JPS63230833A - よう化物分解法による純金属製造装置 - Google Patents

よう化物分解法による純金属製造装置

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JPS63230833A
JPS63230833A JP6369287A JP6369287A JPS63230833A JP S63230833 A JPS63230833 A JP S63230833A JP 6369287 A JP6369287 A JP 6369287A JP 6369287 A JP6369287 A JP 6369287A JP S63230833 A JPS63230833 A JP S63230833A
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JP
Japan
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reaction vessel
iodine
base
iodide
decomposition method
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Pending
Application number
JP6369287A
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English (en)
Inventor
Mutsuo Kazuyasu
一安 六夫
Kazuhiro Akaike
一宏 赤池
Akira Kikuchi
亮 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
Mitsubishi Kakoki Kaisha Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、よう化物分解法による純金属Sl造装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
高純度C「の用途は半導体LSI製造時のマスキング材
、磁気記録媒体用薄膜材等として広く使用されており、
生成薄層の密着性、靭性などのため、とくに非金属元素
の含有量の少ない高純度品である3N、4N級のものが
要求される。
これの成膜用に用いられるクロムの製法は、電解法、水
素還元法、よう化物分解法などがあるが、非金属元素の
少ないものが得られるようよう化物分解法がもっとも適
している。
よう化物分解法としては古< Van Arkelの発
明になるものが、根幹となっており、以来各種の改良が
報告されている1例えば、Carlson等の1ili
l (J、 Electro 806.  V、108
No、I  P、88)などいろいろのものが知られて
いる。
これらの発明装置の多くは、ポット式反応器であり、上
蓋に熱分解析出面が取り付けられており、反応器上縁お
よび蓋は水冷されており、反応器上端部には熱シールド
板が取り付けられている。
蓋には内部観察孔、〃ス排気孔、よう索導入孔などが接
続される構造となっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし従来の装置は、上部が加熱炉以外に位置し、不可
避的に上縁部は温度が低下する。このため、よう素化反
応温度で生成したCrIzの蒸気が低温域に付着する。
低温部ではCr I 3が生成してこれが凝固する。低
温部には粗クロム中のSi 、AIなどのよう化物も析
出する等の欠点を有していた。
したがって、高温反応部のよう化クロムの濃度が低下し
、反応速度が低下するのみならず、反応終了時に装置を
解放するに当たっては、上記凝固付着物を取り除く必要
があった。
すなわち、よう化物は吸湿性で水和物を作り易く、次回
の純クロム製造時に酸化などの悪影響をおよぼす、これ
を防止するためには、よう化反応の■1始前の脱ガス時
間を大幅に長くし完全除去することが必要である。また
付着よう素は大部分滅失となりよう素歩留まりも低い。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、これらの不都合を解決するため、あらた
に純クロム製造装置を検討し本発明に至った。
すなわち、本発明は、突出部を有する基盤、該基盤の前
記突出部を自身の開放端側内周内に収容するごとく外嵌
され該基盤と気密状かつ着脱可能に結合され内面に原料
金属を収容する反応容器、前記突出部およびその突出方
向の空間を前記反応容器を介して包囲するごとく着脱可
能に設けられ前記反応容器を外方から加熱する外部加熱
マントル炉ならびに前記基盤に設けられた貫通孔を経て
前記反応容器の内部に連通するよう素を供給または排出
するよう索給徘系からなることを特徴とするよう化物分
解法による純金属91造装置である。
〔作 用〕
本発明の装置は、カップ状反応容器の開放端側から内側
へ基盤の突出部を嵌入させ、この表入部およびその前方
を反応容器を介して包含するごとく加熱炉を設け、かつ
よう素の給徘は、この基盤に設けた貫通孔を介して行な
うので、反応容器お上り基盤でとワがこまれる反応室は
、低温部分が生じない、このため、前述の低温部に起因
する種々の不都合が解決される。
〔実施例〕
次に、実施例の図面に基づいて、本発明を説明する0図
は本発明の実施例のシステム図である。
基盤11は、上方に反応容器1の内部に嵌入される突出
部11aを有し、その頂上部には断熱板11bを有する
。該突出部11aはその中心およびこの中心部を取り囲
むごとく貫通孔を有し、この孔には端子棒11c 、1
1dが貫通して設けられ、中心の端子棒lieはマスト
状に上方に伸び、その頂上に放射状の腕lieを有し、
この腕lieと周囲の端子棒lidとの闇にフィラメン
ト4が着脱自在にかつ良導電状として張架されている。
jI子枠棒11clidはそれぞれ加熱電源12に接続
されている。
突出部11aには、バルブ7を経てよう素の給排系に保
温配管を介して連結される貫通孔11gが設けられでい
る。
突出部11aを自身の開放端側内周内に収容するごとく
嵌着し、基盤lieとクランプ6により気密状に結合さ
れた反応容器1は、前述の突出WSl1mの上面以上の
内周壁面に、原料金属を収容したパケット2が取り付け
られている。
昇降可能に設けられた外部加熱マントル炉3は、下降し
てセットされたとき、その開放状下端部3′が、反応容
器1を介して突出部11&を包囲するごとく下方に延び
ている。
前記貫通孔figは、保温配管によりパルプ13、液体
窒素トラップ9を経て主排気系14へ接続され、また、
保温配管によりよう素タンク8.8′を経て補助排気系
15に接続されている。またよう素タンク8.8′は主
排気系14に接続されることもできる。
また、保管台10は補助排気系15に接続されており、
反応容器1を載置し、その内部を真空排気可能にしてい
る。
次に、本実施例の装置の運転をクロムの製造の例により
説明する。
図の状態にセットした後、いずれが一方または両排気系
により全系を10−4醜醜H[+に排気するとともに、
外部加熱マントル炉3により反応容器内を600〜95
0℃に加熱する。またよう素タンク8.8′を80〜9
0℃に加熱してタンクの吸着〃スを脱気しておく。
よう索タンク8.8′ をドライアイス・エタノール冷
媒で一70℃以下に冷却し、原料よう素を装入する0次
に、よう素タンク8.8′を60〜90℃に加熱し、反
応容器1によう素を導入してパルプ7を閉じ、MO!1
フイフメント4を通電によQ 1200−1400’C
1:加熱する。
導入よう素は、クロム原料と反応して、CrI2を生成
する。
Cr + I z →CrI z これは、800℃で数m@HHの蒸気圧をもち、これは
通電加熱されたフィラメント上にてCrI x →Cr
 +I t のごとく、CrとI2に分解し、よう素I2はふたたび
粗クロムと反応して、 よう化クロムCrIzを生成す
る。
本発明の装置では、反応容器1内邪に低温域がないため
CrI=の壁面凝固や 450℃以下でのCrI 、の
生成凝結もな(、I2は効率よ<CrIzの生成に別層
することができる。
反応終了時は、補助排気系15を通して吸引し、−70
℃以下に冷却したよう素タンク8.8′を通して、残存
よう素、および各種よう化物を該タンク8.8′に回収
しながら、全糸を真空に引<、10−’−m Hg以下
に到達したのち、主排気系14に切り換えて、液体窒素
トラップ9を通して、全系を10−’ wm Hg以下
に排気し、よう素およびよう化物の完全な回収を図る。
冷却後、反応容n1を解放し釣りあげて、保管台lOに
設置し、補助排気系15にて、10”mmHg以下に吸
引しつつ保管する。
真空吸引保管はパケット内のクロムの酸化防止および残
存微量のよう化物のryi湿防止を目的とする。
前述のように、吸湿を起こすと、次回使用時の前述のト
ラブルの原因となる。すなわち、出発までに7〜8時間
以上の真空吸引を必要とする。また、水分が残存しでい
ると、粗クロム、精製クロムを酸化させる。
一方、フィラメント4から、析出純クロムを収集する。
以上述べた実施例の装置はよう素タンクを複数(2個)
としたので、反応終了時の回a〃ス中の不純よう化物、
たとえばFeI= 、NiI2、A I I 3、その
他の物質が、よう素、よう化クロムと混じているため、
それぞれ回収温度を変えてこれらを先行的に取り去り、
純よう素のみを回収することがで終る。
またさらに、加熱冷却を交互に行なうため、回収と揮発
を別々のタンクで行なうにも都合がよいl!F通、図に
示すように2個のよう素タンクを併置するのが便利であ
る。
(精製実施H1) 図の反応装置により第1表に示す原料クロムをよう化反
応温度850℃にて、Mo+!1フィラメント温度約1
350℃としで、クロム精製を行ない、第1表の精製ク
ロムを得た。これから、本よう案分解法によれば、C1
S、0、Nは特に微少になることがわかる。
(精′IA実施例 2) 図の反応装置により第2表に示す原料チタンを300℃
にてよう化反応を行なわせて、M。
製通電フィラメントを1400℃に保持して、7時間の
反応を行なわせ、チタンの精製を行なったー 第2表に原料および精製Tiの純度を示す。
以上、本発明をC「お上りTiの精製について述べたが
、本発明の装置により精製可能な主な金属およびその適
当な温度条件の例を第3表に示す。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明の装置は、加熱炉が基盤の突
出部を包囲するごとく設けられているため、反応!i?
器内に低温部がなく、低温部に生ずる Cr1t蒸気の
凝結、Crysの生成、5iSA1等のよう化物の析出
がな(、これらの除去、吸湿等の問題が解決されている
。これにより、高純度の金属を安定して高能率で生産す
ることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
図は、よう化物分解法による金属精製装置の断面図であ
る。 1 :反応容器、 2 :パケット、   3 :外部
加熱マントル炉、   4 :フィラメント、8.8′
 :よう素タンク、   11 :基盤、11a :突
出部、   11g 二貫通孔、13 :パルプ、  
  14 :主排気系、15 :補助排気系

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)突出部を有する基盤、該基盤の前記突出部を自身
    の開放端側内周面に収容するごとく嵌着し、該基盤と気
    密状かつ着脱可能に結合され内周面に原料金属を収容す
    る反応容器、前記突出部およびその突出前方の空間を前
    記反応容器を介して包囲するごとく着脱可能に設けられ
    前記反応容器を外方から加熱する外部加熱マントル炉な
    らびに前記基盤に設けられた貫通孔を経て前記反応容器
    の内部に連通するよう素を供給または排出するよう素給
    排系からなることを特徴とするよう化物分解法による純
    金属製造装置。
  2. (2)基盤の突出部前方に通電加熱による析出域を有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のよう化
    物分解法による純金属製造装置。
  3. (3)よう素給排系は反応容器を気密状に取り付け該反
    応容器内を真空排気する保管台を有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項または第2項記載のよう化物分
    解法による純金属製造装置。
JP6369287A 1987-03-20 1987-03-20 よう化物分解法による純金属製造装置 Pending JPS63230833A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103221559A (zh) * 2010-11-22 2013-07-24 日立金属株式会社 金属钛制造装置和金属钛的制造方法

Cited By (3)

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CN103221559B (zh) * 2010-11-22 2015-04-15 日立金属株式会社 金属钛制造装置和金属钛的制造方法
US9435007B2 (en) 2010-11-22 2016-09-06 Hitachi Metals, Ltd. Titanium metal production apparatus and production method for titanium metal

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