JPS63227413A - 可変容量コンプレツサの外部制御装置 - Google Patents

可変容量コンプレツサの外部制御装置

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Publication number
JPS63227413A
JPS63227413A JP5990187A JP5990187A JPS63227413A JP S63227413 A JPS63227413 A JP S63227413A JP 5990187 A JP5990187 A JP 5990187A JP 5990187 A JP5990187 A JP 5990187A JP S63227413 A JPS63227413 A JP S63227413A
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JP
Japan
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compressor
capacity
refrigerant
suction
bypass passage
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JP5990187A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Kawamura
河村 裕章
Tomoaki Kunikata
國方 知明
Nobuo Mitamura
三田村 信雄
Masahiro Nakano
正博 中野
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/32Cooling devices
    • B60H1/3204Cooling devices using compression
    • B60H1/3205Control means therefor
    • B60H1/3208Vehicle drive related control of the compressor drive means, e.g. for fuel saving purposes

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両に装備される空調装置において、特に内
部容量可変型と呼ばれる可変容量コンプレッサを外部か
ら制御する制′a装置に関するものである。
(従来の技I) 従来より、この種の自動車用空調装置として、車載エン
ジンに電磁クラッチ機構を介して駆動連結されたコンプ
レッサと、該コンプレッサから吐出されたガス冷媒を空
気との熱交換により冷却して液状態にli縮するコンデ
ンサ(凝縮器)と、このコンデンサを通過した液冷媒を
蒸発させてその気化熱により車室内を冷却するエバポレ
ータ(蒸発器)とを備えてなり、エバポレータでの冷媒
の蒸発温度が所定温度以下に低下すると、そのことをフ
ロストスイッチにより検出して、1luilクラッチ機
構のOFF作動によりコンプレッサの駆動を停止させる
ようにしたものが一般によく知られ、広く実車に装備さ
れている。
すなわち、エンジン回転数が上昇すると、該エンジンに
よって駆動されているコンプレッサからの冷媒吐出量が
増加して冷媒回路を多量の冷媒が循環するため、コンプ
レッサの能力が増大するのに対し、車室に対する熱負荷
はほぼ一定であるので、能力が余剰となり、この余剰部
分をなくすために、コンプレッサの駆動を停止させるよ
うになされている。
しかし、その場合、エンジンのコンプレッサ駆動のため
の駆動力を低減してEER(エネルギ消費効率)を向上
させるという観点から、コンプレッサの運転を一旦停止
してその後に再凝縮するよりは、その間コンプレッサの
容量を定常時よりも低下させ継続して運転するほうが好
ましい。例えば、コンプレッサ、コンデンサおよびエバ
ポレータのうち、成績係数に対するこれら各機器の依存
度をみると、コンプレッサの容量が小さいほど、コンプ
レッサ自体の仕事能力が低くなるが、相対的にコンデン
サおよびエバポレータの寄与率が大になり、全体の成績
係数が増大する。つまり、コンプレッサの仕事能力は下
がっているのに、全体のエンタルピーは同等になるので
、EERが増大することになる。
このため、斯かる要求を満たすコンプレッサとして、従
来、特開昭60−261721号公報に開示されるよう
に、内部容量可変型コンプレッサが提案されている。こ
れは、コンプレッサの能力が過剰になったときに、コン
プレッサ本体に吸入された冷媒の一部を圧縮行程の途中
からバイパスさせて吸入側に戻すことにより、コンプレ
ッサの能力を車室内の熱負荷に対応した能力に自動的に
制御するようにしたものである。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、反面、この提案の内部容量可変型コンプレッ
サを具備した空調装置では、コンプレッサの能力を車室
内の熱負荷に対応した能力に自動的に制御するため、以
下に示すような問題が生じる。
例えば、車両の加速、登板時等にエンジン負荷が大きく
なったときには、コンプレッサの駆動負荷を小さくして
できるだけエンジン負荷の低減を小さくすることが必要
である。しかし、上記内部容量可変形のコンプレッサを
使用したときには、室温状態に応じてしか運転容量の調
節機能を有しておらず、エンジン負荷の増大に応じてコ
ンプレッサ負荷を低減することができない。したがって
、車両の加速性能や登板性能が悪化する。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、上記の如く内部容量可変型のコンプ
レッサにおける本来の自動的な内部容ffi ll1l
lIIIに加え、その容量を外部からエンジン負荷の状
態に応じて適正に制御するようにすることにより、可変
容量コンプレッサの機能を活用しながら、車両の加速性
能や登板性能を向上させることにある。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するために、本発明の解決手段は、エン
ジンに駆動された電子制御式変速装置のパワーモードス
イッチが作・動じたときには、コンプレッサの内部容量
制御を一時的に禁止して、その容量を最小容量に固定保
持するようにしたものである。
具体的には、本発明の構成は、第1図に示すように、自
動車用字igI装e11において、冷媒を吸入する吸入
ポート21と、該吸入ポート21から吸入されて圧縮行
程を経た冷媒を吐出させる吐出ポート22と、上記冷媒
の圧縮行程の途中で冷媒を吸入側へバイパスさせるバイ
パス通路39と、該バイパス通路39を冷媒の吸入圧力
に応じて開閉制卸する可変容量機構50とを有し、車両
に搭載されたエンジン12によって駆動される車両用字
m装置の可変容量コンプレッサを外部から制御する外部
制御装置を対争とする。
そして、上記コンプレッサには、上記バイパス通路39
が全開になるよう上記可変容量m構50を駆動して冷媒
吐出容量を最小に設定する最小容量設定機構SVを設け
るものとする。
さらに、上記エンジンに駆動され、電子制御式自動変速
装置101をパワーモードに切換えるパワーモードスイ
ッチのオン操作時に、上記コンプレッサが最小容量に設
定されるよう上記最小容量状態礪@SVを駆動させる容
量制御手段103を設ける構成とする。
(作用) 以上の構成により、本発明では、車両の通常運転中には
可変容ff1tl@50により、車両の空調装置1のコ
ンプレッサ2の圧縮行程における冷媒の吸入側へのバイ
パス量が調節され、高い効率でもって冷房運転が行われ
る。
そして、車両の走行中に運転考からの選択により、電子
制御式変速装置101のパワーモードスイッチ102が
オン状態に切換えられると、容量制御手段103により
強制的にバイパス通路39が全開に、つまりコンプレッ
サ2の吐出容量が最小に設定されるよう最小容量設定機
構SVが制御される。
したがって、通常の走行時には、内部容量可変型コンプ
レッサ2による内部容量の自動制御を活かしつつ、電子
制御式変速装置101のパワーモードスイッチ102が
オンに切換えられたときには、コンプレッサ2の外部か
ら強制的にその内部容量制御が禁止されて、コンプレッ
サ2が最小容量状態に固定されるため、コンプレッサ負
荷を小さくして、その分エンジン出力を走行出力に配分
することができ、車両の加速性能等を向上させることが
できる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明づ−る。
第2図は本発明の実施例の全体構成を示しており、1は
自動車に装備された空調装置であって、該空調装置1は
、車載エンジン12に電磁クラッチn@13および伝動
ベルト14を介して駆動連結されたコンプレッサ2と、
車体のエンジンルーム前端部に配置され、走行風等との
熱交換によりガス冷媒を冷却して液冷媒に凝縮するコン
デンサ3と、液冷媒を蓄えるレシーバタンク4と、液冷
媒を蒸発に適した圧力に減圧して膨張させ、冷媒の過熱
度を一定に制御する温度式自動膨張弁であるエキスパン
ションバルブ5ζ、車室内に配置され、液冷媒を蒸発さ
せてその気化熱により車室内の空気を冷却するエバポレ
ータ6とを備えてなり、これらの機器2〜6を冷媒配管
7によって接続することにより冷媒回路8が構成されて
いる。尚、9は上記エバポレータ6からコンプレッサに
戻る冷媒配管7に付設された上記エキスパンションバル
ブ5の感湿筒である。また、11はエバポレータ6に付
設されたファンである。
上記コンプレッサ2は、ベーン式の可変容量コンプレッ
サで構成されている。この可変容量コンプレッサ2の基
本的な構造は通常のベーン式コンプレッサと同様のもの
である。すなわち、このコンプレッサ2の本体20は、
第3図に拡大詳示するように、リング状のサイドハウジ
ング23と、該サイドハウジング23の前後面に気密状
に接合され、サイドハウジング23の内部に円柱状の作
動室24を形成するフロントおよびリヤハウジング25
.26と、上記サイドハウジング23の作動室24内に
作動室24の中心に対してオフセットして回転自在にh
MHされた円柱状のロータ27と、該ロータ27にその
外周部から出没自在に支持され、端部が作動室24の内
周壁に摺接して作動室24を仕切る1対のスルーベーン
28.28とを備えてなり、上記フロントハウジング2
5には上記作動室24内に冷媒を吸入する吸入ポート2
1と、該吸入ポート21に連通ずる吸入至29とが形成
されている。また、サイドハウジング23には上記吸入
ポート21から吸入されて圧縮行程を経た冷媒を吐出さ
せる吐出ポート22が、リヤハウジング26には上記吐
出ポート22に連通ずる吐出室(図示せず)がそれぞれ
形成されている。さらに、上記ロータ27の回転軸31
は上記電磁クラッチ橢構13に連結されており、電磁ク
ラッチ機構13のON作動時、エンジン12の出力によ
りロータ27を回転駆動し、このロータ27の回転に伴
い、サイドハウジング23内の作動室24におけるベー
ン28,28で仕切られた部分の体積を漸次減少変化さ
せることにより、サイドハウジング23の吸入ポート2
1から吸入されたガス冷媒を圧縮して吐出ポート22か
ら吐出させるようになされている。
そして、この基本的な構成において、上記コンプレッサ
本体20のフロントハウジング25内にはスプール弁3
2が設けられている。また、サイドハウジング23およ
びリヤハウジング26の双方に亘る下部にはニードル弁
からなるプレッシャレギュレータ40が取り付けられて
いる。
上記スプール弁32は、第4図にも示すように、円柱状
のパルプハウジング33と、該バルブハウジング33内
に、摺動自在に嵌装され、ハウジング33内をスプリン
グ室35および加圧室36に仕切る円柱状の弁体34と
を備え、上記加圧室36は、パルプハウジング33のポ
ート33aおよび該ポート33aに接続される連通路3
7を介してコンプレッサ本体20におけるフロントハウ
ジング25とサイドハウジング23との間の所定の間隙
部に連通されており、その内部の圧力はガス冷媒の吸入
圧力と吐出圧力との略中間の圧力に設定されている。ま
た、スプリング室35には弁体34を加圧室36側に付
勢するスプリング38が縮装されているとともに、スプ
リング室35はポート33bを介して上記フロントハウ
ジング25内の吸入室29に連通されている。さらに、
パルプハウジング33にはその内部の弁体34の摺動範
囲の中間部に4つのバイパス孔39a〜39bが、その
うちのバイパス孔39a、39b同士をハウジング33
の中心線方向に対向させかつバイパス孔39a、39a
 (39b、39b)同士ヲハウジング33の中心線方
向に直列に配置せしめて開口され、そのハウジング33
の一側(第3図で右側)に位置するバイパス孔39a、
39aは上記作動室24において冷媒の圧縮行程の途中
に対応する部分に、他側(同左側)のバイパス孔39b
39bは上記吸入室29にそれぞれ連通されており、こ
のハウジング33の直径方向に対向するバイパス孔39
a、39bと該両バイパス孔39a。
39b間に位置するスプリング室35の一部とにより、
作動室24内において圧縮される冷媒の圧縮行程の途中
で冷媒を吸入室29(吸入側)ヘパパスさせるバイパス
通路39.39が構成されている。そして、弁体34に
対する加圧室36内の中間圧力による付勢力がスプリン
グ室35内の冷媒吸入圧力にその内部のスプリング38
のばね力を加えた付勢力よりも大きいときには、弁体3
4を第4図で下方に移動させることにより、バイパス孔
39a〜39bを閉鎖してバイパス通路39を閉じる一
方、逆に小さいときには、弁体34を同図で上方に移動
させることにより、バイパス孔398〜39bを開放し
てバイパス通路39を開くようになされている。
一方、上記プレッシャレギュレータ40は、弁口41を
介して連通ずる第1および第2の2つの圧力室42.4
3が内部に形成されたパルプハウジング44と、該パル
プハウジング44内に上記弁口41を開閉可能に嵌装さ
れた弁体45と、パルプハウジング44の第2圧力室4
3内に嵌装され、該第2圧力室43を吸入圧室43aと
大気圧室43bとに区画形成するダイアフラム46とを
備えてなり、上記ダイアフラム46はロッド47を介し
て上記弁体45に移動一体に連結されており、上記大気
圧室43b内にはダイアフラム46を弁体45の開弁方
向(弁体45が第1および第2の両圧力室42,43を
連通する方向)に付勢するスプリング48が縮装されて
いる。そして、上記第1圧力室42は上記連通路37(
コンプレッサ本体20におけるフロントハウジング25
とサイドハウジング23との間の所定の間隙部)に連通
路49を介して、また第2圧力室43における吸入圧室
43aは上記吸入室29にそれぞれ連通され、第2圧力
室43の大気圧室43bは大気に開放されており、ダイ
アプラム46に対する吸入圧室43a内の冷媒吸入圧力
による付勢力が大気圧室43b内の大気圧にその内部の
スプリング48のばね力を加えた付勢力よりも大きいと
きには、ダイアフラム46を第4図で下方に移動させて
該ダイアフラム46と一体の弁体45により弁口41を
閉鎖し、第1圧力室42と吸入室29との間の連通を遮
断する一方、逆に小さいときには、ダイアフラム46を
同図で上方に移動させて弁口41を開き、第1圧力至4
2と吸入室29とを連通させるようになされている。よ
って、上記スプール弁32およびプレッシャレギュレー
タ40により、コンプレッサ本体20の冷媒吸入圧力を
略一定に保つように自動的に制御し、コンプレッサ2の
回転数(エンジン回転数)が低くてその能力が低いとき
には、プレッシャレギュレータ40を閉弁させ、かつス
プール弁32の加圧室36内圧力の増大によってそのバ
イパス通路39を閉じることにより、コンプレッサ2の
容量を最大容量に保つ一方、コンプレッサ2の回転数の
上昇によりその能力が上昇すると、それに伴う吸入室2
9内の圧力低下によってプレッシャレギュレータ40を
開弁させるとともに、その間弁動作に伴いスプール弁3
2における加圧室36内の圧力を低下させてその弁体3
4を図で上方に移動させ、バイパス通路39を問いてガ
ス冷媒を内部でバイパスさせることにより、コンプレッ
サ2の容量をその回転数の上昇に応じて低下させるよう
に、つまり車室内の熱負荷よりもコンプレッサ2の能力
が増大したときに、その余剰能力をなくすようにした可
変容量機構50が構成されている。
また、本発明の特徴として、第4図に示すように、上記
プレッシャレギュレータ40の第1圧力室42を連通路
37に連通ずる連通路49と吸入室29とは、ざらに連
通路51で冷媒の流通可能に接続され、該連通路51に
は連通路51を開閉する常時閉の電磁弁S■が配設され
ており、電磁弁S■の閉状態では、上記可変容量機構5
0を作動させてコンプレッサ2を内部制御状態とする一
方、電磁弁S■を開いたときには、吸入室29内の圧力
を中間圧力と等しくなるようにして、スプリング35の
付勢力によってスプール弁32の弁体34を図で上昇端
位置に位置付け、バイパス通路39を全開状態に保って
冷媒のバイパス量を最大に保持することにより、コンプ
レッサ2の容量を最小容量に設定するようにしている。
すなわち、上記電磁弁S■は、上記バイパス通路39が
全開になるよう上記可変容量機Ia50を駆動して冷媒
吐出容量を最小に設定する最小容量設定Il栂として様
能するものである。
なお、第4図において、52は冷媒の急激な流れを緩和
するためのオリフィスである。
そして、第2図に示すように、コンプレッサ2の外部に
は、その外部から上記電磁弁SVを開閉制御するコント
ロールユニット100が配置されており、該コントロー
ルユニット100には、上記エンジン12に駆動される
電子制御式変速装置(図示せず)を作動制御するための
変速装置制御用コントロールユニット101が信号の授
受可能に接続されている。該コントロールユニット10
1は、通常のノーマルモードと、例えば加速時変速装置
のギヤ位置が第3速から4速へ切換えられる際に該3速
の維持時間が長く設定される等、通常のノーマルモード
に対し出力トルクが高くなるように設定されるパワーモ
ードとの2つの走行モードを選択可能に構成され、この
走行モードの切換えは、運転者の選択により、操作され
る常時OFFのパワーモードスイッチ102(第5図参
照)により実行される。第5図に示すように、該パワー
モードスイッチ102の可動接点102aは接地され、
固定接点102bは電磁リレー103のソレノイド10
3aを介して正の電圧を印加する直流電源104に接続
されている。また、上記電磁リレー103の常時OFF
のリレースイッチ103bは上記電磁弁S■のコイルを
介して接地されている。
以上の構成により、パワーモードスイッチ102がオン
に切換え操作されると、上記電磁リレー103が作動し
て電磁弁S■が開弁状態となり、その結果、上記可変容
量機構50が前述のように作動してコンプレッサ2が最
小容量状態に強制的に設定される。よって、上記電磁リ
レー103は、電子制御式自動変速装置101のパワー
モードスイッチ102がオンの時に、上記コンプレッサ
2が最小容量に設定されるよう上記電磁弁(最小容量設
定機構)S■を制御する容量制御手段としての機能を有
するものである。
次に、本実施例の作動について説明するに、空調装置1
において、コンプレッサ2から吐出されたガス冷媒がコ
ンデンサ3により凝縮されて液冷媒になり、この液冷媒
はエキスパンションバルブ5で膨張した後、エバポレー
タ6において蒸発し、次いでコンプレッサ2に吸入され
、上記エバポレータ6での冷媒の気化熱により車室内が
冷却される。
このような空調装置1の作動中において、車両の通常走
行時には、電子制御式変速装置はノーマルモードに保持
され、パワーモードスイッチ102はオフ状態であって
、その接点は開かれている。
したがって、電、磁リレー10の接点103aは開かれ
ており、電磁弁SV側に電流が流れないので、コンプレ
ッサ2における電磁弁S■は閉弁状態に保たれ、その可
変容量機構50の作動によりコンプレッサ2は容量制御
状態で運転される。すなわち、コンプレッサ2の回転数
が低くてその能力が低いときには、プレッシャレギュレ
ータ40が閉じられ、かつスプール弁32の加圧室36
内圧力の増大によってそのバイパス通路39が閉じられ
ることにより、コンプレッサ2の容量が最大容量に保た
れる一方、コンプレッサ2の回転数の上昇によりその能
力が上昇すると、それに伴う吸入室29内の圧力低下に
よって上記プレッシャレギュレータ40が開弁するとと
もに、その間弁動作に伴いスプール弁32における加圧
室36内の圧力が低下して、その弁体34がバイパス通
路39を開くように移動し、ガス冷媒がコンプレッサ2
内部でバイパスされることにより、コンプレッサ2の容
量がその回転数の上昇に応じて低下させるように制御さ
れる。
これに対し、走行中に運転者により、上記電子制御式変
速装@101をパワーモードにすべく上記パワーモード
スイッチ102がオンに切換えられると、常開接点10
2aが閉じられで電磁リレー103が作動し、電磁弁S
V側の回路に電流が流れて電磁弁SVが開かれる。この
電磁弁SVの開き作動により、吸入室29が中間圧力状
態になって上記吸入室29内の圧力と中間圧力とがバラ
ンスする結果、スプリング38の付勢力によりスプール
弁32の弁体34が第4図で上昇端位置に位置付けられ
、バイパス通路39の全開状態への保持によって冷媒の
吸入室29側へのバイパス量が最大となり、このことに
よりコンプレッサ2の容量が最小容量に固定される。
したがって、こうして自動車の走行負荷が高く、電子制
御式変速装置101をパワーモードにするためのパワー
モードスイッチ102がオンに切換えられたときには、
コンプレッサ2の外部から強制的にその内部容量制御を
禁止して、コンプレッサ2を最小容量状態に固定するた
め、エンジン12のコンプレッサ2の駆動のための負荷
を小さくして、その分エンジン出力の駆動輪への配合を
増大させることができ、車両の加速性能や登板性能等を
向上させることができる。
尚、上記実施例では、可変容量型コンプレッサ2として
、スルーベーン式のものを採用したが、斜板式のもの等
、他のタイプの可変容量コンプレッサを採用してもよい
のは勿論である。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によると、車両用空調装置
において、車載エンジンにより駆動されるコンプレッサ
を冷媒の吸入圧力に応じた可変容量運転状態と最大容量
運転状態とに選択可能な可変容量コンプレッサとし、電
子制御式変速装置のパワーモードスイッチがオンに切換
えられたときには、上記コンプレッサの内部容量制御を
禁止して、その容量を最小容量状態に固定保持するよう
にしたことにより、車両の通常走行時には内部容母可変
型フンプレッサによる内部容量の自動制御を活かしつつ
、パワーモード走行時には、空調装置のコンプレッサの
駆動負荷を小さく制御して、コンプレッサに対するエン
ジン負荷の低減を最小にすることができ、車両の加速性
能や登板性能等を向上させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図である。 第2図以下の図面は本発明の実施例を示し、第2図は全
体構成図、第3図はコンプレッサの可変容量機構を示す
展開断面図、第4図はその模式断面図、第5図は電子制
御式変速装置の概略回路構成図である。 1・・・空調装置、2・・・コンプレツサ、21・・・
吸入ポート、22・・・吐出ポート、39・・・バイパ
ス通路、50・・・可変容吊橢構、S■・・・電磁弁(
最小容量設定i+’t>、ioo・・・コントロールユ
ニット、101・・・電子制御式変速装置、102・・
・パワーモードスイッヂ、103・・・電磁リレー(容
量制御手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)冷媒を吸入する吸入ポートと、該吸入ポートから
    吸入されて圧縮行程を経た冷媒を吐出させる吐出ポート
    と、上記冷媒の圧縮行程の途中で冷媒を吸入側へバイパ
    スさせるバイパス通路と、該バイパス通路を冷媒の吸入
    圧力に応じて開閉制御する可変容量機構とを有し、車両
    に搭載されたエンジンによって駆動される空調装置用の
    可変容量コンプレッサを外部から制御する外部制御装置
    であって、上記コンプレッサには、上記バイパス通路が
    全開になるよう上記可変容量機構を駆動して冷媒吐出容
    量を最小に設定する最小容量設定機構が設けられており
    、上記エンジンに駆動される電子制御式自動変速装置を
    パワーモードに切換えるパワーモードスイッチのオン操
    作時に、上記コンプレッサが最小容量に設定されるよう
    上記最小容量設定機構を作動させる容量制御手段を備え
    てなることを特徴とする可変容量コンプレッサの外部制
    御装置。
JP5990187A 1987-03-14 1987-03-14 可変容量コンプレツサの外部制御装置 Pending JPS63227413A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55119994A (en) * 1979-03-08 1980-09-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd Rotary compressor
JPS57195884A (en) * 1981-05-26 1982-12-01 Toyoda Autom Loom Works Ltd Operation control method of variable capacity compressor for car cooler

Patent Citations (2)

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