JPS63230975A - 密閉型圧縮機 - Google Patents

密閉型圧縮機

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Publication number
JPS63230975A
JPS63230975A JP6476087A JP6476087A JPS63230975A JP S63230975 A JPS63230975 A JP S63230975A JP 6476087 A JP6476087 A JP 6476087A JP 6476087 A JP6476087 A JP 6476087A JP S63230975 A JPS63230975 A JP S63230975A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bore
cylinder block
valve plate
cylinder head
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6476087A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuji Watanabe
隆二 渡辺
Koichi Kawakami
浩一 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP6476087A priority Critical patent/JPS63230975A/ja
Publication of JPS63230975A publication Critical patent/JPS63230975A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は密閉型圧縮機の改良に係り、特に、ボアを有す
るシリンダブロックの開口端面に、吸入弁板、吐出弁板
、及びシリンダヘッドをボルトで締付固定している単気
筒往復動式の密閉型圧縮機に関する。
(ロ)従来の技術 従来、この種の密閉型圧縮機は、特公昭57−5590
9号公報等で開示され第12図に示すように、ボア30
を有するシリンダブロック31の開口端面32に、吸入
弁板33、バルブプレート34、吐出弁板35、ガスケ
ット36、及びシリンダヘッド37をこの順でボルト3
8により締付固定してなり、前記シリンダブロック31
のボア30内で、クランク軸39に連結されたピストン
40を往復動させて構成されていた。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかじながら上記の構成によると、弁板33.35、バ
ルブプレート34、及びシリンダヘッド37等は、ボル
ト38の締付けによりシリンダブロック31に固定され
ること、及び、シリンダブロック31は圧縮機の小型化
を促進させるためにできるだけ小さく形成されること等
の理由により、シリンダブロック31のボア30内径が
クランク軸39の線方向で脹らんだ形に歪み易く、特に
、ピストン40の負荷側の面(第13図乃至第15図中
X−x方向の面)で油膜が切れ偏摩耗を生じ易いという
問題があった。
すなわち、一般的に、シリンダブロック31のボア30
の歪量は、該ブロックの材質、質量、これらによる剛性
に大きく左右されるものであり、剛性と歪量は反比例的
な関係にある。そして、ボア30の歪量がボア30とピ
ストン40のサイドクリアランスより大きくなると摺動
面の一部で片当たりを起こし、油膜が切れて耐摩耗性を
低下させ、最悪の場合にはロックを生ずるため、ボア3
0の歪量はサイドクリアランス以下に押えなければなら
ない。一方、上記サイドクリアランスは圧縮機の圧縮効
率に大きな影響を及ぼすため、単純に大きく取ることは
できない。これらのことを踏まえて、シリンダブロック
31のボア30の歪をできるだけ低減するために該ブロ
ックの剛性を高め、かつ、ブロック31をなるべく小型
に形成しようとすると、従来構造ではどうしても第13
図乃至第15図に示すように、ボア30内径がクランク
軸39の軸線方向に脹らんだ形に歪む(ボアのトップ部
をA、中央部をB、スカート部をCとすると、特に第1
5図で示したC部分で歪みが著しい)のを余儀なくされ
、結果的に、同図中X−X方向におけるピストン40の
外周面が、ボア30内で片当たりを起こし、油膜が切れ
て偏摩耗を生じ、シリンダブロック31の小型化とボア
内径の歪み防止という双方の課題に意を尽くしたものと
は言えなかった。
本発明は斯る点に鑑みなされたもので、シリンダブロッ
クのボア内径の歪み量を単に低減するだけでなく、歪み
そのものをピストンとボア間の摺動面における耐摩耗性
に有利に作用させ、摺動面の油膜切れや偏摩耗を低減し
て耐摩耗性を向上すると共に、シリンダブロックの小型
化を促進させ、性能が良く小型な圧縮機を提供すること
を目的とする。
(ニ)発明が解決しようとする問題点 本発明は、ボアを有するシリンダブロックの開口端面に
、吸入弁板、吐出弁板、及びシリンダヘッドをボルトで
締付固定してなり、前記シリンダブロックのボア内で、
クランク軸に連結されたピストンを往復動させているも
のにおいて、前記シリンダブロックとシリンダヘッドの
間に、ボアの中心線を通りクランク軸の軸線と平行な直
線を基準線として両側がシリンダヘッド方向に反った板
を介在させたものである。
(ホ)作用 本発明の密閉型圧縮機は上記の構成により、シリンダブ
ロックの開口端面に加わるボルトの締付力、特に、ピス
トンの負荷側となる周面方向すなわちボアの中心線を通
りクランク軸の軸線と垂直な直線方向におけるシリンダ
ブロックの開口端面に加わる締付力を、該ブロックとシ
リンダヘッドの間に介在された板の反りで緩和すること
ができ、シリンダブロックのボア内径に生ずる歪みを単
に低減するだけでなく、歪みそのもののを、クランク軸
の軸線と垂直な直線方向で脹らみ、かつ、クランク軸の
軸線方向で縮んだ形態として、ボアのピストン外周面か
ら受ける面圧が大きい部分でのサイドクリアランスを充
分確保し、耐摩耗性の向上を図ると共に、斯るクリアラ
ンスをオイルポケットとして機能させ、摺動面の偏摩耗
や油膜切れを防ぐことができる。これにより、シリンダ
ブロックのボア外周部における肉厚を減らし該プロワ 
 ゛りをできるだけ小さく形成しても、ボア内径の歪み
が摺動面の耐摩耗性に悪影響を与えるのを防ぐことがで
き、摺動面の耐摩耗性の向上と圧縮機の小型軽量化の双
方を促進できるものである。
(へ)実施例 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
1は密閉ケース2内の上部に圧縮機部3を下部に電動機
部4を収納してなる密閉型圧縮機である。
5は前記同機部3,4を接続するフレーム6の軸受部7
に軸支されたクランク軸である。前記圧縮機部3は、ボ
ア8を有するシリンダブロック9の開口端面10に吸入
弁板11、バルブプレート12、吐出弁板13、ガスケ
ット14、及びシリンダヘッド15を、この順で4本の
ボルト16により締付固定すると共に、前記シリンダブ
ロック9のボア8内で、クランク軸5のクランクビン1
7に連結されたピストン18を往復動させることにより
構成されている。ここで、前記バルブプレート12は、
第3図乃至第5図に示すように、ボアの中心線lを通り
クランク軸5・の軸線と平行な直線Y−Yを基準線とし
て両側がシリンダヘッド15方向にaだけ反った円筒片
状(半径R)に形成されている。
このように構成された密閉型圧縮機において、シリンダ
ブロック9とシリンダヘッド15の間にはその両側がシ
リンダへラド15側に反った円筒片状のパルププレート
12が介在されているため、シリンダブロック9の開口
端面10に加わるボルト16の締付力、特に、ピストン
18の負荷側となる周面方向(第7図中x−x方向)に
おいてシリンダブロック9の開口端面10に加わる締付
力を緩和することができる。これにより、ボア8の内径
に生ずる歪みを低減できる。のみならず、第8図乃至第
10図中破線で示すように、歪みそのものの形態を、ク
ランク軸5の軸線と垂直方向(第7図乃至第10図中x
−X方向)で脹らみ、かつ、クランク軸5の軸線と平行
方向(第7図乃至第10図中Y−Y方向)で縮んだ楕円
状とすることができ、ボア8のピストン18外周面から
受ける面圧が大きい部分(第7図乃至第10図中X−X
方向に位置する部分)でのピストン18とボア8のサイ
ドクリアランスを充分確保して、耐摩耗性を向上するこ
とができる。以上のことは、ボア8内径の歪みを実測し
た実験結果からも確認された。尚、第8図乃至第10図
は、ボアの歪みを第6図に示すA、B、Cの3箇所で見
た場合であり、第8図がトップ部(A部)、第9図が中
央部(B部)、第10図がスカート部(6部)である。
更に、上記サイドクリアランスを、ピストン18とボア
8の摺動面に供給されるオイルのオイルポケットとして
機能させることができるため、ピストン18の面圧が大
きくかかるボア8摺動面の潤滑特性を向上し、摺動面の
偏摩耗や油膜切れを一層低減できる。これにより、シリ
ンダブロック9のボア8外周部における肉厚を減らし剛
性をある程度犠牲にして該ブロックをできるだけ小さく
形成しても、ボア8内径の歪みが摺動面の耐摩耗性に悪
影響を与えるのを防ぐことができ、摺動面の耐摩耗性の
向上と圧縮機の小型軽量化の双方を促進させることがで
きる。
また、第11図は他の実施例を示し、シリンダブロック
20の開口端面に、吸入弁板21、バルブプレート22
、吐出弁板23、ガスケット24、及びシリンダヘッド
25をポル゛ト26によって締付固定すると共に、パル
ププレート22と吐出弁板23の間に、両側がシリンダ
ヘッド25方向に反りだ円筒片状の板体27を介在させ
たものであり、これも上記した第3図の実施例と同様の
作用効果を奏する。
(ト)発明の効果 以上のように本発明は、シリンダブロックとシリンダヘ
ッドの間に、ボアの中心線を通りクランク軸の軸線と平
行な直線を基準線として両側がシリンダヘッド方向に反
りた板を介在させたので、前記板の反りで、シリンダブ
ロックの開口端面に加わるボルトの締付力を単に緩和す
るだけでなく、歪みそのものの形態をクランク軸の軸線
と垂直な方向で脹らみ、かつ、クランク軸の軸線方向で
縮んだ形にすることができ、ボアのピストンから受ける
面圧が大きい部分でのサイドクリアランスを充分確保し
て耐摩耗性を向上でき、しかも、上記サイドクリアラン
スが摺動面に供給されるオイルのオイルポケットとなる
ため、摺動面の偏摩耗や油膜切れを確実に低減できる。
これより、シリンダブロックのボア外周部における肉厚
を減らし該ブロックをできるだけ小さく形成しても、ボ
ア内径の歪みが摺動面の耐摩耗性に悪影響を及ぼすこと
はなくなり、摺動面の耐摩耗性の向上と圧縮機の小型軽
量化の双方を促進できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第10図は本発明の一実施例を示し、第1図
は密閉型圧縮機の縦断面図、第2図は同じく密閉型圧縮
機の横断面図、第3図は圧縮装置の分解平面図、第4図
はパルププレートの平面図、第5図は同じくバルブプレ
ートの斜視図、第6図はシリンダブロックの平面図、第
7図は同じくシリングブロックの正面図、第8図乃至第
10図はボアの歪みの形態を示す説明図、第11図は他
の実施例を示す圧縮装置の分解平面図、第12図乃至第
15図は従来例を示し、第12図は圧縮装置の分解平面
図、第13図乃至第15図はボアの歪みの形態を示す説
明図である。 5・・・クランク軸、 8・・・ボア、 9・・・シリ
ンダブロック、 10・・・開口端面、 11・・・吸
入弁板、12・・・パルププレート、  13・・・吐
出弁板、15・・・シリンダヘッド、  16・・・ボ
ルト、  18・・・ピストン。 出頒人 三洋電機株式会社 代理人 弁理上 西野卓嗣 外1名 第1図 コ 第4  ill 第21!1 第5図 第3図 $13vA   第14図  第15図第8図  第9
図  第101( Y              Y         
     Y第11図 第12図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ボアを有するシリンダブロックの開口端面に、吸
    入弁板、吐出弁板、及びシリンダヘッドをボルトで締付
    固定してなり、前記シリンダブロックのボア内で、クラ
    ンク軸に連結されたピストンを往復動させているものに
    おいて、前記シリンダブロックとシリンダヘッドの間に
    、ボアの中心線を通りクランク軸の軸線と平行な直線を
    基準線として両側がシリンダヘッド方向に反った板を介
    在させたことを特徴とする密閉型圧縮機。
JP6476087A 1987-03-19 1987-03-19 密閉型圧縮機 Pending JPS63230975A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6476087A JPS63230975A (ja) 1987-03-19 1987-03-19 密閉型圧縮機

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JP6476087A JPS63230975A (ja) 1987-03-19 1987-03-19 密閉型圧縮機

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Publication Number Publication Date
JPS63230975A true JPS63230975A (ja) 1988-09-27

Family

ID=13267455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6476087A Pending JPS63230975A (ja) 1987-03-19 1987-03-19 密閉型圧縮機

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JP (1) JPS63230975A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9074591B2 (en) 2010-10-14 2015-07-07 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Compressor cylinder block and cylinder head distortion prevention
WO2017084133A1 (zh) * 2015-11-21 2017-05-26 浙江鸿友压缩机制造有限公司 一种空气压缩机气缸盖及阀座板的紧固连接结构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9074591B2 (en) 2010-10-14 2015-07-07 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Compressor cylinder block and cylinder head distortion prevention
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