JPS6323511A - Cvケ−ブル終端部の油密ユニツトおよびその製造方法 - Google Patents

Cvケ−ブル終端部の油密ユニツトおよびその製造方法

Info

Publication number
JPS6323511A
JPS6323511A JP61165252A JP16525286A JPS6323511A JP S6323511 A JPS6323511 A JP S6323511A JP 61165252 A JP61165252 A JP 61165252A JP 16525286 A JP16525286 A JP 16525286A JP S6323511 A JPS6323511 A JP S6323511A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
tight
laminate
core
cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61165252A
Other languages
English (en)
Inventor
正幸 山口
史朗 丹野
磯野 真
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP61165252A priority Critical patent/JPS6323511A/ja
Publication of JPS6323511A publication Critical patent/JPS6323511A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Of Terminals (AREA)
  • Cable Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、CVケーブル(架橋ポリエチレン絶縁ケーブ
ル、以下同じ。)の終端部の油密部に使用される改良さ
れた油密ユニットおよびその製造方法に関するものであ
る。
[従来の技術と問題点] C■ケーブルは、油浸ケーブルに比較して油槽や油圧管
理が不要であり、取扱いや保守が容易である上、地絡事
故や外傷による油流出もなく防災性にすぐれているとこ
ろから、近年の絶縁材の改良による長期信頼性の飛躍的
向上に伴い、275KVあるいは500KV級の超高圧
地中送電線路に次第に採用されあるいはされようとして
いる。
このようなCVケーブルの終端部としては、従来より磁
器あるいはエポキシ樹脂Jzりなる碍管内にゴムモール
ド成形体をスプリングユニツ1〜により押圧する構造の
ものが使用されてきたが、前記超高圧C■ケーブルにと
っては上記構造のものでは信頼性の面で必ずしも十分と
はいえず、OFケーブル同様に碍管内に合成油あるいは
シリコーン油なとよりなる絶縁油を充たし、これとベル
マウスあるいはコンデンザコーンを組み合せたM4造の
ものが使用されている。
このような油中型終端部を使用した場合、いわゆる乾式
構造よりなるCVケーブルのコア上いずれかにおいて、
前記絶縁油を油密処理する必要がある。第1図において
符号Uとおるのがその絶縁油15を油密処理するための
油密ユニツl〜であり、従来は例えば第6図に示すよう
な構造よりなっていた。すなわち、外部シースおよびシ
ールドを段剥ぎしたケーブルコア1上に直接油密モール
ド5を埋込金具2とともにモールドし、パラギン10を
介し仕切り部材9をもって絶縁油15側とCVケーブル
本体側とを隔絶するものである。
しかしながら、上記第6図のように油密モールド5がケ
ーブルコア1上に直接モールドされ、密着一体向+tl
i造よりなる場合、ケーブルの通電によるケーブルコア
1の膨張収縮が油密モールド5に直接伝達され、これが
繰り返されているうちに油密モールド5かいわゆるコー
ルドフローを起し、ケーブルコア1と油密モールド5と
の間に隙間が出来てきて、当該隙間より漏油が起るおそ
れがあった。
このため、上記のような漏油発生の心配に対して高い信
頼性を有するとともに、作業性の容易な油密構造の出現
を待ちのぞむ声が高かった。
[発明の目的] 本発明は、上記のにうな実情にかんがみてなされたもの
であり、前記ケーブルの膨張収縮を十分に吸収可能に構
成されるとともに、それ自身に油密効果を増大せしめる
弾発力を保持せしめた油密ユニツ1〜ならびにその製造
方法を提供しにうとするものである。
[発明の概要] すなわち、本発明の第1の要旨とするところは、埋込固
定金具と、該埋込固定金具が埋込まれそれ自体は断面が
ゆるやかな山形状に形成された油密絶縁体と、当該油密
絶縁体内に埋設され前記埋込固定金具に固定された弾性
金属体よりなる押え薄層板と、前記油密絶縁体の内側に
形成された空間部とを有してなるCVケーブル終端部の
油密ユニットにあり、第2の要旨とするところは、適用
するCvケーブルの外径に適合する外径よりなる芯材中
子の外周に後刻除去可能な積層体を断面ほぼ山形に形成
し、該積層体の上に油密絶縁体の内側成形層を設(プ、
当該内側成形層の上に埋込固定金具に固定された弾性金
属体よりなる押え薄層板を設け、ざらに当該押え薄層板
の上に油密絶縁体の上側成形層を設Cブ、これら全体に
加熱用耐熱被覆層を設【ブで、その外部より加熱するこ
とにより全体を加熱モールド成形し、その後前記芯材中
子を引き扱くとともに積層体をも取除く油密ユニットの
製造方法にあり、このように油密絶縁体の内側空間部の
形成ならびに油密モールド内への弾発力を有する押え薄
層板の埋設により、ケーブルの膨張収縮を完全に吸収し
、ケーブルコアと油密ユニッI〜の間の油密効果を一層
高めるとともに、高い信頼性を確保可能ならしめ、かつ
その製造ならびに取付作業を格段に簡易化せしめたもの
である。
[実施例] 以下に、本発明について実施例に基き順次説明する。
第1図は本発明に係る油密ユニットUを使用して油密処
理されているCvケーブル用油中型終端部の半裁断面図
であり、1は前記シースおよびシールドが段剥ぎされ露
出せしめられたケーブルコア、Uはすでに説明した油密
ユニツl〜であって、その詳細は順次後述される。
7は所定寸法だけ外部半導電層が剥ぎ取られた絶縁体上
に形成された下巻絶縁補強層、8はベルマウス、11が
碍管、12は終端部下部金具、13は端管であって、こ
れらは通常鋼管により造られる。14は金属り一−ス、
15が本発明において油密の対象となる絶縁油であり、
16は終端部とケーブルとの間の防水処理部、22は導
体引田棒である。
さて、本発明が対象とする油密ユニットUであるが、下
部金具12および端管13のフランジにより挟持された
仕切り部材9およびパツキン10については、第6図に
示された従来例と特に変るものではない。しかし、その
余の油密ユニット部の構成については、本発明にあって
は大きく相違している。
すなわち、第2図は本発明に係る油密ユニットUの断面
図を示すものであり、油密モールド5の内側には空間部
6が形成され、前記第6図に示した従来例のようにケー
ブルコア1と密着一体向構造とはなっていない。しかも
、油密モールド5の内部には、ステンレスあるいはリン
青銅のような弾性力を有する薄肉金属体をもって構成さ
れる押え薄層板4が埋め込まれている。そしてまた、前
記押え薄層板4は埋込固定金具3を介してすでに説明さ
れている埋込金具2に固定されている。もっとも本実施
例においては埋込金具2と埋込固定金具3の三部材構成
となっているが、これは加工の容易性を配慮したもので
、はじめから一体物に加工してもよいことは勿論である
押え薄層板4の形状は一例として例えば第3図に見取図
を示したような構成よりなり、実際にはリング状に形成
されている埋込固定金具3のリング段部に沿って同じく
リング状連結部4a部分が嵌め込み固定されるものであ
る。そして第3図のスダレ状部4bが第2図に示すよう
に油密モールド5中に伸びて埋設され、前述した弾発力
を発生せしめる。
つぎに、第2図に示したような油密ユニットUを製造す
る具体的方法について説明する。
まず、第4図に示すような適用するケーブルコアの外径
に適合する外径よりなる、例えば金属をもってなる芯材
中子18が用意される。そして、当該芯材中子の外周に
は、例えばクラフトパルプ、耐熱性ポリエチレンシート
、テフロン■シート、ゴムシートなどよりなる積層体1
9を、すでに説明した油密モールド5の内側空間部6に
適合するJ:う、例えば第4図に示す断面ほぼ山形に積
層形成し、その外周にFRPあるいはポリオレフィンな
どよりなる内側成形層5aを設け、その後に埋込固定金
具3に固定された押え薄層板4を設け、ざらにその上に
上側成形層5bを設けたのち、これら全体に第4図に示
す加熱用耐熱被覆層20(例えばシリコンゴム収縮チュ
ーブなど)を被覆し、その上面に加熱ヒータ21,21
を巻回してやる。この加熱ヒータ21については、電熱
ヒータでもよいし高周波誘導加熱コイルでもよい。
上記のようにして全体を加熱モールドしたら、第5図に
示すように加熱ヒータおよび加熱用耐熱被覆層を取除く
。そして、つぎには芯材中子18を引き扱き、さらに積
層体19も除去する。
かくして、第2図に示した通りの本発明に係る油密ユニ
ットUが出来上るのである。この場合、芯材中子18に
は引き抜きを容易にするため、予めテフロン塗布層、あ
るいはデフロンシート層を設けたり、テーパーをつけて
あくなどしておくことがのぞましい。
以上の通り、本発明に係る油密ユニットは製造がきわめ
て容易であって、製造後これを所定のケーブルコアに嵌
め込んでやるだけで装着できるからその取付は作業もき
わめて簡単かつ容易である。
なあ、油密ユニットの装着後は、第1図に示すように締
め付は力の強い絶縁テープによる巻回しあるいは端部の
みの加熱モールド成形などにより油密ユニットのシール
処理17を行なえばよい。
[発明の効果] 以上詳記の通り、本発明に係る油密ユニットは製造が簡
単でしかも取付(ブが、容易であり、取付は後はケーブ
ルコアの熱膨張収縮を完全に吸収して、従来例にみられ
た変形およびそれに起因する漏油のおそれを完全に解消
したものであり、超高圧CVケーブルの採用が本格化し
つつあるとき、本発明の有する意義はけだし大きなもの
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る油密ユニットを使用した終端部の
一実施例を示す半裁断面図、第2図は本発明に係る油密
ユニットの一実施例の断面図、第3図は本発明に係る油
密ユニットに使用される押え薄層板の具体例の−を示す
見取図、第4および5図は本発明に係る油密ユニットの
製造工程を説明するための説明断面図、第6図は従来の
油密ユニットを示す半裁断面図である。 1・・・ケーブルコア、 2・・・埋込金具、 4・・・押え薄層板、 5・・・油密モールド、 6・・・空間部、 7・・・下巻絶縁補強層、 8・・・ベルマウス、 11・・・碍管、 15・・・絶縁油、 18・・・芯材中子、 19・−・積層体、 20・−・加熱用耐熱被覆層、 21・・・加熱ヒータ。 手続補正書く方式) 61.10.09 昭和   年   月   日

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)埋込固定金具と、該埋込固定金具が埋込まれそれ
    自体は断面がゆるやかな山形状に形成された油密絶縁体
    と、当該油密絶縁体内に埋設され前記埋込固定金具に固
    定された弾性金属体よりなる押え薄層板と、前記油密絶
    縁体の内側に形成された空間部とを有してなるCVケー
    ブル終端部の油密ユニット。
  2. (2)適用するCVケーブルの外径に適合する外径より
    なる芯材中子の外周に後刻除去可能な積層体を断面ほぼ
    山形に形成し、該積層体の上に油密絶縁体の内側成形層
    を設け、当該内側成形層の上に埋込固定金具に固定され
    た弾性金属体よりなる押え薄層板を設け、さらに当該押
    え薄層板の上に油密絶縁体の上側成形層を設け、これら
    全体に加熱用耐熱被覆層を設けて、その外部より加熱す
    ることにより全体を加熱モールド成形し、その後前記芯
    材中子を引き抜くとともに積層体をも取除く油密ユニッ
    トの製造方法。
  3. (3)押え薄層板がステンレススチールよりなる特許請
    求の範囲第1項記載の油密ユニット。
  4. (4)押え薄層板がリン青銅よりなる特許請求の範囲第
    1項記載の油密ユニット。
JP61165252A 1986-07-14 1986-07-14 Cvケ−ブル終端部の油密ユニツトおよびその製造方法 Pending JPS6323511A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61165252A JPS6323511A (ja) 1986-07-14 1986-07-14 Cvケ−ブル終端部の油密ユニツトおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61165252A JPS6323511A (ja) 1986-07-14 1986-07-14 Cvケ−ブル終端部の油密ユニツトおよびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6323511A true JPS6323511A (ja) 1988-01-30

Family

ID=15808776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61165252A Pending JPS6323511A (ja) 1986-07-14 1986-07-14 Cvケ−ブル終端部の油密ユニツトおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6323511A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5228719A (en) * 1991-04-10 1993-07-20 Nissan Motor Co., Ltd. Automotive active suspension system for anti-rolling control

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5228719A (en) * 1991-04-10 1993-07-20 Nissan Motor Co., Ltd. Automotive active suspension system for anti-rolling control

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2518192C2 (ru) Устройство для места соединения двух электрических кабелей высокого напряжения
CA1268831A (en) Electrical cable splice enclosure
JPS6323511A (ja) Cvケ−ブル終端部の油密ユニツトおよびその製造方法
US2923762A (en) Cable joint construction
US1693365A (en) Method of forming high-tension cable joints or splices for underground systems
JP2003021767A (ja) 金属製の末端金具と支持ロッドとの間で案内される光ファイバを有する複合碍子
US2282003A (en) Electric cable
JP2846616B2 (ja) 架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの接続部および接続方法
US4081778A (en) Dry well fuseholder
US2112739A (en) Stop joint for fluid filled cables
US1689323A (en) Cable joint
US1905691A (en) Joint for high tension underground cables
JPS6318916A (ja) ステンレスシース付cvケーブルの接続方法
JPH0116346Y2 (ja)
JPS6147080A (ja) ケ−ブル接続部のモ−ルド方法
JPS6342502Y2 (ja)
JPS6111958Y2 (ja)
JPS60158513A (ja) ブツシング
JPS619115A (ja) 架橋ポリエチレンケ−ブル端末部
KR940005447Y1 (ko) 전력 케이블용 유입식 접속함 내부의 유밀 구조
GB2110888A (en) Oil filled electric cable system
US2108889A (en) Duct splice for high voltage cables
JPS58146104A (ja) 漏洩同軸ケ−ブルの製造方法
JPS6221041Y2 (ja)
JPS58107039A (ja) 水封モ−タ