JPS63234092A - 継目無鋼管造管用きず発生防止剤および継目無鋼管のきず防止方法 - Google Patents

継目無鋼管造管用きず発生防止剤および継目無鋼管のきず防止方法

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JPS63234092A
JPS63234092A JP6566887A JP6566887A JPS63234092A JP S63234092 A JPS63234092 A JP S63234092A JP 6566887 A JP6566887 A JP 6566887A JP 6566887 A JP6566887 A JP 6566887A JP S63234092 A JPS63234092 A JP S63234092A
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JP
Japan
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shoe
seamless steel
steel pipe
preventing
flaw
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Katsumi Wadano
和田野 克己
Yoshiki Kamemura
亀村 佳樹
Seiji Kojima
小島 誠治
Noboru Kanda
昇 神田
Masahisa Hirobe
広部 雅久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yushiro Chemical Industry Co Ltd
JFE Engineering Corp
Original Assignee
Yushiro Chemical Industry Co Ltd
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は継目無鋼管造管用きず発生防止剤および継目無
鋼管のきず防止方法に関する。
従来の技術 継目無鋼管をマンネスマン方式で造管するとき、シュー
マークの発生を防止することがgL要である。
シューマークはビアサーおよびエロンゲータの両工程に
おいて、l、000℃以上に加熱されたビレットおよび
シェルを変形させながら進める際に、ビレットおよびシ
ェルとこれらを支持するシューとの間に溶着が起こるこ
とにより、鋼管表面に発生するきずである。
シューマークは継目無鋼管の商品価値を失わせるだけで
なく、一度これが発生すると、シューを取り替えない限
り、発生を防止することができない、したがって、シュ
ーマークの発生は生産性の著しい低下を招く。
そこで、シューマークの発生を防止するため、従来から
次の方法が採用されてきた。
■シューにあらかじめグリースを塗布する方法。
■圧延中、シューとビレットの間およびシューとシェル
の間に黒鉛の水分散液を連続的に供給する方法。
■ビレットおよびシェルの表面に砂をふりかける方法(
特公昭58−3444号公報に開示)。
ところが、上記の■の方法では、シューに塗布されたグ
リースがビレットおよびシェルと接触す番と同時に燃焼
し始め、短時間のうちに消失するので、継続的なシュー
マーク防止効果が得られない、■の方法では、シューマ
ークの防止効果嶋優れているが、圧延中に黒鉛の水分散
液が不可避的に圧延ロールとシェルの間にも供給される
ので。
圧延面でスリップが起こり、不良品の発生率が高まり、
かえって生産性が低下する。また、■の方法では、砂が
ビレットおよびシェルの全表面に一様に分布されればシ
ューマーク防止効果を発揮するが、実際にはビレットお
よびシェルの表面に局部的に偏在しやすいため、これら
の表面にあばた状の圧[Jずが発生することが多い。
発明が解決しようとする問題点 上記の現状であるから、継目無鋼管の造管加工中にシュ
ーとビレットの間、およびシューとシェルの間の溶着に
もとずくきずの発生を効果的に防止する方法と、きず発
生防止剤を提供することが本発明の目的である。
問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するために本発明者らは鋭意研究の結
果、粒度2mm以下の特定量の砂、酸化第二鉄、酸化ケ
イ素、酸化アルミニウム等を特定量の増粘剤を用いて水
に分散させてなる水分散液を、シューとビレットの間お
よびシューとシェルの間に連続的に供給することに′よ
り、優れたきず発生防止効果が得られることを見出し1
発明を完成した。
すなわち、ここに提案する発明の第一は。
(a)粒度が2mm以下である砂、酸化第二鉄、酸化ケ
イ素および酸化アルミニウムからなる群から選ばれた1
種または2種以上3〜70重量%。
(b)増粘剤0.1〜5重量%および (c)水 を含有する水分散液であることを特徴とする継目無鋼管
造管用きず発生防止剤である。
また、ここに提案する発明の第二は、継目無鋼管の造営
方法において。
(a)粒度が2mmJu下である砂、酸化第二鉄。
酸化ケイ素および酸化アルミニウムからなる群から選ば
れた1種または2種以上のもの3〜70重量%。
(b)増粘剤0.1〜5重量%お、よび(c)水 を含有するる水分散液を、ビアサーおよびエロンゲータ
の両工程において、シューとビレットの間およびシュー
とシェルの間に連続的に供給することを特徴とする継目
無鋼管のきず防止方法である。
以下に本発明の構成要素について詳説する。
(きず発生防止剤の成分) 成分(a) 砂は山砂、海砂、川砂のいずれであってもよく、酸化第
二鉄、#化ケイ素および酸化アルミニウムは工業製品を
用いることができる。
これらの成分(&)は、その1種を用いても2種以上を
混合してもちいてもよい、成分(a)の粒度は、鋼管の
製品品位および供給装置などの観点から2mm以下であ
ることが必要である。
組成物中の成分(L)の比率は3〜70重量%であるこ
とが必要である。3重量%未満では組成物のシューマー
ク防止効果がじゅうぶんでなく。
70重量%を越えると組成物の流動性が低下するため、
ポンプにより組成物をシュー等に継続的に供給すること
が困難となる。
増粘剤 増粘剤は成分(a)を組成物中に安定に分散させるのに
必要であり、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース、メチルセルロース、サンザンガム等
を用いることができる。
組成物中の増粘剤の比率は0.1〜5i1量%であるこ
とが必要である。0.1重量%未満では成分(a)を水
中に安定に分散させることができず、5重量%を越える
と組成物の粘度が高くなり過ぎるため、シュー等に供給
することが困難である。
その他の成分 本発明のきず発生防止剤は、成分(a)、増粘剤および
水を必須成分とするほかに、成分C&)を安定に分散さ
せる目的で他の成分たとえば界面活性剤、アルカリ物質
、無機塩などを添加しても本発明の効果を減するもので
はないから、所望に応じてこれらを任意に加えることが
できる。
(Sず発生防止剤の製造方法) 本発明のきず発生防止剤は、下記のようにして製造され
る。
第1工程。
水に゛増粘剤を徐々に添加し、ホモジナイザーにより分
散させる。
第2工程 第1工程で得られた組成物に成分(a)を添加して、a
!械的攪拌により、均一に分散させて仕上げる。
(供給方法) 本発明のきず防止剤の供給方法を下記の実施例により説
明する。
実施例 次に実施例および比較例によって本発明を具体的に説明
する。ただし、本発明はこれらの実施例および比較例に
よってなんら制限されるものでない。
第1図は本発明に係るSず防止方法の実施状態を模式的
に示す平面図、第2図は同じく正面図である。
ビレットはロールおよびプラグによりビアサーで穿孔さ
れるが、ロールはビレットの移°動域を挟む左右両側に
それぞれビレ7トの軸心線に対して、はぼ対称に位置し
、それぞれ回転軸回りに同一速度、同方向に回転駆動さ
れ、プラグはロール間のほぼ中央部においてビレットの
6孔に対向している。
ビレットはプラグによって規制され、また左右両側部を
ロールにより転圧され、さらに上下両側部をシューによ
って規制され、ロールから推力を受けて軸心線回りに回
転されながら軸心線方向に順次圧延されてゆく。
シューは第1図では省略されているが、ロールの軸長方
向の長さと同長または若干長く形成され、また幅は第2
図に示すごとく両ロールの離隔寸法より若干長く形成さ
れており、いずれもビレットと対向する上面と下面は、
断面が円弧状の当接面がビレットの移動方向に沿って形
成されている。
そして前記ビレットの圧延中、ノズルによりきず発生防
止剤が連続的に供給される。ノズルはシューとビレット
の間にきず発生防止剤を噴霧できるように、ビレットの
供給側に配設され、きず発生防止方法 ノズルには、第1図に示すように供給配管が接続され、
さらに供給ポンプに連絡されている。
きず発生防止剤はタンクに貯蔵され、上記の供給ポンプ
で連続してノズルに供給されることができる。
きず発生防止剤の供給量および供給圧力は、上記の供給
配管系に配置した調整弁により調整することができる。
上記は、ビレットをビアサーの工程で穿孔する場合につ
いてのきず発生防止方法について述べたものであるが、
さらに上記の穿孔法で製造されたシェルをエロンゲータ
−で加工するときにも本発明のきず発生防止剤の供給方
法は適用できる。
第1表の上段に掲げる組成のきず発生防止剤を、シュー
とビレットの間およびシューとシェルの間に供給しなが
ら継目無鋼管の圧延をした。第2表にその適用条件を示
し、第1表の下段に適用結果を示す。
注1  東海工業株式会社製    へ草珪注2  東
海工業株式会社製    鹿島砂柱3  チタン工業株
式会社製 注4  東−工業株式会社製 注5  昭和電工株式会社製    A40注6  昭
和電工株式会社製    A40注7  第−工業製薬
株式会社製  カルボ注8  協同油脂株式会社製  
  耐熱グ注9  比較例4は流動性がないため適用で
砂7号  平均粒径  0.13mm 平均粒径  0.68mm 平均粒径  1.5mm 平均粒径  1.3mm 平均粒径  2 、4mm 平均粒径  1.7mm キシメチルセルロース(商品名 ファインガムHES)
リース きす。
第  2  表 発明の効果 本発明の継目無鋼管造管用Sず防止剤をシューとビユレ
ットの間およびシューとシェルの間に連続的に供給する
ことにより、シューマークを効果的に防止することがで
きる。そのうえ、圧延中のスリップ現象が起こらず、あ
ばた状の圧Ksずが抑制されるので生産性が著しく向上
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のきず防止方法の実施状態を模式的に示
した平面図であり、第2図は同じく正面図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)粒度が2mm以下である砂、酸化第二鉄、
    酸化ケイ素および酸化アルミニウムからなる群から選ば
    れた1種または2種以上のもの3〜70重量%、 (b)増粘剤0.1〜5重量%および (c)水 を含有する水分散液であることを特徴とする継目無鋼管
    造管用きず発生防止剤。
  2. (2)継目無鋼管の造管方法において (a)粒度が2mm以下である砂、酸化第二鉄、酸化ケ
    イ素および酸化アルミニウムからなる群から選ばれた1
    種または2種以上のもの3〜70重量%、 (b)増粘剤0.1〜5重量%および (c)水 を含有する水分散液を、ビアサーおよびエロンゲータの
    両工程において、シューとビレットの間およびシューと
    シェルの間に連続的に供給することを特徴とする継目無
    鋼管のきず防止方法。
JP6566887A 1987-03-23 1987-03-23 継目無鋼管造管用きず発生防止剤および継目無鋼管のきず防止方法 Granted JPS63234092A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5468402A (en) * 1987-09-28 1995-11-21 Nisshin Steel Co., Ltd. Lubricant for use in hot rolling of stainless steel
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WO2006106637A1 (ja) * 2005-03-31 2006-10-12 Sumitomo Metal Industries, Ltd. 鋼の熱間塑性加工用焼付き防止剤

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US8455408B2 (en) 2005-03-31 2013-06-04 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation Anti-seizure agent for hot steel working

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