JPS6323343Y2 - - Google Patents

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JPS6323343Y2
JPS6323343Y2 JP1982015214U JP1521482U JPS6323343Y2 JP S6323343 Y2 JPS6323343 Y2 JP S6323343Y2 JP 1982015214 U JP1982015214 U JP 1982015214U JP 1521482 U JP1521482 U JP 1521482U JP S6323343 Y2 JPS6323343 Y2 JP S6323343Y2
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JP
Japan
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sealed
layer
contents
seal
uniaxially stretched
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JP1982015214U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は液体や粘性のある内容物を収納するの
に適した袋状の包装体に関するものである。
液体あるいはスクイズしながら取出す場合、従
来の袋包装体では開封に注意しても往々にして液
体が飛出し衣類をよごすケースが多く問題になつ
ていた。
本考案の包装体は液体あるいは粘性のある内容
物を取出すときにも容易にスムーズに取出せるよ
うに工夫したものである。
本考案はシール層/一軸延伸フイルム層/基材
層の構成を有する複合フイルムから形成された3
方又は4方シールされた袋の包装体において、該
シール部分の内側にあり内容物の取出し口に相当
する部分に、内容物を押出すときの圧力により容
易に剥離できる程度に弱くシールされている緩衝
帯を一軸延伸フイルムの延伸方向と同方向に設
け、該緩衝帯の中央部分の一部が剥離されるか又
は中央部分が引裂かれるように、3方又は4方シ
ール部分に開封用のスリツト又はノツチを設けた
ことを特徴とする包装体である。
本考案の包装体の袋の材質としてはシール層/
一軸延伸フイルム層/基材層の構成を有する3層
以上の複合フイルムであり、各層間は通常接着剤
を用いて積層される。
シール層の構成としては、製品の製造や流通の
過程では内容物を完全に保護するのに充分な接着
強度を有し、かつ内容物を取出す場合にはフイル
ムを破壊することなく開封できるものであればよ
い。例えば、同じ一枚のフイルムで3方又は4方
シールされたシール部分を開封し易いシールとす
る場合はポリプロピレン(PP)又はポリエチレ
ン(PE)にエチレン−プロピレン系合成ゴムを
ブレンドした樹脂等が使用される。また該シール
を充分に強固にする場合はPP、PE、アイオノマ
ー、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポリ
塩化ビニル(PVC)、ポリスチレン(PS)等の単
体樹脂が使用される。又4方シールの袋でシール
部分が開封し易くするためにシール層の材質の異
なる2枚のフイルムから形成される場合、一方の
シール層/他方のシール層としての材質の組合わ
せはEVA/PEとPPとのブレンド樹脂、アイオ
ノマー/PE、EVA/アイオノマー等が使用され
る。
一軸延伸フイルムの材質としてはPP、PVC、
PET(ポリエステル)等が使用される。
基材層の材質は、PP、PE、PVC、PS、PET
等が使用され、特にバリア性を要求される場合
は、基材層を更に複層としエチレン酢酸ビニル共
重合体けん化物もしくは塩化ビニリデン系樹脂等
の層を加えても良い。
本考案の袋を製造するときは3方又は4方の外
側のシールはシール温度を高くしてできるだけ強
固にシールし、緩衝帯のシールはシール強度をで
きるだけ小さくするために外側のシール温度より
もはるかに低温でシールされる。
本考案の包装体の形態を4方シールした場合で
説明すると、第1図、第2図に示したように強固
にシールしたシール部分1を4方に設け、かつそ
のシール部分に連なる下方に弱くシールされた緩
衝帯2を開封方向が一軸延伸フイルムの延伸方向
と同方向になるように設けたもので、この緩衝帯
2と対向するシール部分の開封開始部1A中に開
封用のスリツト3あるいはノツチ4を設けたもの
である。シール部分1は通常の密封性を有するよ
うな包装体を得るためにシールされた部分であ
り、緩衝帯2はシール部分1に比べはるかに低温
でシールされたもので非常に弱いシール部分であ
る。
本考案はこのような形態となつているため、内
容物を取出すに際しては先ず開封用のスリツト3
あるいはノツチ4より開封を始めるが、このとき
緩衝帯2の開封方向は前述のように一軸延伸方向
と同方向となつているため容易に引裂かれて行
く。この場合緩衝帯2は中央部分で2分され、内
容物側のシール部分が残る。次に液体或いは粘性
のある内容物をスクイズして行く状態で押出して
行くとシール部分が残つた緩衝帯はシールが弱い
ために開かれ内容物が押出されて行く。
このように従来の包装体は本考案の緩衝帯に相
当する部分がないため内容物が一気に飛出したり
するようなこともなくスムーズにスクイズされて
行く工夫された包装体である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の包装体の一実施態
様を示す概略図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シール層/一軸延伸フイルム層/基材層の構成
    を有する複合フイルムから形成された3方又は4
    方シールされた袋の包装体において、該シール部
    分の内側にあり内容物の取出し口に相当する部分
    に、内容物を押出すときの圧力により容易に剥離
    できる程度に弱くシールされている緩衝帯を一軸
    延伸フイルムの延伸方向と同方向に設け、該緩衝
    帯の中央部分の一部が剥離されるか又は中央部分
    が引裂かれるように、3方又は4方シール部分に
    開封用のスリツト又はノツチを設けたことを特徴
    とする包装体。
JP1521482U 1982-02-08 1982-02-08 包装体 Granted JPS58119564U (ja)

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JP1521482U JPS58119564U (ja) 1982-02-08 1982-02-08 包装体

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JP1521482U JPS58119564U (ja) 1982-02-08 1982-02-08 包装体

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JPS58119564U JPS58119564U (ja) 1983-08-15
JPS6323343Y2 true JPS6323343Y2 (ja) 1988-06-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4513202B2 (ja) * 2000-12-01 2010-07-28 凸版印刷株式会社 収納物の付着が少ないピロー形式の包装袋
JP5845697B2 (ja) * 2011-08-04 2016-01-20 花王株式会社

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5168393A (en) * 1974-12-09 1976-06-12 Toppan Printing Co Ltd Hosotaino seizohoho

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JPS58119564U (ja) 1983-08-15

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