JPH03255279A - 圧縮機のリード弁装置 - Google Patents

圧縮機のリード弁装置

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JPH03255279A
JPH03255279A JP4928890A JP4928890A JPH03255279A JP H03255279 A JPH03255279 A JP H03255279A JP 4928890 A JP4928890 A JP 4928890A JP 4928890 A JP4928890 A JP 4928890A JP H03255279 A JPH03255279 A JP H03255279A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
plate
reed valve
compressor
reed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4928890A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Munakata
明広 棟方
Kazuro Takano
和朗 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、流体を圧縮する圧縮機の小形化に関する。
〔従来の技術〕
圧縮機においては、部品点数が少なく構造を簡単化でき
るという利点から、実開昭59−174378号の第6
図に示されたようなリード状の吐出弁が広く使用されて
いる。
リード状の弁装置は第5図に示すように、り一ド弁板1
.弁おさえ2.ポート3を開孔されたプレート5及びリ
ード弁板1及び弁おさえ2をプレート5に一体的に締付
固定するボルト等の締付手段6により構成されている。
弁おさえはリード弁板をプレートにおさえつける平坦部
(図中Ω1)と開弁の際、リード弁板のリフトを規制す
るR部から成り、リフトhは圧縮機の性能を低下させな
いだけの量を確保させている。
弁おさえのR量はリフトhと弁スパンLLによって決ま
るが、R量とリード弁板の開弁応力は、反比例関係にあ
り、Rが大きい程応力は低下する。
従って弁設計の際には、応力が疲労限を超えないような
RひいてはLX を確保する必要がある。
一方、弁設計の際はもう一つの条件がある。
すなわち、開弁部に締付による面圧が生じフレッティン
グが発生するのを防止するために、平坦部Qlの長さを
面圧発生部長さQz(ボルト等の頭部と弁おさえとの接
触面外周から一般的に45゜で拡がる。)よりも大きく
する必要がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術においては、リード弁装置設計の際に、開
弁応力に関係するL1寸法、ボルト等の締付手段による
面圧発生範囲に関係するQ1寸法を確保しようとすると
、弁装置全長L2が大きくなり、圧縮機小形化の際の障
害になるという問題があった。
本発明の目的は、リード弁設計の際の前提条件である開
弁応力に関するL1寸法、面圧に関するQ1寸法を満足
させながら弁装置の全長L2を短縮し、圧縮機の小形化
を達成する事にある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、プレートのリード弁接触面に逃げ溝を設け
、弁おさえの平坦部と曲面部(開弁部)の接点がリード
弁板を介して前記逃げ溝の対向位置となるように設定す
る事により達成される。
〔作用〕
プレートに逃げ溝があるために、開弁部すなわち開弁応
力発生部には、締付による面圧が発生しない。このため
、従来は締付手段と弁おさえとの接触面外周から45′
の範囲外の長さまでとらなければならなかった平坦部長
さを短縮でき、弁装置の小形化を図れる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図、第2図により説明す
る。弁装置はリード弁板1及び弁おさえ2、ポート3を
開孔され同時にリード弁板1接触面に逃げ溝4を設けた
プレート5.リード弁板1及び弁おさえ2をプレート5
に一体的に締付固定するボルト6により構成される。こ
こで、弁おさえ2の平坦部と曲面部の接点は、弁板1を
介して逃げ溝4の対向位置に設ける9次に弁装置の動作
について述べる。
リード弁板1は、ボルト6で弁おさえ2と一体的にプレ
ート5に固定されておりピストン7が往復動することで
シリンダボア8と高圧室9との間に生じた圧力差により
、プレート5に設けられたポート3を開閉し、弁おさえ
2によりリフト量りを規制される。
ボルト6締付による面圧はボルト6頭部と弁おさえ2と
の接触面の外局から45°の範囲に拡がろうとするが、
プレート5に逃げ溝4があるためリード弁板1部での面
圧発生長さはAx’ となり、従来例(第5図)のnz
に比べて短くなる。これに伴い弁おさえの平坦部必要長
さIll も従来例の21に対し短くなる。
この結果、開弁応力の大きさに影響する弁スパンLiは
変えずに、fixはQ工/ まで短縮され、弁装置全長
もL工からLx’ に短縮する事ができ、圧縮機の小形
化を図る事ができる。
第3図は、リード弁板1及び弁おさえ2の締付手段とし
て、リベット6′を用いたものであるが、本実施例にお
いてもプレート5に逃げ溝4を設ける事により第1図と
同様の効果を得る事ができる。
第4図は、弁おさえ2′が高・低空間の漏れを遮断する
パツキンと同一部材で成形され、リード弁板1と弁おさ
え2′を、高圧室9と低圧室1゜を仕切る高・低圧仕切
壁11で一体的に固定したものであるが、本実施例にお
いても第1図、第3図の実施例と同様の効果を得る事が
できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、プレートのリード弁板接触面に逃げ溝
を設け、弁おさえの平坦部と曲面部の接点をリード弁板
を介して前記逃げ溝の対向位置となるように設定したた
め、弁おさえ及びリード弁固定による面圧の発生範囲を
狭くできる。この結果、開弁応力に関する弁スパン、面
圧に関する平坦部長さを満足させながら弁装置の全長を
短縮する事ができ、圧縮機の小形化を図る事ができると
いう効果がある。また逃げ溝はプレートのポート打ち抜
き時のプレスにより同時成形してコストアツブをおさえ
る事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す弁装置断面図、第2図は
第1図を上方から見た平面図、第3図。 第4図はは本発明の他の実施例を示す断面図、第5図は
従来例を示す断面図である。 1・・・リード弁板、2,2′・・・弁おさえ、3・・
・ポート、4・・・逃げ溝、5・・・プレート、6,6
′・・・締付手段、7・・・ピストン、8・・・シリン
ダボア、9・・・高第2 因

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポートを開孔されたプレートとリード弁板と該リー
    ド弁板のリフトを規制する弁おさえとボルトによる締付
    手段で構成され、前記ボルトにより前記リード弁板及び
    弁おさえを前記プレートに一体的に締付固定する弁装置
    において、前記プレートの前記リード弁板との接触面に
    逃け溝を設け、前記弁おさえの平坦部と曲面部の接点が
    前記リード弁板を介して前記逃げ溝の対向位置となるよ
    うに設定した事を特徴とする圧縮機のリード弁装置。 2、請求項第1項記載の弁装置において、締付手段はリ
    ベットである事を特徴とする圧縮機のリード弁装置。 3、請求項第1項記載の弁装置において、締付手段とし
    て圧縮機のハウジングの一部を利用した事を特徴とする
    圧縮機のリード弁装置。
JP4928890A 1990-03-02 1990-03-02 圧縮機のリード弁装置 Pending JPH03255279A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002364545A (ja) * 2001-06-05 2002-12-18 Zexel Valeo Climate Control Corp 往復式冷媒圧縮機
JP2016075222A (ja) * 2014-10-07 2016-05-12 株式会社日立産機システム 往復動圧縮機
JP2019015242A (ja) * 2017-07-07 2019-01-31 ダイキン工業株式会社 圧縮機

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