変容量運転状態と最小容
量運転状態とに選択可能な可 ′変容量コンプレッサと
し、高地等で気圧が所定値よりも低いときには、上記コ
ンプレッサの内部容量制御を禁止して、その容量を最小
容量状態に固足保持するようにしたことにより、車両の
平地走行時等における内部容量可変型コンプレッサによ
る内部容量の自動制御を活かしつつ、高地における走行
時には、空調装置のコンプレッサの駆動負荷を小さく制
御して、その分、エンジン負荷を低減して吸気密度の減
少によるエンジン出力の低下を補うことができ、よって
、高地等での車両の走行性能を向上させることができる
ものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の構成を示すブロック図である。 第2図以下の図面は本発明の実施例を示し、第2図は全
体構成図、第3図はコンプレッサの可変容全握構を示す
展開断面図、第4図はその模式断面図、第5図は空調装
置の外部制御用コントロールユニットの概略回路構成図
である。 1・・・空調装置、2・・・コンプレッサ、21・・・
吸入ポート、22・・・吐出ポート、39・・・バイパ
ス通路、5o・・・可変容量機構、SV・・・電磁弁(
最小容量設定前槽)、10o・・・コントロールユニッ
ト、110・・・容量制御手段、PS・・・圧力スイッ
チ(気圧検出手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)冷媒を吸入する吸入ポートと、該吸入ポートから
    吸入されて圧縮行程を経た冷媒を吐出させる吐出ポート
    と、上記冷媒の圧縮行程の途中で冷媒を吸入側へバイパ
    スさせるバイパス通路と、該バイパス通路を冷媒の吸入
    圧力に応じて開閉制御する可変容量機構とを有し、車両
    に搭載されたエンジンによつて駆動される空調装置用の
    可変容量コンプレッサを外部から制御する外部制御装置
    であって、上記コンプレッサには、上記バイパス通路が
    全開になるよう上記可変容量機構を駆動して冷媒吐出容
    量を最小に設定する最小容量設定機構が設けられている
    とともに、大気の圧力を検出する気圧検出手段と、該気
    圧検出手段の出力を受け、気圧が所定値よりも低いとき
    上記コンプレッサが最小容量に設定されるよう上記最小
    容量設定機構を作動させる容量制御手段とを備えてなる
    ことを特徴とする可変容量コンプレッサの外部制御装置
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02197412A (ja) * 1989-01-24 1990-08-06 Mazda Motor Corp エンジンの制御装置
EP0395904A2 (de) * 1989-05-02 1990-11-07 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Schalten einer Kfz-Klimaanlage
CN107989768A (zh) * 2017-11-24 2018-05-04 安徽美芝精密制造有限公司 压缩机以及制冷装置

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