JPS63232746A - デ−タ読取方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 平面に記された画像をハンドスキャナで読み取る場合の
データ読取方式であって、等間隔の基準パターンを有す
るパターンテープを画像の幅範囲に亙って貼付し、ハン
ドスキャナで画像と基準パターンを同時に走査して読み
取り、補正手段により画像のイメージデータを基準パタ
ーンのイメージデータに基いて補正することにより、原
画像に相似形の再生画像を得ることができる。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、平面に記された画像をハンドスキャナで読み
取るデータ読取方式に係り、特に走査の縦方向の変動、
走査速度の変化の影響を補正して画像を再生することが
できるデータ読取方式に関するものである。

〔従来の技術〕

第８図にイメージデータ読取装置を例示しており、図に
おいて、読取装置１の上面に透明の例えばガラス板２が
張られ、内部に光学読取部３ａが配置されている。

ガラス板２の面に画像が記された原稿１０ａを画像を下
に向けてセットし、光学読取部３ａによって画像を走査
して読み取って電気的信号に変換してイメージデータと
してメモリ等に格納され、必要に応じてディスプレイ、
或いはプリンタ等へ出力される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来方法によれば、読取装置１内に配置された光学
読取部３ａによって画像を走査して読み取るので、正確
な画像の再現が可能であるが、装置が大きく移動しにく
−１また高価である。

そこで安価で移動が容易なハンドスキャナによって画像
を読み取る方法が考えられるが、手操作では走査の方向
及び速度が変化して再現される画像に歪を生じ、正確な
画像の再現が不可能であるという問題点がある。

〔問題点を解決する為の手段〕

第１図は本発明の原理ブロック図である。

図において、１０は媒体、４は画像、 ５は長手方向に対して直角に等間隔の基準パターン６を
有するパターンテープ、 ３は画像が記された平面状の媒体１０の画像４と少なく
とも画像４の幅範囲に亙って貼付されるパターンテープ
５の基準パターン６を同時に走査して光学的に読み取っ
てイメージデータに変換するハンドスキャナ、 ７はハンドスキャナ３に接続され、ハンドスキャナ３か
ら送信される画像４のイメージデータを同時に送信され
る基準パターン６のイメージデータに基いて補正する補
正手段である。

従ってハンドスキャナ３によって媒体ｌＯの画像４と基
準パターン６を読み取り、補正手段７で基準パターン６
のイメージデータに基いて画像のイメージデータを補正
するように構成されている。

〔作用〕

媒体１０に少なくとも画像４の幅範囲に互ってパターン
テープ５を貼付し、ハンドスキャナ３によって画像４と
基′準パターン６を同時に走査して読み取ると、画像４
のイメージデータと基準パターン６のイメージデータが
補正手段７に送られ、補正手段７により基準パターン６
のイメージデータに基いて画像４のイメージデータが補
正される。

このようにして、画像４をハンドスキャナ３による走査
で読み取っても、走査速度の変化によるイメージデータ
の伸縮が補正され、再現画像を媒体１０の画像４に対し
て相似形に再現させることができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第２図〜第４図を参照して説
明する。第２図で第１図に対応するものは１点ｆ！ｔ、
線で囲んで示している。企図を通じて同一符号は同一対
象物を示す。

第２図において、画像４ａが記された原稿１０ａは平面
上に置かれている。

パターンテープ５ａは、透明な例えばセロファンテープ
で構成され、長手方向に対して直角に等間隔に白黒のバ
ーパターン、即ち、縞模様の基準パターン６ａが印刷さ
れたテープで、所望の長さに切断して画像４ａ外の位置
に画像４ａの両端に亙って貼付される。図では上方位置
に貼付されている。

ハンドスキャナ３ｂは、画像４ａ、及び基準パターン６
ａを読み取る読取センサ部３１、受光を電気信号に変換
する図示省略した変換部、及び手に持って走査するため
のハンド部３２で構成され、データ補正部７ａに連結さ
れている。

データ補正部７ａは、信号分離回路７１．イメージデー
タ補正回路７２．及びサンプリングデータメモリ７５で
構成され、画像４ａのイメージデータを基準パターン６
ａのイメージデータに基いて補正して、表示、印字等に
よって出力させるための装置１例えばパーソナルコンピ
ュータ（以下パソコンという）等に接続されている。

信号分離回路７１は、入力データを基準パターン６ａの
イメージデータと画像４ａのイメージデータに分離する
。

イメージデータ補正回路７２は、基準パターン６ａのイ
メージデータの変化点を検出してパルスを発信する基準
信号検出回路７３．及びパルスに従って画像４ａのイメ
ージデータをサンプリングするサンプリング回路７４を
備えている。

サンプリングデータメモリ７５は、サンプリング回路７
４から送られるサンプリングデータを記憶する記憶手段
である。

このような構成及び機能を有するので、第３図のフロー
チャートにより作用を説明すると、■まず、原稿１０ａ
の画像４ａ外の上方位置に画像４ａの両端に亙ってパタ
ーンテープ５ａを貼付する。

■ハンドスキャナ３ｂのハンド部３２を持って、原稿１
０ａの面に読取センサ部３１が接するようにして基準パ
ターン６ａ＋　及び画像４ａ上を矢印入方向に走査する
。

■すると読取センサ部３１により読み取られて、第４図
（ａｌに示すような波形の基準パターン６ａのイメージ
データ信号ａ、及び画像４ａのイメージデータ信号すが
データ補正部７ａに送られる。この例は始め速く、途中
をゆっくり、後を再び速く走査された場合である。従っ
てイメージデータａ、ｂの波形は対応して縮んだり伸び
たりしている。

■イメージデータ信号ａ、ｂは信号分離回路７１で分離
され、イメージデータ信号ａは基準信号検出回路７３．
及びイメージデータ信号すはサンプリング回路７４へ夫
々送られる。

■基準信号検出図Ｂ７３はイメージデータ信号ａの変化
点を検出するとパルスをサンプリング回路７４へ送る。

■サンプリング回路７４はパルスに従ってイメージデー
タ信号すからサンプリングし、サンプリング信号Ｃをサ
ンプリングデータメモリ７５に送って記憶させる。第４
図（ｂ）に基準パターン６ａの正常波形を破線で対比し
て示すように、サンプリング信号Ｃは横方向の伸縮が補
正されたイメージデータ信号となる。イメージデータ信
号ａは補正のために使用されて消滅し再現されない。

■必要によりパソコン等からの出力指令によってサンプ
リングデータメモリ７５からサンプリング信号Ｃが送出
されて、画像４ａに相似の再現画像が表示、或いは印字
出力される。

また第５図に異なる実施例を示す。第５図で第１図に対
応するものは１点鎖線で囲んで示している。第５図が第
２図で説明した実施例と異なるのは、実施例の縞模様状
の基準パターンに代えて、市松模様状とし、これに対応
するイメージデータ補正回路を設けたことである。これ
により走査に伴う横方向のイメージデータの伸縮だけで
なく、上下方向の伸縮も補正することができる。

即ち、第５図において、パターンテープ５ｂは、前記実
施例で説明したパターンテープ５ａと同様の材料から成
り、白黒の市松模様の基準パターン６ｂが印刷されたテ
ープである。

データ補正部７ｂは、信号分離回路７１ａ、イメージデ
ータ補正回路７４ａ、及びサンプリングデータメモリ７
５ａで構成され、ハンドスキャナ３ｂがら送られた画像
４ａのイメージデータを基準パターン６ｂのイメージデ
ータに基いて補正して、表示、印字等によって出力させ
るための装置に接続されている。

信号分離回路７１ａは、入力データを基準パターン６ｂ
のイメージデータと画像４ａのイメージデータに分離す
る。

イメージデータ補正回路？２ａは、基準信号検出回路７
３ａ、及びサンプリング回路７４ａ、７４ｂを備え、画
像４ａのイメージデータを基準パターン６ｂのイメージ
データに基いて補正する。即ち、 基準信号検出回路７３ａは、基準パターン６ｂのイメー
ジデータの横方向の変化点を検出するとサンプリング回
路７４ａへパルスを発信し、または縦方向の変化点を検
出するとサンプリング回路７４ｂヘパルスを発信する。

サンプリング回路７４ａは、パルスに従って画像のイメ
ージデータをサンプリングし、サンプリング回路７４ｂ
はサンプリングデータメモリ’１５ａよりサンプリング
データｆを読み出し、遅延させたパルスに従ってサンプ
リングする。

サンプリングデータメモリ７５ａは、サンプリング回路
７４ａから送られたサンプリングデータを一時記憶する
記憶手段である。

サンプリングデータメモリ７５ｂは、サンプリング回路
７４ｂから送られたサンプリングデータを記憶する記憶
手段である。

このような構成及び機能を有するので、第６図のフロー
チャートにより作用を説明すると、■まず、原稿１０ａ
の画像４ａ外の上方位置に画像４ａの両端に亙ってパタ
ーンテープ５ｂを貼付する。

■ハンドスキャナ３ｂを原稿１０ａの面に読取センサ部
３１が接するようにして基準パターン６ｂ、及び画像４
ａ上を矢印六方向に走査する。

■すると読取センサ部３１により基準パターン６ｂのイ
メージデータ信号ｄ、及び画像４ａのイメージデータ信
号ｅが読み取られる。この時、横方向への走査の速度変
化は前記実施例で説明したと同様であるが、第５図に破
線で示すように、市松模様の基準パターン６ｂの縦方向
にずれた場合は、市松模様の隣の領域に入って白黒が逆
であるため周期が２の方形波となり、白黒の周期が反転
する。従ってこれを検出すれば縦方向のずれが検出でき
る。

■イメージデータ信号ｄ、ｅはデータ補正部７ｂに送ら
れ、信号分離回路７１ａで分離され、イメージデータ信
号ｄは基準信号検出回路７３ａ、及びイメージデータ信
号ｅはサンプリング回路７４ａへ夫々法られる。

■基準信号検出回路７３ａはイメージデータ信号ｄの変
化点を検出するとパルスをサンプリング回路７４ａへ送
り、イメージデータ信号ｅの変化点を検出するとパルス
をサンプリング回路７４ｂへ送る。

■サンプリング回路７４ａはパルスに従ってイメージデ
ータ信号ｄからサンプリングし、サンプリング信号ｆを
サンプリングデータメモリ７５ａに送って記憶させる。

■サンプリングデータメモリ７５ａからサンプリング回
路７４ｂへ送られたサンプリングデータ信号ｒは基準信
号検出回路７３ａから送られたパルスに従ってサンプリ
ングされ、サンプリング信号ｇがサンプリングデータメ
モリ７５ｂへ記憶される。

■必要によりパソコン等からの出力指令によってサンプ
リングデータメモリ７５ｂからサンプリング信号ｇが送
出されて、画像４ａに相似の再現画像が表示、或いは印
字出力される。

このようにして、走査の縦方向の変動、速度変化による
読取イメージデータの歪が補正できるので、原稿１０ａ
の画像４ａに相似形の再生画像が得られる。

上記例では画像外の位置にパターンテープを貼付する例
を説明したが、画像上に重ねてパターンテープを貼付し
ても良く、この場合には重なった画像、及び基準パター
ンのイメージデータを分離する機能を備えることにより
対応することができる。

また本発明の応用例として、再現画像の相似精度が特に
要求されるような場合に、信号分離回路の機能を変えて
、基準パターンのイメージデータを基準信号検出回路へ
送ると共に、画像のイメージデータと基準パターンのイ
メージデータを一緒にサンプリング回路へ送る機能を持
たせる方法にすることにより、補正後再現される画像に
基準パターンが付記されるので、基準パターンの間隔か
ら補正の精度を確認することができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、走査の方向の変動
、及び走査速度の変化によるイメージデータの伸縮が補
正され、再現画像を媒体の画像に対して相似形に再現さ
せることができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図は本発明による実施例を示すブロック図、示す説
明図、 第５図は異なる実施例を示すブロック図、第６図と異な
る実施例のフローチャート、第８図は従来例を示す側面
図である。 図において、 ３．３ｂはハンドスキャナ、３ａは光学読取部、４．４
ａは画像、　　　　　５，５ａはパターンテープ、６．
６ａは基準パターン、　７は補正手段、７ａ、７ｂはデ
ータ補正部、７１．７１ａは信号分割回路、７２、７２
ａはイメージデータ補正回路、７３．７３ａは基準信号
検出回路、 ７４、７４ａ、　７４ｂはサンプリング回路、７５、７
５ａ、　７５ｂはサンプリングデータメモリを示す。 第　２　Ｉ 笑施イク」の７０−テヤート 第　３／ｆＪ ス干で４戻　　壌−１垣艷 実次引マ」の読取及び゛補正イメーシナニンの頒形乏示
了宮弛明図芳４ｍ 異なる実物七／ダ’Ｊ乞示了フ′コツ７図落５図 興なる芙才色、（ＦＪめフローテ１−ト＊ぽう実力色イ
タ弓の官を耳ヌラ皮丁ンの畜免日月図第７図 イ汀艶う１イゲ・」と１ドア［“むだ１Ｍ女才喝テ【の
イｄ’Ｊ百Ｔ〕ｒンコム倉　　ｃｓｒ口

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）画像が記された平面状の媒体（１０）の該画像（
   ４）及び長手方向に対して直角方向に等間隔の基準パタ
   ーン（６）を有し該媒体（１０）に少なくとも該画像（
   ４）の幅範囲に亙って貼付されるパターンテープ（５）
   の該基準パターン（６）を同時に走査して光学的に読み
   取ってイメージデータに変換するハンドスキャナ（３）
   と、 該ハンドスキャナ（３）に接続され、該ハンドスキャナ
   （３）より送信される該画像（４）のイメージデータを
   同時に送信される該基準パターン（６）のイメージデー
   タに基いて補正する補正手段（７）とを備えることを特
   徴とするデータ読取方式。
2. （２）前記基準パターン（６）は、バーパターンである
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載のデータ
   読取方式。