JPS63233821A - ビ−ズ法型内成形におけるビ−ズ充填方法 - Google Patents

ビ−ズ法型内成形におけるビ−ズ充填方法

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JPS63233821A
JPS63233821A JP62067643A JP6764387A JPS63233821A JP S63233821 A JPS63233821 A JP S63233821A JP 62067643 A JP62067643 A JP 62067643A JP 6764387 A JP6764387 A JP 6764387A JP S63233821 A JPS63233821 A JP S63233821A
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JP
Japan
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beads
mold
filling
stage
product
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JP62067643A
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Kuninori Manabe
真部 邦則
Akio Takahashi
明男 高橋
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はポリスチレン等の熱可塑性発泡性樹脂粒子(発
泡ビーズ)を原料とし、これを雌雄型内に充填し、加熱
融着、冷却せしめて製品に成形するビーズ法型内成形に
おける前記原料ビーズの充填方法に関するものである。
本発明方法は特に板状体、とりわけ縦方向に長い板状体
の製品の成形における原料ビーズの充填に好適である。
(従来の技術) ビーズ法型内成形は従来、発泡ポリスチレン系樹脂粒子
や発泡ポリエチレンあるいは発泡ポリプロピレン系樹脂
粒子などを原料として発泡成形体を成形するために広く
利用されている成形法の1つであるが、近時、その分野
が漸次拡大の傾向にあり、縦方向に長さをもつ自動車の
バンパーコア材の如き自動車部品にも適用が試みられて
いる。
ところでかかるビーズ法型内成形では従来より製品の目
付調整あるいは充填時の空気逃し等を目的としてクラッ
キングという方法を採用している。
即ち、一般に発泡ビーズ原料を用い、加熱発泡、成形す
るときは、金型形状通りに当該発泡ビーズ原料がうまく
充填できない場合、成形品形状の一部に未充填による脆
弱部や欠落部が発生することがある。
そこで、この欠点を防止するため金型によって形成され
る成形用空間に製品形態より僅かに広くクラッキングと
称する余裕部を存して充填が行なわれる。
換言すれば、これは金型形状通りに発泡ビーズ原料が空
間容積に等しく均一に充填できない現象を防止するため
である。同時に又、このビーズ法型内成形では製品の密
度分布を均一にするため充填器の位置、数などをトライ
・アンド・エラーで変更し、種々の工夫、改善がなされ
ている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記の如きクラッキングという方法を採
ることは、横方向に広がる金型の場合には前記原料ビー
ズの充填不足や成形品の未充填不足を防止するための止
むを得ない措置としてそれ相応の効果を有しているが、
縦方向に長さをもっている金型に適用する場合には充填
される発泡ビーズ原料は下部の金型内金面に均一に行き
わたらず、しかも下部における充填密度が低くなって均
一な密度の製品が得られダいのみならず全体的に軽量と
なる問題があった。
従って、本発明はかかる問題に対処し、クラッキングを
2段以上にすることにより製品密度分布を均一ならしめ
ることを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 即ち、本発明の特徴とするところは、少なくとも一方が
移動型である左右一対の雌雄型よって形成される成形空
間内に、予備発泡された熱可塑性樹脂粒子(発泡ビーズ
)を充填し、加熱融着ならびに冷却して製品に成形する
ビーズ法型内成形において、通常のクラッキング充填に
先立ち、予め余分空間を有して移動型を停止し、両型に
よって形成される空間内にクラッキング充填を行なって
発泡ビーズを該空間の略下半部に供給した後、通常のク
ラッキング充填位置に移動し更に発泡ビーズを供給充填
し型閉め、成形を行なうことにある。
ここで前記通常のクラッキング充填に先立ち行なう予め
のクラッキング充填は1段に限らず、それ以上、分割し
て行なってもよく、任意の位置、任意の数で、あるいは
リニヤ−に充填することが可能である。
そして夫々において充填器により供給する発泡ビーズの
供給量、充填時間などは製品の出来具合をみて任意に変
更調節することができる。
しかし、一般的には従来、通常のクラッキング位置で充
填していた充填量に比較しては余分に発泡ビーズが充填
されることは勿論である。
(作用) 次に上記本発明方法により実際に発泡成形製品を成形す
る場合の態様について作用を説明すると、先ず原料とな
る前記発泡ビーズを左右一対からなる雌雄金型内の成形
空間に充填する場合、該成形品の通常の製品接圧部位に
おける通常のクラッキング充填に先立ち、即ち、一対の
金型の嵌着度合のゆるい位置において金型の移動を停止
し、両型内の空間内に略下半部程度の発泡ビーズを先ず
充填する。
そして、次いで更に金型を移動させ前記充填された発泡
ビーズを圧縮、通常のクラッキング充填位置に至り同位
置において金型を停止し、所要の残りの原料発泡ビーズ
を充填し、通常の手法に従って型閉め、加熱発泡、冷却
により成形する。
このようにすると、従来、下部へのビーズ充填が不足し
ていたのをカバーし、第1段の下部ビーズの圧縮により
上下における製品密度分布が均一化し製品品質の向上を
達成する。
(実施例) 以下、更に添付図面を参照し、本発明の詳細な説明する
図は本発明方法における実施の1例を示し、図において
(1)は雌型、(2)は雄型でこれら両型(1)、 (
2)は左右位置に配置されて、雌型(1)が固定型、雄
型(2)は移動型となり、雄型(2)の左右移動により
両型内に成形空間(3)が形成されるようになっている
そして、図においては雌型(1)の上部壁に型内空間に
原料となる発泡ビーズを供給充填するための充填器(4
)が取り付けられる構成となっている。
なお、添付図面における雌雄両型(1)、 (21より
なる金型の構造は容示的に示したものであり、その具体
的構造は公知のものであるので詳細な説明は省略する。
なお、上記の金型において、(A) 、 (B)は夫々
本発明充填方法における雄型(2)の停止位置、換言す
れば原料ビーズ充填位置を示す。
かくして、図において本発明方法は先ずAの位置で移動
型である雄型(2)を停止し、両型+11. (2)が
ゆるく嵌合した状態で第1段の発泡ビーズ(M)を型内
に供給し充填する。
この場合の供給する原料発泡ビーズとしては例えば発泡
性ポリスチレン系ビーズあるいはポリエチレン系ビーズ
、ポリプロピレン系ビーズなどの予備発泡された熱可塑
性樹脂粒子であり、これらの予備発泡倍率は100倍位
まで可能であるが通常30〜60倍程度のものが用いら
れる。
そして、これらの上記第1段における充填量はそのとき
の空間の全体を充填することは製品成形に要する必要量
に照らして必要なく、通常、該空間の半分程度の量で充
分である。
次いで、第1段の終了と、雄型(2)を再び移動し、B
の位置、即ち通常のクラッキング充填の第2段位置にお
いて停止し成形に必要な残量を充填する。
この場合には従来と同様な充填であるにしても前記第1
段位置での充填があるため、従来の通常のクラッキング
充填に比し下部への発泡ビーズ充填密度が高くなり上下
にわたり製品密度の均斉化が図られる。
なお、原料発泡ビーズ充填後は加熱発泡し、内圧により
相互に融着せしめて一体化した製品(P)に成形するこ
とは既知の手法と何ら変わることはない。
本発明は以上の如くであり、特に上下における製品密度
の均一化に効用を有し、従ってブロック。
自動車用バンパーコア材の如き縦方向に長い製品を図示
のような左右一対の金型を用いて成形するのに好適であ
る。
次に本発明方法を具体的に実施した場合の製品を通常の
クラブキング1段の場合と対比して測定した比重測定結
果を示す。
テスト方法 1200x900 x60’鶴の板状成形品について従
来品と2段クラッキングにおける充填について成形テス
トを行なった。
使用した成形機、金型、ビーズは同様とし成形条件も同
一とした。
テスト結果 上記板状形成品を縦×横を6×42合計24枚のタンザ
ク状に分割して切りとりその各部の比重を測定した。結
果は次の如くであった。
以下余白 (イ)従来品 (IJ)本発明による製品 以上のテスト例を総合すると次の通りである。
従来品    本発明性製品 平均比重 19.06 gr/ l   19.44 
gr/ 1σ      0.43        0
.29最大比重 19.7      19.9最小比
重 18.0      19.0比重差   1.7
      0.9以上より本発明方法による製品は製
品密度が全体にわたり均一化が進んでいることが首肯さ
れる。
(発明の効果) 以上のように本発明充填方法はビーズ法型内成形におけ
る原料ビーズの充填にあたりクラッキングを2段以上に
行うものであり、従来のクラッキング1段の場合に比し
下部へのビーズ充填が充分となり、従来下部へのビーズ
充填が不足していた分をよくカバーすることができて従
来、製品の下部へのビーズ充填不足から生じていた製品
密度分布を均一に近づけることとなり成形製品の品質向
上を図ることができる。
即ち、2段以上とすることによ吟当初のクラッキング充
填時における充填されたビーズは金型の移動による成形
空間の圧縮と共に圧縮され、下部へのビーズ充填密度を
従前に比し実質的に高める結果となり、従来、とかく軽
量化傾向にあった下部成形空間における充填を高めると
共に、型内部各部への原料ビーズの配分を良好となし、
製品品質の向上を達成する。
しかも上述の結果、従来法において必要としていた金型
の改造は必要な(、そのため費用、人手、機会損失など
も少なくなり、工業上における実用効果も著しく期待さ
れる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明方法を実施する態様を示す1例である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少くとも一方が移動型である左右一対の雌雄型によ
    って形成される型内空間に予備発泡された熱可塑性樹脂
    粒子(発泡ビーズ)を充填し、加熱融着ならびに冷却し
    て製品に成形するビーズ法型内成形において、前記発泡
    ビーズを型内空間に充填するに際し、通常のクラッキン
    グ充填に先立ち、余分の空間を存した状態で予め移動型
    を停止し、該型内空間の略下半部に発泡ビーズを供給充
    填し、その後、前記発泡ビーズを圧縮しつつ通常のクラ
    ッキング充填位置に移動型を移動し更に発泡ビーズをク
    ラッキング充填することを特徴とするビーズ法型内成形
    におけるビーズ充填方法。 2、通常のクラッキング充填に先立ち、予め行なわれる
    クラッキングが1段以上である特許請求の範囲第1項記
    載のビーズ法型内成形におけるビーズ充填方法。
JP62067643A 1987-03-20 1987-03-20 ビ−ズ法型内成形におけるビ−ズ充填方法 Granted JPS63233821A (ja)

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JPS63233821A true JPS63233821A (ja) 1988-09-29
JPH0436548B2 JPH0436548B2 (ja) 1992-06-16

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1991008102A1 (en) * 1989-11-25 1991-06-13 Kanegafuchi Chemical Industry Co., Ltd. Method of and system for producing foamed resin molding

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1991008102A1 (en) * 1989-11-25 1991-06-13 Kanegafuchi Chemical Industry Co., Ltd. Method of and system for producing foamed resin molding

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JPH0436548B2 (ja) 1992-06-16

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