JPS63232283A - タブ端子の製造装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ 本発明は、コンデンサの電極を構成するタブ端子の製造
装置に関するものである。

［従来の技術１ コンデンサの電極を構成するタブ端子は、タブ部とリー
ド部とを有し、該タブ部にアルミニウム箔を巻着するこ
とにより形成されるもので、このタブ端子は、アルミニ
ウム線とＣＰ線とを用い、アルミニウム線を所定の長さ
に切断してＣＰ線の先端に突き合せた状態で溶接してＣ
Ｐ線を所定の長さに切断することによりタラ形成部とリ
ード部とからなるタブ端子構成体を形成し、然る後にこ
のタブ端子構成体におけるアルミニウム線の部分をプレ
ス手段で偏平となるように押圧変形させると共に、それ
か所定の形状となるようにトリミングしてタブ部の成形
を行うことにより製造されるものである。

前述した如く、タブ端子を製造するためには、アルミニ
ウム線とＣＰ線とを溶接する溶接装置と、このようにし
て溶接されて、ＣＰ線を所定の長さに切断してなるタブ
端子構成体をプレスしてトリミングするプレス装置とを
必要とするか、従来技術にあっては、この溶接装置とプ
レス装置とを別体に設け、その間に直進フィーダを介在
させて、該直進フィーダによりタブ形成部とり−ト部と
の間の溶接部分を挾持した状態で送ることによって、溶
接装置で形成したタブ端子構成体をプレス装置に搬送す
るように構成したものか用いられている。

［発明か解決しようとする問題点１ ところで、前述した従来技術のように構成すると、溶接
装置とブレス装部との間に介装される。α進フィータの
分たけ装置構成か大型化すると共に、該直進フィーダに
よるタブ端子構成体の送りを高速化することかできない
たけでなく、ＣＰ線とアルミニウム線との間の溶接部分
の形状か安定せず、このために、この溶接部分を直進フ
ィーダによって挾持させて送るようにした場合には、そ
の搬送か著しく不安定になり１円滑な送りか阻害され°
〔、つまりか生じたりする不都合があり、このために製
造効率か悪く、犬ｈＹ生産に向かないという欠点かある
。

本発明は叙上の点に鑑みてなされたもので５その目的と
するところは、小型でコンパクトな構成により極めて高
い効率て高速にタブ端子を製造することかできるタブ端
子の製造装置を提供することにある。

［問題点を解決するための手段］ 前述の目的を達成するために、本発明は、アルミニウム
線を所定の長さに切断して、ＣＰ線の先端に突き合せて
溶接を行った後に、前記ＣＰ線を所定の長さに切断する
ことによりタブ端子構成体を形成する溶接部と、該タブ
端子構成体のアルミニウム線部をプレスして偏平となる
ように押圧変形させると共に、所定の形状にトリミング
することによりタブ部を成形するプレス部とを有し、該
溶接部とプレス部との間に設けられ、該溶接部において
前記タブ端子構成体におけるＣＰ線の切断前の状態て移
載用チャック部材にチャックさせて、切断後に該移載用
チャック部材を１８０°回動させることにより、前記タ
ブ端子構成体を反転させて、インデックステーブル上に
設けた搬送用チャック部材に移載して、該インデックス
テーブルを回転させることによって該搬送用チャック部
材にチャックされたタブ端Ｐ構成体を前記プレス部に送
り込むように構成したことをその特徴とするものである
。

［作用１ 溶接部においてアルミニウム線とＣＰ線とを突き合せ溶
接することによって形成したタブ端子構成体を移載用チ
ャック部材によって　１８υ°反転させて、１核タブ端
子構成体をインデックステーブル上の搬送用チャック部
材に高速で移載することかできるようになる。そして、
このインデックステーブルを所定の角度毎にインデック
スしながら回転させることによって、順次タブ端子構成
体をプレス部に搬入して極めて高速て、しかも連続的に
プレス及びトリミングを行うことかてきるようになる。

また、前述した移載用チャック部材によりタブ端子構成
体をインデックステーブル上に送り込むことかてきるよ
うになっているので、この移載機構を著しく簡略化する
ことかてき、装置全体を小型化することかできるように
なる。

［実施例１ 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

まず、第１図はタブ端子の製造装置の全体を示し、図中
において、■はタブ部を形成するアルミニウム線、２は
リート部を形成するＣＰ線をそれぞれ示し、これらアル
ミニウム線ｌ及びＣＰＰ２Ｏ供給部Ｓから溶接部Ｗに送
り込まれるようになっている。そして、このようにして
溶接部Ｗに送り込まれたアルミニウム線１及びＣＰＰ２
Ｏ、当該溶接部Ｗにおいて、まずアルミニウム線１を所
定の長さに切断して、それをＣＰＰ２Ｏ先端に突き合せ
て溶接することによって、それらの間の連結固着を行っ
て第２図に示したように、アルミニウム線ｌからなるタ
ブ形成部３ａとＣＰＰ２Ｏらなるリート部３ｂとを有す
るタブ端子構成体３か形成されるようになっている。

そして、タブ端子構成体３はプレス部Ｐに搬送されて、
該プレス部Ｐにおいて、タブ形成部３ａをプレスして偏
平となるように押圧変形すると共に、この編上部分が所
定の形状となるようにトリミングされるようになってい
る。

前述した供給部Ｓは、それぞれ長尺に形成したアルミニ
ウム線１及びＣＰＰ２Ｏ巻き付けるリール４，５が設け
られると共に、該各リール４，５から送り出されるアル
ミニウム線１　、ＣＰＰ２Ｏ直線状態で送るように矯正
するためのガイドローラ群６．７か設けられている。

次に、溶接部Ｗは、第３図に示した如く、アルミニウム
線１及びＣＰＰ２Ｏクランプして引き出すためのハック
ストップ付きのボールクランプ８゜９か設けられており
、該各ボールクランプ８，９はスライダ１０．１１によ
りガイドロット１２．１：ｌに沿って往復移動せしめら
れるようになっている。そして、該各スライタ１０．１
１には、第１図に示したように、カム機構（図示せず）
によって駆動されるレバー１４．１５により駆動され、
該各スライダ１０゜１１が前進するときには、各ボール
クランプ８，９はそれぞれアルミニウム線１及びＣＰＰ
２Ｏクランプした状７Ｂで引き出し、またスライダ１０
．１１か後退するときには、ボールクランプ８．９によ
るクランプを解除するようになっている。

前述のようにして引き出されたアルミニウム線ｌは、ア
ルミニウム線ダイス１６に挿通されるようになっている
。該アルミニウム線ダイス１６の先端の側部にはアルミ
ニウム線カッタ１７か該アルミニウム線ダイス１６の先
端面に沿って往復移動することかできるように装着され
ており、このダイス１６からアルミニウム線１を所定量
突出させた状態で、カッタ１７を前進させることにより
、該アルミニウム線ｌの切断を行うことかできるように
なっている。そして、このアルミニウム線１の切断時に
、該アルミニウム線１をチャックし、切断されたアルミ
ニウム線１をＣＰＰ２Ｏ先端に対面した溶接位置に送り
込むための溶接用チャック部材１８かタイス１６の延長
線上において往復移動可能に設けられている。

一方、ボールクランプ９から引き出されたＣＰＰ２ＯＣ
Ｐ線ノズル１９を通過せしめられるようになっており、
また該ＣＰ線ノズル１９における台座部１９ａ上には、
ＣＰＰ２Ｏ台座部１９ａに押し付けるためのばね板１９
ｂか設けられて、ＣＰＰ２Ｏ該台座部１９ａばね板１９
ｂとの間に挾持されることになる。そして、該ばね板１
９ｂには揺動レバー２０に取付けた押動駒２０ａか接離
することかできるように設けられており、該押動駒２０
ａをばね板１９ｂに押し当てることにより溶接時にＣＰ
Ｐ２Ｏ動かないように固定することかできるようになっ
ている。

而して、前述した如く、アルミニウム線ｌかＣＰＰ２Ｏ
先端と対面する溶接位置に移動せしめられた時に、第４
図に示したように、該溶接用チャック部材１８と、ＣＰ
線ノズル１９との間に電流を流し、これと共に、加圧ソ
レノイド２１を作動させて、加圧レバー２１ａを溶接用
チャック部材１８のアーム１８ａに押し当てて、これを
押動せしめることによって、アルミニウム線１をＣＰ線
２に当接させて、溶接を行うことができるようになって
いる。このようにしてアルミニウム線１とＣＰ線２どの
間に突き合せ溶接を行った後において、ＣＰ線２か所定
の長さとなるように切断するために、２つの上刃２２ａ
、２２ｂと下刃２２ｃとからなるｃｐ線カッタ２２が設
けられている。

次に、前述した溶接部Ｗにおいて、アルミニウム線１と
ＣＰ線２との溶接か行われた後において、アルミニウム
線１の部分を移載用チャック部材２３によりチャックさ
せることかできるようになっている。該移載用チャック
部材２３は、第５図及び第６図に示したように、上下に
一対のチャック爪２３ａ　、　２１ａを有し、該各チャ
ック爪２３ａは軸２４を中心として上下方向に揺動可能
となっている。そして、チャック爪２３ａ　、　２：ｌ
ａ間には、常時にはチャック開放状態となるように付勢
するチャック開放用ばね２５か設けられており、また、
このばね２５に抗してチャック爪２３ａを閉鎖させるた
めに、チャック作動用ばね２６に付勢された押動駒２７
かローラ２８．２８に当接する状態に設けられている。

該押動駒２７にはロッド２９が連設されて、該ロッド２
９の他端にはカム３０によって回動軸３１を中心として
回動せしめられるレバー３２が当接している。さらに、
チャック爪２：ｌａ　、　２３ａは回動ドラム３３に連
結されており、該回動トラム３３は図示しないカム機構
によって駆動される駆動ベルト３４によって１８０”往
復回動せしめられて、この移載用チャック部材２３によ
ってチャックされたタブ端子構成体３を反転させること
かできるようになっている。

前述のようにしてタブ端子構成体３がチャック部材２３
により　１８０’反転せしめられたときに、第７図及び
第８図に示したように、該タブ端子構成体のリート部３
ｂはインデックステーブル３５に装着された複数の搬送
用チャック部材３６（図面においては８個の搬送用チャ
ック部材を示す）にチャックされるようになっている。

該チャック部材３６は、タブ端子構成体３のリード部３
ｂを左右から挾持する一対のチャック部：１６ａ　、　
３６ｂを有し、一方のチャック部３６ａのアーム３７は
左右方向には移動しないように保持された固定チャック
部を構成し、他方のチャック部３６ｂは可動のチャック
部で、該チャック部３６ｂはアーム３８に装着した軸３
９を中心として水平方向に回動可能なチャック開放レバ
ー４０に取付けられて、該レバー４０はばね４１の作用
によって常時固定側のチャック部３６ａに当接する方向
に付勢せしめられている。また、レバー４０には、第９
図に示したように、作動ローラ４２が垂設されており、
インデックステーブル３５が回動して該作動ローラ４２
か移載用チャック部材２３と対面する位置に配置したと
きに、それと当接する作動部材（図示せず）により作動
ローラ４２が押動せしめられて、レバー４０をばね４１
に抗して軸３９を中心として回動し、チャック部３６ｂ
をチャック部３６ａから離間させてたチャック開放位置
とならしめることかできる構成となっている。さらに、
これら各チャック部３６ａ及び３６ｂを支持するアーム
：１７．　：１８は水平軸４３に挿嵌されて、上下方向
に回動可能となっている。そして、これらアーム３７．
３８には突起４４が連設されており、該突起４４は常時
にばばね４５に付勢された突子４６により上方に回動す
る方向に付勢されており、この状態で該アーム３７、３
８に連設した係止片４７がインデックステーブル３５の
表面３５ａと当接することにより位置決めされ、搬送用
チャック部材３６がプレス部Ｐに位置したときには、前
記突子４６をばね４５に抗する方向に押動せしめて、ア
ーム３７．３８を突起４４か突子４６上に当接する状態
まで水平軸４３を中心として下方に回動せしめられるよ
うになっている。

次に、前述のようにして搬送用チャック部材３６にチャ
ックされたタブ端子構成体３は、インデックステーブル
３５か所定角度（本実施例においては４５°）ずつ回転
することにより、プレス部Ｐにまで搬送される。該プレ
ス部Ｐには、第１Ｏ図に示したように、下パンチ４８と
、該下パンチ４８の上方に設けた上パンチ４９とからな
るプレス部材が設けられており、該上パンチ４９はカム
等の昇降駆動部材によって昇降せしめられるようになっ
ている。また、上パンチ４９の周りには、プレスされた
タブ端子構成体３のタブ形成部３ａか所定の形状となる
ようにトリミングするためのトリミング部材５０か設け
られており、該トリミング部材５０は上パンチ４９によ
ってプレスか行われるときには、該上バンチ４９と共に
下降し、プレスが完了した後にもさらに下降を、継続し
て、偏平となるように押圧変形されたタブ形成部３ａに
対して、それか所定の形状となるようにトリミング加工
することかできるようになっており、このために、該ト
リミング部材５０は」下パンチ４９とは別個に、しかも
これと同期して駆動せしめられるようになっている。さ
らに、図中において、５１は搬送用チャック部材３６が
プレス部Ｐに位置したときに、該搬送用チャック部材３
６に設けたアーム３７．３８の支持用の突子４６を押動
し、チャック部：１６ａ　、　３６ｂ間に挾持したタブ
端子構成体３のタブ形成部３ｂを所定量下降させて、下
パンチ４８上に載置させるための押動駒である。

なお、前述した溶接部Ｗを構成する各部材は可動テーブ
ル５２上に設けられ、該可動テーブル５２は移載用チャ
ック部材２３に近接・離間する方向に変位させることか
できるようになっている。

本実施例は前述のように構成されるものて、次にその作
動について説明する。

まず、第３図に示したように、レバー１４．１５を作動
させることによって、ボールクランプ８，９を矢印ａ、
ｂで示した方向に移動させることによって、アルミニウ
ム線１及びＣＰＰ２Ｏそれぞれアルミニウム線ダイス１
６及びＣＰ線ノズル１９から引き出す。ここで、アルミ
ニウム線１及びＣＰＰ２Ｏ′は、タブ端子構成体３を形
成したときにおけるタブ形成部３ａ及びリート部３ｂの
長さ寸法に相当する琶たけ引き出すようにするが、ＣＰ
Ｐ２Ｏ引き出したときに、その先端はＣＰ線カッタ２２
の設置位置に配置せしめられる。なお、このようにボー
ルクランプ８，９の前進によってアルミニウム線１及び
ＣＰＰ２Ｏ引き出された後に、後述する溶接が完了して
ＣＰＰ２Ｏ切断が完了するまでの間にボールクランプ８
，９は矢示ａ、ｂとは反対方向に移動して元の状態に復
帰する。

次に、溶接用チャック部材１８か矢示Ｃ方向に作動して
、アルミニウム線ダイス１６から突出したアルミニウム
線ｌをチャックし、カッタ１７か図中の矢示ｄ方向に移
動して、アルミニウム線１の切断を行った後、元の位置
に復帰する。そこで、ＣＰ線カッタ２２を作動させて、
このカッタ２２における２個の上刃２２ａ　、　２２ｂ
のうちの上刃２２ｂと下刃２２ｃとによって、突き合せ
溶接を円滑に行うために、該ＣＰ線２の先端が尖った状
態となるように加工するうようにしておく。

然る後、溶接用チャック部材１８を矢示ｆ方向に移動さ
せて、切断されて所定の長さとなったタブ形成部３ａを
構成するアルミニウム線ｌをＣＰＰ２Ｏ対面する位置に
まで移行させる。これと共に、揺動レバー２０を矢示ｅ
方向に回動させて、押動駒２０ａをばね板１９ｂに押し
付けることによって、ＣＰＰ２Ｏ固定を行う。この状態
で、第４図に示したように、溶接用チャック部材１８と
ＣＰ線ノズル１９との間に通電すると共に、加圧ソレノ
イド２１を作動させて、加圧レバー２１ａを第３図の矢
示ｇ方向に回動させて、溶接用チャック部材１８におけ
るアーム１８ａに押し付けることにより、タブ形成部３
８′？：ＣＰＰ２Ｏ接合させて、その間て溶接を行う。

この溶接か完了すると、揺動レバー２０を矢示ｅとは反
対方向に回動させて、ばね板１９ｂに対する押し付は力
を解除する。また、溶接用チャック部材】８を矢示Ｃと
は反対方向に作動させて、アルミニウム線１に対するチ
ャックを解除すると共に、矢示ｆとは反対方向に移動さ
せて、元の位置に復帰させる。そこで、元の位置に復帰
しているボールクランプ６．７を再び矢示ａ、ｂ方向に
移動させて、アルミニウム線１を引き出すと共に、先端
にＣＰＰ２Ｏ先端に溶接したアルミニウム線からなるタ
ブ形成部３ａを移載用チャック部材２３に向けて送り込
む。なお、このときにおいては、該移載用チャック部材
２３を構成するチャック爪２３ａ　、　２３ａはチャッ
ク解除状態にしておく。

そして、ＣＰＰ２Ｏ連結した状態のタブ形成部３ａがチ
ャック爪２３ａ　、　２３ａ間にまで送り込まれたとき
に、第５図に示したように、レバー３２を矢示り方向に
回動させることによって、押動駒２７をチャック作動用
ばね２６の作用によって矢示ｉ方向に移動させて、チャ
ック爪２３ａを閉鎖することにより、その間に位置する
アルミニウム線１の部分をチャックさせる。この状態と
なったときに、ＣＰ線カッタ２２を作動させて、ＣＰＰ
２Ｏ切断を行い、これによってタブ端子構成体３を構成
するタブ形成部３ａとリート部３ｂとをＣＰＰ２Ｏら切
離した状態に形成することかできるようになる。ここで
、ＣＰ線カッタ２２はその上刃を２個有するタプルカッ
タとなっており、一方の上刃２２ａによって、タブ端子
構成体３を形成する側のＣＰ線の端部を平坦に切断し、
次にアルミニウム線を溶接される部分を尖った状態に切
断することかできるようになる。

然る後に、インデックステーブル３５上に設けた搬送用
チャック部材３６の可動チャック部３６ｂを固定チャッ
ク部３６ａから離間させた状態にして、移載用チャック
部材２３と対面させ、この状態で、駆動ベルト３４を作
動させることにより、回動ドラム３３を回動させて、該
移載用チャック部材２３を矢示ｊの方向に１８０°回動
させて、第６図に示した状態とする。そして、搬送用チ
ャック部材３６のチャック部３６ｂをチャック部３６ａ
側に変位させることにより、該搬送用チャック部材３６
にタブ端子構成体３のソー１一部３ａかチャックされる
。そこで、移載用チャック部材２３のチャックを解除す
ることによって、タブ端子構成体３は搬送用チャック部
材３６に移載されることになる。この場合において、移
載用チャック部材２３はそのままの状態を保持し、次の
タブ端子構成体３をチャックしたときには、矢示ｊとは
反対方向に′、ｑＱ″ｉ：ｆ！ｌｈごせるようにするこ
とによってその移載を行う。

前述のようにして搬送用チャック部材３６に移載された
タブ端子構成体３は、インデックステーブル３５が、第
７図に矢示に方向に回転することによって、溶接部Ｗに
まで搬送される。そこで、該溶接部Ｗに設けた押動駒５
１か突子４６に当接することにより、該突子４６をばね
４５に抗する方向に変位させることになり、この結果、
突起４４か該突子４６に当接する位置にまで落し込まれ
て、アーム３７゜３８の先端に設けたチャック部３６ａ
　、　３６ｂによりチャックされたタブ端子構成体３に
おけるタブ形成部３ａは下バンチ４８上に設置されるこ
とになる。

そこで、上パンチ４８を下降させて、該タブ形成部３ａ
は偏平となるようにプレスされ、この上バンチ４８と共
に下降するトリミング部材５０により所定の形状となる
ように成形されて、第１１図に示したようなタブ部とソ
ート部とを有するタブ端子Ｔを製造す・こごどかできコ
２こＱノようにして製造：６　ｔ？＝タブ端子Ｔはイン
デックステーブル３５か回転し、その搬送用チャック部
材３６が移載用チャック部材２３と対面する位置となる
までの間に、チャック解除か行われて、製品の取出しか
行われる。

前述の作業を順次繰返すことによって、連続的にタブ端
子Ｔの製造を行うことかてきるようになる。而して、溶
接部Ｗにおいて溶接されて、ＣＰＰ２Ｏ切断を行う前に
、移載用チャック部材２３でチャックして、該ＣＰ線２
が切断されることによって、タブ端子構成体３が切離さ
れたときに、該移載用チャック部材２３を１８０°回動
させることによりインデックステーブル３５に設けた搬
送用チャック部材３６に移載して、該搬送用チャック部
材３６にチャックされたままの状態でプレス部Ｐに搬送
させて、プレスを行わせるようにしたので、この溶接部
分の形状とは無関係に、極めて高速で、しかも安定した
状態でタブ端子Ｔの製造を行うことができ、その製造効
率が著しく向上する。

また、溶接部Ｗとプレス部Ｐとの間に移載用チャック部
材２３を介在させるようにしているのて、該溶接部Ｗか
らプレス部Ｐへの移載を行うための機構か簡略化される
ことになり、装置を小型化、コンパクト化することがて
きるようになる。

なお、前述した実施例においては、移載用チャック部材
２３によりタブ端子構成体３を搬送用チャック部材３６
に移載するに際して、該移載用チャック部材２３を垂直
方向に１８０°往復回動させるようにしたか、これによ
り、この移載用チャック部材２３のインデックスを行う
ことなく円滑にタブ端子構成体３の移載を行うことがて
きるが、移載用チャック部材２３は一方向に回動させる
ようにしたり、また水平方向に回動させるようにしてタ
ブ端子構成体３の移載を行うようにしてもよい。

さらに、プレス部Ｐにおいては、搬送用チャック部材３
Ｇによりチャックされたタブ端子構成体３のタブ形成部
３ａを下パンチ４８上に載置し、上パンチ４９を下降さ
せて、プレスを行うようにしたか、上パンチたけでなく
、下パンチも可動にすれば、搬送用チャック部材３６に
チャックしたタブ端子構成体３をそのままの位置に保持
させた状態でプレスすることかできるようになる。

［発明の効果］ 以上詳述した如く、本発明によれば、溶接部とプレス部
との間に移載用チャック部材を介在させて、該移載用チ
ャック部材によってタブ端子構成体を移載するように構
成したので、簡単で小型の移載機構によってタブ端子構
成体を高速で、かつ安定した状態で移載することができ
るようになり、タブ端子の製造効率か極めて向上し、そ
の単位面間当りの製造量を著しく向上させることかでき
るようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図はタブ端子の製造装置の全体構成を示す斜視図、
第２図はタブ端子構成体の外観図、第３図は溶接部の構
成及び作用を示す説明図、第４図は溶接工程を示す説明
図、第５図は移載用チャック部材の要部正面図、第６図
は第５図の平面図、第７図はインデックステーブル上に
設けた搬送用チャック部材の構成説明図、第８図は第７
図の部分断面側面図、第９図は搬送用チャック部材の正
面図、第１０図はプレス部の構成説明図、第１１図はタ
ブ端子の外観図である。 ｌニアルミニウム線、２：ＣＰ線、３：タブ端子構成体
、３ａ：タブ形成部、３ｂ：リード部、１８：溶接用チ
ャック部材、１９：ＣＰ線ノズル、２２：ＣＰ線カッタ
、２３：移載用チャック部材、２３ａ：チャ・ンク爪、
３３：回動ドラム、３４：駆動ベルト、３５：インデッ
クステーブル、３６：搬送用チャック部材、４８：下パ
ンチ、４９：上パンチ、５０ニドリミング部材、Ｐニブ
レス部、Ｓ：供給部、Ｔ：タブ端子、Ｗ：溶接部。 第２図 第４図 第３図 第５図 ・１ノの 第７図 第８図 第９図 第１０図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. アルミニウム線を所定の長さに切断して、ＣＰ線の先端
   に突き合せて溶接を行った後に、前記ＣＰ線を所定の長
   さに切断することによりタブ端子構成体を形成する溶接
   部と、該タブ端子構成体のアルミニウム線部をプレスし
   て偏平となるように押圧変形させると共に、所定の形状
   にトリミングすることによりタブ部を成形するプレス部
   とを有し、該溶接部とプレス部との間に設けられ、該溶
   接部において前記タブ端子構成体におけるＣＰ線の切断
   前の状態で移載用チャック部材にチャックさせて、切断
   後に該移載用チャック部材を１８０°回動させることに
   より、前記タブ端子構成体を反転させて、インデックス
   テーブル上に設けた搬送用チャック部材に移載して、該
   インデックステーブルを回転させることによって該搬送
   用チャック部材にチャックされたタブ端子構成体を前記
   プレス部に送り込むように構成したことを特徴とするタ
   ブ端子の製造装置。