JPS63140872A - 可変容量圧縮機 - Google Patents
可変容量圧縮機Info
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- JPS63140872A JPS63140872A JP61287474A JP28747486A JPS63140872A JP S63140872 A JPS63140872 A JP S63140872A JP 61287474 A JP61287474 A JP 61287474A JP 28747486 A JP28747486 A JP 28747486A JP S63140872 A JPS63140872 A JP S63140872A
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Landscapes
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
本発明は可変容量圧縮機に関し、例えば自動車用空調装
置の冷媒圧縮機として用いて有効である。
置の冷媒圧縮機として用いて有効である。
従来自動車空調装置用の冷媒圧縮機として、シャフトの
回転運動をワッブルプレートの往復揺動運動に変位し、
この揺動運動をピストンへ伝達するいわゆるワッブルタ
イプの圧縮機が作られていた。またこの種の圧縮機にお
いては、ワッブルプレートの傾斜角を可変制御すること
により、圧縮機の吐出容量を可変させる旨が提案されて
いた。
回転運動をワッブルプレートの往復揺動運動に変位し、
この揺動運動をピストンへ伝達するいわゆるワッブルタ
イプの圧縮機が作られていた。またこの種の圧縮機にお
いては、ワッブルプレートの傾斜角を可変制御すること
により、圧縮機の吐出容量を可変させる旨が提案されて
いた。
すなわちワッブルプレートが配置される圧力室内の圧力
を調整することにより、ピストンの前後圧力差を可変制
御し、もってワッブルプレートの傾斜角を変動させるよ
うにしていた。しかしながら、この従来の圧縮機では、
容量の幅におのずと限界があった。すなわち、圧縮機の
吐出容量を減少させるためには、ワッブルプレートの傾
斜角を小さくする必要があり、そのためには、ワッブル
プレートの置かれた圧力室内圧力を増加させる必要があ
る。そして圧力室内圧力を高くするためには十分な吐出
圧力が必要となる。しかしながら、圧縮機の吐出容量を
あまり小さくすると、吐出圧力が十分に増加せず、制御
が不安定となりその結果圧縮機の吐出容量をそれ以上小
さくできなくなるという臨界点が生じる。
を調整することにより、ピストンの前後圧力差を可変制
御し、もってワッブルプレートの傾斜角を変動させるよ
うにしていた。しかしながら、この従来の圧縮機では、
容量の幅におのずと限界があった。すなわち、圧縮機の
吐出容量を減少させるためには、ワッブルプレートの傾
斜角を小さくする必要があり、そのためには、ワッブル
プレートの置かれた圧力室内圧力を増加させる必要があ
る。そして圧力室内圧力を高くするためには十分な吐出
圧力が必要となる。しかしながら、圧縮機の吐出容量を
あまり小さくすると、吐出圧力が十分に増加せず、制御
が不安定となりその結果圧縮機の吐出容量をそれ以上小
さくできなくなるという臨界点が生じる。
さらに、圧縮機の吐出容量を小さくする結果、ピストン
により吸入吐出される冷媒の流量が減少し、その結果、
冷媒中に含まれた潤滑油による潤滑能力が低下してしま
う。すなわち、吐出容量をあまり小さくしては、圧縮機
として潤滑不足が生じるという不具合があった。
により吸入吐出される冷媒の流量が減少し、その結果、
冷媒中に含まれた潤滑油による潤滑能力が低下してしま
う。すなわち、吐出容量をあまり小さくしては、圧縮機
として潤滑不足が生じるという不具合があった。
本発明は上記点に鑑みて案出されたもので、ワッブルタ
イプの圧縮機において、圧縮機の能力可変の割合をさら
に広くすることを目的とする。
イプの圧縮機において、圧縮機の能力可変の割合をさら
に広くすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の圧縮機では、圧力室
と圧縮機の吸入側部分とを連通ずる排圧通路と、圧力室
と圧縮機の吐出側部分とを連通ずる導圧通路とを設け、
各通路を電磁弁で開閉制御できるようにする。また電磁
弁は制御手段によって電気的にその開閉が制御されるよ
うにする。
と圧縮機の吸入側部分とを連通ずる排圧通路と、圧力室
と圧縮機の吐出側部分とを連通ずる導圧通路とを設け、
各通路を電磁弁で開閉制御できるようにする。また電磁
弁は制御手段によって電気的にその開閉が制御されるよ
うにする。
そして圧縮機に大きな容量が容量が要求されるときには
、電磁弁により排圧通路を開き導圧通路を閉じる。その
結果、圧力室内の圧力を低下させ、もってワッブルプレ
ートの傾斜角を大きくする。
、電磁弁により排圧通路を開き導圧通路を閉じる。その
結果、圧力室内の圧力を低下させ、もってワッブルプレ
ートの傾斜角を大きくする。
冷凍サイクルから要求される冷房能力が低下した場合と
、圧縮機の吐出容量を減少させる必要がある場合には、
電磁弁を作動させ導圧通路を開き排圧通路を閉じる。そ
れにより、圧力室内の圧力を高くし、ワッブルプレート
の傾斜角を小さくする。
、圧縮機の吐出容量を減少させる必要がある場合には、
電磁弁を作動させ導圧通路を開き排圧通路を閉じる。そ
れにより、圧力室内の圧力を高くし、ワッブルプレート
の傾斜角を小さくする。
このようにして、ワッブルプレートの傾斜角の変動によ
り圧縮機の吐出容量を可変するのであるが、圧力室内の
圧力が最も高くなったときであっても、本発明において
はワッブルプレートは所定の傾斜角を有しているように
する。すなわちこの状態でも所定量の圧縮機吐出作用を
行われるようにする。そしてその状態で、さらに圧縮機
の容量を減少させる必要が生じた場合には、電磁弁を作
動させ排圧通路と導圧通路の両方を同時に開くようにす
る。このことにより、吐出室側からの吐出流体が、導圧
通路、圧力室、及び排圧通路を介し吸入室側にバイパス
され、圧縮機としての吐出容量が減少することになる。
り圧縮機の吐出容量を可変するのであるが、圧力室内の
圧力が最も高くなったときであっても、本発明において
はワッブルプレートは所定の傾斜角を有しているように
する。すなわちこの状態でも所定量の圧縮機吐出作用を
行われるようにする。そしてその状態で、さらに圧縮機
の容量を減少させる必要が生じた場合には、電磁弁を作
動させ排圧通路と導圧通路の両方を同時に開くようにす
る。このことにより、吐出室側からの吐出流体が、導圧
通路、圧力室、及び排圧通路を介し吸入室側にバイパス
され、圧縮機としての吐出容量が減少することになる。
以上説明したように、本発明の圧縮機ではワッブルプレ
ートの傾斜角変動による吐出容量変化と、吐出ガスバイ
パスによる圧縮機の容量変化とを一体的に組み合わせた
ため、圧縮機の容量変化割合が大きくなるという効果を
有する。
ートの傾斜角変動による吐出容量変化と、吐出ガスバイ
パスによる圧縮機の容量変化とを一体的に組み合わせた
ため、圧縮機の容量変化割合が大きくなるという効果を
有する。
以下本発明圧縮機一実施例を図に基づいて説明する。第
1図中100は電磁クラッチのプーリーで、図示しない
■ベルトを介し自動車走行用エンジンの回転駆動力を受
ける。電磁クラッチ101の投入により、このプーリー
100の回転力はシャフト102に伝達される。シャフ
ト102は軸受103,104を介しカバー110及び
ハウジング120に回転自在に支持されている。カバー
110とシャツ)102との間には軸封装置105が配
設されており、圧力室130内部の冷媒や潤滑油が、シ
ャツ)102に沿って外部に漏洩するのが防止される。
1図中100は電磁クラッチのプーリーで、図示しない
■ベルトを介し自動車走行用エンジンの回転駆動力を受
ける。電磁クラッチ101の投入により、このプーリー
100の回転力はシャフト102に伝達される。シャフ
ト102は軸受103,104を介しカバー110及び
ハウジング120に回転自在に支持されている。カバー
110とシャツ)102との間には軸封装置105が配
設されており、圧力室130内部の冷媒や潤滑油が、シ
ャツ)102に沿って外部に漏洩するのが防止される。
シャフト102上には支持部材140が固定されており
、この支持部材140はシャフト102と一体回転する
。また支持部材140には、ピン141を介し斜板14
2が係合している。すなわち斜板142は支持部材14
0を介しシャフト102と一体回転し、かつシャフト1
02に対する傾斜角度はピン141が、支持部材140
に設けられたガイド溝147内を移動することにより可
変される。
、この支持部材140はシャフト102と一体回転する
。また支持部材140には、ピン141を介し斜板14
2が係合している。すなわち斜板142は支持部材14
0を介しシャフト102と一体回転し、かつシャフト1
02に対する傾斜角度はピン141が、支持部材140
に設けられたガイド溝147内を移動することにより可
変される。
斜板142上にはベアリング143を介しワッブルプレ
ート145が回転自在に配設されている。
ート145が回転自在に配設されている。
またこのワッブルプレート145は摺動棒146に摺動
自在に係合している。従って、斜板142の回転を伴う
揺動運動のうち、揺動運動のみがワッブルプレート14
5に伝達される。その結果、ワッブルプレートは回転を
伴うことな(、摺動棒146に沿って往復揺動運動を行
う。
自在に係合している。従って、斜板142の回転を伴う
揺動運動のうち、揺動運動のみがワッブルプレート14
5に伝達される。その結果、ワッブルプレートは回転を
伴うことな(、摺動棒146に沿って往復揺動運動を行
う。
ワッブルプレートには、コンロッド150が連結してお
り、このコンロッドを介しワッブルブレー)145の揺
動運動がピストン151に伝達される。ピストン151
はハウジング120に形成されたシリンダ室121内に
摺動自在に配設されている。従って、コンロッド150
を介して往復駆動力を受けたピストン151は、シリン
ダ室121内で往復摺動する。なおシリンダ室121は
ハウジング120内に互いに等間隔離れかつ平行に5箇
所形成されている。
り、このコンロッドを介しワッブルブレー)145の揺
動運動がピストン151に伝達される。ピストン151
はハウジング120に形成されたシリンダ室121内に
摺動自在に配設されている。従って、コンロッド150
を介して往復駆動力を受けたピストン151は、シリン
ダ室121内で往復摺動する。なおシリンダ室121は
ハウジング120内に互いに等間隔離れかつ平行に5箇
所形成されている。
ハウジング120の端部にはサイドプレート160を介
しリヤハウジング161が配設されている。このリヤハ
ウジング161内には吸入室162及び吐出室163が
形成されている。吸入室162はサイドプレート160
に設けられた吸入口164を介しシリンダ室121に連
通している。
しリヤハウジング161が配設されている。このリヤハ
ウジング161内には吸入室162及び吐出室163が
形成されている。吸入室162はサイドプレート160
に設けられた吸入口164を介しシリンダ室121に連
通している。
また吐出室163はサイドプレート160に設けられた
吐出口165を介しシリンダ室121に連通している。
吐出口165を介しシリンダ室121に連通している。
リヤハウジング161及びサイドプレート160には導
圧通路170.171が形成されている。
圧通路170.171が形成されている。
導圧通路170の一端は吐出室163に開口しており、
導圧通路171の端部はハウジング120内の導圧通路
空間125に開口している。この空間125はシャフト
102に形成された導圧通路穴126を介し圧力室13
0と連通している。
導圧通路171の端部はハウジング120内の導圧通路
空間125に開口している。この空間125はシャフト
102に形成された導圧通路穴126を介し圧力室13
0と連通している。
また、ハウジング120・サイドプレート160及びリ
ヤハウジング161にはそれぞれ排圧通路180,18
1,182が形成されている。排圧通路180の一端は
圧力室130に開口している。また排圧通路182の端
部は吸入室162に開口している。すなわちこの排圧通
路は圧力室130と吸入室162を連通ずるように構成
されている。
ヤハウジング161にはそれぞれ排圧通路180,18
1,182が形成されている。排圧通路180の一端は
圧力室130に開口している。また排圧通路182の端
部は吸入室162に開口している。すなわちこの排圧通
路は圧力室130と吸入室162を連通ずるように構成
されている。
リヤハウジング161にはまた第1電磁弁200と第2
電磁弁300とが配設されている。第1電磁弁200は
導圧通路170を開閉するものであり、また第2電磁弁
30.0は排圧通路182を開閉するものである。
電磁弁300とが配設されている。第1電磁弁200は
導圧通路170を開閉するものであり、また第2電磁弁
30.0は排圧通路182を開閉するものである。
次にこの電磁弁200,300の構造を第2図に基づい
て説明する。両電磁弁200.300とも円筒状のヨー
ク201,301内にコイル202.302が配設され
ている。またコイルの端部および内部にはステータコア
203.303が配設されており、このステータコアに
対向してムービングコア204.304が摺動自在に配
設されている。ステータコアとムービングコアとの間に
はスプリング205.305が介在しており、このスプ
リングは、ムービングコアをステータコアより引き離す
方向に作用する。またコイル202゜302の端部には
磁路板206.306が配設されている。なおヨーク2
01,301、ステータコア203,303、ムービン
グコア204.304及び磁路板206,306#’よ
って磁気回路が発生するため、これらの部材はいずれも
磁性材料により形成される。
て説明する。両電磁弁200.300とも円筒状のヨー
ク201,301内にコイル202.302が配設され
ている。またコイルの端部および内部にはステータコア
203.303が配設されており、このステータコアに
対向してムービングコア204.304が摺動自在に配
設されている。ステータコアとムービングコアとの間に
はスプリング205.305が介在しており、このスプ
リングは、ムービングコアをステータコアより引き離す
方向に作用する。またコイル202゜302の端部には
磁路板206.306が配設されている。なおヨーク2
01,301、ステータコア203,303、ムービン
グコア204.304及び磁路板206,306#’よ
って磁気回路が発生するため、これらの部材はいずれも
磁性材料により形成される。
ムービングコア204.304の端部は弁体210.3
10を形成しており、この弁体210゜310はそれぞ
れ導圧通路170、排圧通路180に形成された弁座2
11.311と当接して、通路の開閉を行う、すなわち
、コイルが励磁してムービングコアがステータコア側に
引き寄せられたときには、弁体が弁座より離脱し通路を
開く。
10を形成しており、この弁体210゜310はそれぞ
れ導圧通路170、排圧通路180に形成された弁座2
11.311と当接して、通路の開閉を行う、すなわち
、コイルが励磁してムービングコアがステータコア側に
引き寄せられたときには、弁体が弁座より離脱し通路を
開く。
逆に、コイルの非wJ磁状態ではスプリングの勢力によ
り弁体が弁座側に押し付けられ通路を閉じる。
り弁体が弁座側に押し付けられ通路を閉じる。
第6図は上記構成よりなる圧縮機1が配設される冷凍サ
イクルを示す。圧縮機の吐出室より吐出された冷媒は冷
媒配管10を介しコンデンサ11に吐出される。このコ
ンデンサで吐出冷媒は高温高圧のまま凝縮され、液冷媒
となる。液冷媒はレシーバ12で気冷媒と液冷媒が分離
される。液冷媒のみ冷媒配管10に導出し、次いで膨張
弁13によって低温低圧の状態に断熱膨張される。この
膨張弁13によって減圧膨張され低温低圧の霧状となっ
た冷媒はエバポレータ14で冷却風と熱交換し、冷却風
より気化熱を奪って蒸発する。
イクルを示す。圧縮機の吐出室より吐出された冷媒は冷
媒配管10を介しコンデンサ11に吐出される。このコ
ンデンサで吐出冷媒は高温高圧のまま凝縮され、液冷媒
となる。液冷媒はレシーバ12で気冷媒と液冷媒が分離
される。液冷媒のみ冷媒配管10に導出し、次いで膨張
弁13によって低温低圧の状態に断熱膨張される。この
膨張弁13によって減圧膨張され低温低圧の霧状となっ
た冷媒はエバポレータ14で冷却風と熱交換し、冷却風
より気化熱を奪って蒸発する。
すなわち車室内もしくは車外よりファン15によって取
り入れられた空気は、このエバポレータ14通過時に気
化熱を奪われて冷却される。この冷却された空気が車室
内に吹きだされ、車内の冷房を行う。゛エバポレータ1
4で蒸発した低温低圧の気冷媒は次いで冷媒配管10を
介し圧縮機1の吸入室162側に吸入される。
り入れられた空気は、このエバポレータ14通過時に気
化熱を奪われて冷却される。この冷却された空気が車室
内に吹きだされ、車内の冷房を行う。゛エバポレータ1
4で蒸発した低温低圧の気冷媒は次いで冷媒配管10を
介し圧縮機1の吸入室162側に吸入される。
エバポレータ14の下流には温度センサ20が配設され
ており、吹出空気温度を検出する。このセンサ20から
の信号は制御手段30に伝達される。また車室内には温
度制御盤40が配設されており、乗員が所望の温度を設
Zできるようになっている。制御手段30にはこの制御
盤40からの信号も入力される。また制御手段では後述
する制御方法によって出力信号を演算し、各制御信号を
電磁クラッチ101、第1電磁弁200、及び第2電磁
弁300に伝達する。
ており、吹出空気温度を検出する。このセンサ20から
の信号は制御手段30に伝達される。また車室内には温
度制御盤40が配設されており、乗員が所望の温度を設
Zできるようになっている。制御手段30にはこの制御
盤40からの信号も入力される。また制御手段では後述
する制御方法によって出力信号を演算し、各制御信号を
電磁クラッチ101、第1電磁弁200、及び第2電磁
弁300に伝達する。
次に上記構成なる圧縮機の作動を説明する。制御手段3
0からの信号を受は電磁クラッチ101が接続されると
、自動車走行用エンジンからの回転駆動力がシャフト1
02に伝達される。これを受はシャフト102および支
持部材140、斜板142が圧力室130内で回転する
。ここで、斜板142はシャフト102に対し傾斜し、
ているので、この斜板142は回転を伴う揺動運動を行
うことになる。この斜板142の揺動運動がワッブルプ
レート145及びコンロッド150を介しピストン15
1に伝達される。従ってピストン151はシリンダ室1
21内を往復摺動し、容積の増減を繰り返す。シリンダ
室121の容積が増大する吸入行程では、吸入室162
内の冷媒を吸入口164を介しシリンダ室121に吸入
する。次いでピストン151の前進と共にシリンダ室1
21内の冷媒を圧縮し、所定圧以上に圧力が上昇したと
き図示しない吐出弁を開いて吐出室163側へ冷媒を吐
出する。吐出された冷媒が第6図に示す冷凍サイクルを
循環するのは上述した通りである。
0からの信号を受は電磁クラッチ101が接続されると
、自動車走行用エンジンからの回転駆動力がシャフト1
02に伝達される。これを受はシャフト102および支
持部材140、斜板142が圧力室130内で回転する
。ここで、斜板142はシャフト102に対し傾斜し、
ているので、この斜板142は回転を伴う揺動運動を行
うことになる。この斜板142の揺動運動がワッブルプ
レート145及びコンロッド150を介しピストン15
1に伝達される。従ってピストン151はシリンダ室1
21内を往復摺動し、容積の増減を繰り返す。シリンダ
室121の容積が増大する吸入行程では、吸入室162
内の冷媒を吸入口164を介しシリンダ室121に吸入
する。次いでピストン151の前進と共にシリンダ室1
21内の冷媒を圧縮し、所定圧以上に圧力が上昇したと
き図示しない吐出弁を開いて吐出室163側へ冷媒を吐
出する。吐出された冷媒が第6図に示す冷凍サイクルを
循環するのは上述した通りである。
ここで、ワッブルプレート145の傾斜角はピストン1
51の前後面間の加わる圧力によって変位する。すなわ
ち、圧力室130内の圧力が高くなり、ピストン151
の背面に大きな圧力が加わるようになれば、ピストン1
51は後退しにくくなる。その結果、ワッブルプレート
145の傾斜角が小さくなり、ピストン151の往復ス
トロークは小さくなる。
51の前後面間の加わる圧力によって変位する。すなわ
ち、圧力室130内の圧力が高くなり、ピストン151
の背面に大きな圧力が加わるようになれば、ピストン1
51は後退しにくくなる。その結果、ワッブルプレート
145の傾斜角が小さくなり、ピストン151の往復ス
トロークは小さくなる。
すなわち、圧力室130内の圧力を高くすることにより
、ピストン151の出力を小さくし、吐出容量を減少さ
せることができる。逆に、圧縮機の吐出容量を大きくす
るときには、圧力室130内の圧力を低下すればよい。
、ピストン151の出力を小さくし、吐出容量を減少さ
せることができる。逆に、圧縮機の吐出容量を大きくす
るときには、圧力室130内の圧力を低下すればよい。
この圧力室130内の圧力は第1電磁弁200及び第2
電磁弁300を開閉することにより制御される。
電磁弁300を開閉することにより制御される。
第1電磁弁200が開いた状態では、導圧通路170.
171,125,126を介し吐出室163内の高圧が
圧力室130側へ導圧されることになる。逆に、第2電
磁弁300を開けば排圧通路180,181,182が
開かれ、圧力室130内の圧力は吸入室162側へ逃が
される。
171,125,126を介し吐出室163内の高圧が
圧力室130側へ導圧されることになる。逆に、第2電
磁弁300を開けば排圧通路180,181,182が
開かれ、圧力室130内の圧力は吸入室162側へ逃が
される。
第4図はこの圧縮機の吐出容量と電磁弁200゜300
の開閉状態とを示す表である。
の開閉状態とを示す表である。
また第2図は、第1電磁弁200が導圧通路を開き、第
2電磁弁300が排圧通路を閉じている状態を示す。
2電磁弁300が排圧通路を閉じている状態を示す。
圧縮機の吐出容量が最小となった場合には、本例の圧縮
機では、斜板142が支持部材140と係合し、所定の
傾斜角を維持している。すなわち、圧力室130内の圧
力が最大となっても、ピストン151は所定の往復スト
ロークが確保されるようになっている。この状態で圧縮
機1の吐出量を減少するため本例の圧縮機では第1制御
弁、第2制御弁の両方を開くようにする。(第3図図示
状態)この状態では吐出室163に吐出された高温高圧
の冷媒は導圧通路を介し圧力室130に吐出され、次い
で圧力室130より排圧通路を介し吸入室162側に戻
されることになる。すなわち圧縮機1からは冷媒が全量
吐出されることはなく、吐出冷媒の一部は吸入室162
側に戻されることになる。
機では、斜板142が支持部材140と係合し、所定の
傾斜角を維持している。すなわち、圧力室130内の圧
力が最大となっても、ピストン151は所定の往復スト
ロークが確保されるようになっている。この状態で圧縮
機1の吐出量を減少するため本例の圧縮機では第1制御
弁、第2制御弁の両方を開くようにする。(第3図図示
状態)この状態では吐出室163に吐出された高温高圧
の冷媒は導圧通路を介し圧力室130に吐出され、次い
で圧力室130より排圧通路を介し吸入室162側に戻
されることになる。すなわち圧縮機1からは冷媒が全量
吐出されることはなく、吐出冷媒の一部は吸入室162
側に戻されることになる。
以上説明したように、第1電磁弁200、第2電磁弁3
00の開閉状態を制御することにより、圧縮機の吐出容
量を可変制御でき、さらには吐出ガスバイパスの制御も
できる。また圧縮機の吐出容量の可変制御時においては
、第1電磁弁200を開とし第2電磁弁300を閉とす
る状態と、第it磁弁2’OOを閉とし第2電磁弁30
0を開とする状態とを短い周期で繰り返し制御するよう
にする。すなわち両状態を制御することにより吐出容量
の制御を行う。
00の開閉状態を制御することにより、圧縮機の吐出容
量を可変制御でき、さらには吐出ガスバイパスの制御も
できる。また圧縮機の吐出容量の可変制御時においては
、第1電磁弁200を開とし第2電磁弁300を閉とす
る状態と、第it磁弁2’OOを閉とし第2電磁弁30
0を開とする状態とを短い周期で繰り返し制御するよう
にする。すなわち両状態を制御することにより吐出容量
の制御を行う。
この制御は制御手段30によって行われる。第7図は制
御手段30内での制御状態を示すフローチャートである
。まずステップ501においてエアコンスイッチが投入
されているか否かを判断する。投入されていない場合で
は、圧縮機の作動は不要であるため以下のステップには
進まない、エアコンスイッチ投入の場合にはステップ5
02に進む、このステップ502においては、温度セン
サ20によって検出されたエバポレータ吹出温度tnを
入力し、また制御盤40より入力される目標エバポレー
タ吹出温度T0を設定する0次いでステップ503に進
み、ステップ503においては、エバポレータ吹出温度
が3°C以上であるか否かを検出する。エバポレータ吹
出温度が3℃未満である状態では、すでに冷却が十分な
されており、圧縮機の作動は不要である。エバポレータ
吹出温度が3°C以上であればステップ504に移り、
電磁クラッチ101をONとする。
御手段30内での制御状態を示すフローチャートである
。まずステップ501においてエアコンスイッチが投入
されているか否かを判断する。投入されていない場合で
は、圧縮機の作動は不要であるため以下のステップには
進まない、エアコンスイッチ投入の場合にはステップ5
02に進む、このステップ502においては、温度セン
サ20によって検出されたエバポレータ吹出温度tnを
入力し、また制御盤40より入力される目標エバポレー
タ吹出温度T0を設定する0次いでステップ503に進
み、ステップ503においては、エバポレータ吹出温度
が3°C以上であるか否かを検出する。エバポレータ吹
出温度が3℃未満である状態では、すでに冷却が十分な
されており、圧縮機の作動は不要である。エバポレータ
吹出温度が3°C以上であればステップ504に移り、
電磁クラッチ101をONとする。
ステフジ504作動時において、自動車走行用エンジン
からの伝達力が圧縮機1に入力されることになる。ステ
ップ505では目標吹出空気温度T0と実際のエバポレ
ータ吹出空気温度tnとの差Enを演算する。このステ
ップ505によって演算された目標値との差Enに基づ
きステップ506において、第1電磁弁200に入力さ
れる電気信号のデユーティ比をPI制御により演算する
。
からの伝達力が圧縮機1に入力されることになる。ステ
ップ505では目標吹出空気温度T0と実際のエバポレ
ータ吹出空気温度tnとの差Enを演算する。このステ
ップ505によって演算された目標値との差Enに基づ
きステップ506において、第1電磁弁200に入力さ
れる電気信号のデユーティ比をPI制御により演算する
。
ここでデユーティ比とは一定周期に対しての通電時間で
あり、本実施例では周期として例えば0.1秒を設定し
ている。従って、周期0.1秒に対し通電時間が0.0
5秒であれば、電磁弁のデユーティ比は0.5となる。
あり、本実施例では周期として例えば0.1秒を設定し
ている。従って、周期0.1秒に対し通電時間が0.0
5秒であれば、電磁弁のデユーティ比は0.5となる。
またこのステップ506におけるPI制御では、デユー
ティ比は先回のステップによって得られたデユーティ比
と、今回との目標値の変動とに基づいて、今回のデユー
ティ比を演算制御するものである。
ティ比は先回のステップによって得られたデユーティ比
と、今回との目標値の変動とに基づいて、今回のデユー
ティ比を演算制御するものである。
ステップ507では第1電磁弁に入力されるデユーティ
比が1以上となっているか否かを判別する。ここで、第
1tfff弁用に演算されるデユーティ比が1以上とい
うのは、第4図に明らがなように圧縮機1の最小容量の
状態で、さらに容量を低くする必要があるときである。
比が1以上となっているか否かを判別する。ここで、第
1tfff弁用に演算されるデユーティ比が1以上とい
うのは、第4図に明らがなように圧縮機1の最小容量の
状態で、さらに容量を低くする必要があるときである。
この場合ではステップ508に移る。
ステップ508は、第1電磁弁、第2電磁弁ともにデユ
ーティ比を1とし両電磁弁を開とする。
ーティ比を1とし両電磁弁を開とする。
すなわち、第4図より明らかなように、圧縮機1の吐出
容量を最小としつつ、同時に吐出ガスのバイパスを行う
ようにする。
容量を最小としつつ、同時に吐出ガスのバイパスを行う
ようにする。
ステップ507で第1電磁弁へ出力されるデユーティ比
の演算結果が1未満である場合には、次いでステップ5
09においてそのデユーティ比の演算結果がO以下であ
るか否かを判断する。第1電磁弁に入力されるべきデユ
ーティ比が0以下である状態は、第4図より明らかなよ
うに圧縮機を最大容量とする状態である。この場合では
ステップ510に移る。ステップ510において、第1
電磁弁のデユーティ比を0とし、第2電磁弁のデユーテ
ィ比を1とする。すなわち第1電磁弁を閉として、第2
電磁弁を開とするような信号を演算する。
の演算結果が1未満である場合には、次いでステップ5
09においてそのデユーティ比の演算結果がO以下であ
るか否かを判断する。第1電磁弁に入力されるべきデユ
ーティ比が0以下である状態は、第4図より明らかなよ
うに圧縮機を最大容量とする状態である。この場合では
ステップ510に移る。ステップ510において、第1
電磁弁のデユーティ比を0とし、第2電磁弁のデユーテ
ィ比を1とする。すなわち第1電磁弁を閉として、第2
電磁弁を開とするような信号を演算する。
ステップ509において第1電磁弁のデユーティ比が0
より大きい状態を検出したときは、ステップ511に移
る。
より大きい状態を検出したときは、ステップ511に移
る。
ここで第1電磁弁のデユーティ比の演算結果が0を超え
1未満というのは可変容量を行っている途中での状態を
示す。すなわち第1電磁弁200及び第2電磁弁300
により圧力室130内の圧力を可変制御する必要がある
状態を示す。この場合では、ステップ511において第
2電磁弁へ出力されるデユーティ比を演算する。この第
2電磁弁300へ出力されるデユーティ比は1より、第
1電磁弁用に出力されるデユーティ比を引いた値になる
。
1未満というのは可変容量を行っている途中での状態を
示す。すなわち第1電磁弁200及び第2電磁弁300
により圧力室130内の圧力を可変制御する必要がある
状態を示す。この場合では、ステップ511において第
2電磁弁へ出力されるデユーティ比を演算する。この第
2電磁弁300へ出力されるデユーティ比は1より、第
1電磁弁用に出力されるデユーティ比を引いた値になる
。
ステップ512において、以上の演算結果に基づいたデ
ユーティ比を第1電磁弁200及び第2電磁弁300へ
それぞれ印加する。第1電磁弁及び第2電磁弁へ出力信
号を印加し続けながら、所定時間例えば1秒間待つ(ス
テップ513)。所定時間経過後ステップ514におい
て目標吹出温度と実際の吹出温度との差EnをEn−+
とじて記憶し、また第1電磁弁へ出力されるデユーティ
比の値Dtn■もDt(n−1)■とじて記憶する。
ユーティ比を第1電磁弁200及び第2電磁弁300へ
それぞれ印加する。第1電磁弁及び第2電磁弁へ出力信
号を印加し続けながら、所定時間例えば1秒間待つ(ス
テップ513)。所定時間経過後ステップ514におい
て目標吹出温度と実際の吹出温度との差EnをEn−+
とじて記憶し、また第1電磁弁へ出力されるデユーティ
比の値Dtn■もDt(n−1)■とじて記憶する。
その後でステップ515において新しくセンサ20から
の信号を入力する。
の信号を入力する。
センサ20より入力されたエバポレータの実際の吹出温
度をステップ516において判別し、吹出温度が3°C
以上であれば再度ステップ502に移り以上説明した制
御を繰り返す。次にステップ516においてエバポレー
タの実際の吹出温度が3°C未満であることを判別すれ
ばステップ517に移り、電磁クラッチ101をOFF
する。すなわちこの状態では圧縮機の仕事はもはや必要
とされていないので圧縮機を停止させる。その後ステッ
プ518においてエバポレータの実際の吹出温度を入力
し、この吹出温度tnに基゛づいてステップ519で吹
出空気温度tnが4°C以上であるか否かを判別する。
度をステップ516において判別し、吹出温度が3°C
以上であれば再度ステップ502に移り以上説明した制
御を繰り返す。次にステップ516においてエバポレー
タの実際の吹出温度が3°C未満であることを判別すれ
ばステップ517に移り、電磁クラッチ101をOFF
する。すなわちこの状態では圧縮機の仕事はもはや必要
とされていないので圧縮機を停止させる。その後ステッ
プ518においてエバポレータの実際の吹出温度を入力
し、この吹出温度tnに基゛づいてステップ519で吹
出空気温度tnが4°C以上であるか否かを判別する。
吹出空気温度が4°C以上に上昇していればステップ5
02に戻り、上述の制御方法により圧縮機の制御を行う
。逆に吹出空気温度が4°C未満であればステップ51
8に戻り、圧縮機の非作動状態を継続させる。
02に戻り、上述の制御方法により圧縮機の制御を行う
。逆に吹出空気温度が4°C未満であればステップ51
8に戻り、圧縮機の非作動状態を継続させる。
なお上述したのは本発明の望ましい実施例であるが、本
発明は上記側基外に種々の変更例がある。
発明は上記側基外に種々の変更例がある。
第5図は他の実施例の要部を示す断面図で、この実施例
によれば、1つの通路700を制御圧通路とし、上述の
導圧通路171と排圧通路180の両方の機能を備える
ものとする。この第5図図示実施例によれば、第1電磁
弁200と第2電磁弁300との間が短絡され、圧縮機
の容量を最小容量とする吐出ガスバイパス状態において
は、そのバイパスを容易かつ効率的に行うことができる
。
によれば、1つの通路700を制御圧通路とし、上述の
導圧通路171と排圧通路180の両方の機能を備える
ものとする。この第5図図示実施例によれば、第1電磁
弁200と第2電磁弁300との間が短絡され、圧縮機
の容量を最小容量とする吐出ガスバイパス状態において
は、そのバイパスを容易かつ効率的に行うことができる
。
また上述の例では第1電磁弁200の弁体210と第2
制御弁300の弁体310とそれぞれ独立のコイル20
2.302によって制御するようにしていたが、三方弁
形状とし共通のソレノイドコイルにより弁体を切換制御
するようにしてもよい。
制御弁300の弁体310とそれぞれ独立のコイル20
2.302によって制御するようにしていたが、三方弁
形状とし共通のソレノイドコイルにより弁体を切換制御
するようにしてもよい。
第1図は本発明圧縮機の一実施例を示す断面図、第2図
及び第3図それぞれは第1図図示圧縮機の電磁弁部分を
示す断面図、第4図は第1図図示圧縮機の電磁弁の作動
状態を示す表、第5図は本発明に係る圧縮機の他の例の
要部を示す断面図、第6図は第1図図示圧縮機が組込ま
れた冷凍サイクルを示す構成図、第7図は第6図図示制
御手段30の制御方法を示すフローチャートである。 30・・・制御手段、102・・・シャツ)、120・
・・ハウジング、121・・・シリンダ室、145・・
・ワッブルプレート、151・・・ピストン、162・
・・吸入室、163・・・吐出室、171・・・導圧通
路、1日0・・・排圧通路、200・・・第1電磁弁、
300・・・第2電磁弁。
及び第3図それぞれは第1図図示圧縮機の電磁弁部分を
示す断面図、第4図は第1図図示圧縮機の電磁弁の作動
状態を示す表、第5図は本発明に係る圧縮機の他の例の
要部を示す断面図、第6図は第1図図示圧縮機が組込ま
れた冷凍サイクルを示す構成図、第7図は第6図図示制
御手段30の制御方法を示すフローチャートである。 30・・・制御手段、102・・・シャツ)、120・
・・ハウジング、121・・・シリンダ室、145・・
・ワッブルプレート、151・・・ピストン、162・
・・吸入室、163・・・吐出室、171・・・導圧通
路、1日0・・・排圧通路、200・・・第1電磁弁、
300・・・第2電磁弁。
Claims (2)
- (1)複数のシリンダ室を有するハウジングと、このハ
ウジング内に回転自在に配設されたシャフトと、このシ
ャフトと一体回転しかつシャフトに傾斜可能に係合され
た斜板と、この斜板に回転自在に係合し斜板の運動を受
けて揺動するワッブルプレートと、前記シリンダ室内に
摺動自在に配設されたピストンと、前記ワッブルプレー
トの揺動運動を前記ピストンに伝達するコンロッドと、
前記ハウジング側方に位置し前記コンロッド・前記斜板
・前記ワッブルプレート及び前記シャフトを覆い内部に
圧力室を形成するカバーと、前記シリンダ室に吐出口を
介し連通しシリンダ室内より圧縮された流体を受ける吐
出室と、前記シリンダ室に吸入口を介し連通しシリンダ
室へ流体を供給する吸入室と、前記圧力室と前記吐出側
とを連通する導圧通路と、前記圧力室と前記吸入室側と
を連通する排圧通路と、前記導圧通路途中に配設され導
圧通路の開閉を行う第1電磁弁と、前記排圧通路途中に
配設され排圧通路の開閉を行う第2電磁弁と、前記第1
電磁弁及び前記第2電磁弁の開閉制御を行う制御手段と
を備えた可変容量圧縮機。 - (2)前記制御手段は圧縮機に高吐出容量が要求される
ときに前記第1電磁弁に前記導圧通路を閉じる信号を出
力し前記第2電磁弁に前記排圧通路を開く信号を出力し
、圧縮機の容量を減少させるときには前記第1電磁弁に
前記導圧通路を開く信号を出力し前記第2電磁弁に前記
排圧通路を閉じる信号を出力し、圧縮機の容量をさらに
減少させるときには前記第1電磁弁に前記導圧通路を開
く信号を出力し前記第2電磁弁に前記排圧通路を開く信
号を出力するよう構成した特許請求の範囲第1項記載の
可変容量圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61287474A JPS63140872A (ja) | 1986-12-02 | 1986-12-02 | 可変容量圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61287474A JPS63140872A (ja) | 1986-12-02 | 1986-12-02 | 可変容量圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63140872A true JPS63140872A (ja) | 1988-06-13 |
Family
ID=17717805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61287474A Pending JPS63140872A (ja) | 1986-12-02 | 1986-12-02 | 可変容量圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63140872A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5026316A (en) * | 1989-04-28 | 1991-06-25 | Diesel Kiki Co., Ltd. | Variable capacity wobble plate compressor |
JP2007211680A (ja) * | 2006-02-09 | 2007-08-23 | Sanden Corp | 可変容量型圧縮機 |
-
1986
- 1986-12-02 JP JP61287474A patent/JPS63140872A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5026316A (en) * | 1989-04-28 | 1991-06-25 | Diesel Kiki Co., Ltd. | Variable capacity wobble plate compressor |
DE4012015C2 (de) * | 1989-04-28 | 1999-04-22 | Diesel Kiki Co | Taumelscheibenverdichter mit variabler Fördermenge |
JP2007211680A (ja) * | 2006-02-09 | 2007-08-23 | Sanden Corp | 可変容量型圧縮機 |
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