JPH0245667A - エアコン用のコンプレッサの液圧駆動装置 - Google Patents

エアコン用のコンプレッサの液圧駆動装置

Info

Publication number
JPH0245667A
JPH0245667A JP63193483A JP19348388A JPH0245667A JP H0245667 A JPH0245667 A JP H0245667A JP 63193483 A JP63193483 A JP 63193483A JP 19348388 A JP19348388 A JP 19348388A JP H0245667 A JPH0245667 A JP H0245667A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
hydraulic motor
spool
compressor
increases
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63193483A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanehito Nakamura
兼仁 中村
Tatsuya Miyaji
宮地 達也
Kazuo Oibe
及部 一夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP63193483A priority Critical patent/JPH0245667A/ja
Publication of JPH0245667A publication Critical patent/JPH0245667A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエアコン用コンプレッサの液圧駆動装置に関し
、より詳しくは、冷房環境条件に対応した冷房能力制御
機構に関する。
〔従来の技術と問題点〕
従来のエアコン用コンプレッサで、例えば自動車用のも
のは電磁クラッチを介して、エンジンにより回転駆動さ
れるが、搭載場所の制約やエンジン低回転時の冷房能力
不足、高回転時の損失動力の増大と言った問題から、 コンプレッサをエンジンから切り離し、別の駆動方式に
よりエンジン回転数とは無関係に回転駆動することが望
まれている。それに対して、例えば、特開昭49−39
808号公報では小型の固定容量ポンプと大型の可変容
量ポンプにより油圧モータを回転駆動し、コンプレッサ
をエンジンから切り離し、定速回転させる機構が開示さ
れているが、構成が複雑であり、コンプレッサ回転数が
冷房環境と無関係に一定であるため、車室内の吹出温度
調節をするには温風と冷風の混合を行なったり、膨張弁
により循環冷媒量を制御しなければならず、さらに構成
が複雑になってしまう。それに対して、例えば特開昭6
1−60314号公報に示す様に、電磁比例流量制御弁
や電磁比例可変容量ポンプによりコンプレッサ回転速度
を制御する機構が考えられているが、例えば、乗員が設
定する吹出設定温度に対応して電磁比例流量制御弁を制
御し、コンプレッサ回転速度を制御すると、乗車直後の
クールダウン時には、冷房能力を増大させて空気温度を
急降下させる必要があるにもかかわらず、その必要性に
見合うほどコンプレッサの回転数が高くなく、冷媒ガス
の循環量が少いため、冷房能力が不足となる傾向があり
、逆に空気温度が低い場合は、コンプレッサが過冷却運
転となって、エバポレータが着霜、氷結してしまうこと
がある。その対策として、圧力検出器により冷媒ガス圧
を検出したり、温度検出器により冷媒温度を検出し、電
磁比例弁により、コンプレッサ回転数を補正することが
考えられるが、センサ類が必要となるため、システム構
成が複雑となりコスト上昇をまねいてしまう。
本発明は以上の問題点に鑑がみ、簡素な構成で、冷房環
境条件に対応した冷房能力制御機構を提供するものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の構成は、液圧ポンプと、前記液圧ポンプにより
駆動される液圧モータと、前記液圧モータにより駆動さ
れる冷媒のコンプレッサと、前記液圧ポンプと前記液圧
モータを連結する液圧通路に挿入され、前記液圧モータ
の人口側圧力を導入する圧力室を付設されると共にその
圧力に対向する弾性力を生じる弾性体によって支持され
るスプールを有し、前記圧力室の圧力が増大したとき、
前記弾性体の弾性力に抗して前記スプールを移動させて
液圧ポンプから液圧モータへの流路面積を増大させ、逆
に、前記圧力室の圧力が減少したとき、前記弾性体の弾
性力によって前記スプールを移動させて前記流路面積を
減少させるようにした圧力感応可変絞りとを有すること
を特徴とするエアコン用コンプレッサの液圧駆動装置に
ある。
〔作 用〕
第8図に、熱負荷が一定の場合のポンプ吐出流量と車室
内吹き出し温度の相関を示す。ポンプ吐出流量が増加す
ると、液圧モータ、コンプレッサの回転速度が増加し、
冷媒の循IIIが増えるため車室内吹き出し温度は低く
なる。熱負荷が大きくなると(W+の場合)、冷媒の循
環量が相対的に足りなくなるため、車室内吹き出し温度
は高くなってしまう。
したがって、冷房負荷が小さくなったときに過冷却を防
ぐには冷媒の循環量を減じ、逆に冷房負荷が大きくなっ
たときに空気温度の上昇を防ぐには冷媒の循環量を増加
させればよいことになる。
乗車直後のクールダウン時やエバポレータで熱交換され
る空気温度が高い時は、コンプレッサに吸入される冷媒
ガスの圧力が高いため、圧縮比が高くなり、コンプレッ
サの駆動トルクが増加し、液圧モータの作動圧も上昇す
る。本発明の装置にふいては、圧力感応可変絞りの圧力
室には液圧モータの作動圧が導かれてあり、この作動圧
が上昇すると弾性体の付勢力に抗してスプールを移動さ
せ、可変絞りの流路面積を増大させるので、オイルポン
プから液圧モータへ送られるオイルの流量も増加し、そ
の結果、液圧モータの回転数が上昇して、液圧モータに
駆動されるコンプレッサによる冷媒の循環量が増加し、
冷房能力が向上する。
逆に、冷房負荷が小さい場合は、コンプレッサに吸入さ
れる冷媒ガスの圧力が低くなり、コンプレッサにおける
圧縮比が低くなるため、コンプレッサの駆動トルクは減
少し、液圧モータの作動圧力は低下する。従って、圧力
感応可変絞りの圧力室の圧力が低下するので、スプール
がスプリングに押されて上記と反対の方向に移動し、可
変絞りの流路面積を減少させ、オイルポンプから液圧モ
ータへ送られるオイル流量が減少する結果、液圧モータ
とそれによって駆動されるコンプレッサの回転数が低下
し、冷媒の循環量が減少して冷房能力が低下する。それ
によって、冷房負荷が小さい場合の過冷却を防止するこ
とができるので、前記の従来の技術の問題点が解消する
〔実施例〕
まず、本発明の第1実施例として、第1図に示された自
動車のエアコン用コンプレッサの油圧駆動機構について
説明する。
1は可変容量型のオイルポンプ、2は駆動源をなす電動
モータ、3・4は偏心量制御用アクチュエータであって
、可変容量型オイルポンプ1の吐出油路9は圧力感応可
変絞り10の上流側と、電磁可変絞り100の上流側と
、四方切換弁22に連通している。圧力感応可変絞り1
0と電磁可変絞り100の下流側は油路30と連通し、
油路30は油圧モータ50の上流側に連通している。切
換弁40はコンプレッサが駆動されない場合に、吐出油
路9をドレンに連通させる切換弁である。油圧モータ5
0の下流側は油路31に連通し、油路31はタンク8に
連通している。圧力感応可変絞り10の詳細構成を第2
図〜第5図に示す。スプール12はカラー13内を摺動
可能に配置され、スプール端部12bはスプリング11
と当接しており、スプール12は図中右向きの付勢力を
受けている。又、スプール端部12bはストッパの役目
ももつ。スプール12の中央部の径は小さくなっており
、カラー13に設けられた穴部13a=13bとともに
流路を構成する。カラー13はハウジングAに嵌合され
、端部はプラグ14と当接し、ハウジングに固定される
。プラグ14には穴部14aが設けられ、プラグ14内
部の圧力室1日はタンク8と連通している。プラグ14
にはoリング15が装着され、液密を保っている。スプ
ール12の右側に設けられた圧力室17は、油路3oと
連通し、油圧モータ50の作動圧力が導びかれている。
電磁可変絞り100は起磁力を発生するコイル部101
、磁路を構成するステータ部102、可動部であるアー
マチャ部103、磁力とは反対向きの付勢力をアーマチ
ャ部103に与えるスプリング104からなり、車室内
の吹出温度設定スィッチ1100信号に基づきコイル部
101への通電電流を制御するECU (電子制御ユニ
ッ))  111により駆動される。電磁可変絞り10
0のアーマチャ部103の図中右端側にはスプール部1
03aが形成され、スプール部103aの中央部は径が
小さくなっており、ハウジングに設けられた穴部ととも
に流路を構成する。
次に、冷房機構の構成について説明する。コンプレッサ
51は油圧モータ50と同軸的にカップリング等で連結
され、油圧モータ50により回転駆動される。冷房機構
の構成は、コンプレッサ5Lコンデンサ55、レシーバ
54、エキスパンションバルブ53、エバポレータ52
がi]!列的に接続され閉回路をなしている。コンデン
サ55内部で冷媒ガスを凝縮するため、コンデンサ55
には冷却ファン56により送風される。逆に、エバポレ
ータ52内部で冷媒を蒸発させるために、エバポレータ
52にはプロアファン57により送風される。
まず、冷房機構の作動について説明する。冷媒はコンプ
レッサ51により高温高圧に圧縮され、ガス状でコンデ
ンサ55に送られ、コンデンサ55は冷却ファン56に
送風冷却されているため、冷媒はここで凝縮、液化され
る。液化された冷媒はレシーバ54に入り、次に、エキ
スパンションバルブ53を通って減圧され、エバポレー
タ52に入る。エバポレータ52はプロアファン57に
より送風されているため、ここで冷媒は周囲から熱を奪
って蒸発し、ガス状となる。この冷媒が再びコンプレッ
サ51に送り込まれ、以後同様のサイクルを繰り返す。
次に油圧駆動機構について第6図のタイムチャートを用
いて説明する。ニアコンディショナーが起動されない場
合は、切換弁40は第1図に示す位置とは異なる位置に
切り換わっており、吐出油路9はドレン(タンク8)に
連通している。従って可変容量型オイルポンプ1の吐出
圧油はタンク8にもどり、油圧モータ50には供給され
ず、コンプレッサ51は回転駆動されない。この時、圧
力感応可変絞り10は第2図に示す如く、圧力室17に
導びかれている油圧モータ作動圧が零であるため、スプ
リング11の付勢力によりスプール12は図中右へ移動
しており、カラー13に設けられた穴部13a、13b
とスプール12により形成されていた流路は遮断されて
いる。同様に、電磁可変絞り100(第1図)もEC[
I 111により電流が通電されていないため、起磁力
が発生せず、アーマチャ103はスプリング104の付
勢力により図中右へ移動し、アーマチャに形成されたス
プール部103aとハウジングの穴部により形成される
流路は遮断されている。
ニアコンディショナーが起動されると、ECU 111
により、切換弁40は第1図に示す位置に切り換わり、
ポンプ吐出圧油は、可変絞り10,100.四方切換弁
22に供給される。又、車室内の吹出温度設定スイッチ
110に対応した電流が8C[I 111により電磁可
変絞り100のコイル部101に通電され、起磁力が発
生し、アーマチャ103はスプリング104の付勢力に
抗して図中左へ移動し、アーマチャ103に形成された
スプール部103aとハウジングの穴部により形成され
る流路が連通し、ポンプ1の吐出圧油は油圧モータ50
に供給され、油圧モータ50はコンプレッサ51を回転
駆動する。
コンプレッサは、冷媒ガスを圧縮する。圧力感応可変絞
り10の圧力室17に導びかれている油圧モータ作動圧
が上昇するため、スプール12はスプリング11の付勢
力に抗して第2図の状態から図中左へ移動し、第3図の
状態となり、カラー13に設けられた穴部13bとスプ
ール12により形成されている流路が連通し、ポンプ1
の吐出流量は増加する。従って油圧モータ50、コンプ
レッサ51の回転数が上昇し、冷媒の循環量が増えるた
め、油圧モータ50の作動圧はやや低下し、ス・ブール
12はスプリング11の付勢力により第4図において図
中右へわずかに移動し、油圧モータ50の作動圧力によ
りスプール12が受ける力と、スプリング11の付勢力
がつり合った状態でスプール12の位置は安定する。乗
員が吹出温度設定スイッチ110をより低温側へ操作す
ると、BC[I 111から電磁可変絞り100への通
電電流が増加され、起磁力が増加し、アーマチャ103
は第1図において図中左へ移動し、アーマチャ103に
形成されたスプール部103aとハウジングの穴部によ
り形成される流路の通路面積が増加する。4ポ一ト3位
置切換弁22の端面23,24には、圧力導入路20.
21を通じて可変絞り10. 100の上流および下流
の圧力が導入されており、この圧力差とスプリング99
0弾性力とのつり合いにより、4ポ一ト3位置切換弁2
2は3位置に切換わる。ここで、可変絞り100の流路
面積が増大すると、可変絞り10. 100の上流と下
流の差圧が小さくなるため、4ポ一ト3位置切換弁22
に導入されている端面23側の圧力が端面24側の圧力
よりも、その設定圧力に比べて相対的に低くなり、スプ
リング99の弾性力により4ポ一ト3位置切換弁22は
第1図の上方の位置に切り換わる。
このた上流側ポート22aと下流側ボー)22Cが導通
され、圧力の高い圧力導入路20が可変容量型オイルポ
ンプ1の偏心量制御用アクチュエータ3に接続されると
ともに、上流側ボート22bと下流側ポー)22dが導
通されるから可変容量型オイルポンプ1の偏心量制御用
アクチュエータ4がタンク8に解放される。このため可
変容量型オイルポンプ1にあっては、ポンプ容量が大き
くなるため、その結果、ポンプ1の吐出流量が増え、油
圧モータ50、コンプレッサ51の回転数が増加し、冷
媒の循環量が増えるため冷房能力が向上し、車空内の吹
き出し温度は低温となる。この時、油圧モータ50の作
動圧力はわずかじか変化しないため、圧力感応可変絞り
10のスプール12はほとんど動かない。ここで、乗車
直後のクールダウン時や、エバポレータ52で熱交換さ
れる空気温度が高い場合(冷房負荷が大きい場合)は、
冷媒はエバポレータ52で蒸発し、かつ、通常よりも高
温高圧のガスとなる。従って、コンプレッサ51に吸入
される冷媒ガス圧が高くなるため、コンプレッサ51で
の圧縮比が高くなり、コンプレッサ51の駆動トルクは
増加し、油圧モータ50の作動圧力は上昇する。圧力感
応可変絞り10の圧力室17には油圧モータ50の作動
圧力が導びかれているため、スプール12はスプリング
11の付勢力に抗して第3図の状態から図中左方へ移動
し、第4図に示す状態となる。これにより、スプール1
2とカラー13の穴部13bにより形成される流路面積
がさらに増大し、前述の如くポンプ1の吐出流量が増加
し、油圧モータ50の回転数が上昇する。油圧モータ5
0と同軸的に回転するコンプレッサ51の回転数も上昇
し、その結果、冷媒の循環量が増加し、冷房能力が向上
する。この時、油圧モータ50の作動圧力はわずかじか
変化しないため、スプール12は第4図に示す状態から
ほとんど動かない。
逆に、冷房負荷が小さい場合は、エバポレータ52で蒸
発した冷媒は通常よりも低温低圧のガスとなる。従って
コンプレッサ51に吸入される冷媒ガス圧が低くなり、
コンプレッサ51での圧縮比が低くなるため、コンプレ
ッサ51の駆動トルクは減少し、油圧モータ50の作動
圧力は低下する。それにより圧力感応可変絞り10のス
プール12はスプリング11の付勢力により第3図の状
態から図中右方へ移動し、第5図に示す状態となる。こ
れにより、スプール12とカラー13の穴部13bによ
り形成される流路面積が減少する。流路面積が減少する
と、4ポ一ト3位置切換弁22の端面23,24に導入
されている圧力差が大きくなり、端面23側の圧力が端
面24側の圧力よりも、その設定圧力に比べて相対的に
高くなり、スプリング99の弾性力に抗して4ボ一ト3
位置切換弁22は第1図の下方の位置に切り換わる。
このため上流側ボー)22aと下流側ボート22dが導
通され、圧力の高い圧力導入路20が可変容量型オイル
ポンプ1の偏心量制御用アクチュエータ4に接続される
とともに、上流側ボート22bと下流側ボート22Cが
導通され、可変容量型オイルポンプ1の偏心量制御用ア
クチュエータ3がタンク8に解放される。可変容量型オ
イルポンプ1にあっては、ポンプ容量が小さくなるため
、ポンプ1の吐出流量が減少し、油圧モータ50の回転
数は低下する。その結果、コンプレッサ51の回転数が
低下し、冷媒の循環量が減少して、冷房能力が減少する
。それにより、冷房負荷が小さい場合の、エバポレータ
の着霜、氷結を未然に防止できる。
第2の実施例を第7図に示す。第1図に示す第1の実施
例では、油圧モータ50の作動圧により圧力感応絞り1
00通路面積を増減させ、可変容量ポンプ1のポンプ容
量を増減させることで、油圧モータ50の回転速度を増
減させたが、第2の実施例では、固定容量オイルポンプ
150を用い、流量制御弁155内に圧力感応可変絞り
10を設け、メインスプール175によりドレン通路1
80にバイパスする流量を増減させることにより、油圧
モータ50の回転速度を増減させるものである。以下、
流量制御弁155の構成について説明する。流量制御弁
155は、電磁可変絞り160、圧力感応可変絞り10
、メインスプール部より成り、メインスプール部はメイ
ンスプール175とスプリング176より成る。電磁可
変絞り160はコイル161、ステータ164、スプー
ル163、スプリング162から成り、スプール163
の先端部が可変オリフィスを形成し、コイル161への
通電電流を増減させることで、可変オリフィスの開口面
積を増減できる。圧力感応可変絞り10は電磁可変絞り
160と油圧回路的に並列に配置される。メインスプー
ル175は、可変オリフィス170の人口圧(圧力感応
可変絞り10の入口圧と同じである)とスプリング17
6による付勢力がつりあう位置に移動し、余剰流量をド
レン通路180にバイパスする。
負荷の増大により油圧モータ50の作動圧が上昇し、圧
力感応可変絞り10のスプール12が図中左へ移動する
と、圧力感応可変絞り100通路面積が増大し、前後差
圧が低くなると共に入口圧が低下する。そのため、メイ
ンスプール175はスプリング176の付勢力により図
中右へ移動し、ドレン通路180ヘバイパスする流量が
減少し、その結果、油圧モータ50への流量が増加し、
油圧モータ50の回転速度は上昇する。負荷の減少によ
り油圧モータ50の作動圧が低下した場合は、前述の逆
の動きとなる。
〔発明の効果〕
以上の様に、コンプレッサを回転駆動する油圧モータの
作動圧力に対応して、該液圧モータに流入するオイルの
流量を増減し、コンプレッサの回転速度を補正すること
により、特別なセンサ類を用いることなく、冷房負荷に
対応した冷房能力を制御できる。つまり、乗車直後のク
ールダウン時や、エバポレータで熱交換される空気温度
が高く、冷房負荷が大きい場合は、ポンプ吐出流量を増
加し、コンプレッサ回転速度を増加させることにより、
冷媒の循環量を増加させ冷房能力を向上させる。逆に、
エバポレータで熱交換される空気温度が低く、冷房負荷
が小さい場合は、ポンプ吐出流量を減少し、コンプレッ
サ回転速度を減少させることにより、冷媒の循環量を減
少させ、冷房能力を低下し、エバポレータの着霜、氷結
を防止できる。なお、前記実施例では油圧モータを用い
たが、本発明はこれに限定されるのでなく例えば水圧で
駆動するモータ等、何れでもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例であるカーエアコン用コ
ンプレッサの油圧駆動装置を示す系統図、第2図は本発
明の構成の要部である圧力感応可変絞りを示す縦断面図
、第3図ないし第5図は第2図の圧力感応可変絞りの他
の作動状態を示す縦断面図、第6図は系統内各部分にお
ける状態量を時A、A’・・・ハウジング、 1・・・可変容量型オイルポンプ、 8・・・タンク、     10・・・圧力感応可変絞
り、11・・・スプリング、  12・・・スプール、
17・・・圧力室、 50・・・油圧モータ(液圧モータ)、51・・・コン
プレッサ、 150・・・固定容量オイルポンプ、 175・・・メインスブーノヘ176・・・スプリング
。 圧力室 茎 図 第 図 第 図 第 団

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  液圧ポンプと、前記液圧ポンプにより駆動される液圧
    モータと、前記液圧モータにより駆動される冷媒のコン
    プレッサと、前記液圧ポンプと前記液圧モータを連結す
    る液圧通路に挿入され、前記液圧モータの入口側圧力を
    導入する圧力室を付設されると共にその圧力に対向する
    弾性力を生じる弾性体によって支持されるスプールを有
    し、前記圧力室の圧力が増大したとき、前記弾性体の弾
    性力に抗して前記スプールを移動させて液圧ポンプから
    液圧モータへの流路面積を増大させ、逆に、前記圧力室
    の圧力が減少したとき、前記弾性体の弾性力によって前
    記スプールを移動させて前記流路面積を減少させるよう
    にした圧力感応可変絞りとを有することを特徴とするエ
    アコン用コンプレッサの液圧駆動装置。
JP63193483A 1988-08-04 1988-08-04 エアコン用のコンプレッサの液圧駆動装置 Pending JPH0245667A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63193483A JPH0245667A (ja) 1988-08-04 1988-08-04 エアコン用のコンプレッサの液圧駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63193483A JPH0245667A (ja) 1988-08-04 1988-08-04 エアコン用のコンプレッサの液圧駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0245667A true JPH0245667A (ja) 1990-02-15

Family

ID=16308782

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63193483A Pending JPH0245667A (ja) 1988-08-04 1988-08-04 エアコン用のコンプレッサの液圧駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0245667A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5894886A (en) * 1995-12-14 1999-04-20 Sanden Corp Heat exchanger with fluid control means for controlling a flow of a heat exchange medium and method of manufacturing the same
WO2021112790A1 (en) * 2019-12-05 2021-06-10 Fnss Savunma Si̇stemleri̇ A.Ş. Air conditioning compressor driven by a hydro motor

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5894886A (en) * 1995-12-14 1999-04-20 Sanden Corp Heat exchanger with fluid control means for controlling a flow of a heat exchange medium and method of manufacturing the same
WO2021112790A1 (en) * 2019-12-05 2021-06-10 Fnss Savunma Si̇stemleri̇ A.Ş. Air conditioning compressor driven by a hydro motor
DE212020000464U1 (de) 2019-12-05 2022-04-08 Fnss Savunma Si̇stemleri̇ Anoni̇m Şi̇rketi̇ Klimakompressor mit hydraulischem Motorantrieb

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6119473A (en) Refrigeration-cycle apparatus for vehicle use
US6484523B2 (en) Vehicle air conditioner with refrigerant flow-amount control of compressor
JPS58155287A (ja) 冷凍装置
US6311505B1 (en) Vehicle air conditioner with windshield anti-fog feature
JP2007163074A (ja) 冷凍サイクル
US5408841A (en) Automotive air conditioner
EP2572910A1 (en) Vehicle heating and cooling device
JP5544469B2 (ja) 複合弁および車両用冷暖房装置
KR20050030586A (ko) 냉동 사이클
US4578960A (en) Automotive refrigeration
JP5604626B2 (ja) 膨張弁
JP4263646B2 (ja) 車両用空調装置
EP3689652B1 (en) Vehicular air-conditioning device
JPH0245667A (ja) エアコン用のコンプレッサの液圧駆動装置
JP5560439B2 (ja) 制御弁および車両用冷暖房装置
JP4066502B2 (ja) 車両用空調装置
JP3968841B2 (ja) 冷凍サイクル
JP4346781B2 (ja) 車両用空気調和装置
JPH07139827A (ja) 冷房冷凍装置
JPS6246122Y2 (ja)
JPH0211830B2 (ja)
JPH0136058Y2 (ja)
EP0137731A2 (en) Method and system of control for a cluthless variable displacement cooling system
JP5613956B2 (ja) 差圧弁、制御弁および車両用冷暖房装置
JPH0971125A (ja) 車両用空調装置