JPS63232966A - 研削機械 - Google Patents

研削機械

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JPS63232966A
JPS63232966A JP6481487A JP6481487A JPS63232966A JP S63232966 A JPS63232966 A JP S63232966A JP 6481487 A JP6481487 A JP 6481487A JP 6481487 A JP6481487 A JP 6481487A JP S63232966 A JPS63232966 A JP S63232966A
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rotating
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Toyohiko Hiyoshi
日吉 豊彦
Koichi Matsushita
松下 光一
Kazuo Watanabe
和雄 渡辺
Tadayuki Kubo
忠之 久保
Koji Shinoda
篠田 好志
Koji Narumi
鳴海 広治
Hiroyuki Sugimoto
杉本 廣行
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、研削機械に関し、詳しくはガラスや金属等の
表面を高い精度で球面あるいは非球面に研削ないし研磨
するに好適な研削機械に関する。
(従来の技術〕 従来、上述のような加工体の表面を球面あるいは非球面
形状に加工する場合は主として互いに直行するX、 Y
、 Z 3軸方向のNC制御によって成形が実施されて
きた。また、直交2軸制御による研削加工機の例(「日
経メカニカルJ 1985年1月28日号(No、18
5) P104〜Pill参照)があるが、いずれの場
合も、加工機自体に加工体の加工形状を測定する測定手
段が設けられておらず、その測定のために加工体をいち
いち加工機から取外す必要がある上に、研削機械そのも
のの制御機構が複雑になる欠点があった。
(発明が解決しようとする問題点) すなわち、上述のように1.直交3軸方向のNC制御を
行なって加工を実施するのでは、その制御機構および手
順が複雑となる上に、加工体の研削面形状測定のために
いちいち取外すのでは再度修正加工を実施するときに取
付誤差が生じ精度管理上からも好ましくない。
本発明の目的は、上述従来の欠点を除去し、操作と共に
NC制御し易いように機構の簡略化を図り、更には加工
体を加工状態にセットしたままの状態でその加工形状の
計測が可能なように測定装置を具えた研削機械を提供す
ることにある。
(問題点を解決するための手段〕 かかる目的を達成するために、本発明は、加工体を回転
させる回転手段と、該回転手段をその回転軸と直交する
旋回軸の周りに旋回自在に保持する加工体保持装置と、
旋回軸を旋回させる旋回手段と、その旋回角度の検出手
段と、加工体を研削する研削部材を旋回軸と直交する方
向に移動可能な研削部材移動手段と、該研削部材移動手
段によって移動される研削部材の移動量を検出する手段
と、旋回角度の検出手段により検出された旋回角度およ
び研削部材の移動量を検出する手段により検出された研
削部材の移動量に対応して加工体を回転させる回転手段
の回転速度と旋回手段の旋回速度とを制御する手段とを
具えたことを特徴とするものである。
更に本発明の別の形態は、加工体を回転させる回転手段
と、該回転手段をその回転軸と直交する旋回軸の周りに
旋回臼°在に保持する加工体保持装置と、旋回軸を旋回
させる旋回手段と、その旋回角度の検出手段と、加工体
を研削する研削部材を旋回軸と直交する方向に移動可能
な研削部材移動手段と、該研削部材移動手段によって移
動される研削部材の移動量を検出する手段と、旋回軸と
回転手段の回転軸との交点を通り、旋回軸と直交する方
向に移動自在とした加工体研削面を測定する加工体測定
装置と、当該加工体測定装置によって測定された加工体
研削面の形状と、その設定形状との差に対応して研削部
材移動手段による移動量を制御する手段とを具えたこと
を特徴とするものである。
〔作用〕
本発明によれば、加工体保持部材の旋回手段によって回
転手段に保持される加工体を旋回させながらその旋回角
度に対応して研削部材が切込みのための微移動を実施す
るが、そのときの旋回角度と移動量とに対応して制御手
段では回転手段の回転速度と旋回手段の旋回速度とを制
御し、常に加工体の周速度が一定となり、また、加工単
位面積当たりに砥石21が接触する時間が一定となるよ
うな条件のもとで研削部材が加工体研削面に接触するよ
うにすることができる。
また、本発明の別の形態によれば、旋回手段を介して加
工済の加工体を所定の旋回角度旋回させるだけで測定手
段による研削面形状の測定が可能であり、しかもその測
定によって得られた設定研削面形状との間の誤差を制御
手段にフィードバックすることによって誤差に対応した
量だけ研削部材移動手段による移動量の修正が可能であ
って、正確な修正を期待することができる。
〔実施例〕
以下に、図面に基づいて本発明の実施例を詳細かつ具体
的に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す。ここで(A)は加工
体保持装置、(6)は砥石スライド装置、(C)は加工
体の表面を測定する装置である。その加工体保持装置(
八)において、1はワーク、すなわち加工体であり、2
は加工体lを把持する部材、すなわちやとい3を介して
回転させられるワーク軸である。ワーク軸2は外部から
加圧空気が供給される静圧軸受4によってその空気膜層
を介して軸支されており、モータ5によって回転駆動さ
れる。6はその回転数を計測しているタコジェネレータ
である。
また、7は静圧軸受4が取付けられているベースプレー
トであり、ベースプレート7には旋回軸8が取付けられ
ていて、旋回@8は静圧軸受9によって回動自在に支持
されている。10は旋回用のモータ、11はロータリエ
ンコーダである。かくして加工体保持装置(A)におい
ては、加工体1はモータ5によって回転させられながら
旋回軸8の軸心を中心に、あらかじめ設定された半径を
保って旋回し、その間に砥石スライド装置(B)側の砥
石21によって研削される。
砥石スライド装置(B)において、22は微動スライド
部材23の下面側に設けられた静圧軸受であり、砥石2
1の回転軸(不図示)は静圧軸受22によって軸支され
ており、モータ24により回転可能である。25はタコ
ジェネレータである。しかして、砥石スライド装置(B
)においては、このような回転機構を有する砥石21が
その回転軸と直交する方向に粗動スライドおよび微動ス
ライド可能とするもので、微動スライド部材23は第2
図に示すように、微動案内部材26の案内溝26Δの周
りに配置された静圧パッド27により浮揚状態に保持さ
れる。なお、この静圧バッド27はそのバットが多孔質
部材で形成されるもので、この多孔質のパッド背面側か
ら不図示の供給管を介して供給される加圧空気を案内溝
28Aの側に噴出させることにより、空気膜が形成され
、この空気膜により微動スライド部材23を浮揚状態に
保持させることができる。
また、微動案内部材26は粗動スライド部材28に固定
されており、粗動スライド部材28の案内溝28八にも
同様の静圧バッド27が図示のように配置されていて、
これらの静圧バッド27によりベース定盤29上に固定
された粗動案内部材30上に粗動スライド部材2Bを浮
揚状態に保つことができる。
31は粗動スライド部材28を粗移動させるための送り
ねじであって、不図示の連結部材を介して粗動スライド
部材28に連結されており、加工体保持装置(八)にお
いて、加工体1を加工状態に保持したときに、そのワー
ク軸2の軸方向に粗動スライド部材28を微動装置およ
び砥石装置諸芸に粗動させることができる。32はその
送り用のモータ。33はモータ32の回転量を検知する
ロータリエンコーダである。
また、34は圧電素子を用いて構成されるインチワーム
等の微動直進機構であって、これにより微動スライド部
材23を上述と同方向に微移動させることができる。
このように構成した砥石スライド装置(B)においては
、まず粗動スライド部材28を静圧パッ′ド27により
粗動案内部材30から浮揚状態に保ちながら、送りモー
タ32により粗動スライド部材28を加工体lの方向に
向けて移動させ、砥石21を加工体lに近接させた状態
とする。しかして次に、上記と同様な浮揚状態とした微
動スライド部材23をインチワーム34によって同方向
に微移動させて砥石21を加工体1に接触させるように
なし、その後、所定の切込み量分ずつ前進させて回転さ
れている加工体1の表面からその前進量に対応して切込
み研削を実施することができる。
ついで加工体測定装置(C)について説明する。
ここで、41は接触式の測定子、42はその先端部に測
定子41が取付けられた角型のエアスライド部材、43
はエアスライド部材42を加圧空気層によって浮揚状態
に保つ案内部材であフて加工体保持装置(八)の旋回軸
8の軸方向と砥石スライド装置(B)の各スライド部材
の直進方向との双方に対し、本例ではその直交方向にそ
のエアスライド部材42の移動が可能である。しかして
、このエアスライド部材42は、案内部材43に設けた
ローラ44を介して懸吊された重錘45により加工体1
に向けての偏倚力を有している。
なお、第3図はエアスライド部材42が案内部材43に
設けられた多孔質材の静圧バッド27によってその案内
孔43^中に浮揚状態に保持される態様を示す。なおこ
こで、46は案内部月43が固定されている粗動スライ
ド部材である。再び第1図に戻り、この粗動スライド部
材46はベース定盤29上に固定された転勤案内部材4
7に沿って同方向に移動する。48はその8勤用のプラ
ンジャ、例えばエアハイドロシリンダである。また、4
9はエアスライド部材42を微動送りさせるための送り
ねじ、50はねじ駆動モータ、51はタコジェネレータ
であって、モータ50により突当部材52を微移動させ
てその位置によりエアスライド部材42の加工体1への
向けての偏倚を抑止している。
そこで、このように構成した研削機構においては、更に
砥石スライド装置(B)  における砥石21の微動送
り量あるいは加工体測定装置(C)における測定量を検
知するためにレーザによる測定手段が設けられている。
すなわち、61は砥石スライド装置(B)の微動スライ
ド部材23上に設けられたコーナキューブリフレクタ、
62は加工体測定面fit (C)のエアスライド部材
42上に設けられたコーナキューブフレフタであって、
63および64は干渉計、65はビームベンダー、66
はレーザ発振器である。しかして、かかるレーザ測定装
置によって、砥石21の微動送り量あるいは測定子41
による測定時の変位量を高精度に検出することができる
従って、測定を実施する場合は、まず加工体保持装置(
^)において、モータlOにより旋回!1iII]8を
旋回させて加工体1の面を加工体測定装置(C)の側に
向けるようになし、しかる後加工体測定装置(C) に
おいて、その粗動スライド部材46をシリンダ48によ
り転勤案内部材47に沿って加工体1の方に前進させる
。かくして、その測定子41を加工体1の測定表面近傍
まで近接させたところで粗動スライド部材46を停止さ
せ、次はモータ50により送りねじ49を駆動して突当
部材52と共にエアスライド部材42を微動前進させ、
測定子41を加工体測定面に当接させたところで送りを
停止させる。この場合、測定子41は重錘45による偏
倚力だけで一定圧で加工体1の面に接した状態に保たれ
、このあとは加工体1の面形状で追従してエアスライド
部材42が微移動する。
ついで第4’A図〜第4C図を参照して木実流側による
加工原理を説明する。加工体1の加工面が凸型の球面で
あるような場合は、第4八図に示すように加工体保持部
材における旋回軸の中心8Aが加工体1に対し、砥石2
1とは反対側の砥石移動線X−X上にある。しかしてこ
のような状態で加工体1をX−X線の周りに回転させ、
砥石21を加工体1の中心に当接させた上、旋回軸心8
Aの周りを旋回させるように首振りさせながら砥石21
を微移動させて切込んでいくことにより旋回中心8八と
砥石21の加工体1に対する接点との間の距離Rを半径
とする曲率半径を有する凸型球面の加工を実施すること
ができる。
また、第4B図に示すように旋回角度θに対応した位置
で砥石21を微動直進機構34により移動させると加工
体1の表面は非球面形状に加工される。
更にまた、第4C図は加工体1の表面を凹型の球面また
は非球面に加工する場合を示し、この場合砥石21Aは
径の小さいものが使用されるが、同時に旋回輪中心8八
は加工体1に対してX−X線上で砥石21^と同じ側に
設定されるようにすればよい。なお、本図は第1図に示
す研削機械を側方から見た形状を示すものである。
第5図は加工時と測定時における加工体保持装置の動作
とその向きを示す。すなわち、加工時においてはワーク
軸2が実線で示すように砥石移動線X−Xの方向に向け
られており、高速回転しながらこの姿勢を中心にして旋
回軸8により加工体1は左右に首振り揺動させられなが
ら研削加工が実施される。また、測定時にはワーク!N
I2を二点鎖線で示すようにY−Y線方向に向くまで旋
回させることにより、このY−Y線を中心とする揺動動
作により測定子41を加工体1の表面になられせて測定
を実施することができる。
続いて第6図に基づき本発明にかかる制御ならびに駆動
回路の構成について説明する。
ここで、 100は加工制御用コンピュータ(以下で加
工制御部という)であり、加工制御部100はCPUの
機能と共にROMおよびIIAMを有し、そのITEM
には加工に−かかわる各種のサブプログラム等が格納さ
れている。また、 200は測定用データが処理コンピ
ュータ(以下で測定制御部という)であり、測定制御部
200においてはディスク 201に格納されている加
工用データおよび設計データに基づいて測定された形状
との間の誤差が許容範囲にあるか否かを判断し、後述す
る修正手順のためのデータを求める等の処理を実施する
。なお、202はプリンタであり、測定制御部200に
おいて処理されるデータや情報を記録することができる
また、 101〜106はそれぞれ旋回軸8の駆動用モ
ータ10のドライバ、粗動スライド部材2Bの送り用モ
ータ32のドライバ、微動スライド部材23の微動直進
機構34駆動用トライバ、砥石21駆勅用モータ24の
ドライバ、ワーク’I’tb 2の駆動用モータ5のド
ライバおよび測定子41微勅用モータ50のドライバで
あり、11は旋回軸8の旋回角度を検出するロータリエ
ンコーダ、63Aは干渉計63を介してレーザにより砥
石21のセット位置、切込み位置等を検出する検出手段
、64Aは同様にして干渉計64を介し測定子4Iの微
移動位置を検出する手段、更にまた 120は加工制御
部100および測定制御部200に各種データや情報等
の人出力ならびに切換等の操作を実施するための操作器
である。
次に、第7図によって全体の作業手順を説明する。
まず、加工制御部100ではステップ5100において
、その加工用NCプログラムに従って加工体1に対し研
削加工を実施し、次のステップ5200において測定制
御部200による形状測定工程が実施され、更にステッ
プ5300でその測定結果として形状の誤差があらかじ
め設定された許容範囲にあるか否かを判断し、許容範囲
になければ次のステップ5400で測定データを基にし
て加工用プログラムにおけるデータを修正し、この修正
値により再びステップ5100に戻って、加工制御部1
00によりステップ5200以下の動作を許容範囲内に
おさまるまで繰返す。
第8図は加工制御部100において研削を実施する動作
手順を示す。まずそのステップ5illにおいてディス
ク 201に格納されている加工用NCプログラムを測
定制御部200を介して人力し、自己のメモリに記憶す
る。ついで、ステップ5112に進み、ここで旋回+1
81h8および粗度スライド部材28の位置決めをドラ
イバ 101および102によって駆動し、更に微動ス
ライド部材23をドライバ103により駆動して砥石2
1をNCプログラムに設定されている初期の切込み位置
にセットする等の準備作業を実施する。
次にステップ5113でメモリから1行分のNCプログ
ラムを読取り、更にステップ5114で旋回角度θ°を
旋回角度検出器(ロータリエンコーダ)11から人力す
る。なお、NCプログラムには、旋回角度θ°〜θ°に
対応させた砥石21の直進量、すなわち切込み量So〜
Siumが設定されている。そこで、次のステップ51
15では人力された旋回角度θ°に基づいて、加工体1
の加工面単位面積当りに砥石21が接触する時間が一定
となるように旋回軸モータドライバ101に信号を供給
してモータlOの回転速度を制御し、更に次のステップ
511Bにおいて加工体1の加工面における半径方向の
どの位置に砥石21が接触してもその接触点において加
工体の回転する周速度が一定になるよう砥石軸モータド
ライバ 104に信号を供給し、モータ5を駆動する。
次にステップ5117において再度旋回角度をエンコー
ダ11からの信号によって読出し、ステップ5118に
進んでその旋回角度に対応した直進量だけドライバ10
3により直進機構34を駆動させる。かくして、ステッ
プ5119においてそのNCプログラムの一符号に関す
る処理動作が実施完了したか否かを判断し、完了したと
判断したならば次のステッブ5120において全体の行
、すなわち旋回角度00〜θ°とそれに対応した直進;
1soxsiμmをそれぞれ実現させる動作が全て完了
したか否かを判断し、完了していないと判断した場合は
ステップ5113に戻って以下のステップを繰返す。ま
た、完了したと判断したならば、次のステップ5121
に進み、ここで、微動スライド部材23および粗動スラ
イド部材28を初期位置に復帰させると共にワーク軸駆
動モータ5を停止し、更に旋回軸8を初期の位置に戻す
ようにモータlOを駆動する一連の後処理を実施して研
削工程を終了する。
次に第9図を参照しながら測定動作の制御手順について
説明する。
測定にあたっては、まずステップ5211において、測
定制御部200から加工制御部100を介してドライバ
101により旋回用モータlOを駆動し、加工体1を保
持するワーク軸2が第5図で示したようにY−Y線の方
向に向くようにベースプレート7を旋回させ、その位置
をエンコーダ11によって検出しながら所定の位置で停
止させ、その後、シリンダ48を駆動して粗動スライド
部材46を加工体1に向けて前進させる。そして、更に
その後測定子微動用モータ50をドライバ106によっ
て駆動し、測定子41を加工体1の中心に接触した状態
とすることによってステップ5211による測定初期位
置設定が得られる。
そこで、次のステップ5212に進み、測定制御部20
0の内部でメモリに記憶されている使用済の各種データ
をクリアーし、更にステップ5213に進んでドライバ
101により加工体保持装置(八)における旋回用モー
タlOの定速駆動を開始する。なお、この旋回は測定に
必要な限界の旋回角度まで継続されるもので、次のステ
ップ5214において旋回角度を入力し、ステップ52
15においてそのエンコーダ11からの信号による旋回
角度が所定の測定角度、例えば1°、次に2°、・・・
といった単位ごとの設定測定角度に達したか否かを判断
する。かくして、所定の設定測定角度に達したと判断し
たならばステップ5216に進み、検$手段64^から
入力した測定子41の位置を測定データとしてメモリR
AMに格納する。
そして、次のステップ5217において、上記の測定角
度が所定の測定限界角度であるか否かを判断し、測定限
界角度でないとの判断であればステップ5214〜52
16を繰返し、設定の測定角度ごとに人力された測定子
41の位置をメ干りRAMに格納する。また、上記測定
角度が測定限界角度であると判断したならばステップ5
218でドライバ108によりモータ50を駆動し、測
定子41をいったん加工体1から引離し、要すれば更に
シリンダ48を駆動して粗動スライド部材46を次の加
工動作に支障のない位置まで後退させるといった測定終
了位置への測定子移動動作を実施する。
かくして次のステップ5219に進み、加工体lの加工
しようとする形状に関する設計データをディスク 20
1から読出し、対応する測定角度ごとにその設計データ
と測定データとを比較してその差を演算し、ステップ5
220において測定データをディスク 201に格納す
ると同時に要すればプリンタ202にその測定データ等
を記録する等のデータ後処理を実施する。
ついで第10図によって修正加工工程の手順について説
明するが、それに先立ち修正実施の原理を第11図によ
って説明する。第11図において、CLIは理想曲面を
あられす曲線であり、本例では旋回測定角度θ° (こ
こで、0は旋回中心であり、旋回軸の中心線に相当する
)のところを中心にして凸出した破線で示すような部分
曲面CL2が測定されたものとする。そうするとこれを
修正研削するには、被修正プログラムの砥石21の中心
軌跡CL3における測定角度θ°を中心とする位置で、
上記の軌跡CL3を新NCプログラムではC10のよう
に修正してやる必要がある。
修正加工工程は上記のような原理に基づいて実施される
もので、まずステップ5311でディスク201に格納
されている被修正NCプログラムを読出してメモリに格
納し、次のステップ5312で同じくディスク 201
に格納した測定データを読出す。そして、次のステップ
5313で上記の測定データに基づいて、測定角度ごと
にデータの正負の値を反転し、このようにして得られた
修正データに基づいて更に次のステップ5314におい
て修正加工用のデータを演算する。
すなわち、現実には上述した測定がなされる測定角度の
単位ごと、例えば1°、2°、3°、・・・と、研削制
御のためのプログラムに格納されている旋回角度の単位
θ゛〜θ°とは密度差があり、測定角度の単位の方が粗
い。従って、研削制御用の新NCプログラムでは測定角
度の分割点における内挿計算を実施する必要があり、こ
のような計算がステップ5314で実施されるもので、
次のステップ5315はステップ5314で得られた修
正加工データに基づいて被修正NGプログラムが修正さ
れ新たな修正NCプログラムとしてディスク201に格
納される。
ところで、以上に説明した例では砥石スライド装置CB
)の微動直進機構に圧電素子を用いたインチワームを使
用したが、微動直進機構としてはこれに限られるもので
はなく、差動ねじとモータの組合せを用いてもよい。ま
た、旋回軸等についても必らずしもモータ直結である必
要はなく、ベルト駆動等にすることが可能である。
また、上述の例ではそのスライド部分に静圧軸受用の絞
りとして多孔質噴孔を用いたが絞りの形態は多孔質噴孔
に限られるものではなく、自戒絞り、オリフィス、表面
絞り等であってもよいことは勿論である。
更にまた、加工体lの旋回軸中心に対する相対位置の調
節を上述の例ではやとい、すなわち把持部材3の取換え
によって行うようにしたが、これに代えて、例えばワー
ク@2を枢支している静圧軸受4が固定されているベー
スプレート7をワーク軸方向に移動自在となして調整す
るようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、本発明によれば、加工体を回
転させながら同時に旋回させ、その旋回角度に対応して
切込みのための微移動が行なわれるもので、そのときの
加工体保持部材の旋回角度と研削部材移動手段の1敗移
動量に対応して加工制御部では回転手段による回転速度
と旋回手段による旋回量とを制御するので、加工体の周
速度が一定で、また、加工単位面積当たりの砥石21の
接触する時間が一定である条件をもとで、定量の研削を
実施することが可能となり簡単な機構で高精度の研削研
磨を実施することが可能になった。
また、本発明の別の形態によれば、加工体保持部材にお
いてその旋回手段により加工体回転軸の軸方向の向きを
変えるだけで加工体研削面を加工体測定装置の測定子に
対向させることができ、測定子を8動させて加工体に接
触させた状態で、測定制御部によりその研削面形状の測
定が可能であると共に、その測定結果から修正加工のた
めの研削部材B勅手段による穆動量を制御することが可
能となり、研削加工からその得られた研削面形状の測定
および修正量検出までの一連の動作を高精度を保って実
施することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明研削機械の構成の一例を示す斜視図、 第2図はその砥石スライド装置の部分断面図、 第3図は第1図に示す研削機械の加工体測定装置におけ
る微動部の部分断面図、 第4八図〜第4C図は本発明研削機械により加工すると
きの3態様を模式に示す説明図、 第5図は本発明による研削時と測定時とにおける加工体
保持部材の回動動作を示す斜視図、第6図は本発明研削
機械を駆動制御する回路の構成図、 第7図はその制御部を介してなされる一連の動作手順を
示す流れ図、 第8図はその研削工程における動作手順を示す流れ図、 第9図はその測定工程における動作手順を示す流れ図、 第10図はその修正工程における動作手順を示す流れ図
、 第11図は本発明研削機械において実施される修正の原
理の説明図である。 l・・・加工体、 2・・・ワーク軸、 3・・・把持部材、 4・・・軸受、 5.10,24,32.5’O・・・モータ、6.25
.51・・・タコジェネレータ、8・・・旋回軸、 9.22・・・静圧軸受、 11.33・・・ロータリエンコーダ、21・・・砥石
、 23・・・微動スライド部材、 26・・・微動案内部材、 27・・・静圧パッド、 28・・・粗動スライド部材、 29・・・ベース基板、 30・・・粗動案内部材、 31.49 ・・・送りねじ、 34・・・微動直進機構、 41・・・測定子、 42・・・エアスライド部材、 43・・・案内部材、 46・・・粗動スライド部材、 47・・・転勤案内部材、 48・・・シリンダ、 61.62・・・コーナキューブリフレクタ、63.6
4・・・干渉計、 66・・・レーザ発振器、 ioo・・・加工制御部、 101 N106・・・ドライバ、 120・・・操作盤、 200・・・測定制御部、 201・・・ディスク。 261ペタカ1(内師序で 第2図 43木内部材 第3図 1加工本 第4A図 第4C図 手糸売ネ甫工E書 昭和62年6月9日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)加工体を回転させる回転手段と、 該回転手段をその回転軸と直交する旋回軸の周りに旋回
    自在に保持する加工体保持装置と、前記旋回軸を旋回さ
    せる旋回手段と、 その旋回角度の検出手段と、 前記加工体を研削する研削部材を前記旋回軸と直交する
    方向に移動可能な研削部材移動手段と、該研削部材移動
    手段によって移動される前記研削部材の移動量を検出す
    る手段と、 前記旋回角度の検出手段により検出された旋回角度およ
    び前記研削部材の移動量を検出する手段により検出され
    た前記研削部材の移動量に対応して前記加工体を回転さ
    せる回転手段の回転速度と前記旋回手段の旋回速度とを
    制御する手段とを具えたことを特徴とする研削機械。 2)加工体を回転させる回転手段と、 該回転手段をその回転軸と直交する旋回軸の周りに旋回
    自在に保持する加工体保持装置と、前記旋回軸を旋回さ
    せる旋回手段と、 その旋回角度の検出手段と、 前記加工体を研削する研削部材を前記旋回軸と直交する
    方向に移動可能な研削部材移動手段と、該研削部材移動
    手段によって移動される前記研削部材の移動量を検出す
    る手段と、 前記旋回軸と前記回転手段の回転軸との交点を通り、前
    記旋回軸と直交する方向に移動自在とした加工体研削面
    を測定する加工体測定装置と、当該加工体測定装置によ
    って測定された前記加工体研削面の形状と、その設定形
    状との差に対応して前記研削部材移動手段による移動量
    を制御する手段と を具えたことを特徴とする研削機械。
JP6481487A 1987-03-19 1987-03-19 研削機械 Granted JPS63232966A (ja)

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