JPS63230844A - オ−トバイ等のリム用アルミニウム合金 - Google Patents
オ−トバイ等のリム用アルミニウム合金Info
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- JPS63230844A JPS63230844A JP6692887A JP6692887A JPS63230844A JP S63230844 A JPS63230844 A JP S63230844A JP 6692887 A JP6692887 A JP 6692887A JP 6692887 A JP6692887 A JP 6692887A JP S63230844 A JPS63230844 A JP S63230844A
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Landscapes
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、オートバイ、自動車、自転車等のリム用の
アルミニウム合金、特にAQ−Mg−8i系合金のオー
トバイリム用としての改良に関する。
アルミニウム合金、特にAQ−Mg−8i系合金のオー
トバイリム用としての改良に関する。
従来の技術
オートバイ等のリム用アルミニウム合金としては、AQ
−Mg系1.l!−Mg−8l系、AQ−Zn−Mg系
等が知られているが、なかでもフラッシュバット溶接を
必要とするようなものである場合は、該溶接性に比較的
優れた1−Mg−3i系の特にA6063合金が一般的
に多く用いられている。
−Mg系1.l!−Mg−8l系、AQ−Zn−Mg系
等が知られているが、なかでもフラッシュバット溶接を
必要とするようなものである場合は、該溶接性に比較的
優れた1−Mg−3i系の特にA6063合金が一般的
に多く用いられている。
発明が解決しようとする問題点
ところが、A6063合金を用いた場合、すム径が小さ
くなるにつれて加工硬化による靭性の低下が問題となり
、スポーク孔等の張出し加工を行うと張出し部に割れが
発生し易いという問題があった。この傾向は、リムの断
面形状が山形の複雑なものになるほど著しく、小径のア
ルミニウム製リムの生産に重大な支障を与えていた。
くなるにつれて加工硬化による靭性の低下が問題となり
、スポーク孔等の張出し加工を行うと張出し部に割れが
発生し易いという問題があった。この傾向は、リムの断
面形状が山形の複雑なものになるほど著しく、小径のア
ルミニウム製リムの生産に重大な支障を与えていた。
この発明は、上記の問題点に鑑み、A6063合金を改
善して張出し加工性を向上したオートバイ等リム用アル
ミニウム合金を提供しようとするものである。
善して張出し加工性を向上したオートバイ等リム用アル
ミニウム合金を提供しようとするものである。
問題点を解決するための手段
この発明は上記の改善手段として、端的にはA6063
合金をベースに、これにCu及びC「を添加することよ
って靭性を向上し、あるいは更にMnおよび(または)
Zrを添加して組織の安定化をはかったものである。
合金をベースに、これにCu及びC「を添加することよ
って靭性を向上し、あるいは更にMnおよび(または)
Zrを添加して組織の安定化をはかったものである。
而してこの発明は、Mg:0.45〜0.9%、Si
:Q、 20〜0. 6%、Cu:0.1〜1.
0%、Cr : 0. 1〜0.4%を含有し、あるい
は更にMnおよびZ「の1種または2種を0.05〜0
.6%を含有し、かつ不純物としてのFeの含有量が0
,35%以下に規制され、残部がアルミニウム及び不可
避不純物からなるオートバイ等のリム用アルミニウム合
金を要旨とするものである。
:Q、 20〜0. 6%、Cu:0.1〜1.
0%、Cr : 0. 1〜0.4%を含有し、あるい
は更にMnおよびZ「の1種または2種を0.05〜0
.6%を含有し、かつ不純物としてのFeの含有量が0
,35%以下に規制され、残部がアルミニウム及び不可
避不純物からなるオートバイ等のリム用アルミニウム合
金を要旨とするものである。
この発明によるオートバイ等のリム用アルミニウム合金
の含有成分とその成分割合について説明すると次のとお
りである。
の含有成分とその成分割合について説明すると次のとお
りである。
Mg及びsiは、共存してMg2Siを生成し、合金の
強度を向上してA6063合金と同等以上の強度を得る
のに必須の成分である。Mgの含有量が0.45%未満
、Slの含有量が0.20%未満では、いずれの場合も
強度が不十分であり、またMg:0.9%、Si:0゜
6%をこえて含有するといずれの場合も合金の延性が低
下し、押出性、加工性はもとより、張出し加工性が悪く
なる。
強度を向上してA6063合金と同等以上の強度を得る
のに必須の成分である。Mgの含有量が0.45%未満
、Slの含有量が0.20%未満では、いずれの場合も
強度が不十分であり、またMg:0.9%、Si:0゜
6%をこえて含有するといずれの場合も合金の延性が低
下し、押出性、加工性はもとより、張出し加工性が悪く
なる。
Cuは、Mg251の析出物を微細にし、粒界割れを防
止し、延性を向上する。その含有量が0.1%未満では
上記効果に乏しく、1.0%をこえると靭性の劣化を招
き、溶接性も悪くなると共に、防食性、焼入れ性も低下
してくるため好ましくない。
止し、延性を向上する。その含有量が0.1%未満では
上記効果に乏しく、1.0%をこえると靭性の劣化を招
き、溶接性も悪くなると共に、防食性、焼入れ性も低下
してくるため好ましくない。
Crは、組織を微細化し、延性を向上するのに有効なも
のであり、含有量が061%未満ではその効果が少なく
、0.4%をこえて含有しても上記効果が飽和して意味
がないのみならず、かえって粗大化合物を生成して性能
劣化を招く。
のであり、含有量が061%未満ではその効果が少なく
、0.4%をこえて含有しても上記効果が飽和して意味
がないのみならず、かえって粗大化合物を生成して性能
劣化を招く。
Mn及びZrは、Crと同じように組織の安定化のため
に有効な元素であり、それらの1種または2種の合計の
含有量が0.05%未満では上記効果がなく、0.6%
をこえて含有しても効果が飽和し、逆に粗大化合物を発
生する。
に有効な元素であり、それらの1種または2種の合計の
含有量が0.05%未満では上記効果がなく、0.6%
をこえて含有しても効果が飽和し、逆に粗大化合物を発
生する。
FBは、不純物として含有されるものであるが、その含
有量が0.35%をこえて含有されれると、Aρ−Fe
系の粗大化合物が発生し延性が低下する。従って、不純
物としてのFeの含有量は0.35%以下に規制され、
望ましくは0.25%以下に規制される。
有量が0.35%をこえて含有されれると、Aρ−Fe
系の粗大化合物が発生し延性が低下する。従って、不純
物としてのFeの含有量は0.35%以下に規制され、
望ましくは0.25%以下に規制される。
なお、znを0.05〜0.5%を含有させることによ
っても強度の向上をはかることができるので、必要に応
じて上記範囲で含有させてるよい。
っても強度の向上をはかることができるので、必要に応
じて上記範囲で含有させてるよい。
この発明によるリム用アルミニウム合金の製造は、常法
に従ってビレットに鋳造し、480〜580℃で2〜1
5時間の均質化処理後、押出し加工するが、特に押出し
直後に急冷(水冷)することでプレス焼入れし、強度の
向上をはかることが必要である。焼入れ後のT4状態の
押出材は、次にこれをリム形状に成形し、所要の張出し
加工を行ったのち、160〜200℃で3〜12時間の
人工時効処理を行い、機械的強度を向上せしめるものと
する。
に従ってビレットに鋳造し、480〜580℃で2〜1
5時間の均質化処理後、押出し加工するが、特に押出し
直後に急冷(水冷)することでプレス焼入れし、強度の
向上をはかることが必要である。焼入れ後のT4状態の
押出材は、次にこれをリム形状に成形し、所要の張出し
加工を行ったのち、160〜200℃で3〜12時間の
人工時効処理を行い、機械的強度を向上せしめるものと
する。
発明の効果
この発明に係るアルミニウム合金は、後掲の実施例から
も明らかなように、従来のA6063合金ではスポーク
孔の張出し加工時の割れの発生のために製造が困難であ
ったような小内径のオートバイリムについても、張り出
し加工性の向上によりその製造を可能なものとし、かつ
強度も優れたものとなし得て、小径リムのアルミニウム
合金化を支障なく可能なものとする効果を奏する。
も明らかなように、従来のA6063合金ではスポーク
孔の張出し加工時の割れの発生のために製造が困難であ
ったような小内径のオートバイリムについても、張り出
し加工性の向上によりその製造を可能なものとし、かつ
強度も優れたものとなし得て、小径リムのアルミニウム
合金化を支障なく可能なものとする効果を奏する。
実施例
第1表
第1表に示す組織のアルミニウム合金ビレ・ノド(直径
200m11、長さ500m)を通常の方法で溶製し、
該ビレットを550℃で5時間均質化処理したのち、ビ
レット予熱温度500℃、押出速度30mm1secの
条件で厚さ5ms巾90mtgの平板状の中実押出材に
押出し、この押出直後に水冷によるプレス焼入れを施し
た。
200m11、長さ500m)を通常の方法で溶製し、
該ビレットを550℃で5時間均質化処理したのち、ビ
レット予熱温度500℃、押出速度30mm1secの
条件で厚さ5ms巾90mtgの平板状の中実押出材に
押出し、この押出直後に水冷によるプレス焼入れを施し
た。
そして、このプレス焼入れ後の押出材をもって、内径3
50履の環状のリムの形状に成形し、次いでその幅方向
の中央部にポンチ径10mの球頭ポンチを用いて張出し
高さ5#111の張出し加工を実施した。そして、その
加工部の割れの発生の釘無を調べると共に、この各試料
を185℃で5時間の人工時効処理を施したのちそれら
の機械的性質を調べた。その結果を第2表に示す。
50履の環状のリムの形状に成形し、次いでその幅方向
の中央部にポンチ径10mの球頭ポンチを用いて張出し
高さ5#111の張出し加工を実施した。そして、その
加工部の割れの発生の釘無を調べると共に、この各試料
を185℃で5時間の人工時効処理を施したのちそれら
の機械的性質を調べた。その結果を第2表に示す。
第2表
上記第2表の結果から判るように、本発明のアルミニウ
ム合金は、従来のA6063合金に較べ、張出し加工性
に優れており、得られるリムの機械的性質にも優れたも
のである。
ム合金は、従来のA6063合金に較べ、張出し加工性
に優れており、得られるリムの機械的性質にも優れたも
のである。
以上
Claims (2)
- (1)Mg:0.45〜0.9% Si:0.20〜0.6% Cu:0.1〜1.0% Cr:0.1〜0.4% を含み、不純物として Fe≦0.35% に規制され、残部がアルミニウム及び不可避不純物から
なるオートバイ等のリム用アルミニウム合金。 - (2)Mg:0.45〜0.9% Si:0.20〜0.6% Cu:0.1〜1.0% Cr:0.1〜0.4% MnおよびZrの1種または2種 :0.05〜0.6% を含み、不純物として Fe≦0.35% に規制され、残部がアルミニウム及び不可避不純物から
なるオートバイ等のリム用アルミニウム合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6692887A JPS63230844A (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | オ−トバイ等のリム用アルミニウム合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6692887A JPS63230844A (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | オ−トバイ等のリム用アルミニウム合金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63230844A true JPS63230844A (ja) | 1988-09-27 |
Family
ID=13330133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6692887A Pending JPS63230844A (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | オ−トバイ等のリム用アルミニウム合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63230844A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01283337A (ja) * | 1987-12-26 | 1989-11-14 | Kobe Steel Ltd | 押出鍛造用Al−Mg−Si系合金 |
JPH04247842A (ja) * | 1991-01-25 | 1992-09-03 | Sky Alum Co Ltd | 自動車ホイールリム用のロール成形加工用アルミニウム合金圧延板の製造方法 |
JPH06346175A (ja) * | 1993-06-10 | 1994-12-20 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 自転車用リム材 |
KR20020015230A (ko) * | 2000-08-21 | 2002-02-27 | 안 태 환 | 자전거용 알루미늄 합금 림의 제조방법 |
WO2004031424A1 (ja) * | 2002-10-01 | 2004-04-15 | Asahi Tec Corporation | 鋳造鍛造用アルミニウム合金、アルミニウム鋳造鍛造品及び製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58224141A (ja) * | 1982-06-21 | 1983-12-26 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 成形用アルミニウム合金冷延板の製造方法 |
JPS59126761A (ja) * | 1983-01-10 | 1984-07-21 | Kobe Steel Ltd | 成形加工性に優れた熱処理型アルミニウム合金の製造法 |
-
1987
- 1987-03-20 JP JP6692887A patent/JPS63230844A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPWO2004031424A1 (ja) * | 2002-10-01 | 2006-02-02 | 旭テック株式会社 | 鋳造鍛造用アルミニウム合金、アルミニウム鋳造鍛造品及び製造方法 |
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